- 445 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 21:45:27 ID:GeKV8VTA0
- ('、`*川「おら!今から答案用紙返却するかんな〜!名前呼ばれたらさっさと取りにこーい!」
テストの全成績の結果が今日発表されることになる
('(゚∀゚∩「なおるよ!」
lw´- _-ノv「こめー」
( ゚∀゚ )「さいたま〜」
クラスの連中はそれぞれに緊張した面持ちを見せている
それもそうだ……なぜなら赤点を取ってしまったら夏休みの間も補習で毎日学校まで通わないといけないのだから
('A`)「…………」
かくいう俺もそんな中の1人だった
最大限の努力はしたが、まだ完全には赤点を回避出来たという保証はない
- 446 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 21:46:54 ID:GeKV8VTA0
- ('A`)「さて、どうなるか?」
俺のテストの成績は……
1、ランキング10位以内
2、いつも通り
3、赤点
4、自由安価
安価>>447
- 447 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 21:49:32 ID:oRpCzDnM0
- 4 37位
- 448 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 21:59:20 ID:GeKV8VTA0
- ('、`*川「次は……ドクオ!さっさ取りにこーい」
('A`)(……きた!)
俺は担任のやる気ない声に呼び出され、教卓の前へとテストの成績を取りに行った
('、`*川「今回はよく頑張ったな……次もこの調子でな?」ボソ…
('A`)「え?」
成績を手渡される直前にそんなことを俺は耳元で呟かれた
思わず目の前の成績表に目を通してみると……
('A`)「今回は……結構いいところまで点数とれたみたいだな」
……結果は37位
今回のテストは割と満足のいく結果に終わって安心した
- 449 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 22:15:29 ID:GeKV8VTA0
- そして、放課後……
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオくーん!」
(*'A`)「ひ、姫!?」
なんだろう?今日の俺は珍しくも姫に声をかけられていた
ζ(゚ー゚*ζ「今回のテストはまあまあ頑張っていたようじゃない この私が直々に褒めてあげるんだから感謝しなさい?」
(*'A`)「ひ、姫……ありがとう」
ζ(゚ー゚*ζ「なに言ってるのよ!家来の功績を正当に評価してあげるのはリーダーとして当然の義務なんだから当たり前よ」
ζ(゚ー^*ζ「……というわけで、あなたにはご褒美をあげるわ!」
(*'A`)「!!」
……ご褒美!!
もしかして、1日デートかな?それとも、脱ぎたてのパンツかな?
- 450 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 22:19:25 ID:GeKV8VTA0
- ζ(-△-*ζ「……スケベ」
(;'A`)そ
ζ(-△-*ζ「……恐らく今ドクオくんが考えているようなことは全部ハズレね」
(;'A`)「!!」
心を読まれた……だと?
ζ(゚ー゚*ζ「読心術は将来上に立つ人間にとっては身に着けておいて損はないでしょう?」
(;'A`)「…………」
姫は相変わらずのハイスペックだった……
ちなみに今回のテストも彼女は学年1位だったらしい
- 451 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 22:31:46 ID:GeKV8VTA0
- ζ(゚ー゚*ζ「私の家はね、プライベートリゾートをこの近くに所有しているの」
('A`)「え?」
姫は代々続く由緒ある名門の家と聞いていたが、やっぱりその噂に恥じぬだけのことはある
ζ(゚ー゚*ζ「だから、夏休みになったらドクオくんファミリーのみんなでうちに遊びに来なさい いいわね?」
(;'A`)「え、あ、その……」
ζ(゚ー^*ζ「じゃ、そういうことだから!ばいばーい!」
(;'A`)「あ……!」
(;'A`)「…………」
(;'A`)「行っちゃった……」
姫は用事が終わるとそのまま教室を去って行ってしまった……
- 452 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 22:39:01 ID:GeKV8VTA0
- ('A`)「う〜ん……」
行くとすれば、いつものメンバーはもちろんのこととして……クーやツンさんも決定枠だ
あとは、他に誰かを誘ってみようかな?
('A`)「さて、どうしようか?」
1、もう誰も誘わなくてもいい
2、トソンさん
3、じぃさんとトソンさん
4、自由安価
安価>>454
- 454 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 22:58:22 ID:w4WEsAsQ0
- 生徒副会長のミルナ君
- 456 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 23:15:46 ID:GeKV8VTA0
- ('A`)「生徒副会長のミルナさんを誘ってみるか」
あの人にはいつもファンクラブでお世話になっているからな
たまにはプライベートでもゆっくりと話してみたかったし……
あの人の話はいつも聞いていて面白いからな
('A`)「よし!そうと決まれば早速屋上に行ってみるとするか!」
俺は姫ファンクラブの集合場所である屋上へと足を運ぶことにした
――――――――――
―――――
――
―
( ゚д゚ ) 「……むうぉっほん!なるほど……それでこの私を誘ったというわけか」
このくしゃみの仕方が特徴的なのがミルナさん
今年、三年生の先輩だ
('A`)「そうなんです、俺個人としてもミルナさんとゆっくり話がしたいと思っていましたから」
( ゚д゚ ) 「うぉんむ、うぉんむ!よかろう……私もプリンセスの護衛が出来るならば光栄というものだからな」
(*'A`)「本当ですか?やったー!」
流石、ミルナさんだ!話が分かる!
- 457 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 23:35:22 ID:GeKV8VTA0
- ('A`)「それで前から1つ気になっていたんですけど、ミルナさん風邪ひいているんですか?なんだかずっとくしゃみしてるから……」
( ゚д゚ ) 「ああ、気にするな……別に大した問題ではない これはアレフガルド風邪といって私の祖国ではごく一般的なものなのだ」
( ゚д゚ ) 「ばふん、ぼふん!だが、健康状態に悪影響を与えるものではないから安心してくれてかまわないぞ」
('A`)「はい」
この人はいつも面白いなあ……
( ゚д゚ ) 「では日程が決まり次第、電話をかけてくるといい 私もすぐに準備にとりかかることにしよう」
(*'A`)「ありがとうございます!それじゃあ、俺はこれで失礼します!」
( ゚д゚ ) 「ああ、達者でな」
そして、俺は屋上を後にすることにした
- 458 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 23:45:25 ID:GeKV8VTA0
- ('A`)「さて、今日はこれでひとまず帰ろう!」
このあとはどうしよう?
('A`)「さて、どうしようか?」
1、いつも通り渡辺と帰る
2、珍しくツンさんと帰ってみる
3、たまにはクーと帰る
4、トソンさん帰ろうぜ!
5、自由安価
安価>>459
- 459 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 23:47:46 ID:oRpCzDnM0
- 1
- 460 名前:名も無きAAのようです :2013/10/13(日) 23:57:50 ID:GeKV8VTA0
- ('A`)「渡辺、帰ろうぜ!」
从//ー'从「あ、どっくん……」
渡辺は今日も右目に眼帯をつけている
どうやら症状は結構長引いているらしいな……
('A`)「ものもらい……まだ治らないのか?」
从//ー^从「う、うん!でも、大丈夫だよぉ!あともうちょっとで治りそうだからぁ」
('A`)「そうなのか?そりゃよかった」
从//ー 从「う、うん……よかったよぉ!」
……だけど、どうしてだろう?
そんな言葉とは裏腹に、渡辺は少しだけ悲しそうな表情をしていた
- 461 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 00:06:47 ID:qlOpJiS20
- 从//ー 从「…………」
('A`)「…………」
('A`)「そういえば、さあ……夏休みに姫が俺たちをリゾートに招待してくれるらしいぜ」
('A`)「だから、今年の夏もなんだか楽しくなりそうだと思わないか?」
从//ー 从「あはは〜、そうだねぇ……わたしも楽しみだよぉ」
('A`)「そうか」
从//ー 从「うん」
从//ー 从「…………」
('A`)「…………」
帰り道、最近は渡辺との会話も何故か弾まない
何かがおかしい……この間までの俺たちは普通に話せていたというのに
- 462 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 00:12:22 ID:qlOpJiS20
- ('A`)(このまま……家に帰ってしまってもいいのか?)
俺は考えた……
('A`)「さて、どうしようか?」
1、このまま帰る
2、いつかの約束を果たす
3、適当にその辺をぶらつく
4、自由安価
安価>>464
- 464 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 00:19:50 ID:YGWzgugA0
- 2
- 465 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 00:29:22 ID:qlOpJiS20
- ≪ ('A`)「だからパフェはまた今度な?」 ≫
≪ 从*^ー^从「うん!約束だよぉ?」 ≫
('A`)「……あ」
いつかの約束……それは
≪ ('A`)「俺がお前との約束を破ったことなんてあったか?」 ≫
≪ 从;-ー-从「…………」 ≫
≪ 从;-ー-从「う〜ん、どうだろう……?」 ≫
≪ (;'A`)「そ、そこは即答してくれよ……」 ≫
('A`)(渡辺が俺に想いを伝えてくれた日のこと……だったな)
- 467 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 00:39:37 ID:qlOpJiS20
- ≪ 从*;ー;从「わたしねぇ、どっくんのことが好きだったの……!」 ≫
≪ 从*;ー;从「ずっとずっと大昔から大好きだったの……!!」 ≫
あの日から俺と渡辺の距離は一気に近づいていったんだった
それからツンさんやクーと一緒に生活することになって俺たちの生活はいつも以上に騒がしかった
だけど、それと同時に楽しくもあったんだ
('A`)「…………」
('A`)「俺は……」
だとしたら、俺は渡辺と一緒にいることが……
从//ー'从「どっくん、さっきからぼーっとしてどうしたの?」
('A`)「渡辺」
从//ー 从「……えっ?」
俺は渡辺の手を強く握りしめた
離れないように、そして離されないように……ぎゅっと、たぐり寄せた
- 468 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 00:56:31 ID:qlOpJiS20
- ('A`)「今からパフェ食いに行こうぜ この前約束してただろ?」
从//ー 从「おぼえ、てたの……?」
('A`)「馬鹿!俺がお前との約束を忘れたことなんてないって前にも言っただろ」
从//ー 从「……あ」
('A`)「だから、さっさと行くぞ」
从//ー 从「…………」
从//ー^从「……うん!」
そして、渡辺は俺の手を強く握り返してくれた
……それが俺の問いかけに対する答えなのだと確信できた
- 469 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 01:06:40 ID:qlOpJiS20
- 从//ー^从「……どっくん!」
('A`)「ん?」
从//ー^从「えへへぇ、なんでもないよっ♪」
('A`)「…………」
('A`)「……ったく、わけわかんねえ」
真っ赤な夕焼けに照らされて2つの影法師は大きく伸びていた
その中心は2本の線で重なり合い、深く交わっている……
その繋がりはこれからもずっと途切れることはないのだろう
- 470 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 01:16:37 ID:qlOpJiS20
- (おまけ)
( ゚д゚ ) 「うおぅほん!!プリンセス・デレ!このたびはお遊戯にお誘いいただきありがとうございます!」
ζ(-△-;ζ「……は?」
( ;д; )「このミルナ!至極、光栄であります!これからも王国の繁栄のためにこの身を粉にする所存であr
ζ(^ー^*ζ「そこを退きなさい、下郎 はっきり言って目障りよ」
( ゚д゚ )
(*゚д゚ )
- 471 名前:名も無きAAのようです :2013/10/14(月) 01:18:04 ID:qlOpJiS20
- 从'ー'从 渡辺 運命共同体 表裏一体型+他者依存型+愛情独占型
ξ゚听)ξ ツン 先輩・ストーカー あがり症型+おしかけ女房型+強襲同居型
ζ(゚ー゚*ζ デレ(姫) 同級生・生徒会長 ?
川 ゚ -゚) クー 後輩・信者 神格化型+悪党殲滅先行型+他者愛型
(゚、゚トソン トソン 同級生・箱入り娘 ?
_
( ゚∀゚) ジョルジュ おっぱいマイスター 頼れる兄貴分+ガチホモ(?)+おっぱい大好き
ミ,,゚Д゚彡 フサギコ 英雄 ハーレム願望持ちのヘタレ+エロゲ脳+周りに流されやすい
('A`) ドクオ 師匠 クズ+一級フラグ建築士+安価で化ける(可能性は無限大☆)
爪゚ -゚) じぃ メイドさん 絶対の忠誠心+今作一の戦闘力+毒舌
ミセ*゚ー゚)リ ? ? ?
('、`*川 ペニサス 担任 サバサバ+姉御肌
( ゚д゚ ) ミルナ 先輩・副会長 アレフガルドの聖騎士(自称)
※〜型と表記してあるものはヤンデレキャラクターの性格です
実際の性格はひょっとしたら少し違っていたりするかもしれません
なので、参考程度でお願いします
参考ページ:ttp://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC
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