前回までのあらすじ。
同時刻
タカラの様子
図書館へ向かう途中にばったりとタカラと遭遇したハイン。
タカラの車に設置されていたテレビから現れたイリーガルデュエリスト、エクストプラズマンに襲われる二人。
一人なら脱出できたのにハインを庇ったせいでエクストプラズマンにテレビの中に引きずり込まれてしまうタカラ。
エクストプラズマンの作り出すモンスターが実体化する仮想空間でのデュエルに傷つきながらも見事勝利することができ、
謎のパーツを受け取って無事脱出した。
モララー・ハインの様子
ハインにできることはギコとモララーに連絡することだけだった。
ギコの指示通りにその場を離れようとするハイン。
だが、そこにイリーガルデュエリスト、シュールの能力によって米ドームに閉じ込められてしまう。
そこにモララーが到着、どうやって入ったのか知らないけど米ドームへ入場し、シュールにデュエルを挑む。
タッグデュエルだったのにもかかわらず、一人で圧勝するモララー。
シュールから謎のパーツを受け取った瞬間、空から米ドームの天井を突き破り、何かが落ちてきた。
つー、ヒートの様子
温泉最高。
(,,ﾟДﾟ)「冷静に考えてみれば俺ってわざわざ帰る必要あったのかね。モララーさえいれば何とかなっただろうし」
実家に帰っていたギコはハインの電話を受け、すぐにニュー速町へ駆けつけようとしていた。
電車で。
(,,^Д^)「まあいいさ、うるさい親父に無理やり里帰りさせられていただけだからな、逆に好都合よ、ギコハハハハ！
まったく、早く結婚しろだの…うるさいんだよゴルァ！」
(,,ﾟДﾟ)「…っと、いかんな。俺が笑うとタカラと顔が被る」
ガタンゴトン
(,,ﾟДﾟ)「それにしても…」
ギコは電車内に違和感を感じた。
(,,ﾟДﾟ)「どうして俺以外の乗客がいねえんだ？」
ガタンゴトン、グワングワン、シャキーン！
トランスフォーム！電車は飛行機に変形した。
(,,ﾟДﾟ)「なんじゃこりゃああああああああああああああああああ！」
窓から外を見るとみるみると地面から離れて行く。
(；ﾟДﾟ)「いったいこりゃあ…」
ギコが唖然としているとその男は現れた。
( ﾟ∀ﾟ)「ようこそ、我が社の飛行機に」
(,,ﾟДﾟ)「あ、あんたは…」
しわ一つ無い制服、その制服の胸元にはＯＰというロゴが付いていた。
デュエルモンスターズ作り出したＯＰ社。
その会社で開発チームの一人としてデュエルモンスターズを作り出し、今では副社長の地位にいる男。
ジュルジュ長岡だった。
(,,ﾟДﾟ)「敬語が寒いぜ、ジョルジュさんよ」
( ﾟ∀ﾟ)「そういえばお前とは初対面じゃなかったな。だったら体裁を取り繕う必要はねえな」
(,,ﾟДﾟ)「あんたとは店を公認店に登録した時以来だったな」
( ﾟ∀ﾟ)「そうそう。３年前か、話してたら意気投合して一緒の飲みにいったんだ」
(,,ﾟДﾟ)「それがまさかこういう事とはな」
( ﾟ∀ﾟ)「こういう事とは？」
(,,ﾟДﾟ)「…まどろっこしいのは嫌いだ結論から言おうか、あんたはイリーガルデュエリストだな」
( ﾟ∀ﾟ)「おう、その通り」
(,,ﾟДﾟ)「実はおかしいと思っていた、あんな繁盛してない店が公認店に登録できる訳がねぇ、しかもそっちから頼んできたんだ。
狙いはモララーだな。だからモララーの友人が経営し、なおかつモララーが常連のあの店をうまい事利用したかったんだな」
( ﾟ∀ﾟ)「そうそう、監視カメラ付けるのも楽だったぜ」
(,,ﾟДﾟ)「で、あんたがイリーガルデュエリストだって事なんだが俺には疑問がある」
( ﾟ∀ﾟ)「何が問題なんだよ、よくある事だろ？副社長が社長の座を狙って悪党の仲間になるなんて」
(,,ﾟДﾟ)「そうだな、よくある事なのかもしれない。だが、あんたは違う」
( ﾟ∀ﾟ)「そうかい？俺は野心家だぜ」
(,,ﾟДﾟ)「だろうな、だから副社長の地位を手に入れる事ができた。でも、ありえねえんだよ」
( ﾟ∀ﾟ)「何がだよ」
(,,ﾟДﾟ)「あの日、あんたと語った事は忘れねえ、あんたは誰よりもデュエルモンスターズというものを愛している。
だからこそ言おう、あんたは決してイリーガルな存在じゃねえ」
( ﾟ∀ﾟ)「…だが、俺がイリーガルデュエリストに手を貸しているという事実は変わらないぜ？」
(,,ﾟДﾟ)「そう、疑うべきはそこだ、矛盾の裏には絶対に何かがある。俺はイリーガルデュリストという組織自体に疑問を覚えた」
( ﾟ∀ﾟ)「（チッ、とんだ所にブレインがいたもんだな。そういうのはタカラかモララーだと思ってたのによ）
真実が知りたいのならデュエルで聞きだしな」
ジョルジュがポケットからボタンを取り出し、それを押した。
するとギコの座っていた座席の前の席の背もたれの部分が開き、デュエルディスクが出てきた。
(,,ﾟДﾟ)「いいだろう」
デュエルディスクを取り出し、腕に装着してデッキをセットした。
(,,ﾟДﾟ)「デュエル！」(ﾟ∀ﾟ )
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー！俺はモンスターとリバースカードを１枚セットし、ターンエンドだ」
( ﾟ∀ﾟ)「俺のターン、ドロー！俺は手札からビッグ・ピース・ゴーレムを通常召喚！」
《ビッグ・ピース・ゴーレム/Big Piece Golem》
効果モンスター
星５/地属性/岩石族/攻2100/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで召喚する事ができる。
( ﾟ∀ﾟ)「効果だけ見たら劣化サイドラみたいだけど可愛い奴だぜ、バトルだ」
(,,ﾟДﾟ)「リバースカード発動、強制脱出装置、ビッグ・ピース・ゴーレムを手札に戻す」
( ﾟ∀ﾟ)「…さっきのは訂正、サイドラ以下の屑カードだよ」
(,,ﾟДﾟ)「ひどい奴だ」
( ﾟ∀ﾟ)「だろ？だから俺はデュエルモンスターズなんか愛しちゃいないのさ」
(,,ﾟДﾟ)「だが、愛のある罵倒だ」
( ﾟ∀ﾟ)「なんかムカつくな、お前そんなキャラかよリバースカードを１枚セットしてターンエンド」
状況
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：８０００ 手札：４枚
場：裏守備 伏せ：１枚
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：８０００ 手札：５枚
場：無し 伏せ：１枚
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー。ハリケーンを発動する」
( ﾟ∀ﾟ)「通すぜ、伏せカード１枚を手札に戻す」
(,,ﾟДﾟ)「ならばデスコアラを反転召喚だ」
《デス・コアラ/Des Koala》
効果モンスター
星３/闇属性/獣族/攻1100/守1800
リバース：相手の手札１枚につき４００ポイントダメージを相手に与える。
(,,ﾟДﾟ)「あんたの手札は６枚、２４００ダメージを受けてもらうぜ」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：８０００→５６００「チッ、執拗にバウンスを繰り返したのはそれが狙いか」
(,,ﾟДﾟ)「デス・コアラを生け贄に、ツイン・ヘデッド・ビーストを召喚！」
《ツインヘデッド・ビースト/Twinheaded Beast》
効果モンスター
星６/炎属性/獣族/攻1700/守1900
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
(,,ﾟДﾟ)「バトルだ、ツインヘデッド・ビーストでダイレクトアタック！」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：５６００→３９００「チィ！」
(,,ﾟДﾟ)「まだだ！ツインヘデッド・ビーストは１ターンに２度攻撃ができる！」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：３９００→２２００「やるねえ、レベル８は伊達じゃねえか」
(,,ﾟДﾟ)「リバースカードを１枚セットし、ターンエンドだ」
( ﾟ∀ﾟ)「だが、気張りすぎじゃねえか？もう手札は２枚しか残ってないぜ。俺のターン、ドロー」
(,,ﾟДﾟ)「だが、後俺が少し手札アドを犠牲にして突っ込めばそっちのライフは尽きるぜ」
( ﾟ∀ﾟ)「させねえよ、俺は手札から融合を発動！手札のビッグ・ピース・ゴーレムとミッド・ピース・ゴーレムを融合！
マルチ・ピース・ゴーレムを融合召喚だ！」
《マルチ・ピース・ゴーレム/Multiple Piece Golem》
融合・効果モンスター
星７/地属性/岩石族/攻2600/守1300
「ビッグ・ピース・ゴーレム」＋「ミッド・ピース・ゴーレム」
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に
このカードをエクストラデッキに戻す事ができる。
さらに、エクストラデッキに戻したこのカードの融合召喚に
使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、
この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
( ﾟ∀ﾟ)「バトルだ！マルチ・ピース・ゴーレムでツインヘデッド・ビーストに攻撃！」
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：８０００→７１００「この程度なら」
( ﾟ∀ﾟ)「それだけじゃねえぜ、手札から速攻魔法、融合解除発動！」
(,,ﾟДﾟ)「何ッ！？」
( ﾟ∀ﾟ)「固定概念だな、融合解除能力を内臓したモンスターを普通に融合解除しちゃあいけねぇってルールは無いぜ。
融合素材だったビッグ・ピース・ゴーレムとミッド・ピース・ゴーレムを攻撃表示で特殊召喚」
《ミッド・ピース・ゴーレム/Medium Piece Golem》
効果モンスター
星４/地属性/岩石族/攻1600/守 0
自分フィールド上に「ビッグ・ピース・ゴーレム」が表側表示で存在する場合に
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから「スモール・ピース・ゴーレム」１体を特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
( ﾟ∀ﾟ)「ミッド・ピース・ゴーレムの効果でデッキからスモール・ピース・ゴレームを攻撃表示で特殊召喚」
ＡＴＫ：１１００
( ﾟ∀ﾟ)「いくぜ！ビッグ・ミッド・スモール・ピース・ゴーレムの一斉攻撃！」
(；ﾟДﾟ)ＬＰ：７１００→５０００→３４００→２３００「うおおお！」
( ﾟ∀ﾟ)「リバースカードを１枚セットしてターンエンドだ」
状況
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：２３００ 手札：２枚
場：裏守備 伏せ：１枚
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：２２００ 手札：２枚
場：ビッグ ミッド スモール 伏せ：１枚
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー。俺はリバースカードを２枚セット、さらにモンスターをセットしてターンエンドだ」
( ﾟ∀ﾟ)「手札を使いきりやがったか、俺のターン、ドロー。俺はスモール・ピース・ゴーレムを手札から召喚して効果発動」
《スモール・ピース・ゴーレム/Small Piece Golem》
効果モンスター
星３/地属性/岩石族/攻1100/守 0
自分フィールド上に「ビッグ・ピース・ゴーレム」が表側表示で
存在する場合にこのカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから「ミッド・ピース・ゴーレム」１体を特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
( ﾟ∀ﾟ)「こいつもまた、新たなピースを呼びこむ能力を持っているのさ、デッキからミッド・ピースを攻撃表示で特殊召喚」
(,,ﾟДﾟ)「ふっ」
( ﾟ∀ﾟ)「何ニヤついてんだ？俺にはそういうのは通用しないぜ、正面突破だ！バトル！」
(,,ﾟДﾟ)「リバースカード発動、威嚇する咆哮！」
( ﾟ∀ﾟ)「はっ、俺はそれじゃ止められないね、魔宮の賄賂発動！」
《魔宮(まきゅう)の賄賂(わいろ)/Dark Bribe》
カウンター罠
相手の魔法・罠カードの発動と効果を無効にし、そのカードを破壊する。
相手はデッキからカードを１枚ドローする。
( ﾟ∀ﾟ)「威嚇を無効化し、１枚ドローするがいいぜ」
(,,ﾟДﾟ)「ドロー」
( ﾟ∀ﾟ)「だが、その１枚のドローがいかされる事は無い。何故なら俺は今の威嚇で確信した、その伏せカード２枚はブラフだ！」
(,,ﾟДﾟ)「違うな、ブラフは威嚇する咆哮だ」
(；ﾟ∀ﾟ)「何ィ！？」
(,,ﾟДﾟ)「リバースカード発動、つり天井！」
《つり天井(てんじょう)/Needle Ceiling》
通常罠
全フィールド上にモンスターが４体以上存在する場合に発動する事ができる。
表側表示のモンスターを全て破壊する。
(；ﾟ∀ﾟ)「俺のゴーレム達が全めつめつめつ…」
(,,ﾟДﾟ)「あんたのその余裕の表情からカウンターが仕掛けられているのはすぐに分かった、だから先にブラフとして威嚇を使っておいたんだ」
( ﾟ∀ﾟ)「だったら手札から貪欲な壺を発動、墓地のゴーレムは丁度５体、全部戻して２枚ドローだ」
(,,ﾟДﾟ)「ゴーレムの展開は一見、無駄なオーバーキルに見えたが万が一に除去された場合の布石だったか」
( ﾟ∀ﾟ)「その通りだ、正面突破がいい方向に進む場合もあるんだぜ。俺は未来融合を発動！
デッキのビッグとミッドを墓地におくって２ターン後、再びマルチ・ピースを融合召喚するぜ。１枚セットしてターンエンドだ」
状況
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：２３００ 手札：１
場：裏守備 伏せ：１枚
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：２２００ 手札：１枚
場：無し 伏せ：１枚
表：未来融合（０）（マルチ・ピース・ゴーレム）
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー。レスキューキャットを反転召喚し、優先権を行使して効果を発動」
( ﾟ∀ﾟ)「お好きにどーぞ」
(,,ﾟДﾟ)「デッキよりミリス・レディエントとデス・ウォンバットを特殊召喚」
ＡＴＫ：１６００
ＡＴＫ：３００
(,,ﾟДﾟ)「ミリス・レディエントの効果で攻撃力が上昇する」
《ミリス・レディエント/Milus Radiant》
効果モンスター
星１/地属性/獣族/攻 300/守 250
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
全ての地属性モンスターの攻撃力は５００ポイントアップする。
風属性モンスターの攻撃力は４００ポイントダウンする。
ＡＴＫ：１６００→２１００
ＡＴＫ：３００→８００
(,,ﾟДﾟ)「…」
( ﾟ∀ﾟ)「どうした、早く来いよ」
(,,ﾟДﾟ)「俺は…この２体を生け贄に、百獣王ベヒーモスを召喚」
《百獣王(アニマル・キング) ベヒーモス/Behemoth the King of All Animals》
効果モンスター
星７/地属性/獣族/攻2700/守1500
このカードは生け贄１体で通常召喚する事ができる。
その場合、このカードの元々の攻撃力は２０００になる。
生け贄召喚に成功した時、生け贄に捧げた数だけ
自分の墓地の獣族モンスターを持ち主の手札に戻す事ができる。
(,,ﾟДﾟ)「ベヒーモスの効果で墓地のレスキューキャットとデスコアラを手札に回収する、バトルだ！ベヒーモスでダイレクトアタック！」
座席の間をベヒーモスが突進するが、
( ﾟ∀ﾟ)「へっ、お前は人の顔色をうかがいすぎなんだよ！リバースカード発動、ガード・ブロック！戦闘ダメージを１度だけ０にして１枚ドロー！」
壁がベヒーモスを遮った。
(,,ﾟДﾟ)「ぐっ…これは癖だからしょうがない、直しようが無いし直すつもりも無い！」
( ﾟ∀ﾟ)「ほう」
(,,ﾟДﾟ)「たとえ結果がマイナスだろうと俺は自分の示した道が間違っているとは思っていないからだゴルァ！」
( ﾟ∀ﾟ)「カッコいいねえ」
(,,ﾟДﾟ)「だろう？あんたも同じ考えを持っているはずだがね」
( ﾟ∀ﾟ)「そうやって探りを入れるのはやめな、デュエルが終われば全て分かる。雑念が入るとプレイングが鈍るぜ？」
(,,ﾟДﾟ)「…分かった、今から一切の私情を一時的に俺の中で消し、勝つことに全てを集中する。
どうせ勝たなければ何も得るものが無いデュエルだ、それが最善の選択なんだろうな」
( ﾟ∀ﾟ)「きな、全力デュエルだ！」
(,,ﾟДﾟ)「俺はリバースカードを１枚伏せてターンエンドだ」
( ﾟ∀ﾟ)「俺のターン、ドロー。モンスターとリバースカードを２枚セットしてターンエンドだ」
状況
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：２３００ 手札：２枚
場：百獣王ベヒーモス 伏せ：２枚
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：２２００ 手札：０枚
場：裏守備 伏せ：２枚
表：未来融合（１）（マルチ・ピース・ゴーレム）
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー。モンスターをセットし、バトルを仕掛ける！ベヒーモスで裏守備を攻撃！」
( ﾟ∀ﾟ)「裏守備はメタモルポットだ！リバース効果で互いのプレイヤーは手札を全部捨てて５枚ドロー！
俺は捨てる手札が無いからそのまま５枚ドローだ」
(,,ﾟДﾟ)「俺は手札のレスキューキャットとバブーンを捨てて５枚ドロー。だが、まだ俺のバトルは終わっていない！
リバースカード発動！キャトル・ミューティレーション！」
《キャトルミューティレーション/Beast Soul Swap》
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスター１体を手札に戻し、
手札から戻したモンスターと同じレベルの獣族モンスター１体を特殊召喚する。
(,,ﾟДﾟ)「ベヒーモスを手札に戻し、再度ベヒーモスを特殊召喚し、追撃だゴルァ！」
( ﾟ∀ﾟ)「とおらねえ！進入禁止！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ！！」
《進入禁止(しんにゅうきんし)！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ(ノーエントリー)！！/No Entry!!》 †
通常罠
フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て守備表示にする。
( ﾟ∀ﾟ)「ベヒーモスを守備表示にするぜ」
(,,ﾟДﾟ)「ここまで読み筋だ」
( ﾟ∀ﾟ)「なにぃ！？」
(,,ﾟДﾟ)「正面突破も悪くないが、考えすぎるのも悪くないもんだぜ。
あんたなら俺がバトルフェイズ前にセットした地雷が何か分かっているだろうよ」
(；ﾟ∀ﾟ)「なるほど、事前にデスコアラをセットしてやがったか！」
(,,ﾟДﾟ)「メタモルポットによって稼いだ膨大なアドバンテージがあんたを焼き殺す！リバースカードを１枚セットしてターンエンド！」
( ﾟ∀ﾟ)「俺のターン、ドロー！この瞬間、未来融合の効果でマルチ・ピース・ゴーレムが融合召喚されるぜ！」
ＡＴＫ：２６００
( ﾟ∀ﾟ)「バトルだ、マルチ・ピースで守備表示になったベヒーモスを粉砕！」
(,,ﾟДﾟ)「いいだろう」
( ﾟ∀ﾟ)「お、通ったか、だったらバトルフェイズを終了してマルチ・ピースの効果を発動。
自らを融合デッキに戻して融合素材モンスター、ビッグとミッドのゴーレムを攻撃表示で蘇生、
さらにミッド・ピース・ゴーレムの効果でスモール・ピース・ゴーレムをデッキから守備表示で特殊召喚」
ＡＴＫ：２１００
ＡＴＫ：１６００
ＤＥＦ：０
( ﾟ∀ﾟ)「リバースカードを１枚セットしてターンエンドだ」
状況
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：２３００ 手札：４枚
場：裏守備 伏せ：２枚
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：２２００ 手札：５枚
場：ビッグ ミッド スモール 伏せ：２枚
表：未来融合（無意味）
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー！デスコアラを反転召喚する！そしてリバース効果を発動だ！」
( ﾟ∀ﾟ)「おっと、そいつはまともに受けるわけにはいかねぇな。手札を１枚捨て、レインボー・ライフを発動！」
《レインボー・ライフ/Rainbow Life》
通常罠
手札を１枚捨てる。
このターンのエンドフェイズ時まで、自分が受けるダメージは無効になり、
その数値分ライフポイントを回復する。
(,,ﾟДﾟ)「なにっ！？」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：２２００→３８００「現時点での俺の手札は４枚、だから１６００ポイント、ありがたく回復させてもらうぜ」
(,,ﾟДﾟ)「ならばリバースカード発動、２枚目のつり天井だ！表側表示のモンスターを全て破壊する」
( ﾟ∀ﾟ)「チッ、防ぐ手はねえな」
(,,ﾟДﾟ)「俺の場の獣族モンスターが破壊された事で墓地にいる獣が復活する！」
( ﾟ∀ﾟ)「メタポの時か」
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：２３００→１３００「ライフを１０００払い、墓地より蘇れ、グリーン・バブーン！」
《森(もり)の番人(ばんにん)グリーン・バブーン/Green Baboon, Defender of the Forest》
効果モンスター（制限カード）
星７/地属性/獣族/攻2600/守1800
自分フィールド上に存在する獣族モンスターが破壊され
墓地へ送られた時、１０００ライフポイントを払う事で
手札または墓地からこのカードを特殊召喚する事ができる。
(,,ﾟДﾟ)「さらにリバースカードを２枚セットし、ターンエンドだ」
( ﾟ∀ﾟ)「俺のターン、ドロー！俺は墓地のビッグとスモールのゴーレムを除外し、地球巨人ガイア・プレートを特殊召喚！」
《地球巨人(ちきゅうきょじん) ガイア・プレート》
効果モンスター
星８/地属性/岩石族/攻2800/守1000
このカードは自分の墓地の岩石族モンスター２体を
ゲームから除外して特殊召喚する事ができる。
このカードと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
自分のスタンバイフェイズ時に自分の墓地の岩石族モンスター１体を
ゲームから除外する。除外しない場合、このカードを墓地へ送る。
(,,ﾟДﾟ)「墓地の岩石を除外して出せる特殊召喚モンスターだと！？」
( ﾟ∀ﾟ)「攻撃力だけじゃないぜ。こいつはデビル・ドーザー並のスペックを持ちながらさらに追加で効果を持ち合わせている！
攻撃時に相手モンスターの攻撃力を半分にするのさ、バトル！ガイア・プレートでグリーン・バブーンに攻撃だ！」
(,,ﾟДﾟ)「リバースカード発動、ゴブリンのやりくり上手２枚とその二枚を食べて非常食！」
《ゴブリンのやりくり上手(じょうず)/Good Goblin Housekeeping》
通常罠
自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数＋１枚を
自分のデッキからドローし、自分の手札を１枚選択してデッキの一番下に戻す。
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：１３００→３３００「非常食の効果でライフを回復！
さらにやりくりコンボにより、"３枚ドローして手札を１枚をデッキの一番下に戻す"を２度繰り返す」
( ﾟ∀ﾟ)「攻撃は通るぜ、沈みなグリーンバブーン！スーパープリューム！」
ＡＴＫ：２６００→１３００
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：３３００→１８００「だが、グリーンバブーンは不死身だ！獣が破壊されるたびに蘇る」
( ﾟ∀ﾟ)「だが、それもお前のライフが持つまでよ。リバースカードを１枚セット、ターンエンドだ。
ガイア・プレートはその強力な効果ゆえにエンドフェイズに１枚の岩石族を墓地から除外しなければいけない。
俺はミッド・ピース・ゴーレムを除外してエンドだ」
状況
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：１８００ 手札：７枚
場：無し 伏せ：無し
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：３８００ 手札：３枚
場：ガイア・プレート 伏せ：２枚
表：未来融合（無意味）
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー！打ち出の小槌を発動、手札を５枚デッキに戻して５枚ドロー！
手札から月の書を発動してガイア・プレートを裏側守備表示に変更する！」
( ﾟ∀ﾟ)「ガイア・プレートの守備力は１０００か…」
(,,ﾟДﾟ)「激昂のミノタウロスを召喚しバトルだ」
《激昂(げきこう)のミノタウルス/Enraged Battle Ox》 †
効果モンスター
星４/地属性/獣戦士族/攻1700/守1000
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターは、
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が
越えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(,,ﾟДﾟ)「自身の効果で貫通を得、裏守備を攻撃！」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：３８００→３１００「受けてやんよ」
(,,ﾟДﾟ)「カードを２枚セットしてターンエンド」
( ﾟ∀ﾟ)「俺のターン、ドロー！これがラストターンだ、手札から大寒波を発動！」
(,,ﾟДﾟ)「大寒波か、どうやら本気のようだな」
《大寒波(だいかんぱ)/Cold Wave》
通常魔法
メインフェイズ１の開始時に発動する事ができる。
次の自分のドローフェイズ時まで、お互いに魔法・罠カードの
効果の使用及び発動・セットはできない。
( ﾟ∀ﾟ)「俺は大寒波にチェーンして異次元からの帰還を発動する！」
《異次元(いじげん)からの帰還(きかん)/Return from the Different Dimension》
通常罠（制限カード）
ライフポイントを半分払う。
ゲームから除外されている自分のモンスターを
可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する。
エンドフェイズ時、この効果によって特殊召喚されたモンスターを
全てゲームから除外する。
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：３１００→１５５０「俺の除外されたカードはビッグ・ピース、ミッド・ピース、スモール・ピースの三体のピース・ゴーレムだ。
こいつらが同時に帰還したらどうなるか分かるよな」
(,,ﾟДﾟ)「ああ、ミッドとスモールの効果が同時に発動して一気にモンスターが５体並ぶ」
( ﾟ∀ﾟ)「正解だ！」
(,,ﾟДﾟ)「だが、させん！おジャマトリオを発動する、さらにチェーン、リミット・リバースを発動してレスキューキャットを攻撃表示で特殊召喚」
(；ﾟ∀ﾟ)「おジャマだとおお！？」
(,,ﾟДﾟ)「タイミングを見誤ったようだな！おジャマトークンを３体守備表示で特殊召喚する！」
(；ﾟ∀ﾟ)「ほ、本当に邪魔だ…ビッグとミッドを特殊召喚、効果は使えない…。」
ＡＴＫ：２１００
ＡＴＫ：１６００
(,,ﾟДﾟ)「なに、モンスターが５体並んだことには変わりない。団結でもなんでも付けてくれ」
( ﾟ∀ﾟ)「寒波のせいで使えねーよ！バトルだ、ビッグ・ピースでミノタウロスに攻撃！」
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：１８００→１４００「効かんな」
( ﾟ∀ﾟ)「ミッド・ピースでレスキューキャットに攻撃」
(,,ﾟДﾟ)ＬＰ：１４００→１００「よし、ギリギリライフが残ったぞ」
(；ﾟ∀ﾟ)「くっそ、他にできることがねえ。ターンエンドだビッグ・ピースとミッド・ピースは除外される」
(,,ﾟДﾟ)「俺のターン、ドロー！これが本当のラストバトルだ。俺は逆ギレパンダを召喚！」
《逆(ぎゃく)ギレパンダ/Gyaku-Gire Panda》
効果モンスター
星３/地属性/獣族/攻 800/守1600
相手フィールド上のモンスター１体につき
このカードの攻撃力は５００ポイントアップする。
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(,,ﾟДﾟ)「あんたの場のモンスターはおジャマトークンが３体、よって攻撃力は２３００！」
(；ﾟ∀ﾟ)「げっ！」
(,,ﾟДﾟ)「逆ギレパンダでおジャマトークンに攻撃！聖十字逆切クロス・スラッシュ！貫通ダメージを受けてもらおうか！」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：１５５０→２５０「ぐえ！」
(,,ﾟДﾟ)「さらにおジャマトークンが破壊された事で３００ダメージを与える！」
( ﾟ∀ﾟ)ＬＰ：２５０→０「やられちまった…」
デュエルの終了とともにソリットビジョンが消滅した。
(,,ﾟДﾟ)「さあ、真実とやらを語ってもらおうか」
( ﾟ∀ﾟ)「そんなものは無い！じゃ駄目か？」
(,,ﾟДﾟ)「もったいぶって勝ったら教えてやるとまで言ったんだ、無いはずがないだろうがゴルァ！」
( ﾟ∀ﾟ)「怒るなよ…」
ジョルジュはどうどうと両手を上げながら後退する。
( ﾟ∀ﾟ)「（そろそろか？）おい」
(,,ﾟДﾟ)「ん？」
( ﾟ∀ﾟ)「受け取れ！」
ジョルジュはポケットから何かの部品のような物を取り出してギコに投げた。
ナイスなコントロールでギコの右手にすっぽりを収まった。
(,,ﾟДﾟ)「これは…？」
( ﾟ∀ﾟ)「いいか、そいつを絶対に離すな！何があってもだぞ！分かったか？」
(,,ﾟДﾟ)「あ、ああ…」
( ﾟ∀ﾟ)「分かったな？！よし来た、ポチっとな」
ポケットからボタンを取り出して押した。
その瞬間、
(,,ﾟДﾟ)「…」
ギコの足元が消えた。
(,, Д )ﾟ ﾟ「うおああああああああああああああああああああああああ！？」
( ﾟ∀ﾟ)「大丈夫、下は米だ」
ギコは上空１５０ｍの高さから落とされた。
(,,ﾟДﾟ)「こ、米ってなんなんだああああああああああ！本当にあるし、米ええええええええええええええええええええええええ」
言われた通り下は米だった。
ギコは米でできたドーム、通称米ドームのど真ん中に落ちた。
イリーガルデュエリスト
四天王
≦6ll`・ω・）アンチデッカー三沢×
＜＿プーﾟ)フゴーストデュエリスト・エクストプラズマン×
lw´‐ _‐ﾉvダブルディスクプレイヤー・シュール×
( ﾟ∀ﾟ)ＯＰ社の副社長ジョルジュ長岡×
ボス
？？？？？
何かが起こるまで残り０人。