- 110 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:19:36 ID:XEefX1sk0
- 「どっくん起きてよぉ〜〜〜」
体を大きく揺さぶられている
この声は……
(-A-)「渡辺……?」
珍しい……あいつから先に起こしに来るなんて……
こんな日は空から槍が降って来そうだよな
从*^ー^从「おはよぅ、どっくん〜!」
- 111 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:24:43 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「おはよ、一体どうしたんだよ?今日は」
从*''从「ふえぇ、だってツンさんにわたしのどっくんを取られたくないんだもんっ!」
从*^ー^从「えへへぇ、だから来ちゃったぁ!」
(*'A`)「…………」
(*'A`)「か」
かわいい!!
……そう思ったが口に出すのは少々恥ずかしかったので心の奥にとどめることにした
- 112 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:28:28 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「あ、そうだった」
思わず忘れるところだったな!ちょっと説明しよう!
昨日の騒動のあと、渡辺が俺の家で暮らすことになったんだった
……ちなみに言っておくとツンさんも
俺の両隣の部屋で2人は生活することになった
しかし、あいつらは俺の部屋がいいとお互いに譲らなかったが俺がそれを許さなかった
だって、ご近所の体裁もよくないからな!そうしたら案の定2人とも不貞腐れていたが……
……何を言ってるかさっぱり分からないと思うがこれは事実なのだから仕方がない
まあ、こうなった経緯については姫が俺の家にツンさんを連れ戻しに来た時にさかのぼるのだが……
- 113 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:31:20 ID:XEefX1sk0
- 昨日の騒動の直後……
ζ(-△-;ζ「さ、姉さん?うちへ帰りましょ?」
ξ;;)ξ「い、いやぁ……!わたし、どっくんと一緒にいるの!一緒にいたいの!だからデレは邪魔しないでっ!」
ζ(-△-;ζ ハアー…
ζ(-△-;ζ(姉さんは男を見る目がないわねぇ……よりにもよって選ぶ相手がドクオくんなんて……)ボソ
('A`)「姫?どうしたの?」
ζ(゚ー゚*ζ「なんでもないわよ」
ζ(゚ー゚*ζ「それよりもドクオくんにちょっと頼みたいことがあるんだけど……」
- 114 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:34:29 ID:XEefX1sk0
- (*'A`)(ひ、姫の頼み……!?な、なんだろう!?どきどき……!!)
从 ー 从「…………」
从 ー 从「どっくん………?」
从^ー^从「真 面 目 に や っ て……ね?」チキチキ…
(;'A`)
(;'A`)「ふ、ふぁい!!」
ζ(-△-*ζ「はいはい、そこまで!夫婦漫才はあとで好きなだけやってね?もう夜も遅いんだから、こっちはさっさと帰りたいのよ……」
(;'A`)「わ、わかったよ」
- 115 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:37:07 ID:XEefX1sk0
- ζ(゚ー゚*ζ「まずドクオくんには男としての責任を取る必要があるわ だから……」
ζ(゚ー゚*ζ「しばらくは姉さんの面倒を見なさい!」
(;'A`)「は?」
(;'A`)「俺が……?」
ξ;;)ξ
(;'A`)「この人の面倒を見る……だって!?」
(;'A`)「…………」
(;'A`)「いや無理っ!生理的に無理です!怖いです!この人怖いです!だからすみません!無理です!!」
ξ;;)ξ「うえええええええん!!わ、わたしの純情な乙女心がグッサリと切り裂かれたあああああああッ!!こうなったら1人寂しく死んでやるううううう!!」
(;'A`)「ああ、そうしてくれ!お互いのためにもな!!」
- 116 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:40:19 ID:XEefX1sk0
- ζ(^ー^#ζ「へえ〜〜〜!言ってくれるじゃない?この人は仮にも私の姉なのよ?」
(;'A`)「あ、姫!これはそのぉ……違くてぇ……」
ζ(^ー^#ζ「あと、ドクオくん ご と き が私の命令に刃向かうんだ〜?へ〜、随分と偉くなったものね〜!」パキポキ…
(;'A`)「あ、面倒見ます!いえ!むしろ見させていただきます!!身に余る光栄でございますッ!!」
ζ(゚△゚#ζ「おすわりっ!!」
(*'A`)「わんっ!!」
ζ(^ー^*ζ「うん、よろしいっ!物分りのいい子は可愛がってあげるわよ〜!」ナデナデ
(*'A`)「くぅ〜〜〜ん!」スリスリ
从゚ー゚从「…………」チキチキ…
……とまあ、こんな感じだ
- 117 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:43:11 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「さて、俺はそろそろツンさんを起こしに行ってくるとするかな?」
そんなことを呟いた時だった……
ぎゅ〜〜〜〜〜〜
突然、俺の腕が温かくて柔らかい感触に包まれた……!
从*''从「ダメ!」
どうしたものか……渡辺が俺の腕をガッチリとホールドして離してくれない……
(;'A`)「いや、でも流石にそろそろ起こさないと遅刻n
从*''从「ダメっ!!」
- 118 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:46:05 ID:XEefX1sk0
- (;'A`)(困ったなぁ……)
('A`)「さて、どうしようか?」
1、渡辺を引き離してツンさんの部屋に
2、渡辺に従う
3、そのまま引きずる
4、自由安価
安価>>119
- 119 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:48:59 ID:lkaElW7k0
- やっぱデレは薄汚ねぇな
安価なら2で
- 121 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 12:59:35 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「しょうがねえなぁ……」
俺は最近どうもこいつに甘くなりすぎているような気がするんだよなあ……
まあ、いっか……
('A`)「ほら、行くぞっ!」グイッ!
从*''从「わわわ!」
俺が急に手を引っ張ったせいで渡辺の足が絡まって今にも転びそうになる
相変わらず危なっかしい奴だ……
('A`)「おい、モタモタすんなよ!朝飯食う時間無くなるだろ?」
从*''从「!!」
从*^ー^从「うんっ!!」
渡辺の抱き着いてくる力が少し強くなった……ような気がした
- 122 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:05:00 ID:XEefX1sk0
- ずだだだだだだだだだだっ!!!!
俺たちがリビングに降りてしばらくすると物凄い音が階段の方から聞こえてきた
ξ;;)ξ「ひどいっ!ひどいよっ!どうしてわたしだけ仲間外れにぃ……!?」
それは泣き顔のツンさんだった
(;'A`)「あ、すんませんした」
ちょっとだけ罪悪感……
- 123 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:11:01 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「さて、久しぶりのドクオクッキングといきますかあ?」
ジョルジュがいない今となっては料理は俺が頑張るしかない!
渡辺は……いや、何も言うまい
ツンさんも見るからに不器用そうな人だ……多分お察しの通りだろう
('A`)「いくぜッ!!」
ドクオの料理の腕は……
1、上手い
2、普通
3、下手
4、自由安価
安価>>125
- 125 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:20:43 ID:jBMIkOfY0
- 見た目は良いけど、味はヘドロ
- 126 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:21:25 ID:jBMIkOfY0
- >>125
あ、4,自由安価で
- 128 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:35:37 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「おらっ!」
('A`)「完成だ!」ゴトッ!
俺は今しがた完成した物を彼女たちの目の前に置いた
ξ*゚听)ξ「おおおおおおおおおおおおっ!!」从'ー'*从
味噌汁、焼き鮭、おにぎりなどと言った一般的な日本の朝ごはんだった
('A`)「へへっ、どうだ俺もなかなかやるだろ?よく味わって食えよ!」
从*'ー'从「ふえぇ、どっくんすごいねぇ!美味しそ〜!」
ξ*゚听)ξ「どっくん!どっくん!すごーーーーーーいッ!!わたし、どっくんのことがもっともっと好きになっていくよおおおおおおおおおッ!!」
(*'A`)「て、照れるぜ……!」
ξ*゚听)ξ「それじゃあ、いただきまーーーす!!」从'ー'*从
そして、彼女たちは一斉に口の中へとご飯を運んで行った
- 129 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:55:06 ID:XEefX1sk0
- ξ*゚ー゚)ξ「あんむ!もぐもぐ……」
从*'ー'从「……ぱくっ!」
ξ*゚ー゚)ξ「」
从*'ー'从「」
ξ; ー )ξ「」
从; ー 从「」
ξ Д )ξ「たたずげべ……」
ξ゚Д゚)ξ「ば!!」
从 从「はぁひゃ〜〜!!ひょ〜〜」
从゚听从「たわば!!」
その言葉を最後に2人は沈黙した……
- 130 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 13:59:38 ID:XEefX1sk0
- ('A`)「あれ、おまえらどうしたんだ?」
ξ )ξ「」
从 从「」
へんじがない、ただのしかばねのようだ
話し合った結果、渡辺とツンさんが交代ごうたいで作ることになった
それなら俺が毎日作ってやってもよかったのに……
そう言ったら、どうしてか2人にかたくなに拒否された
- 134 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 20:46:41 ID:nK7DrW4A0
- その日の通学路……
(;'A`)「…………」
从'ー'从「…………」
ξ*゚听)ξ「どっくん!どっくん!愛ってさー、よく考えてみると不思議なものだと思わない?」
ξ*゚听)ξ「形がないものなのに、はっきりとそこにちゃんとあるって実感できるんだよ!わたしもね〜、今この身をもって体験してるよー!」
ξ///)ξ「だだだだだって!だって!だって!だって!わ、わたしのどっくんに対するこの想いは胸の中に溢れてるから……!!胸の中で今も叫んび続けているから……!!」
ξ///)ξ「……って、きゃああああああぁぁぁぁぁぁああああああ!!恥ずかしいよ!恥ずかしいよぅ!!どっくんのばかああああああぁぁぁぁあああああ!!!!」
(;'A`)(話、長いよ……あと、恥ずかしいのは俺の方だよ……)
俺はツンさんと渡辺の3人で登校していた
さっきからしゃべっているのはほとんどツンさんだけなのだが……
ただ1つ分かったことは彼女は相当なポエマーだったということだ
- 135 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 20:51:28 ID:nK7DrW4A0
- (;'A`)「あははー、ツンさんの言ってることは俺にはよくわかんないかな〜……?」
ξ*゚听)ξ「大丈夫!大丈夫!どっくんにもいつかはちゃんと分かる日が来るんだからねっ?そのためにも……」
ξ///)ξ「こ、これからは、わたしのことをちゃんと愛し続けて……ね?でないと、ぷんぷん!なんだからねっ?あはは、なんちゃって〜〜〜……」
ξ///)ξ「……って、いやあああああああぁぁぁぁぁああああああ!!わたしのばかあああああああぁぁぁぁぁああああああ!!!!」
(;'A`)「あははー、俺もなるべく頑張るよ〜」
はっきり言って、この人の話を聞いていると物凄く疲れるな〜……
まあ、口には絶対に出さないけど……
- 136 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 20:54:29 ID:nK7DrW4A0
- 从 ー 从「…………」ツネリ!!
(; A )「……っつぅ!!」
何故か知らないが渡辺に横腹を思いっきりつねられた
(; A )「ってえ!な、なにすんだよっ!?」
从 ー 从「どっくんが……どっくんが、いけないんだよ…!」
一体なんなんだこいつは……?いつにもまして意味がわからない
- 137 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 20:59:44 ID:nK7DrW4A0
- というか……
(;'A`)(ツンさんはこんな俺の一体どこを好きになってくれたんだろう?)
ツンさんみたいな綺麗な人だったら俺よりいい男なんてより取り見取りのはずなのに……
例えば……
ミ,,゚Д゚彡「うぃ〜す!ドクオ〜〜〜!それから渡辺〜〜〜!……って」
ミ,,*゚Д゚彡「あ、朝からハーレム計画〜〜〜〜ッ!?ちょ、ちょっと待ってくれよ!!どうやったら俺にも作れますか?マジ教えてください!いや、割と切実に!!」
('A`)「しね」
ミ,,*^Д^彡「いいだろ〜〜〜?そんなケチケチすんなって!だって、俺たち 親 友 じゃないか〜〜〜!なあなあ?そこをなんとか頼むよ〜〜〜〜」
違った、こいつじゃなかった
_
( -∀-)「あらら〜、これは恐れ入ったぜ〜!両手に花とはまさにこのことを言うんだな?」
例えばジョルジュは俺なんかよりよっぽど顔は整っているし運動神経もいい
実際こいつは女子たちにだって結構モテている
学力は俺たちと大して変わらないが……
- 138 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 21:03:11 ID:nK7DrW4A0
- ξ )ξ「あ……」
男連中が来てからというもののツンさんは会話に混じることなくそのまま黙りこくってしまった
ミ,,*゚Д゚彡「あああああなたお綺麗ですね!おおおお名前はなんとぉ……?」
そして、フサギコがツンさんに話しかけようとしたら……
ξ; )ξ「……ひっ!!」
彼女は俺の後ろに素早く回り込んで来て……
ξ; )ξ ガタガタ!!
そして、激しくその身を震わせていた
- 139 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 21:06:15 ID:nK7DrW4A0
- ミ,,;゚Д゚彡「え、えーっと……お、俺あの人の気に障るようなこと何か言っちゃったかな〜〜〜?」
目の前の光景にフサギコは少し戸惑っているようだった
驚くのも無理はないだろう
俺だって今まではツンさんのことをどちらかと言えば明るい性格の人だと思っていた
だが、実は意外と人見知りなのかもしれない……
- 141 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 21:28:08 ID:nK7DrW4A0
- 朝のHR……
('、`*川「はいはい!チャイム鳴ったよ〜!さっさと席に着きな〜!」
担任のペニサス先生のよく通る声が教室の中に響いている
サバサバした姉御肌な性格なので男子だけでなく女子からも人気が高い
ちなみにDカップらしい
('A`)「…………」
俺は机の上にそのまま突っ伏した
そして、いつもの日常が始まる
- 142 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 21:37:28 ID:nK7DrW4A0
- 午前の授業が終わり昼休み……
(-@∀@)「僕の計算によると75%の確率で空腹という結果が出たよ」
( ゚∀゚ )「さいたま〜」
クラスの連中が各々に散らばって行く
行先は購買であったり学食であったり様々だ
('A`)「腹減ったな〜」
今日は弁当は用意できていないので購買でも行くとしますか!
1人で行くのも寂しいので誰かを連れて行こう
- 143 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 21:39:28 ID:nK7DrW4A0
- ('A`)「さて、どうしようか?」
今日のメンバーは……
1、いつもの幼馴染連中
2、無謀にも姫
3、大穴でツンさん
4、自由安価
安価>145
- 145 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 21:51:05 ID:hDdQolYoO
- 4 便所飯
- 146 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:02:10 ID:nK7DrW4A0
- (;'A`)「は?」
俺はついさっき 1 人 で 食 べ る の が 嫌 だ って言ったよな?
('A`)「いや、やっぱり気のせいか」
まあ、たまには悪くないだろ
('A`)「…………」ガサガサ…
そして俺は個室便所の中に入り購買で買って来たパンにかじりつく
「おい!隣のクラスのフサギコってやつさ〜!マジでありえね〜よ!」
「え、それマジで!?ぱねえwwww」
(;'A`)「!!」
マズイ!!だれかが入ってきた!!
誰かに気付かれるのは絶対に嫌だったので俺は音と気配を殺すことに神経を集中させた
- 147 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:05:33 ID:nK7DrW4A0
- ちょろろろろろろろ…
行為の音が終わり、足音は遠ざかっていった
('A`)「ふう……」
なんとかその場をしのぎ切った俺の胸には謎の達成感があった
(;A;)「あれ?」
でも、こんなにも惨めなのはどうしてだろう……?
気が付けば俺の視界は滲んでいた
- 148 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:21:32 ID:nK7DrW4A0
- そして昼休みが終わり、午後の授業……
ダディクール先生の英語の授業が始まった
|(●), 、(●)、|「There is little water left in the bottle.」
|(●), 、(●)、|「という英文がある」
|(●), 、(●)、|「せっかくだから誰かに訳してもらおうか?」
|(●), 、(●)、|「そうだな〜……じゃあ、ドクオくんやってみたまえ」
('A`)(俺か……)
めんどくせえ……
- 149 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:24:09 ID:nK7DrW4A0
- ん?誰かの視線を感じるような……
ζ(゚ー゚*ζ「…………」ジー
あれ、姫が見てる……?
(*'A`)(姫が俺のこと見てるよおおおおおおおッ!!)
これは姫にいいところ見せるチャンス!!絶対に逃すわけにはいかないッ……!!
- 150 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:26:33 ID:nK7DrW4A0
- (*'A`)(唸れ!俺の頭脳ッ!!)
きゅぴーん!!
この文章の訳は……
1、そのびんの中には水はほとんど残っていない
2、そのびんの中には水は少し残っている
3、自由安価
安価>>151
- 151 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:27:37 ID:jwyRCr5o0
- 2
- 153 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:37:55 ID:nK7DrW4A0
- |(●), 、(●)、|「ん〜、残念!この問題はちょっとしたひっかけ問題なんだよ」
|(●), 、(●)、|「『a little』だったら『少しの』という意味で正解なんだが、この文章では『little』が単体で使われている」
|(●), 、(●)、|「よって『ほとんど〜ない』という意味が入っている訳が正しい答えだ」
|(●), 、(●)、|「ここは出題頻度も高くて間違えやすいところだからな!皆も気を付けるように!」
ζ(-△-*ζ「…………」
姫は呆れたような顔をしている……
(;'A`)(む、無念だ……)
- 154 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 22:50:35 ID:nK7DrW4A0
- 帰りのHR……
('、`*川「今月末には中間テストがあるからな!お前ら気を抜くんじゃないぞ!」
ミ,,;゚Д゚彡「げえ!!マジかよぉ……ふざけんなぁ……」
( ><)「フサギコくん!ボクと勝負してくださいなんです!」
( <●><●>)「ビロードが勝つのはわかってます」
ノパ听)「うおおおおおお!!しょうぶだあああああああ!!」
ミ,,;Д;彡「ふ、ふざけんなッ!!テスト前になったらお前らはいつも俺の周りによってたかってぇ……!!」
ミ,,;Д;彡「お、お前らはそんなに優越感に浸りたいのかぁ!?ええ!?」
( ><)「はい、なんです!」
ミ,,;゚Д゚彡「がくっ……素直ですね!おい!」
フサギコはテスト前になるといつも人気者だ
- 155 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 23:02:46 ID:nK7DrW4A0
- 从'ー'从「ふえ〜、自信ないよぉ!」
_
( ゚∀゚)「おいおい!渡辺はいつもそこそこの点数はとっているじゃねえか?」
从'ー'从「でもでも!まだまだ頑張らないと〜!」
ポンコツのように見えて実は渡辺はそこそこ勉強が出来る
ただ、渡辺の兄が相当有名な大学に合格したので、それが彼女のプレッシャーになってしまっているらしい
なんとも世知辛い話だ
('A`)(俺も見習わないとな……!)
もちろん、姫にもいいところを見せたいという下心もある
だが、今の俺たちは腐っても2年生……そろそろ進学するか就職するかについて真剣に考え始めないといけない
- 156 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 23:08:06 ID:nK7DrW4A0
- ('A`)「いい点数を取ろうとするならば……」
俺1人では正直心細い
誰かの協力を仰ごう……!
('A`)「さて、どうしようか?」
1、安定感のある渡辺
2、恥を忍んで姫に弟子入り
3、恐らく大爆死確定のツンさん
4、そもそも勉強しない
5、自由安価
安価>>158
- 158 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 23:11:33 ID:og.GiPaE0
- 1
- 160 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 23:26:28 ID:nK7DrW4A0
- ('A`)「よし!ここは渡辺に任せよう!」
渡辺は勉強に関して言えば一番信頼できる人材とも言えるだろう
選んでおいて、まず失敗することはない
('A`)「渡辺!」
从'ー'从「ふえぇ?どっくん、どうしたのぉ?」
('A`)「今日から俺に勉強を教えてくれ!今回のテストは頑張っていい点数を取ってみたいんだ!」
('A`)「それに、俺にとっては渡辺が1番の適任だと思うから」
从*'ー'从「ど、どっくん……」
- 161 名前:名も無きAAのようです :2013/10/03(木) 23:31:42 ID:nK7DrW4A0
- (*'A`)「よ、要するにアテにしてんだよ!言わせんな!」
俺は照れくさくなったので顔を背けた
从* ー 从「…………」
从* ー 从「どっくん」
从*^ー^从「2人で、頑張ろうねっ♪」
そんな俺に対して渡辺は満面の笑顔を向けてくれた
(*'A`)「お」
(*'A`)「おう」
……2人で、頑張ろう!
_
( -∀゚)「……ったく、人の目の前でいちゃついてくれちゃってよ……妬けちゃうね〜」
- 167 名前:名も無きAAのようです :2013/10/04(金) 00:42:09 ID:WsRmtKdU0
- (おまけ)
从'ー'从 渡辺 同級生・幼馴染 表裏一体型+他者依存型+愛情独占型
ξ゚听)ξ ツン 先輩・ストーカー あがり症型+おしかけ女房型+強襲同居型
ζ(゚ー゚*ζ デレ(姫) 同級生・生徒会長 ?
川 ゚ -゚) ? ? ?
_
( ゚∀゚) ジョルジュ 同級生・幼馴染 頼れる兄貴分+ガチホモ(?)
ミ,,゚Д゚彡 フサギコ 同級生・幼馴染 ハーレム願望持ちのヘタレ+エロゲ脳
('A`) ドクオ この物語の主人公 姫の忠実な犬+安価で化ける(可能性は無限大☆)
※〜型と表記してあるものはヤンデレキャラクターの性格です
実際の性格はひょっとしたら少し違っていたりするかもしれません
なので、参考程度でお願いします
参考ページ:ttp://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC
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