47 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:54:08 ID:UHmxrWd20
( ;><)「や、やっと完成したんです!」

ξ゚听)ξ「おめでとう、明日までに出せば高校生自主制作ゲーム大会には間に合うわね」

( ><)「はいなんです!」

ξ゚听)ξ「それにしてもストーリー中々いいわね、今回は」

( ><)「貞子さんに散々叩かれたので今回はシナリオは他の人に頼んだんです!」

48 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:54:48 ID:UHmxrWd20

ξ゚听)ξ「宇宙人と人間のラブコメディ、私は中々好きよ。この宇宙人の男の子がキザすぎるなぁとは思ったけど」

( ><)「あぁ、それは高岡君がこのシナリオ書いてくれたからだと思います」

ξ゚听)ξ「なるほど…。だから主人公がこんなにキザなのね」

( ><)「さぁて、後はこれを保存して…」

ゴロゴロ…ピカッ!!

ξ゚听)ξ「うわ、大きな雷…」

( ;><)「ま、まずいんです!」

ξ゚听)ξ「え?」

バーン!

49 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:55:29 ID:UHmxrWd20

ブツッ!

ξ;゚听)ξ「あ」

( ;><)「いやああああああ!!!」


ガラッ

(;-_-)「停電したけど大丈夫?!」

( 。><)「大丈夫じゃないんですぅううう!」

ξ;゚听)ξ「今の停電で、PCが…」

(。 ><)「まだ保存してなかったんですぅうう!今からじゃもう間に合わないんです!」

(;-_-)「間に合わないって?」

ξ;゚听)ξ「明日までに自主制作したゲームを送らないと大会に間に合わないんです」

50 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:56:10 ID:UHmxrWd20
カチッ

(-_-)「あ、電気復旧したみたいね」

ξ;゚听)ξ「ビロード、データは?」

(。 ><)「…うぅ、やっぱりダメなんです。今日打ち込んだ分はぶっ飛んじゃってるんです」

ξ;゚听)ξ「わ、私も手伝うから諦めちゃダメよ!」

( 。><)「気持ちはうれしいですけど、PCが壊れちゃうんでやめてくださいなんです」

ξ;゚听)ξ「そ、そこまで不器用じゃないわよ!」

51 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:56:51 ID:UHmxrWd20

( ><)「仕方無いんです…今回は諦めるんです」

(;-_-)「…」

ξ;゚听)ξ「でも、あんた…」

( ><)「今日はドクオ先生もいないし、もう無理ですよ…」

(;-_-)「…ビロード君、ちょっとPC触ってみてもいい?」

( ;><)「え?あ、はい…」

52 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:57:31 ID:UHmxrWd20

(;-_-)「…ふぅ」

ξ゚听)ξ「ヒッキー先生、一体何を…?」

(;-_-)「…」


ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

( ;><)「え」

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

ξ;゚听)ξ「はや…」

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…ターンッ!

53 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:58:11 ID:UHmxrWd20

(-_-)「…これで何とか元通りになったと思うよ」

ξ;゚听)ξ「そ、そんなばかな!」

( ;><)「…」

(;-_-)「どう?」

( ;><)「…元通りになってるんです」

ξ;゚听)ξ「えぇっ!?ヒッキー先生なんでこんなことできるんですか?!」

(; ><)「それに先生、ゲームとかは苦手だったんじゃ…」

(;-_-)「ま、まぁ、いいじゃないの。データも元通りになったんだし、ゲーム大会楽しみだね!じゃあ、僕はこれで!」

54 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:58:53 ID:UHmxrWd20

( ;><)「行っちゃったんです…」

ξ゚听)ξ「本当に元通りになったの?」

( ;><)「はい…。ヒッキー先生って本当何者なのかわかんないんです…」

ξ゚听)ξ「…それより、先生体調悪そうだったけど平気かしらね?」

55 名前:名も無きAAのようです :2015/01/04(日) 02:59:42 ID:UHmxrWd20



(-@∀@)「伊藤先生、胃薬用意しといてあげてください」

('、`*川「え?なんでよ」

(-@∀@)「トイレで吐いてる人が居たので恐らく鬱田先生でしょう。全く、胃が弱いのは学生の頃から変わらないようですね」

('、`*川「ドクオなら今日出張でいないはずでしょ?」

(-@∀@)「え?」




(;-_-)「うぷっ、…やっぱり、ゲームは苦手だ…」


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