- 98 名前:名も無きAAのようです :2013/07/15(月) 17:35:10 ID:DbFyDmj60
- 「あっれー?そんな強かったかー?」
撃沈してるイケメンを見下ろし、隣に座った。
もうそろそろテレポーターが来る頃だろ。
あっそういえばジョルジュ達に自己紹介しないと。
('A`)は能力者のくせに特殊能力無しで最強らしいようです
第五話 ('A`)「あれ…一ヶ月…?何の話だ…?」
- 99 名前: ◆c/ljsslVXs :2013/07/15(月) 17:35:56 ID:DbFyDmj60
- ('A`)「戻ったぞー」
気絶とか言う間抜けな敗因をしたモララーを担いでショボン達のいる部屋にテレポートして来た。
モララーは引きずって帰るか…何かプギャーとジョルジュの視線が痛い、穴開くわ。
(;^Д^)「ドクオさんって何者…」
_
(; ゚∀゚)「俺に言われてもなぁ…」
あれ?何か可笑しい戦いでもしたか?
(´・ω・`)「多分だけど最後の攻撃の事じゃないかな」
うーむ?
( ^ω^)「まあ僕らは見慣れているけどおね」
('A`)「何の事だよ、何か撮ってないのかビデオとか」
協会の係員に聞いてみたら撮ってたので一番大きなスクリーンに映してもらった。
うんまあいたって普通だったけど何なんだよ。
(;^Д^)「いやだって可笑しくないですか!?モララーさんって一位ですよ!?」
プギャーが大きな声で喋りだした。
うん、それ聞いた。
(;^Д^)「それをほんの数分で、しかもたった一撃って!」
(;^Д^)「というか最後の何したんですか!?気づいたらモララーさんがぶっ飛んでたんですけど!?」
_
( ゚∀゚)「俺らにはドクオさんが瓦礫に囲まれた瞬間に瓦礫が吹き飛んでたように見えたんですが」
ああ、あんまり力入ってなかったけどそう見えてたのね。
(´・ω・`)「まあまあ、詳しい話は店でやろうか、自己紹介もまだだし」
( ^ω^)「能力も説明するかお」
というわけでまたショボンの能力で帰ることになった。
何か地の文少ないな今回。
- 100 名前: ◆c/ljsslVXs :2013/07/15(月) 17:36:43 ID:DbFyDmj60
______________________________________________________
バーボンハウス
('A`)「あれお前らってモララーと戦わないでいいのか?更新明日なんだろ?」
帰ってすぐに定位置についたショボンに聞いてみた。
(´・ω・`)「ああそれは」
( ・∀・)「僕が一言言っておくんで大丈夫です」
('A`)「いやお前には聞いてないぞ雑用」
一緒に連れてきたモララーはショボンに掃除をさせられている。
今日は休みにするようだ、ゆっくり話をしたいからだろうな。
モララーが協会に、(;・∀・)「あの三人には絶対に勝てないから四位でいいですっ!」って言うんか。
それは是非とも現場をカメラに収めたい。
モララーの掃除も一息ついたところで、一つの大きなテーブルに六人が座席に着いた。
(´・ω・`)「さて、まずは何を聞くんだい?…って自己紹介からだね」
(´・ω・`)「最初は僕だね、まあショボンって呼んでくれて構わないよ、ここの店のマスターさ」
( ^ω^)「僕はブーンだお、白豚とか呼ばれるけど実際太ってないお」
( ・∀・)「俺のことは知ってるよね?モララーでちょっとした企業の社長の息子だよ」
('A`)「ちょっとしたじゃねーじゃん、大企業じゃん、あー俺はドクオ」
_
( ゚∀゚)「ジョルジュです、元々こいつの先輩でした」
(;^Д^)「こいつって!プギャーって名前があります!」
まあする必要もない名前の紹介だな。
そしてモララーの自己紹介で殴りそうになったが抑えた。
- 101 名前: ◆c/ljsslVXs :2013/07/15(月) 17:37:53 ID:DbFyDmj60
(´・ω・`)「で、質問は?」
ショボンがジョルジュとプギャーに問いかけた。
_
( ゚∀゚)「じゃあ、四人のご関係を…」
('A`)「俺とブーンとショボンはまあ昔っからの知り合い、モララーは俺の後輩で皆のパシリ」
(;・∀・)「酷い!俺はパシリじゃないです!」
( ^ω^)「モララーと会ったのは協会が出来る前だおね」
(;・∀・)「あぁんスルーされた!いつもそうだけども!」
(´・ω・`)「で、ちょっとした事情でこの店の殆どをモララーの親父さんに用意してもらった」
('A`)「昔話はまた後でな、お前らの関係は?」
( ^Д^)「ジョルジュさんは前に俺のいた不良グループのリーダーでそこから」
( ^ω^)「結構どうでもいいお、それより能力が見たいお」
食うのも速ければ話題の転換も速いんだなこいつ。
どうでもいいって言われたプギャーに同情は…しない。
その時、まってましたと言わんばかりに一瞬で景色が店内から精神と時の部屋紛いの空間に変わった。
おーおープギャー達焦ってらぁ。
(;^Д^)「えっ!?何すかこれ!」
(´・ω・`)「僕の能力…まあ応用的な使い方だけどね…」
(;^Д^)「ショボンさんの能力ってテレポートじゃなかったんですか?」
(´・ω・`)「それも応用」
('A`)「はいはい疑問は後で!話進まないから」
面倒だけど仕切り役に徹するか…。
- 102 名前: ◆c/ljsslVXs :2013/07/15(月) 17:38:54 ID:DbFyDmj60
- ('A`)「はいじゃあ新顔からー」
( ゚∀゚)「じゃあ俺から、能力としては『物を爆発させる能力』」
_
( ゚∀゚)「触ったものを爆弾化して任意とかで爆発させられる」
_
( ゚∀゚)「あー、爆弾に出来る物の範囲は俺が認識した物と俺自身」
_
( ゚∀゚)「文字通り爆発的な加速力で近接格闘も出来る…こんなもんすか?」
('A`)「上出来だ、はい次ー」
( ^Д^)「あっはい、えーっと『パイロキネシス』って言ったら分かりやすいですよね」
( ^Д^)「炎出したり出来ます、あっ最近身体を炎にしたり出来ないかと思って研究中です」
( ^Д^)「出せる距離としては…まあ見える範囲なら…」
- 103 名前: ◆c/ljsslVXs :2013/07/15(月) 17:39:46 ID:DbFyDmj60
- ('A`)「はい雑用ー」
( ・∀・)「もう定着しましたねそれ」
( ・∀・)「『サイコキネシス』です、まあ町ひとつぐらいなら一気に壊せるぐらいですね」
( ・∀・)「まあこっちのお三方にはどうやっても勝てないですけど」
('A`)「ブーン」
( ^ω^)「簡単に言えば『空を飛ぶ能力』だおね」
( ^ω^)「それ以上でもそれ以下でもないお」
( ^ω^)「それなりにトリッキーな戦い方が得意だお」
('A`)「ショボン」
(´・ω・`)「まあ僕は『箱を作り出す能力』って呼んでるけど」
(´・ω・`)「この空間みたいな異次元空間を作り出すことも出来るけど」
(´・ω・`)「いれた物を何回でも入れたその時のままで取り出せる保存庫だったり」
(´・ω・`)「完全に部屋としても使えたりね…」
(´・ω・`)「あと部屋にするなら入れる人間を男だけとか能力者だけとか弄れるし」
(´・ω・`)「壁や床…箱の面をすり抜けられるとか核でも耐えるとか」
(´・ω・`)「そんなもんだよ」
('A`)「で、俺か」
('A`)「何て言うんだろうな…強いて名付けるとするなら『身体能力を常人の比じゃないほど引き上げる能力』?」
('A`)「長いっつーの、あー常時な常時、まあ出そうと思わなければ出ないから安全」
さて終わったからいつもの行くか…。
もうちょっと実力見たいし。
('A`)「さてこの五人でバトロワしまーす、勝てなくても何もないから全力でやってな」
第五話 終
←第四話 / 戻る