78 名前:名も無きAAのようです :2011/11/01(火) 00:40:14 ID:9nsENKUQO

 鎖に選ばれた人間が、現れた。

「昔ね、一人の勇者と、魔王がいたの―――」

 魔王を倒す『勇者の鎖』に選ばれた人間が、北の果てへと導かれる。

「あまりにもひどいことをする魔王に、神様がついに怒った」

『君、「勇者の鎖」に選ばれたのかお!』(^ω^ )

「神様は天から一本の鎖を降ろして、」

('A`)『お……俺に、戦うだけの力があるだろうか……』

「一番最初にその鎖に触れた人に、魔を打ち砕く力を与えた」

『……』(゚- ゚川

「その力を手に入れた人は、魔王と戦ったの。三日三晩、戦い抜いたと云われてるわ」

( ・∀・)『よし、いっちょ魔王討伐の手伝いでもしてやるかね』

「激戦の果て、魔王は―――」

ξ ゚听)ξ「私は『勇者の鎖』になんて選ばれたくなかったわ」

79 名前:名も無きAAのようです :2011/11/01(火) 00:47:48 ID:9nsENKUQO

( ^ω^) 『亡国の王』・ブーン

『臆病な巨人』・ドクオ ('A`)

川 ゚ -゚) 『無愛想な精霊』・クール

『馬鹿な賢者』・モララー (・∀・ )

そして、

ξ ゚听)ξ 『勇者』・ツンデレ


「―――あぁ、もう時間がないのね」

「この話の続きは、また今度――」



ξ ゚听)ξ 勇者の進む道のようです


11月11日 夜8時投下


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