嗚呼、
川 ﾟ -ﾟ)「ただいま、私の世界」
また、始まる。
川 ﾟ -ﾟ)夢であるように、のようです（'A`）
lw´‐ _‐ﾉv「さて」
川 ﾟ -ﾟ)「うん」
川 ﾟ -ﾟ)「分かった」
lw´‐ _‐ﾉv「お金は週一とかで清算しに来てほしい」
川 ﾟ -ﾟ)「了解」
lw´‐ _‐ﾉv「ああ、クー」
川 ﾟ -ﾟ)「？」
lw´‐ _‐ﾉv「……」
川 ﾟ -ﾟ)
lw´‐ _‐ﾉv
lw´‐ _‐ﾉv「彼氏連れ込んでもいいz」
川 ﾟ -ﾟ)「また明日来る」
ﾊﾞﾀﾝ
川 ﾟ -ﾟ)「行くか」
（'A`）「……」
本日ﾊｵ散歩日和ﾃﾞｽﾈｰ
（'A`）「……」
（'A`）「……死ねばいいのに」
ｺﾝｺﾝ
（'A`）「？」
ｶﾞﾁｬｯ
川 ﾟ -ﾟ)「初めまして」
（'A`；）「え、う、あ、」
川 ﾟ -ﾟ)「私はクー」
（'A`；）「ちょ、ま」
川 ﾟ -ﾟ)「君の名前は？」
（'A`；）「誰だよあんた！？ ここはオレの病室だぞ！？」
川 ﾟ -ﾟ)「知ってる」
（'A`；）「知ってるのかよ！」
（'A`；）「話聞けよ」
川 ﾟ -ﾟ)「そっちがな」
（'A`；）「聞いてた」
川 ﾟ -ﾟ)「名前を聞いてるんだ、ほら、君の名前は？」
（'A`；）「……ドクオ」
川 ﾟ -ﾟ)「よし、ドクオ。外へ行こう」
（'A`；）「はあ！？」
川 ﾟ -ﾟ)「外だ、外。今日はポカポカしてて気持ちいいぞ」
川 ﾟ -ﾟ)「何故？」
（'A`；）「え、」
川 ﾟ -ﾟ)「何故、外に出ない？ こんなに狭い病室から」
（'A`；）「……ッ」
川 ﾟ -ﾟ)
（ A ；）「……分からない、」
川 ﾟ -ﾟ)
（ A ；）「お前なんかに、分からないだろ……っ」
川 ﾟ -ﾟ)「何が」
（ A ；）「オレのッ」
（'A`；）「もうすぐ死ぬ、オレの気持ちなんてッ！！」
川 ﾟ -ﾟ)「分かる」
（'A`）「えっ」
川 ﾟ -ﾟ)「行こう」
（'A`；）「あの、ちょっと」
川 ﾟ -ﾟ)「ほら、しゃんとしろ。髪なんかこんなにボサボサじゃないか」
（'A`；）「わ、ちょ、やめっ」
（'A`；）「！」
川 ﾟ -ﾟ)「なかなか男前な顔してるじゃないか」
（'A`；）「お世辞はいらねえよ！」
川 ﾟ -ﾟ)「まだ小さいくせに口だけはご立派だな」
（'A`；）「うるせえ！」
（'A`；）「……な、なあ」
川 ﾟ -ﾟ)「うん？」
（'A`；）「ほ、本当に」
（'A`；）「本当に、外出るのか？」
（'A`；）「……お、オレ、」
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`；）「オレ、やっぱり、帰る」
川 ﾟ -ﾟ)「どこに？」
（'A`）
川 ﾟ -ﾟ)「あの、狭くて暗い、真っ白な病室に？」
（'A`）「……」
川 ﾟ -ﾟ)「ドクオ」
川 ﾟ -ﾟ)「ずっと、心臓が弱くて、病室に閉じこもっているらしいな」
川 ﾟ -ﾟ)「カーテンも閉め切って、外を一度も見たことが無いと」
（'A`）
川 ﾟ -ﾟ)「みんな、心配してる」
（'A`）「……」
川 ﾟ -ﾟ)「分かるだろう？」
（'A`）「分からない」
川#ﾟ -ﾟ)
（'A`）「だって、」
（'A`）「いずれ別れる世界なんて、知りたくない」
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`）「？」
『外って、どんな感じ』
川 ﾟ -ﾟ)「普通」
『クソだ』
川 ﾟ -ﾟ)「自分の住む美しい世界を、知りたいと思うだろう」
『外の写真、撮ってきたんだ』
『もし、よかったら、さ』
『この街の写真、見るか？』
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`）「……オレ」
（'A`）
川 ﾟ -ﾟ)「関係ない」
（'A`）「は」
川 ﾟ -ﾟ)「ほら、前を見ろ」
（'A`；）「ちょ、待て、抱えんなあッ！！」
ｶﾞﾁｬｯ
川 ﾟ -ﾟ)「目を開けて見ろ、ドクオ」
（-A-）「……」
（'A`）
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`）「……あれ」
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`）「あれが、木」
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`）「初めてだ」
（'A`）「木って、あんなに」
（'A`）「あんなに、でかいんだな」
川 ﾟ -ﾟ)
（'A`）
（'A；）
（'A⊂）
J( 'ｰ`)し「たけし！」
（'A⊂）「！」
J( ；ｰ；)し「たけし、たけし、聞いて」
（'A`；）「ドクオだよ……なあ、落ち着けって」
（'A`；）「……は？」
J( ；ｰ；)し「新しく治療法が見つかったって、だから、」
（'A`）「……オレ、」
J( ；ｰ；)し「たけし、これから生きれるの」
（'A`）「……！」
川 ﾟ -ﾟ)「……前は」
川 ﾟ -ﾟ)「前は、私がいなくなってしまったけど」
川 ﾟ -ﾟ)「今度は」
川 ﾟ -ﾟ)「今度こそ、一緒に病院の外に行こう。ドクオ」
川 ﾟ -ﾟ)夢であるように、のようです（'A`） 終わり