19 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:09:21 ID:ByW/l8tg0
 




( ´_ゝ`) 「ただいま」

(´<_` ) 「おや、出かけてたのか兄者」

( ´_ゝ`) 「たまには散歩でもと思ってな」

(´<_` ) 「ほう。ところで、何を持ってるんだ?」

( ´_ゝ`) 「聞いて驚け、やかんだ」

   


  ( ´_ゝ`)  やかんのせいで、悩みは尽きないようです





20 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:10:53 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_`; ) 「それは見れば分かるのだが……。
       買ったのか?」

( ´_ゝ`) 「拾ったんだ」

(´<_` ) 「ほう……? まあたらしく見えるが、拾ったのか」

( ;´_ゝ`) 「な、なんだその目は。盗んでなどないぞ。
       公園のベンチに置いてあったから持ってきたんだ」

(´<_` ) 「兄者よ、もう少しマシな言い訳はなかったのか」

( ;´_ゝ`) 「嘘じゃない! やかんなど盗んでも仕方ないだろう!」

(´<_` ) 「それはそうなんだが」

( ´_ゝ`) 「どうせ盗むならパンティーとかにするし!」

(´<_` ) 「声高に叫ぶことではないぞ」

( ´_ゝ`) 「パンティーとかにするし!!」

(´<_` ) 「大事なことなのか兄者」


  从・∀・;ノ!リ人 「…………」

( ;´_ゝ`) 「あっ」



21 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:11:52 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_` ) 「おお、妹者。パンティーが大好きな兄者が帰ってきたぞ」

( ;´_ゝ`) 「おま、そんな言い方があるか。空気を読め」

  (( 从・∀・;ノ!リ人 「お、おかえりなさい、なのじゃ」 ススッ

( ;´_ゝ`) 「……ただいまー、妹者」

    ((( 从・∀・;ノ!リ人 スススッ

( ;´_ゝ`)

(´<_` )

       从・∀・;ノ!リ人


       从・∀・;ノ!リ人「おっきい兄者は、へんたいさんなのじゃ……?」


( ;´_ゝ`) 「そ、そんなことはないぞ! 違うんだ、妹者」

(´<_` ) 「何も違わないぞ兄者」



22 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:12:56 ID:ByW/l8tg0
 

       (( 从・∀・;ノ!リ人


( ;´_ゝ`) 「妹者、落ち着いて聞いてくれ。誤解なんだ。
       オレは、変態さんではない」


         从・∀・;ノ!リ人


(´<_` ) 「昨日夜、姉者の部屋に忍び込んでたのにか?」

( ;´_ゝ`) 「えっ、あれは別n」


         从;∀;ノ!リ人「わーーーーーーーーーーー!!!」 タタタタタッ


( ;´_ゝ`)「待っ、ちょっ! 違う! 違うから! 行かないで!」

⊂(´<_` )⊃「お部屋に避難するんだ妹者ーーーーー!!
         兄者は俺が抑える!!!」

( ;´_ゝ`)「おま、よくもッ!! あっ! あーー……」

         バタンッ




23 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:13:53 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_` ) 「無事に避難が完了したようだな」

( ;´_ゝ`) 「弟者、おい弟者、どうしてくれるんだ。
       どうしてくれるんだ弟者。妹者に嫌われてしまったじゃないか」

(´<_` ) 「身から出た錆という奴だ。
      姉者のパンティーを盗んだへんたいさんめ」

( #´_ゝ`) 「盗んでない! あれは漫画を借りに行っただけだ!
       やましい事は何も無い!」

(´<_` ) 「そうだったのか。安心したよ」

( ´_ゝ`) 「大体、姉者だぞ? 有り得ないだろうに」

(´<_` ) 「その台詞は今度姉者に聞かせようか」

( ;´_ゝ`) 「やめてオレ孤立しちゃうから!!」



24 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:14:50 ID:ByW/l8tg0
 
( ;´_ゝ`) 「うぅ、はやいとこ妹者の誤解を解かねば……。
       どうしたものか。どうしたら良い」

(´<_` ) 「思春期の女の子にはよくあることだ。気にするな」

( ;´_ゝ`) 「だから気にするんじゃないか〜〜〜。このままじゃ、あの、あれだぞ!」

(´<_` ) 「どのあれだ」

( ´_ゝ`) 「『お風呂は、おっきい兄者より先が良いのじゃ!』とか、
       『私の洗濯物は、おっきい兄者のとは別にしてほしいのじゃ!』とか言われかねないんだぞ」

(´<_` ) 「遅かれ早かれそうなることだろう」

( ;´_ゝ`) 「そ、そんな。それではあまりにオレが不憫ではないか」

( ´_ゝ`) 「このままでは父者の洗濯物と一緒に洗われてしまうじゃないか……」

(´<_` ) 「父者があまりに不憫なんだが」

( ´_ゝ`) 「だってハゲがうつるじゃないか」

(´<_` ) 「ハゲをひどく誤解しているぞ兄者」



25 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:15:45 ID:ByW/l8tg0
 
( ´_ゝ`) 「ハゲ者の話はいいんだ」

(´<_` ) 「もう少し親を敬ったらどうだ」

( ´_ゝ`) 「今はどうやって妹者の信頼を回復するかだ」

(´<_` ) 「俺は喉が渇いたな」

( ´_ゝ`) 「やかん飲むか?」

(´<_` ) 「そのまま飲む奴があるか。
      せっかくだから湯を沸かしてくれ。お茶が飲みたい」

( ´_ゝ`) 「お前のことなど知ったことか。妹者が先決だ」

(´<_` ) 「みんなでお茶にすればいいだろう。
       落ち着いて茶でも飲めば仲直りなんてすぐさ」

( ;´_ゝ`) 「おま、拾ったやかんで淹れた茶を飲む気か? 不衛生にも程があるぞ」

(´<_` ) 「……兄者よ、どういうつもりでやかんなぞ拾ってきたのだ」



26 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:16:41 ID:ByW/l8tg0
 
( ´_ゝ`) 「どういう意味だ」

(´<_` ) 「使うつもりで拾ってきたんじゃないのか。
      そもそも本当に拾ったのか?」

( ;´_ゝ`) 「本当だって! 兄者ウソつかない!」

(´<_` ) 「なぜ家に持ち帰ってきた?
      落とし物なら交番に届けるのが世の中のルールというものだが」

( ´_ゝ`) 「……交番には行きたくなかった」

(´<_` ) 「どういうことだ」

( ´_ゝ`) 「やましい事はしてないぞ。
      ただ何故か執拗に職質を受けるから良い印象がないだけだ」

(´<_` ) 「……」

( ;´_ゝ`) 「そんな憐れんだ目で見ないでくれ」

(´<_` ) 「別に憐れんではいない。
       不出来な兄を持って俺はなんて不幸なんだと世を恨んでいただけだ」

( ´_ゝ`) 「もう少し兄を敬ったらどうなんだ……」



27 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:17:32 ID:ByW/l8tg0
 
( ´_ゝ`) 「考えてもみてくれ。
       普段から目をつけていた奴が、
       まあたらしいやかんを拾ったと言ってやって来た。どう思う?」

(´<_` ) 「職務を全うするまでだろう」

( ´_ゝ`) 「そうか? 怪しまないか?」

(´<_` ) 「やかんなぞ持ち込む意図もわからんが……、怪しいかもな」

( ´_ゝ`) 「だろう? さらに警戒を強めるだろう?」

(´<_` ) 「かもな」

( ´_ゝ`) 「だからとりあえず持って帰ってきたんだ」

(´<_` ) 「で、どうするんだ」

( ´_ゝ`) 「どうしよう」



28 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:18:26 ID:ByW/l8tg0
 
( ´_ゝ`) 「やかんって何に使ったらいい?」

(´<_` ) 「斬新な質問だな兄者。お湯を沸かす以外に何がある」

( ´_ゝ`) 「オレ料理とかしないし」

(´<_` ) 「料理に使うというものでもない気がするが……。
      家事に疎いにも程があるだろう」

( ´_ゝ`) 「家事は女の仕事だ」

(´<_` ) 「母者に聞かせてみたい台詞だな」

( ;´_ゝ`) 「お前はオレを家から追い出したいのか!?」





( ´_ゝ`) 「ん、父者にだけはチクらないんだな」

(´<_` ) 「メソメソ落ち込んで鬱陶しいだけだからな」

( ´_ゝ`) 「それもそうか」



29 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:19:12 ID:ByW/l8tg0
 
( ´_ゝ`) 「で、だ。やかんを使って妹者と仲直りする方法は……」

(´<_` ) 「とんちみたいな話だな。別々でよかろうに」

( ;´_ゝ`) 「ああ、そうか。何を考えてるんだオレは」

(´<_` ) 「疲れてるんじゃないか? 散歩でも行ってリフレッシュしてきたらどうだ」

( ;´_ゝ`) 「いや、さっき行ってきたばかりだし、今は妹者の」

(´<_` ) 「妹者のことはある程度時間を置くべきだ。
      焦って近づけば取り返しが付かなくなるぞ」

( ;´_ゝ`) 「むうぅ……。一理あるな」

(´<_` ) 「なら善は急げだ。行った行った」

( ´_ゝ`) 「何か釈然としないが……。まあ、いってきます」




* * * * *



30 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:19:57 ID:ByW/l8tg0
 




( ´_ゝ`) 「ただいま」

(´<_`; ) 「おかえり兄者。どうだっ……
        その、手に持っているのは何だ」

( ´_ゝ`) 「やかん×2だ」

(´<_`; ) 「なぜ増えた」

( ´_ゝ`) 「落ちてたんだ」

(´<_`; ) 「なぜまた拾ってきたんだ」

( ´_ゝ`) 「だって、気になるじゃないか」

(´<_`; ) 「それはそうだが……、まさか悩みの種を増やして帰ってくるとは」



31 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:20:52 ID:ByW/l8tg0
 



(´<_` ) 「これ、どうするんだ」

( ´_ゝ`) 「お前に任せることにした」

(´<_`; ) 「どういうことだ」

( #´_ゝ`) 「歩きながら考えていたが、妹者のことはお前の余計な一言のせいだし、
       第一お前は兄に対する態度がなっていない!」

(´<_` )

( #´_ゝ`) 「全ての責任はお前にある!
       だからオレと妹者の仲直りも、やかんの使い道もお前が考えるんだ!」


(´<_` ) 「……嫌だと言ったら?」

( ´_ゝ`) 「え?」

(´<_` ) 「兄者が妹者に嫌われても俺は別に困らないぞ」

( ;´_ゝ`) 「えぇ……? ひどっ、ええっと、どうしよ……」



32 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:21:45 ID:ByW/l8tg0

( ;´_ゝ`) 「く、口をきいてやらんぞ!」

(´<_` ) 「静かになって良いな」

( ;´_ゝ`) 「困ったときだって助けてやらんぞ!」

(´<_` ) 「兄者に出来て俺に出来ないことなど何もない」

( ;´_ゝ`) 「お、オレが、困る、ぞ……」

(´<_` ) 「万策尽きたか」

川*` ゥ´) 「情けないね。ホントに兄貴なのかい?」

( ;_ゝ;) 「どうせダメな兄貴だよオレは!」

(゚<_゚ ; )

川*` ゥ´)ノ◇ 「あーもー、いい年して泣いてるんじゃないよまったく。
         これで顔拭きな」

( う_ゝ;) 「うぅ……、ありがとう……」

(゚<_゚ ; ) 「おい、おい兄者、前見ろ前」

( う_ゝ;) 「え……?」



33 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:22:30 ID:ByW/l8tg0
 





( ;´_ゝ`) 「うおお! なんだこれ! なんだこいつ!!」

川*` ゥ´) 「こいつとは失礼だね。ピャー子様と呼びな」

( ´_ゝ`) 「やかんの妖精かなにかなのか……?」

(´<_`; ) 「何を馬鹿な」

川*` ゥ´) 「ま、そんなとこだね。よろしくな」



34 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:23:17 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_`; ) 「なんなんだ、夢でも見てるのか」

( ´_ゝ`) 「弟者、現実逃避はよくないぞ」

川*` ゥ´) 「このくらいで狼狽えるんじゃないよ。男だろ」

(´<_`; ) 「いきなり妖精と言われてもだな……。
       4トントラックみたいな顔してるぞ」

( ´_ゝ`) 「おい酷い言いぐさだな。ワンボックスカーみたいな美人じゃないか」

川;` ゥ´) 「どんな例えなのさ。どっちにも貶されてる気がするんだけども」

( ´_ゝ`) 「非常識な弟なんですよ。怒ってやってください」

川;` ゥ´) 「どう怒っていいかもわからないよ……」



35 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:24:10 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_`; ) 「……しかし、なんだってまたやかんなんぞの中に」

            バラ
川*` ゥ´) 「彼氏に解体されてやかんに詰められたんだ」

( ;´_ゝ`) 「おい何か急に怖いぞ!」

(´<_`; ) 「とんでもないいわく付きじゃないか。
        なんてものを拾ってきたんだ兄者よ」

( ;´_ゝ`) 「……やっぱり不衛生だったな。
       茶など淹れなくて正解だったろう」

(´<_`; ) 「今更そんなことで勝ち誇るな」

川*` ゥ´) 「やかましいヤツらだね。ま、そういうワケだから。
       ほんで、願い事は?」



36 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:25:01 ID:ByW/l8tg0
 
( *´_ゝ`) 「おおお? 願い事、とな?」

川*` ゥ´) 「一応妖精だからね。出来る範囲で叶えてやるよ」

( *´_ゝ`) 「やった! おくまんちょうじゃ! せかいせいふく!」

(´<_` ) 「悲惨な殺され方をしてなお人の願いを叶えるとはなんと殊勝な……」

川*` ゥ´) 「まぁ、それなりの代償も支払ってもらうからね。
       良いことばっかりってわけにはいかないよ」

(´<_` ) 「等価交換というやつか」

( *´_ゝ`) 「はーれむもいいなあ〜〜〜〜〜」

(´<_` ) 「落ち着いて話を聞け兄者。代償がどの程度か確認してみろ」

( ´_ゝ`) 「えー。じゃあ『1億円欲しい』って言ったら、どうなるんだ?」

川*` ゥ´) 「臓器が少し無くなるね」

( ;´_ゝ`) 「おいグロいぞ、さっきから!!」

(´<_`; ) 「闇ルートで売買するようなものじゃないか。大したことは頼めんぞ」

川*` ゥ´) 「一億円でいいのかい?」

( ;´_ゝ`) 「待って! 良くない良くないです! どうしようかな……今日悩んでばっかりだな……」



37 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:25:53 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_` ) 「仲直りでいいじゃないか」

( ;´_ゝ`) 「ええっ、でも」

(´<_` ) 「あんなに必死になっていたくせに。
      そもそもやかんを拾ったくらいで贅沢しようなんておこがましいとは思わないか」

( ;´_ゝ`) 「それはそうなんだが……」



( ´_ゝ`) 「うん、そうだな。一億円より妹者と内臓の方が大事だな」

(´<_` ) 「ちょっと売る気でいたのか兄者」



川*` ゥ´) 「決まったかい?」

( ´_ゝ`) 「ああ。妹者の誤解を解いてもらいたい。
       ワケあって、オレは変態さんってことになってしまったんだ」

川*` ゥ´) 「ふぅん。そんなんでいいのかい?
       ちょっと待ってな。勘定するから」



38 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:26:43 ID:ByW/l8tg0
 
川*` ゥ´) 「んー、むーぅ、そうだね。
       アンタ、兄貴の方な。この家から追い出されるけど、いいね?」

( ;´_ゝ`) 「なんですと!!!」

(´<_` ) 「よし、やってくれピャー子様」

( ;´_ゝ`) 「馬鹿待てバカバカバカ! 重いって! 代償重いって!」

(´<_` ) 「これくらいは仕方ないだろう」

( ;´_ゝ`) 「離れ離れじゃ意味ないだろ!」

川*` ゥ´) 「どうすんのさ」

( ;´_ゝ`) 「えええぇぇぇぇぇちょっとぉぉぉぉぉぉぉ……。ええぇぇぇぇ……。
       もうちょっとマケてもらえませんですか……?」

川*` ゥ´) 「代償をかい? 無理に決まってるだろう」

( ;´_ゝ`) 「そんな殺生な」

(´<_` ) 「我慢しろ兄者」

( ;´_ゝ`) 「えええぇぇえぇぇえぇぇぇぇ……」



39 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:27:35 ID:ByW/l8tg0
 
( ;´_ゝ`) 「あ、あれ、ピャー子様ってきゃりーぱみゅぱみゅに似てません?」

川*;` ゥ´) 「な、なんだいいきなり」

( ;´_ゝ`) 「いや、なんかフリフリの衣装とか似合いそうだなーって。な、弟者?」

(´<_` ) 「きゃりーぱみゅぱみゅってワンボックスカーに似てたのか」

( #´_ゝ`) 「蒸し返すな! かわいい服似合いそうだろ!? な!」

川*` ゥ´) 「そ、そうかな……」

( *´_ゝ`) 「きゃりーぱむぱみゅ! きゃりーぱむぴゃむ!」

川*´ ゥ`) 「やだなぁ、やめとくれよ……」

( *´_ゝ`) 「きゃりーぱむぴぇっっっいった舌噛んだッ!」

川*´ ゥ`) 「まったくしょうがない奴だねぇ……」



40 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:28:34 ID:ByW/l8tg0
 
川*´ ゥ`) 「わかったわかった。ちょっとだけだよ?」

( ´_ゝ`) 「あひがとうごさいまふ!!」

(´<_` ) (こいつチョロいな)

川*` ゥ´) 「うーん、じゃあ妹者って子と仲直りできて、
       今まで通り一緒に暮らせれば、それで良いかい?」

( ´_ゝ`) 「そ、そうれすそれでお願いします」

川*` ゥ´) 「他の部分に多少しわ寄せが行くけど、良いかい?」

( ;´_ゝ`) 「そ、それはどういう……」

川*` ゥ´) 「兄妹の不仲ってのは、家族全体の問題にもなるだろう?
       だから他の家族にも影響が出る形にする。痛み分けってところだね」



41 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:29:52 ID:ByW/l8tg0

( ;´_ゝ`) 「えー、うぅぅ……。どう、なるんだ、それは?」

川*` ゥ´) 「具体的には知らないよ。
       アタシは馬鹿だから関わる人が増えるとよく分からないんだ。ごめんな。
       ただ、不仲の原因を取り除くように働きかけてあげる」

( ;´_ゝ`) 「弟者、どう思う?」

(´<_` ) 「俺は知らん。これは兄者の問題だ。兄者が決めろ」

( ;´_ゝ`) 「え〜〜〜、ぅうう……、オレだけの問題じゃなくなっているのだが……」

(´<_` ) 「腹をくくれ。男だろう」

( ;´_ゝ`) 「すまんっ! オレは妹者と仲良しがいい!
       あとはどうなるか分からんが我慢してくれっ!!」

(´<_` ) 「言い切ったな」

( ;´_ゝ`) 「う、すまん弟者……」

(´<_` ) 「長男らしい一言だったぞ。
      ま、家族内で済むのであれば大したことにはならんだろうさ」

川*` ゥ´) 「いいんだね? それじゃあいくよ――」


* * * * *



42 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:30:52 ID:ByW/l8tg0
 








l从・∀・*ノ!リ人 「おっきい兄者ー、あそぶのじゃー!」


( ;´_ゝ`) 「お、おう。今行くよー」

(´<_` ) 「良かったな兄者。前より仲が良さそうじゃないか」

( ;´_ゝ`) 「あ、ああ。さすがにちょっと複雑だけどな……」

(´<_` ) 「俺は楽しんでるぞ」

( ;´_ゝ`) 「あれから毎日被ってるもんな、お前」

(´<_` ) 「引き締まって頭が冴えるような気がするんだ。兄者もどうだ?」

( ;´_ゝ`) 「お、オレはいいや。何か大事なものを失いそうな気がするから……」

l从・∀・ノ!リ人 「はやくするのじゃ〜〜〜」

( ;´_ゝ`) 「わかったわかった、そう急ぐな」



43 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:31:50 ID:ByW/l8tg0
 



(´<_` ) (あれから、流石家では、
       『 姉者の下着は誰でも自由に使って良い 』ことになった)


(´<_` ) (『 姉者のパンティーを盗んだ = へんたいさん 』という方程式が崩れ、
       兄者と妹者は仲直りした。姉者は半狂乱だが)


(´<_` ) (妹者は、今日も元気に姉者のブラを振り回して遊んでいる。
       将来が心配だと兄者は言うが、姉者も今週中には家を出るというし、問題ないだろう)


(´<_` ) (後ろめたさがあるらしく、兄者は下着の乱用にあまり積極的ではない。
      意気地のなさは父者ゆずりだろうか。ハゲまっしぐらか)


(´<_` ) (父者と母者は黙認、というかなぜ姉者が発狂しているかもよく分かっていない様子だ。
       恐るべしだな、やかんの力……)



44 名前:名も無きAAのようです :2014/05/11(日) 23:33:22 ID:ByW/l8tg0
 
(´<_` ) (俺はせっかくの機会を活かして、家にいるときはパンティーを被ってみている)

(´<_` ) (コレのお陰で集中力が上がったんだ。
      受験生や資格試験を控えた社会人なんかにお勧めしたい)


(´<_` ) (ちなみに、あのやかんは消えてしまっていた。
      またどこかで誰かの願いを叶えているのかもしれないな)

(´<_` ) (結果として、姉者だけ孤立してしまったが、流石家は今日も平和である)



(´<_` ) (……女性ものの下着、幼女、不審な青年か。
       ふむ、間違って外出でもしたら面白いことになりそうだな)


(´<_` ) (ブラジャーなわとびでも妹者に仕込むとするか)








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