900 名前：名も無きAAのようです ：2012/11/26(月) 19:40:00 ID:MMymU9jAO

　―――洒落怖。



川　 々 )「ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ……ねぇ、おうちいれてよぉ……あそぼぉよぉ……ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ……」


　インターネット上でまことしやかに囁かれる、一種の怪談。


（　 ∀ ）「次は〜抉り出しぃ、抉り出し〜。観念してお待ち下さ〜い」


　嘘か真かはキーボードを叩いた本人しかわからない、多種多様な噂話。


*(　　)*「ｹｹｹｹｹｹ……ﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀﾊｲﾚﾀ」


　しかし、全ての怪談に共通している『条件』がある。


::（；＞＜）::「う、嘘だ……こんなの、こんなのネット上の作り話のはずじゃ……！！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ



　――どれもこれも、死ぬほど洒落にならない怖い話であるということ――


.

901 名前：名も無きAAのようです ：2012/11/26(月) 19:41:50 ID:MMymU9jAO

（；＞＜）「助けて下さい！　明らかに人間じゃない何かにつきまとわれているんです！」


　この物語の主人公は、誰よりも『洒落怖』を引き寄せる少年と。


( <●><●>)「申し訳御座いません……私には見透の才はあれど祓魔の才は無いのです……」


　『洒落怖』が見えるだけで、声を聞くことも触れることも出来ない住職。


（；＞＜）「そ、そんな……それじゃあ僕はどうなるんですか！？」

( <●><●>)「御安心下さい。確かに私には祓魔の才はありません」

( <●><●>)「ですが、誰よりも祓魔の才に富んだ者を知っています。その者なら貴方を救えるはず」

（；＞＜）「ホントなんですか！？　その人は一体！？」



( <●><●>)「私の、実子です」



　そして、『洒落怖』と戦う力を持った者。


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902 名前：名も無きAAのようです ：2012/11/26(月) 19:43:32 ID:MMymU9jAO

川 　々 )「ﾎﾟﾎﾟﾎﾟ……みつけたよぉ……さぁ、いこぉよぉ……」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

::（；＞＜）::「ヒ、ヒィ……こ、来ないで、来ないでください……！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

(;<●><●>)「クッ……こんな時間までどこほっつき歩いてんですかあのアホは……」


「ったく……八尺様とは、なかなかの大物が来なすったな……」ｻﾞｯ


（；＞＜）「！？」ﾊｯ

(;<●><●>)「遅いですよ……罰として竹箒でしばき倒しますからね……」ﾌｩ

川 　々ﾟ)「ﾎﾟﾎﾟ……だれぇ……？」


「八尺様。元は土地神だったモノが穢れ、物の怪と化した『洒落怖』」

「悪ぃな、お前好みのショタっ子はウチの依頼人だからさ、連れてかせる訳にゃいかんのよ」

「だからせめてこの名前だけは覚えとけ。俺はな、お前ら『洒落怖』に対抗する存在……」


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903 名前：名も無きAAのようです ：2012/11/26(月) 19:44:17 ID:MMymU9jAO

(*‘ω‘ *)「寺生まれのてぃんぽっぽさんだっぽ！」ﾊﾞｰﾝ

（；＞＜）そ「てぃんぽっぽ！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ





(*‘ω‘ *)寺生まれのＴんぽっぽさんのようです



作者が堀北真希と結婚したら公開


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