699 名前:名も無きAAのようです :2013/09/16(月) 07:04:21 ID:SoXXfkPE0
('A`)「……私は事実だけを話しました。」

『部下の偽川君は自分が撃った銃に撃たれた?そんな非現実的なことをSITの隊長でもある君が言うのかね!』

『おおかた、君が誤射して偽川君に命中させたんだろう!』

『もういい。この調査は捜査一課にまかせよう。鬱畑警部補、君には本日付けで』


『警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係に配属となる』

700 名前:名も無きAAのようです :2013/09/16(月) 08:06:37 ID:SoXXfkPE0
('A`)(未詳……)  

聞いたことがある。捜査一課が手に負えない「特殊」な事件を捜査する部署らしい。超能力や心霊現象など科学では説明できない事件が担当だ。かなり胡散臭い。

('A`)(どうせ、頭のおかしい奴等のクレームをのらりくらりかわすだけだろう)

('A`)(そんな部署に左遷されたんだ。おれもおかしいと思われたに違いない。)





('A`)(ん、此処か。)

701 名前:名も無きAAのようです :2013/09/16(月) 10:18:41 ID:SoXXfkPE0
( ^ω^)「ようこそ未詳へ。僕が係長の内藤だお」
('A`)「鬱畑警部補です。本日付けでこちらに配属となりました。」
( ^ω^)「では早速捜査に向かってもらうお。」 




( ^ω^)「君の部下、偽川君が自分の銃で撃たれた事件だお」

702 名前:名も無きAAのようです :2013/09/16(月) 10:39:25 ID:SoXXfkPE0
( ^ω^)「数日前、不可解な殺人事件が発生していたのは知っているおね?」

('A`)「はい。男性の一瞬のうちに多数のナイフで貫かれた死体が発見されたとか。」

('A`)「ですが、偽川の件とどう関係が?」 

( ^ω^)「同一犯…それも[SPEC]を持つ人物かもしれないんだお」  

(;'A`)「す、SPEC?」

( ^ω^)「動物が進化したように、人間も常に進化し続けているお。その進化の末、超人的な力を偶然手にした人物がごく希にいるんだお。」

( ^ω^)「その力を我々は[SPEC]と呼んでいるお。」

703 名前:名も無きAAのようです :2013/09/16(月) 10:46:08 ID:SoXXfkPE0
(;'A`)「それでは……その事件の犯人はどんな[SPEC]を持っていると考えているのですか?」 

( ^ω^)「おそらく……」 




( ^ω^)「時間を止める[SPEC]だお」

('A`)[SPEC]のようです


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