96 名前:名も無きAAのようです :2011/11/15(火) 03:15:55 ID:F3YrlyTQ0
太陽が西の地平線に落ち始め、世界が朱に染まる夕暮れ。
二人の男が光を背に、長い影を伸ばしていた。
朱の世界に浮き上がった二つの黒。
少しずつサイズの違う彼らは、ただ一心に夕陽を見送っていた。


( ^ω^)「ドクオ、ぼくはもう逃げないお」


彼の名は内藤ホライゾン。通称肉弾ブーン。
直線移動の素早さ、力強さに一目置かれる生粋のファイター。


('A`)「おれもさ、ブーン」


そしてその相棒、鬱田ドクオ。通称ロンリードッグ。
優れた五感と繊細な心を持った故に、孤独に愛された悲哀のジェントルマン。


( ^ω^)「【賞金稼ぎ(バウンティハンター)】の初仕事…二度しくじる訳にはいかない」

('A`)「ああ、駆け出しの俺達は舐められたら終り…二度と仕事はまわってこなくなる」


二人は固く拳を握る。
立ちふさがった怨敵を倒すため。何より、自分自身の弱さを砕くために。


('、`*川「ブーン。ドクオ。小学生はもう帰りなさいよ」


二人の頭の黄色い帽子が、西日を受けて輝く。
二人はまだ、小学一年生であった。


( ^ω^)スマイルハンターのようです


遠日、後悔!


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