655 名前:名も無きAAのようです :2012/09/19(水) 10:06:10 ID:cW1AjyRUO
それは、たった一冊のノートから始まった

ξ゚听)ξ「あ…これ…」

誰しもが獲得出来得る、禁断の魔導書―グリモワール―

ξ゚听)ξ「懐かしい…」

記憶の源泉―レテ―より蘇りしソレは……

ξ////)ξ「〜〜っ!!」

容易くヒトの精神―ココロ―を蹂躙すると謂われる

ξ////)ξ「あああああ!!!!」

その魔導書の名は――

ξ )ξ「み、見るんじゃなかった……」

中学生の時に考えたオリジナル小説設定集―ブラッククロニクル・オブ・アドレッセンス―

ξ゚听)ξ「こ、この際だから捨てなきゃ!捨てる!!」

ところでみなさんは、言霊をご存じだろうか?
古代より信じられてきた、言葉が持つ霊的な力を指すのだが……


ξ><)ξ「きゃあっ!?」

もしそれが、

ξ><)ξ「な、なに…本が、光って……!?」

本当にあったとしたのなら

( メω^)「…おお、デレ様、」

ξ゚听)ξ「……え、ブーン?」

( メω^)「その名前で呼ばれるとは久しい…よくぞ御無事で」

ξ゚听)ξ「……え?」


片目の騎士×創造主―カミサマ―

656 名前:名も無きAAのようです :2012/09/19(水) 10:07:17 ID:cW1AjyRUO
( ・∀・)「破壊だよ破壊、ぜーんぶ破壊!」


川 ゚ 々゚)「まーまー派手にやっちゃって…ちょーっと、おイタがすぎるんじゃない?」

( ・∀・)「おや…お前は…」

川 ゚ 々^)「はぁーい、お久しぶりこのド腐れ低能キチガイ野郎」

( ・∀・)「その言葉、そっくりそのままあなたに返しますよ」

最凶の魔法剣士×最低の魔法剣士


(´<_` )「なぁ、兄者。俺はあの狭い世界で同じ詩を謳うのはもう嫌なんだ」

( ´_ゝ`)「……弟者、」

(´<_` )「頼む兄者、カミ殺しをすると言ってくれよ」

( ´_ゝ`)「…………」


優等魔法使い×劣等魔法使い


('A`)「カミサマを殺せば、俺達を縛る理の鎖はなくなるんだろう?」

川 ゚ -゚)「ああ。殺してしまえば、物語を制御する者はいなくなるからな」

( A )「なら、俺は奴を殺す。それで、彼女が…救われるのなら」

嫉妬に狂った騎士×王女に侍するメイド長

657 名前:名も無きAAのようです :2012/09/19(水) 10:09:24 ID:cW1AjyRUO
( ФωФ)「実に面妖な状況であるな」

lw´‐ _‐ノv「いつも通り魔法は使えるのが不幸中の幸いですね」

( ФωФ)「そうだな…さて女狐をあぶり出しに行こうではないか」

lw´‐ _‐ノv「魔王様の仰せのままに」


魔王様×魔王に侍するメイド長


( ^ω^)「おっ、おっ、ツンがこっちに帰ってくるとか久々だお!」

ζ(゚ー゚*ζ「…ブーン?」

( ^ω^)「…なんで僕の名前知ってるんだお?」

ζ(゚ー゚*ζ「ああ、ブーン……」

(;^ω^)「な、なんだおっ?」

ζ(゚ー゚*ζ「よかった、怪我が治ったのね…」

(;^ω^)(誰だお、こいつ……)

カミサマの幼馴染み×王女様




物語が現実―リアル―に飛び出した時、本当の物語が始まる……!

658 名前:名も無きAAのようです :2012/09/19(水) 10:10:31 ID:cW1AjyRUO
(;^ω^)「…というかツン、その設定はむちゃくちゃだおね」

ξ゚听)ξ「しょ、しょうがないじゃん!厨二病ってそういうものなのー!!」

( メω^)「……カミサマの言うことはよくわからないお」

ζ(゚ー゚*ζ「それほど高度な会話をなさるとは……やはり素晴らしい方なのですね」

( ^ω^)「…それにしたって『隻眼の雷光という異名を持つ騎士が王女と恋仲で魔王軍との戦いに勤しみつつも幾多の戦場を共に駆け抜けた騎士との友情を描き赤い月によって心を破壊された魔法剣士を救おうとしたり双子の魔法使いの確執に巻き込まれたり』って……」

ξ )ξ「…………」

(;^ω^)「設定が多すぎてキャラが死んでるお」

ξ )ξ「だから書けなかったのよ……」

( ^ω^)「……」


設定に殺されたゾンビ達のようです

20013年 公開!


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