569 名前:名も無きAAのようです :2012/09/13(木) 00:10:58 ID:uX4XO5Gw0
それは苦渋の決断だった。
彼女の体を蝕む病。
それは現代では治療はできないものだった。


ξ゚听)ξ「目が覚めたらまた遊ぼうね」


( ^ω^)「わかってるお、ツン」


ξ゚听)ξ「愛してるよ、ブーン」


( ^ω^)「僕もだお」


だから、僕らは未来に託した。
彼女を助けることのできる未来を望み、目を閉じた。
輝かしい未来の夢を見ながら...


ー現実は悪夢でしかなかった。


目が覚めた世界に最愛の人はいなかった。


(; ^ω^)「ツン!?ツンはどこだお!?」


少年は消えた最愛の人を探すことを決意する。しかし、現実はそれさえもさせてはくれない。


(; ^ω^)「な、なんなんだお...ここは...」


地球は進化した“蟲”によって支配されていた。人類はもう、”蟲“によって絶滅していた。一歩でも外へ出れば死を覚悟しなくてはいけない。


(; ^ω^)「これは...未来の銃か何かお?」


それでも戦うことを決断する少年。
消えた、人類の謎を知るために。
消えた、最愛の人の真実を知るために。
最後の生き残りが歩き出す。


( ^ω^)は最後の謎を探すようです


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