776 名前:名も無きAAのようです :2012/10/09(火) 20:40:42 ID:Nu0ZjpcsO
――あれから三年の月日が流れた。

素直に監禁されていた俺は、デレこと井手口玲香に救い出され、切りようにも切りえない付き合いを続けていた。

ζ(゚ー゚*ζ「久しぶり。やつれた?」

('A`)「いや、そんなことはない」

事実、俺はわりと真っ当な人生を歩んでいるように思えた。
そこそこの収入はあるし、人間関係も希薄、互いに干渉することは稀で、俺にとっては天国のような場所だった。

('A`)「むしろ、井手口の親父さんに感謝してる」

ζ(゚ー゚*ζ「そう?病院の警備って大変だと思ってたんだけど」

('A`)「肌にあってたんだよ、多分」

ζ(^ー^*ζ「そっかー。でも、元気そうでよかったよ」

('ー`)「…………」


……一つだけ心に引っ掛かっていることがあった。
なんてことのない話。
だけどそれは、誰にも言えないことで、

ζ(゚ー゚*ζ「……どうかした?」

('A`)「いや、なんにも?」

じわじわと心を蝕む、黒い染みのような異物だった。

777 名前:名も無きAAのようです :2012/10/09(火) 20:42:45 ID:Nu0ZjpcsO
('A`)(……父親、か)

( ・∀・)『久しぶりだね』

('A`)『……あんたは、』

( ・∀・)『自分だけ幸せになるつもりなのか?』


(  ∀ )『そんなの絶対に許さないよ』

('A`)「…………」

ζ( ー *ζ「…………」


陰鬱な物語は、再び、動き出す。

('A`)は牢獄の中に囚われ続けているようです


監禁されてしまったようですの続きだけど書けそうにない
他に書きたい話がたくさんあるから無理


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