- 463 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:30:07 ID:jvZ2nLjQ0
- ( ^ω^)「今日のお昼何を食べようか悩むおー」
川 ゚ -゚)「登校中の時点からもうお昼ご飯のことを考えるとは流石ブーンだな」
( ^ω^)「早め早めに何事も考えて置いた方が上手く行くお」
川 ゚ -゚)「それが分かっているならテスト勉強も早めに準備すればいいのに…ん?」
( ^ω^)「どうかしたかお?」
川 ゚ -゚)「あれ貞子とハインじゃないか?」
( ^ω^)「ハイン?ヒッキー先生じゃなくて?」
川 ゚ -゚)「あんな目立つ制服と髪の毛はハインしかいないだろ。ほら、あれ」
( ^ω^)「…おー、確かにあれはハインだおね」
川 ゚ -゚)「ふーむ?」
- 464 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:30:48 ID:jvZ2nLjQ0
(-_-)「あ、2人ともおはよー」
川 ゚ -゚)「噂をすればヒッキー先生」
(-_-)「え?僕の噂してたの?」
( ^ω^)「さっき前を貞子とハインが歩いてたんだお」
川 ゚ -゚)「何時もならヒッキー先生と登校してるのに何故かなぁと」
(-_-)「あぁ、そのことね」
川 ゚ -゚)「どういうことなんですか?」
- 465 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:31:44 ID:jvZ2nLjQ0
(-_-)「僕が貞子さんの登下校のお供をクビになっちゃっただけだよ」
( ^ω^)「なーんだ、そうだったのかお」
川 ゚ -゚)「いやぁ、びっくりさせないでくださいよー」
(-_-)「あはは、ごめんごめん」
川; ゚ -゚)「いや、ちょっと待ってください!どういうことですか!?」
(; ^ω^)「クビって、何事だお!?」
(-_-)「大丈夫だよ、僕の代わりに高岡君が毎朝迎えに行ってくれるみたいだし」
川; ゚ -゚)「なんでヒッキー先生の代わりにハインがそんなことをするんですか!」
(; ^ω^)「そんなのおかしいですお」
(-_-)「そう言われてもなぁ、貞子さんがそれを望んでるんだから仕方ないよ」
川; ゚ -゚)「貞子が…?」
(-_-)「うん、さっき迎えに行った時に…」
- 466 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:32:24 ID:jvZ2nLjQ0
(;-_-)『ゴキブリ退治してたらちょっと遅れちゃった、ごめんねー、貞子さん!』
川;д川『…あ、ヒッキー先生』
从 ゚∀从『ヒッキー先生、おはようございます』
(-_-)『おはよー2人とも…って、高岡君も来てたの?』
从 ゚∀从『えぇ、今日からは僕が貞子と一緒に行こうかと思いまして』
(-_-)『え?』
- 467 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:33:22 ID:jvZ2nLjQ0
- 从 ゚∀从『登下校を教師と生徒が一緒にするのはやっぱりおかしいです、これは贔屓です。貞子がいつそう言われてしまうか分からないし、先生も贔屓教師と言われてしまう危険性もあります』
川;д川『…』
从 ゚∀从『だから今日からは先生の代わりに僕が貞子と登下校を一緒にしますので、先生は安心してください』
(-_-)『んー…貞子さんも僕とより高岡君の方が気楽なのかな?』
川;д川『えっと、それは、その』
从 ゚∀从『そうにきまってます。なんたって僕と貞子はシベリアの時からの友達なんですから!』
(-_-)『…そっか。じゃあ高岡君、よろしくね』
从 ゚∀从『はい、任せてください』
(-_-)『じゃあ貞子さん、また後で教室で会おうね』
川;ー川『…』
- 468 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:35:00 ID:jvZ2nLjQ0
(-_-)「…と言うわけで、今さっきクビになったばかりなんだよね」
( ^ω^)「どうして自転車に乗ってる先生の方が遅いんだお」
(-_-)「お昼ご飯買いに寄り道してて…」
( ^ω^)「なるほどだお。…ところで」
川 ゚ -゚)「…」
(; ^ω^)「…クー、落ち着けお。表情変わらないのにオーラが怖いお」
川 ゚ -゚)「ハインの奴、一体何を考えているんだ」
(-_-)「高岡君はいつだって貞子さんのことを思って行動してるんだと思うよ」
川# ゚ -゚)「それが異常だって言ってるんですよ!転校して来た理由だって貞子を追いかけて来たとかふざけたこといってるし…!」
(-_-)「よほど大切なんだろうね、高岡君にとって貞子さんは」
( ^ω^)「それは分かるけど、ハインに対して貞子の方は距離がある感じはするお」
川# ゚ -゚)「貞子の何だって言うんだ、アイツは!」
(-_-)「…」
- 469 名前:名も無きAAのようです :2015/10/24(土) 05:36:57 ID:jvZ2nLjQ0
从 ゚∀从「ちゃんと毎朝起こしに行くから安心してね、貞子」
川д川「…高岡君」
从 ゚∀从「なんだい?貞子」
川;д川「高岡君はどうしてそこまで私のことを?」
从 ゚∀从「僕が君のファンであり、友達だからだよ、貞子」
川;д川「そう、ですか…」
←その82 / 戻る / その84→