- 412 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:29:10 ID:./B1hJXk0
- (-_-)「ついに修学旅行も最終日ですね、皆さん」
川 ゚ -゚)「今日は昼から自由行動で、夕方空港に集合ということでしたよね」
(-_-)「流石クーさん、その通りです!みなさん、最終日を自由に楽しんできてくださいね。でも、ちゃんと時間通りに空港に来てくださいよー。そうでないとおいて行くことになりますから」
爪'ー`)y-「歩いて帰れるのかな、長崎から自宅まで」
( ^ω^)「時間をかければいけるお」
川;д川「置いて行かれる前提で話さないでくださいよ…」
(-_-)「では皆さん、空港で会いましょうー!」
- 413 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:30:09 ID:./B1hJXk0
- 川 ゚ -゚)「さて、どこに行こうか」
( ´_ゝ`)「秘宝館行こうぜ、秘宝館」
( ^ω^)「秘宝館ってなんだお?」
川 ゚ -゚)「もしかしてあのNo.1と名高い秘宝館に行きたいのか?」
( ´_ゝ`)「流石クーちゃん、わかってるー」
爪'ー`)y-「なんか秘宝館とかいいな、探検隊作って行こうぜ!」
( *^ω^)「おー!それは楽しそうだお!秘密の宝を探し出す旅に出るおー」
川 ゚ -゚)「貞子、お前はどうする?」
川;д川「なんか嫌な予感がするのでやめておきます」
川 ゚ -゚)「ははは、するどいな」
( ´_ゝ`)「とりあえず制服だとやべぇから浴衣に着替えようぜ。変装用に持って来たんだ」
( *^ω^)「変装とか、ますます面白くなってきたお!」
爪'ー`)y-「お土産いいのあったら買ってくるぜ、貞子!」
川д川「いや、結構ですので…。楽しんできてください」
- 414 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:30:58 ID:./B1hJXk0
ミセ*゚ー゚)リ《あ、貞子ちゃん》
川д川「ミセリちゃんと皆さん」
( ゚д゚ )「ビロードが異文化コミュニケーションを取りたいとかいうから今から異文化巡りをしようとおもうんだが、一緒にどうだ?」
( ><)「長崎だから普段は触れらない異文化を学べるチャンスかと思いまして!」
( <●><●>)「私たちと行動することこそ、知識人の貞子さんにはピッタリかと思いますが?」
川д川「嬉しいお誘いですが、一人でどうしても行きたい所があるんです」
ミセ;*゚ー゚)リ《一人で?大丈夫なの?迷子にならない?》
川д川「大丈夫ですよ、いざとなったらタクシー使いますし」
( ゚д゚ )「そうか。気をつけろよ」
川д川「えぇ、ではまた後で」
- 415 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:31:44 ID:./B1hJXk0
o川;*゚ー゚)o「き、緊張するー!」
ξ゚听)ξ「良かったわね、大好きなアイドルのライブチケットとれて」
o川*゚ー゚)o「うん!でも、いいの?ツンちゃん私になんか付き合って…」
ξ゚听)ξ「私もライブ行ってみたかったし構わないわ」
o川*゚ー゚)o「でも折角の修学旅行なのに」
ξ゚听)ξ「ライブには元々興味あったからいいのよ。…それに、あんたが隣に居ないならどんなとこまわっても楽しくないし」
o川*;ー;)o「つ、ツンちゃんがデレたっ…!」
ξ゚听)ξ「はいはい、良いから楽しい思い出作りしましょー」
o川*;ー;)o「うん!ツンちゃん大好き!」
ξ゚听)ξ「そりゃどうも」
- 417 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:32:29 ID:./B1hJXk0
(-_-)「やっぱり空港が一番お土産揃ってますね」
('A`)「満足のいくお土産はかえたか?」
(;-_-)「はい!あり過ぎてお財布の中がさみしいことになってますよー」
('A`)「どうせほとんど自分で食う用だろうが」
(-_-)「ははは、そうなんですけどね。あ、でも、ロマネスク先生とペニサス先生にも買いましたよ!」
('A`)「おー、俺もペニサスのお土産にゼクシィ買ったぜ」
(;-_-)「本当に怒られますよ?」
('A`)「アイツからかうの楽しいから仕方ない」
(-_-)「好きな子いじめちゃう小学生男子みたいですね」
('A`)「ねーよ。それにしても、ペニサスもはやく結婚すりゃいいのになぁ」
(-_-)「ペニサス先生にはロマネスク先生がいるし、大丈夫ですよ」
- 418 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:33:11 ID:./B1hJXk0
('A`)「ヒッキーはペニサス狙ったりしねぇーの?」
(;-_-)「え!?僕がペニサス先生をですか!?」
('A`)「仲良いし、ペニサスはお前のこと気に入ってるみたいだし、いいんじゃねーの?」
(;-_-)「いきなりそんなこと言われても…うーん」
('A`)「悪りぃ悪りぃ。ペニサスが相手じゃ誰だって嫌だよな」
(;-_-)「ペニサス先生がどうとかよりも、僕が誰かと付き合ったり結婚したりというのが想像つきませんね」
(;'A`)「えー、なんだそれ。もしかして初恋もまだとかなのか?」
(-_-)「初恋、ですか」
('A`)「そうだよ、初恋。思い出してみろよ」
- 419 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:35:01 ID:./B1hJXk0
- (-_-)「初恋……」
('A`)「高校生とか大学生の時に恋愛の一つや二つあったろ?」
(*-_-)「あ、それなら勉強に恋してました!」
('A`)「べ、勉強…?」
(*-_-)「はい!色んな本を読んで勉強して知識が身に付くのが楽しくて楽しくて!」
(;'A`)「やっぱりお前、変わってんなぁ…」
(-_-)「そうですかね?」
('A`)「…今の話聞いて思ったけど、貞子とお前ってなんか似てるな」
(-_-)「え?僕と貞子さんが?」
('A`)「去年アイツの担任だった時に似たようなこと言われたよ」
(-_-)「なんて言われたんですか?」
('A`)「前の高校生活はどんなだった?って聞いたら、『別に何もありませんでしたよ。私には勉強しかなかったし、これからもそうですので』ってな」
(-_-)「…そうですか」
('A`)「まぁ、でも今は楽しそうに学校通えてるし本当よかったよ。お前のおかげだな」
(-_-)「そんなことは…あはは」
(-_-)(…そういえば貞子さん、今頃何してるのかな)
- 420 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:36:07 ID:./B1hJXk0
「…ふふふ、我ながら完璧ですね」
ζ(゚ー゚*ζ「どっからどうみても私が貞子だとは気付かないですね、これなら!」
ζ(゚ー゚*ζ「これだけ変装すればあの子だって気付かないはずです!」
ζ(゚ー゚*;ζ「…本当は会うべきじゃないんだろうけど、元気にしてるかどうかだけ確認をね、うん」
ζ(゚ー゚*ζ「さーて、お目当ての本屋さんはーっと…」
- 421 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:37:03 ID:./B1hJXk0
「お、おい、そこの赤いリボンの二つ結びのあんた!」
ζ(゚ー゚*;ζ「は、はい!?私でしょうk…」
ζ(゚ー゚*ζ「…あなたは」
(; ^ν^)「やっぱり…」
ζ(゚ー゚*;ζ(この人、確か私に痴漢した人…。なんでここに!!?まさか逆恨みとか……!?)
(; ^ν^)「こ、この前は悪かった!つい出来心で…本当すまん!」
ζ(゚ー゚*;ζ「…え?」
- 422 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:40:10 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「まさかまたあんたに会えるとは思わなかった」
ζ(゚ー゚*ζ(私は一生会いたくなかったんですがねぇ…)
( ^ν^)「あ、名乗り忘れてたが俺は卯速ニュッだ、この前は本当に悪かったな。お詫びにそこの喫茶店で奢らせてくれないか?」
ζ(゚ー゚*;ζ「え、いや、あの、その」
(; ^ν^)「やっぱりそんなんじゃ許して貰えないよな。くそ、謝罪なんてしたことねぇからよく分からん…」
ζ(゚ー゚*;ζ「別に謝罪なんてもういいですよ。それよりもなんで長崎に?」
( ^ν^)「修学旅行で来ててな。あ、ちなみに俺の通う学校は名門校で、俺はそこで常に学年主席なんだ」
ζ(゚ー゚*ζ(名門校の学年主席が痴漢って…ろくでもない学校ですね)
- 423 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:41:58 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「俺、この前は本当に悪いことしたと思ってるんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁ、はい…」
( ^ν^)「それでお詫びといっちゃなんだがよ」
ζ(゚ー゚*ζ「だからお詫びなんて…」
( ^ν^)「お詫びに名門校で、学年主席の彼氏とかいらね?」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「…えーと」
( ^ν^)「将来有望だぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「はは、ははは。ちょ、ちょっとトイレ行って来ます」
( ^ν^)「そうか、トイレの入り口で待ってるわ」
- 424 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:42:51 ID:./B1hJXk0
ζ(゚ー゚*ζ(さてと)
ζ(゚ー゚*ζ(痴漢に告白されてしまった…)
ζ(゚ー゚*;ζ(人生初の告白が変装中でしかも痴漢からって…最悪だなぁ)
ζ(゚ー゚*;ζ(そんなことより、いつまでもトイレにいるわけにも行かないし、何か打開策を…)
ζ(゚ー゚*;ζ(なんか変装でもしてあの人にばれないようにトイレから出れれば良いんだけど)
ζ(゚ー゚*ζ「…ん?変装?」
- 425 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:43:55 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「遅いな…、化粧でも直してんのかな」
川д;川 コソッ
( ^ν^)「…」
川д;川(ガン見されてるけど、服も変えたしこれならバレないはず…!)コソコソッ
( ^ν^)「おい」
川д;川「あ!あの、赤いリボンの女の子ならお化粧直しを…」
( ^ν^)「なんでテメェがこんな所に居るんだよ、土井貞子」
川;д川「……!?」
- 426 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:47:11 ID:L3UaGDQE0
( ^ν^)「どこのエリート学校に行ったかと思ってたのに、その制服…聖vipのじゃねーか」
川;д川「…」
( ^ν^)「にしても久々だな、それにそんな馬鹿校に行ったとは思ってなかったぜ。まぁ、お前が居なくなったおかげで学年主席は俺のものになったがな」
川;д川「それってつまり、あなたはシベリアの生徒…!?」
( ^ν^)「……は?」
川;д川(シベリアの生徒も来ているなんて…これは厄介なことになる前にさっさと空港に行った方が良さそうですね)
川д川「では、私は急ぎますのでお達者で…」
( #^ν^)「ちょっと待て!!」
川;д川「は、はい?!」
( #^ν^)「お前まさか、俺のこと覚えてねぇーのか!?」
川;д川「…え、あ、いや、覚えてますよ!」
( #^ν^)「明らかに覚えてなかっただろ!ふざけんな!お前、中学の頃からずっと同じクラスだっただろうが!」
川;д川「ええ!?そうだったんですか?」
( #^ν^)「…やっぱり覚えてなかったんじゃねーか」
川д川「あ」
- 427 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:49:18 ID:./B1hJXk0
(-_-)「お土産買い終わっちゃうと暇ですねー」
('A`)「…ありゃ?」
(-_-)「どうかしたんですか?」
('A`)「いや、シベリア大学付属高校の制服着てる奴がちらほらいるなぁと」
(-_-)「シベリア…」
('A`)「あの名門校と修学旅行同じ場所だったんだなー」
(-_-)「シベリアって、貞子さんと高岡君が転校してきた学校ですよね」
('A`)「あぁ、そうだな」
(;-_-)「…貞子さん、大丈夫かな」
('A`)「なぁに、大丈夫だろ。貞子だって他の奴らといるだろうし、絡まれたりとかはないさ」
(-_-)「…きっと何か問題が起きても誰かが助けてくれますよね」
('A`)「心配しすぎなんだよ、ヒッキーは」
(;-_-)「そうですよね、あははは」
- 428 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:50:01 ID:./B1hJXk0
( #^ν^)「ふざけやがってふざけやがって…!」
川д川「…すいません」
( #^ν^)「俺はな!!入学当初から、いつもいつもいつもお前のせいで二位だったんだよ!お陰であだ名は「万年2位」だった!」
川д川「えーと、なんかそれは申し訳ないことをしてしまいましたね」
( #^ν^)「俺は努力してお前を抜かすために勉強し続けた!中学三年間は一度も抜くことが出来なかったから、高校の三年間では抜かしてやろうと思ったのに、それなのにお前は…!!」
- 429 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:50:52 ID:./B1hJXk0
川д川『失礼しました』ガラッ
(; ^ν^)『おい、土井!お前、転校するって本当か!?』
川д川『…えぇ、まあ』
( #^ν^)『ふざけんな!お前、不登校になってやっと帰ってきたと思ったら転校だと!?俺はずっとお前を負かすために努力してきたんだぞ!勝ち逃げする気かよ!』
川д川『勝ち逃げ…?何の話か分かりませんが、私に関わらない方がいいかと思いますが』
( ^ν^)『…ってか、何で転校するんだよ、この学校のレベルが低いからか?』
川д川『貴方に教える義理はありません』
( #^ν^)『なんだと!』
川д川『…それにしてもビックリしました。この学校にまだ私に話し掛けてくる人がいるなんて』ボソッ
( ^ν^)『あ?』
川д川『…何の話かまったく分かりませんでしたが、これからも努力し続けて頑張ってくださいね』
( ^ν^)『…お前が居ないなら、努力しなくても俺がこの学校のトップに決まってんだろ、くそが』
- 430 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:52:14 ID:./B1hJXk0
川д川「あー…確かに転校の手続きした時にそんなことがあったような」
( #^ν^)「それすらも忘れてるとはな」
川д川「すいません。でも、私が居なくなったんだから貴方がトップなんでしょう?」
( ^ν^)「当たり前だろ、お前以外は俺の敵にならねーよ」
川д川「ならよかったじゃないですか、トップになれて」
( ^ν^)「そりゃあトップになれて嬉しいさ。でもな、お前が居なくなって俺がトップになったというのに、いつまでもお前は俺の邪魔をしてるんだよ」
川д川「邪魔をした覚えはないのですが…」
( #^ν^)「お前が勝ち逃げしたせいで、『土井貞子がいないから一位になれているだけ』と馬鹿にされるんだよ!」
川д川「なるほど」
( #^ν^)「…なぁ、土井。お前はいつまでたっても万年2位の気持ちが分かるか?一番じゃなきゃ意味がねーんだよ」
川д川「…そんなことは」
( ^ν^)「一番じゃなきゃ、ライバルだと思ってた奴に名前すら覚えてて貰えないんだぜ?」
川;д川「それは、その…」
- 431 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:53:24 ID:./B1hJXk0
( ^ν^)「馬鹿らしい。まさか存在すら認知してもらえてなかっただなんて、滑稽だよな」
川;д川「ごめんなさい」
( ^ν^)「…傷でも付ければ、俺のこと意識するようになるのか?なぁ、土井」
川;д川「お、落ち着いてください!!もう二度と忘れませんから!!」
( ^ν^)「…忘れるもなにも、最初から眼中になかったくせに」
川;д川「ちょ、近付かないで下さ…」
「あれ?そこにいるのは万年2位のニュッじゃないか」
( #^ν^)「あ!?今は学年首席だっつーの!!」
( ;^ν^)「って、お前は…」
川;д川「あ…」
- 432 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:55:25 ID:./B1hJXk0
从; ゚∀从「えっ、ニュッだけじゃなくて貞子もいるじゃないか!2人でなにしてるの?」
( ^ν^)「別にお前には関係ねーだろ」
川;д川「た、高岡くん!助けてください」
从; ゚∀从「ニュッ、お前もしかして貞子いじめてるの?」
( ^ν^)「どちらかというと精神的にやられたのは俺の方なんだけどな…」
从# ゚∀从「いくら中学からの仲だとしても、貞子をいじめるのは許さないぞ!」
( ;^ν^)「…なんだと?」
从 ゚∀从「そういう訳だから、貞子は返してもらうよ。そろそろ空港に向かわなきゃいけない時間だしね。いこう、貞子」
川;д川「は、はい!」
(; ^ν^)「ちょ、ちょっと待て!」
从 ゚∀从「悪いけど待てないよ。じゃあね、ニュッ。久々に顔見れてよかったよ」
(; ^ν^)「…」
- 433 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:57:11 ID:L3UaGDQE0
o川*@∀@)o「ライブ最高だったぁああ!!」
(;'A`)「キュート、なんで一年の時の姿に…」
ξ゚听)ξ「アイドルのライブに行く時の彼女なりの正装らしいです」
('A`)「これが正装なのか…」
(* ´_ゝ`)「眼鏡っ娘キューちゃん、最高っ…!」
( ;><)「兄者くんのキュートさんに対するフィルターはんぱないんです…」
- 434 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:58:56 ID:L3UaGDQE0
(-_-)「…貞子さんと高岡君、まだかなぁ」
( ^ω^)「もしかして2人でデートとかしてたりして…」
爪;'ー`)y-「そそそそんなまさか!」
( ´_ゝ`)「それは無いと思うよ?ハインはシベリアの奴と遊んでくるって言ってたし」
('A`)「ハインの奴、制服いまだにシベリアのだから紛らわしいな」
川 ゚ -゚)「シベリアの集合写真に紛れて写真に写ったら、心霊写真の出来上がりですね」
(; ´_ゝ`)そ「なるほど、それ目当てで…!」
从; ゚∀从「そんな訳ないだろう」
( <●><●>)「やっと来ましたか。遅かったですね、お二人とも」
川д川「まぁ、ちょっと色々ありまして…」
川 ゚ -゚)「行きたい所には行けたのか?」
川д川「残念ながら、今回は行けませんでした。そっちはどうでしたか?」
川 ゚ -゚)「ふふふ、聞きたいか?」
( ^ω^)「貞子、聞かないでくれお」
爪'ー`)y-「やめてくださいお願いします」
( ´_ゝ`)「俺らにはまだ早すぎたのさ…」
川;д川「そ、そうですか」
- 435 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 05:59:40 ID:L3UaGDQE0
(;-_-)「貞子さん。色々って、絡まれたりでもしたの?」
川д川「絡まれたというか、なんというか…」
从 ゚∀从「昔のクラスメイトに絡まれてたけど、俺が仲裁に入ったんで何事もなく終わったのでご心配なく」
(;-_-)「えっ!?大丈夫だったの?」
川д川「高岡君が助けてくれたので怪我一つありませんよ」
(;-_-)「そっか、ならよかった…」
从 ゚∀从「ヒッキー先生が心配しなくとも、どんなことがあっても貞子は俺が守りますから大丈夫ですよ」
(*-_-)「そっか、高岡君は頼もしいなぁ」
川;д川「嬉しいですけど、気持ちだけで結構ですので…」
- 436 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 06:00:42 ID:L3UaGDQE0
('A`)「おい、そろそろ飛行機に乗るぞー」
(-_-)「おっと、皆さん揃ってますか?」
(; ^ω^)「点呼取ったのに一人足りないお」
( ><)「あ、それミセリさんかと」
ミセ*゚ー゚)リ こくり
爪;'ー`)y-「スピーカーまた引っかかったのか…」
(*-_-)「じゃあ全員揃ってるようですし、帰りましょう!」
- 437 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 06:01:23 ID:L3UaGDQE0
川д川「…」
( #^ν^)『…なぁ、土井。お前はいつまでたっても万年2位の気持ちが分かるか?一番じゃなきゃ意味がねーんだよ』
( ^ν^)『一番じゃなきゃ、ライバルだと思ってた奴に名前すら覚えてて貰えないんだぜ?』
川д川「申し訳ないこと、しちゃいましたね…」
爪'ー`)y-「何が?」
川д川「…いえ、なんでもありませんよ」
爪'ー`)y-「ふーん?」
- 438 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 06:02:14 ID:L3UaGDQE0
( ^ν^)「……」
(* ^Д^)「修学旅行楽しかったな!もう帰りの飛行機だなんて、あっという間だったよなぁ」
( ^ν^)「そうだな」
(; ^Д^)「…なんだよ、楽しく無かったのかー?ってか、自由時間わざわざ私服に着替えてお前一人で何してたんだ?」
( ^ν^)「それはライブ……いや、そんなことより聞きたいことがあるんだが」
( ^Д^)「聞きたいこと?」
( ^ν^)「…白髪で、高岡って名字の奴、中高一貫クラスにいたか?」
(; ^Д^)「はぁ?何を言い出すかと思えば…」
- 439 名前:修学旅行3日目 :2015/09/09(水) 06:03:02 ID:./B1hJXk0
( ^Д^)「高岡なんて生徒、そもそもシベリアには居ないだろ」
( ^ν^)「……だよな」
- 442 名前:名も無きAAのようです :2015/09/09(水) 06:16:10 ID:./B1hJXk0
- おまけ。
今年も百物語参加させて頂きました。この作品でも百物語に参加したかったけど、修学旅行編が間に合わなかったので皆のホラー耐性についてのイラストだけでも書いてみたり
1.お化け屋敷にて
2.ホラゲー
3.映画館にてホラー映画
4.自宅にてホラー映画
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