949 名前:名も無きAAのようです :2014/11/28(金) 02:22:36 ID:A.wrBRPs0

(;-@∀@)「うーむ…」

(-_-)「教頭先生、どうかしたんですか?」

(-@∀@)「あぁ、いや、ちょっと勉強してましてね。苦手なジャンルなもので…」

(-_-)「うわぁ、ノートにビッシリ書いてますね。なんの勉強なんですか?」

(;-@∀@)「…ヒッキー先生、『ひなま釣り』ってご存知ですか?」

(;-_-)「え、いや、すいません。勉強不足で知りません」

(;-@∀@)「いや、知らなくて当然ですから!お気になさらず!あはははは!」

950 名前:名も無きAAのようです :2014/11/28(金) 02:23:18 ID:A.wrBRPs0

(-_-)(今日の教頭先生、可笑しかったなぁ)

(-_-)「『ひなま釣り』って何なんだろ…」

(* ゚д゚ )「えっ!?先生、今なんと!?」

(-_-)「『ひなま釣り』って何なのかなぁって」

(* ゚д゚ )「大人気の深夜アニメですよー!今度2期が始まるんで、ワカッテマスとビロードとイベントに行って来たばかりなんですよ!」

川д川「なんだかんだ言って、生徒会の方と仲良いんですね」

ミセ*゚ー゚)リ《というか、先生も深夜アニメとか興味あるんですか?》

(-_-)「いや、僕はアニメとかそういうのはサッパリで…」

(* ゚д゚ )「是非見るべきですよ!」

(-_-)「うん、見てみるよー」

951 名前:名も無きAAのようです :2014/11/28(金) 02:25:35 ID:A.wrBRPs0

(;-@∀@)「うーん、『ひなま釣り』とは一体なんのことなんですかねぇ…」

(-_-)「教頭先生ー!」

(-@∀@)「おはようございます、ヒッキー先生」

(*-_-)「おはようございます!いやぁ、良かったですよ、『ひなま釣り』!」

(-@∀@)「え」

(*-_-)「名作でしたね、アニメも中々いいものですね!思わずDVD全巻買っちゃいましたよー、2期楽しみですね!」

(;-@∀@)「か」

(-_-)「か?」

(;-@∀@)「貸してくださいお願いします!そして見どころと魅力について是非ご教授ください!」

(;-_-)「…へ?」

952 名前:名も無きAAのようです :2014/11/28(金) 02:26:15 ID:A.wrBRPs0

(゚、゚*トソン「それで主人公が…」

(-@∀@)「分かります分かります、あの必殺技を繰り出したところは最高でしたよね」

(゚、゚*トソン「流石アサピー先生!あそこのシーンたまらないですよね!」

(-@∀@)「はい、2期が始まるの楽しみですよね」

(゚、゚*トソン「本当ですよね!」

(-@∀@)「あ、トソン先生、今日ご一緒にご飯いかがですか?」

(゚、゚;トソン「残念ですけど、今日はちょっと…」

(;-@∀@)「あ、そうか。毎週金曜日は用事があるんでしたね、すいません」

(゚、゚トソン「良かったら金曜日以外で来週ご飯食べに行きましょう」

(-@∀@)「はい、では、また来週お会いしましょう。戸締りは私がしときますので」

(゚、゚トソン「ありがとうございます。では良い週末を」

953 名前:名も無きAAのようです :2014/11/28(金) 02:27:51 ID:A.wrBRPs0


(-@∀@)「ふぅ、ヒッキー先生に感謝ですね」

(-@∀@)「まさかトソン先生がアニオタだったとは…。いや、でも、そーいうところもギャップ萌えとして最高なんですけどね」

(-@∀@)「にしても今日もダメでしたか…」

(-@∀@)「…毎週金曜日、トソン先生、一体何の用事があるんですかねぇ」

954 名前:名も無きAAのようです :2014/11/28(金) 02:28:51 ID:A.wrBRPs0



(゚、゚*トソン「アサピー先生も『ひなま釣り』好きなんですって!」

( <●><●>)「へぇ、教頭先生が?それは意外ですね」

(゚、゚*トソン「アサピー先生優しいし、本の趣味も合うし、理想の男性ですよ!」

( <●><●>)「そうですか、じゃあ今日のデート断らなきゃ良かったのに」

(゚、゚トソン「だってワカッテマスがご飯食べに来るの金曜日だけじゃないですか」

( <●><●>)「本当は実家に週一でご飯食べに来るのも面倒なんですが」

(゚、゚トソン「一人暮らしする条件で、最低週一は実家でご飯食べるって約束したじゃないですか、お忘れですか?」

( <●><●>)「わかってますよ。全く、姉さんには困ったものです…」


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