579 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:50:38 ID:HbvZAjag0
( <●><●>)「これ、各クラスに配布しといてください」

(;゚д゚ )「俺たちは生徒会のパシリじゃないぞ!」

(*‘ω‘*)「まぁまぁいいじゃないかっぽ」

ミセ*゚ー゚)リ《あ、会長と副会長同じストラップつけてる!かわいい!》

(;*‘ω‘*)そ「ぽっ!?メガホンの音質よくなってるっぽ!」

( *゚д゚ )「ふふん、ミセリの為に俺が作ったメガホンだからな!」

( <●><●>)「相変わらずそういう所は器用ですね」

580 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:51:46 ID:HbvZAjag0
ミセ*゚ー゚)リ《ねぇねぇ、二人は付き合ってるの?》

( <●><●>)「同じストラップつけてるだけで付き合ってると判断するとか、頭大丈夫ですか?」

(*‘ω‘*)「ビロも同じストラップつけてるっぽよ。ま、友達がいない二人にはお揃いのストラップとか無縁だろうけどwwぽっぽっwww」

( ゚д゚ )「それが友達の証ってか?バカらしい。なぁ、ミセリ」

ミセ*゚ー゚)リ《…お揃い、友達の証…》

( ゚д゚ )「どうかしたのか?ミセリ?」

ミセ;*゚ー゚)リ《ううん、なんでもない!私今日は先帰るね!》ダッ



( ゚д゚ )「…?」

581 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:52:42 ID:HbvZAjag0
川д川「私最近気付いたんですけど、ミルナさんと生徒会長って私たちと違うネクタイの色してますよね」

川 ゚ -゚)「あぁ、アイツらは中学からの生徒だからな。買えるネクタイの種類が豊富なんだよ」

川д川「へー!私たちにはミルナさん達と同じネクタイは買えないんですか?」

川 ゚ -゚)「まぁ、買えないことは無いが…。普通は買わないだろうな」

川д川「そうなんですか?」

爪'ー`)y-「おい貞子、昼休み部室で飯食おうぜ」

川д川「いいですね、これからの活動とか決めなくちゃですし」

582 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:53:23 ID:HbvZAjag0
川 ゚ -゚)「じゃあ私は今日はブーンと二人で寂しく食べるか」

( ^ω^)「…」

川 ゚ -゚)「なんだ、黙ってどうした?」

( ;^ω^)「いや、あのさ…」

(-_-)「授業はじめますよー」ガラッ

( ;^ω^)「…後で話すお」

川 ゚ -゚)「あぁ」

583 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:54:16 ID:HbvZAjag0
キンコーンカーンコーン

(-_-)「…今日はここまでですね!お疲れさまでした!」

爪'ー`)y-「ヒッキー、今から部室で飯食うんだけど一緒に食わねー?」

(*-_-)「行きます行きます!」

川д川「じゃあ行ってきまーす」

川 ゚ -゚)「あぁ、行ってらっしゃい」

( ^ω^)「行ってらっしゃいだお」

584 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:55:02 ID:HbvZAjag0
川 ゚ -゚)「…で、お前の話はなんだブーン」

( ;^ω^)「いや、ずっと見られてるんだお…」

川 ゚ -゚)「は?体育教師にか?」

( ;^ω^)「あの先生の話はやめるお!…三瀬さんにだお」

川 ゚ -゚)「んー?」チラッ

ミセ;*゚ー゚)リジー!

川 ゚ -゚)「…ガン見されてるな」

( ;^ω^)「だおね…」

川 ゚ -゚)「声かけてみるか?」

( ;^ω^)「うーん…」

585 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:56:09 ID:HbvZAjag0
ミセ;*゚ー゚)リ《あああああのっ!!》

( ;^ω^)そ「おっ!?な、なんだお?」

ミセ;*゚ー゚)リ《こここれ…》スッ

川 ゚ -゚)「なんだこれ?手作りのストラップか?」

ミセ;*゚ー゚)リ《ううう受け取ってもらえませんかかか…》

川 ゚ -゚)「あぁ、もち ( ;^ω^)「クー!」

川 ゚ -゚)「…なんだ、ブーン」ヒソヒソ

( ;^ω^)「盗聴器入りかもしれないお」ヒソヒソ

川 ゚ -゚)「まさか」ヒソヒソ

( ;^ω^)「じゃあ仲良くも無いのに手作りのストラップなんか渡すかお?怪しすぎだお」ヒソヒソ

川 ゚ -゚)「考えすぎだろ」ヒソヒソ

ミセ;*゚ー゚)リ《あああのぉ…》

( ^ω^)「悪いけど僕ら用事あるんだお!ばいばいだおー!」グイッ

川 ;゚ -゚)「あっ、おい、こら、ブーン!」

ミセ;*゚ー゚)リ《…》

586 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:57:01 ID:HbvZAjag0
o川*゚ー゚)o「それでね、兄者くんったら…」

ξ;゚听)ξポロッ

o川*゚ー゚)o「ツンちゃん箸落ちたよ?」

ξ;゚听)ξ「ガン見されてる…」

o川;*゚ー゚)o「え?」


扉]セ;*゚ー゚)リジー


o川;*゚ー゚)o「ミセリちゃんだね、どうしたのかな…」

ξ;゚听)ξ「さぁ…」

587 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:57:51 ID:HbvZAjag0
扉]セ;*゚ー゚)リ《あああああの!!》

o川;*゚ー゚)o「な、なぁに?」

扉]セ;*゚ー゚)リ《このストラップもらっ…ガガガガピー》

扉]セ;*゚ー゚)リ《!》

ξ゚听)ξ「あら、メガホン故障?」

o川*゚ー゚)o「直してほしいのかな、ツンちゃん理数学部だから」

ξ;゚听)ξ「うーん、私にできるかしら…」

扉])リ三サッ!

o川*゚ー゚)o「あ、いっちゃった!」

ξ゚听)ξ「なんだったのかしら…」

588 名前:友達 :2013/03/15(金) 02:58:52 ID:HbvZAjag0



ミセ;*゚ー゚)リ(メガホン壊れちゃった…!これじゃ話せない…!)

ミセ*;ー゚)リ(せっかく徹夜してストラップ作ったのに…)

ミセ*;ー;)リ(結局誰にも渡せなかったなぁ…)

グイッ

ミセ*;ー;)リ(!?)

( ゚д゚ )「何で黙って泣いてんだ、お前」

ミセ*;ー;)リ(ミルナ…!)

589 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:00:05 ID:HbvZAjag0

( ゚д゚ )「…お前なぁ、一人の時泣くならメガホン使って泣けよ。そしたらすぐ駆け付けられるだろうが。そういうときこそ使えよ」

ミセ*;ー;)リつ□

( ;゚д゚ )「ん?…あ、電池切れか!」カチャカチャ

ミセ*;ー;)リ《ガガガ…ミルナぁ…グスッ》

( ゚д゚ )「なんだ、どうした」

ミセ*;ー;)リ《う、うわあああああん!!》キーン!!

( ;゚д゚ )「うぎゃあ!!今はメガホン使って泣くな!!」


ガチャ!

(;-_-)「ミセリさん!?」

川;д川「どうしたんですか!?」

(; ´_ゝ`)「耳ヤバっ…!」

爪;'ー`)y-「キーンってしたぞ、今…」

ミセ*;ー;)リ《先生ぇ、貞子ちゃん…ひっぐ…》


(;-_-)「と、とりあえず放送室いこっか?」

590 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:00:49 ID:HbvZAjag0
(-_-)「手作りのストラップ?」

ミセ*゚ー゚)リ《誰にも受け取ってもらえなくて…》

川;д川「えぇ、こんなに可愛いのに?!」

(*-_-)「だよねー、よかったら僕たちにくれない?」

ミセ*゚ー゚)リ《先生と貞子ちゃんはダメです…》

川;д川「え、なんでですか?」

ミセ*゚ー゚)リ《これは友達の証なんです、私とお揃いのストラップで…》

川;д川「わ、私は友達じゃないからダメということでしょうか…!?」

ミセ;*゚ー゚)リ《え??すでに友達だからって意味なんだけど…》




(;-_-)川;д川「え?」

591 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:01:42 ID:HbvZAjag0

ミセ*゚ー゚)リ《『友達の証』であるお揃いのストラップをあげたらみんなと仲良しになれると思ったんだけど…》

川;д川「いきなりお揃いのストラップから入るとはレベル高いなぁ…」

ミセ;*゚ー゚)リ《え、ちがうの?お揃いのストラップって『友達の証』なんでしょ?》

川;д川「『友達の証』って別にあげたら友達になれるとか言うアイテムじゃないですからね…」

(-_-)「まぁ、一般的には仲良しになってから皆でお揃いの物買ったりするんだよ」

ミセ;*゚ー゚)リ《そうなんだ…。だから超不審がられたんだ…》

川;д川「まぁ、確かにあんまり話さない人からいきなり手作りのストラップ渡されたらあせりますね」

592 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:02:59 ID:HbvZAjag0

(*-_-)「…と、言うことだからミセリさんと仲良しな僕たちがストラップもらっていいかな?」

ミセ;*゚ー゚)リ《はい!もちろん!》

川*ー川「ふふふ、お揃いですね」

ミセ*^ー^)リ《えへへ…》

(-_-)「そう言えばミルナ君どこいったのかな」

ミセ*゚ー゚)リ《…ミルナもつけてくれるかな》

川д川「つけてくれますよ」

593 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:04:11 ID:HbvZAjag0
ミセ;*゚ー゚)リ《でもお揃いとかあんまり好きじゃないみたいなこと昨日いってたしなぁ…》

ガチャ

( ゚д゚ )「あ、泣き止んだか」

ミセ;*゚ー゚)リ《ミルナ…あの、このストラップ…》

( ゚д゚ )つ□スッ

ミセ;*゚ー゚)リ《…え?》

( ゚д゚ )「そのストラップ、これと交換な。あ、先生と貞子ちゃんもどーぞ」

594 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:05:07 ID:HbvZAjag0

川д川「これは…リボン?」

(*-_-)「わっ、ネクタイだ!」

( ゚д゚ )「お揃いの色のネクタイとリボン。放送委員会にピッタリな色があったからつい衝動買いしちゃったんだ」

川*ー川「…確かに、放送委員会にピッタリな色ですね」

(*-_-)「だね!」

ミセ*;ー;)リ《ミルナぁあ…》ブワッ

( ゚д゚ )「はいはい、全く手間のかかる親友だな」

ミセ*;ー;)リ《ミルナも貞子ちゃんも先生も大好きぃいい!!》ダッ!

( ;゚д゚ )「ばか、メガホン持ちながら突進は…うぎゃ!!」バキッ、ブシャアアア

川;д川「ギャー!!ミルナ君の鼻にメガホンが当たって鼻血がぁああ!!」

(;゚_゚)「ティッシュティッシュ!!」

ミセ*;ー;)リ《うわあああん!!ミルナごめぇええん!!》

(; つд )「本当に手間のかかるやつだ…」ブシャアアア!

595 名前:友達 :2013/03/15(金) 03:06:39 ID:HbvZAjag0




川д川「おはようございます!」

川 ;゚ -゚)「なっ、貞子そのリボン…!」

川*д川「えへへ、黄緑色で可愛くないですか?」

川 ;゚ -゚)「よく買えたな、色違いはひとつで十万するのに…」

川д川「……え?」





( <●><●>)「流石人並み外れた金持ちはちがいますねぇ…」

( ゚д゚ )「ミセリが喜ぶならいくらだって払えるけど?」

(#*‘ω‘*)「マジ超絶うぜーっぽ!」

( ゚д゚ )「ふっふーん♪」

596 名前:名も無きAAのようです :2013/03/15(金) 03:07:30 ID:HbvZAjag0
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