339 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:15:41 ID:1C8kTY3Y0
( <●><●>)「生徒会の調べによると、お昼の校内放送は無くても構わないという結果がでています」

(*‘ω‘*)「それに放送委員会は委員長と副委員長しかいないっぽ」

( ><)「それだけじゃないんです!シュール先生が居なくなってから担当の先生もいないんです!」

( <●><●>)「んじゃ、廃部、と言う言い方でいいのかわかりませんが、放送委員会は…」


ガラッ!!

( ;゚д゚ )「ちょ、ちょっと待ったぁあああ!!なんで俺たちに何もいわないで潰そうとしてんだよ!」

( <●><●>)「ちっ…」

( ;><)「また隠しマイクかなんか仕込んでますね!?」

ミセ;*゚ー゚)リ「そんなことより、生徒会には廃部寸前の部活・委員会にはワンチャンを与えるという義務があるはずでしょ!?」キーン!

(*‘ω‘*)「あぁ、うるさいっぽ。もっと小さい声で話せっぽ」

ミセ;*゚ー゚)リ「し、仕方ないでしょ、大きくなっちゃうんだから…」

340 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:17:36 ID:1C8kTY3Y0
( <●><●>)「あぁ、はいはい、じゃあ人数を三人にし、顧問になってくれる先生を探してくださいな」

( ;゚д゚ )「なんて面倒臭そうなんだ…」

(*‘ω‘*)「変わり者の放送委員会は友達が居ないからたった一人でも入ってくれる人探すの大変だっぽねぇ〜」

ミセ;*゚ー゚)リ「う、うるさいわよ!そんなことないんだから!ね、ミルナ!」

( ;゚д゚ )「えっ!?あ、おう!」

( ><)「期限は一週間です、頑張って下さいなんです」

( ;゚д゚ )「いいい一週間!?」

(*‘ω‘*)「長くても短くても結果は変わらんっぽよ」

ミセ;*゚ー゚)リ「むむむ…失礼な!」

(; ゚д゚ )「くっそ、新入部員と顧問、連れてきてやるから覚えとけよ!!」

341 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:18:40 ID:1C8kTY3Y0

グググ…
('A`;)「は、な、せ!!」



( ゚д゚ ;)「お願いしますお願いしますお願いします!!」

('A`;)「なんで俺が放送委員会の顧問なんかにならなきゃいけないんだよ、俺は理数学部の顧問なんだぞ!?」

( ゚д゚ ;)「もう他に頼める先生居ないんですよ!俺と先生の中でしょ!?」

(;'A`)「一度も教えたことないわ!ただ単に全員に断られただけだろ!悪いけど俺もごめんだぜ!」

( ゚д゚ ;)「そんなぁ…」

342 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:19:35 ID:1C8kTY3Y0



ミセ;*゚ー゚)リ「…」ジー


川 ゚ -゚)「…なんか、三瀬の奴さっきからこっち見てないか?」

( ;^ω^)「確かに…」

爪;'ー`)y-「今日も持ってるな、メガホン…」

川 ゚ -゚)「三瀬はあれが無いと話せないらしい、シャイなそうだ」

( ^ω^)「お昼の放送は元気いいのに…」

爪;'ー`)y-「元気良いっつか、五月蝿いだろ、あれは…」

343 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:20:17 ID:1C8kTY3Y0

ミセ;*゚ー゚)リ「…」ジー

川 ゚ -゚)「おい、三瀬。何かようか?」

ミセ;*゚ー゚)リ「!」サッ

ミセ;*゚ー゚)リ「よよよよかったらほ、放送委員会に入ってくれませんか!?」キーン!

川 ;゚ -゚)「ぐおっ!!お、音量下げてくれ、音が割れてるぞ」

( ;^ω^)「み、耳が…」

爪;'ー`)y-「というか、放送委員会は流石に入らないぜ。二年の今になって…」

ミセ;*゚ー゚)リ「す、すいません…そうですよね」

川 ;゚ -゚)「悪いな、他を当たってくれ」

344 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:20:57 ID:1C8kTY3Y0

ミセ*゚ー゚)リ「はぁ…」

( ゚д゚ )「どうだった?」

ミセ*゚ー゚)リ「無理だった…」

( ゚д゚ ;)「俺もだ…、なってくれそうな先生は全員あたったんだけど…」

ミセ*;ー;)リ「ふぇっ…」

( ゚д゚ ;)「お、おい、泣くな!また他の先生に頼むから」

ミセ*;ー;)リ「ふぇええええん!!」キーン!!

( ゚д゚ ;)「うぐわっ!!やめろ!!泣くならせめてメガホンを切れ!!」

345 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:21:52 ID:1C8kTY3Y0

川;д川「な、なんですか今の声は…。み、耳が…!」

(;-_-)「ミセリさん!?どうしたの!?」

ミセ*;ー;)リ「小森先生…」

( ゚д゚ )

(;-_-)「大丈夫?何があったの?」

ミセ*;ー;)リ「えっと…」

( ゚д゚ )「…顧問に」ボソッ

(-_-)「え?」

( ゚д゚*;)「顧問になってください!!その美声、是非とも、是非とも放送委員会で活かしましょう!」ガシッ!

(;-_-)そ「えぇぇ!?何々!?いきなり!」

( ゚д゚*;)「その声、素敵です、完璧です!俺の理想の声です!」

(;-_-)「え、え?」

川д川「まぁ確かに先生声は良いですよね、声は」

(*-_-)「そ、そうかな?初めていわれたよー」

347 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:23:49 ID:1C8kTY3Y0


ミセ*;ー;)リ「先生、顧問になってください、そうしないと廃部になっちゃうんです…」

(;-_-)「じゃあお昼の放送なくなっちゃうの!?それはやだなー、僕楽しみにしてるのに…」

( ;д; )ブワッ

川;д川「な、なんか泣いちゃいましたけど…」

(;-_-)「どうしたの?」

( ;д; )「いつもお昼の放送なんていらないって…グズッ…いわれ続けてたから…初めてそんなこと…」

(*-_-)「そんなことないよ、だって二人ともとっても楽しそうじゃない!」

ミセ*;ー;)リ「先生、是非顧問になってください!」

(*-_-)「うん、勿論、任せてよ!」

( つд゚ )「良かった、後は新入部員一人を入れれば廃部は免れる!!」

(-_-)「それなら大丈夫だよ!」

348 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:24:46 ID:1C8kTY3Y0

川д川「先生新入部員のあてがあるんですか?」

(*-_-)「うん」ガシッ!

川д川「…え、何で手握ってるんですか?」

(*-_-)ニコニコ

川;д川「え、ちょ、まさか、待ってくださいよ」

ミセ*;ー;)リ「…」ジー

(; ゚д゚ )ジー




川;д川「……えぇー」

349 名前:校内放送、生徒会 :2013/02/20(水) 13:25:49 ID:1C8kTY3Y0

□「今日から新しいコーナーが始まります!ヒッキー先生と新入部員の貞子ちゃんが皆のお手紙に答えていきまーす!」

□「よろしくお願いしまーす」

□「…」

□「ほら、貞子ちゃん!」

□「不本意ながらよろしくお願いします…」


川 ゚ -゚)「貞子は本当に良い奴だよなぁ…」

( ^ω^)「NOと言えない日本人だおね、典型的な」

爪'ー`)y-「で、お便り何書く?」




(*-_-)「楽しいね!貞子さん!」

川;д川「どうしてこんな目に…」

350 名前:名も無きAAのようです :2013/02/20(水) 13:26:29 ID:1C8kTY3Y0
お題
校内放送、生徒会

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