- 299 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:02:08 ID:OVBpX7tU0
((('A`#)))「し、信じられん…」ワナワナ
(;-_-)「ど、どうしたんですか、ドクオ先生?」
((('A`#)))「兄者の野郎、遅刻30回…!しかもこの学期だけでだ!!」
(;-_-)「あちゃー…。兄者君、家庭訪問ですね」
('A`;)「…家庭、訪問?」ピタッ
(-_-)「一つの学期間での30回以上の遅刻は家庭訪問ですよ、たしか」
('A`;)「ははっ、嘘だろ?まじで?ということはつまり…」
('、`*川「姉者さんのいる所にわざわざ自分から行かなきゃいけないってことねぇ」
(゚A゚;)「オボっ!!」ビシャ!
- 300 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:02:57 ID:OVBpX7tU0
(;-_-)「あわわ、大丈夫ですか!?」サスサス
('、`*;川「あんた…今からそれで大丈夫な訳?」
('A`;)「大丈夫な訳ないだろうが…。ヒッキー頼む、助けてくれ!!」
(;-_-)「た、助けてあげたいのは山々ですが…。どうすれば?」
('A`;)「担任かわって」
(;-_-)そ「うぇえええ!?それは流石に…」
('A`;)「今回だけでいいからさぁああ…頼むよ、まじで」
- 301 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:03:41 ID:OVBpX7tU0
- (-@∀@)「ダメですよ」
('A`;)そ「うげっ!!」
('、`*川「…担任代理とかダメなわけ?」
(-@∀@)「ダメに決まってるでしょう」
('A`;)「なんでだよ!いいじゃねーか、別に!」
(-@∀@)「今電話したら流石姉者君が楽しみにして待ってると言ってましたから、レディの期待を裏切るのはよくないですよ?」ニッコリ
(゚A゚;)「おぼろろろっ!!」ビシャビシャビシャ
(;-_-)「ドクオ先生もこんなんだし、僕が代わりに行くのはダメですかね?」サスサス
(-@∀@)「ダメです」
('、`*;川「あんた本当に外道ね、こんなに吐いてるんだから勘弁してあげるとかそういう慈悲はないわけ!?」
(-@∀@)ニッコリ
('、`*;川「うわぁ…」
- 302 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:04:21 ID:OVBpX7tU0
(゚A゚#)「アサピーてめぇ本当に禿げろ!!ハゲ散らかせ!!」
(-@∀@)「はいはい、頑張ってくださいね♪」
(゚A゚#)「いつか仕返ししてやる…!」
('、`*;川「でも本当にどうすんのよ、あんた…」
('A`;)「どうしようって…俺が聞きたいわ」
(-_-)「兄者君のお姉さんにその時だけ外出してもらうとか出来ないんですかね?」
('A`;)「兄者に頼んでやってもらうか…」
- 303 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:05:13 ID:OVBpX7tU0
- ('A`ノ)ゲッソリ
ξ゚听)ξ「…先生、今日元気ありませんね」
('A`;)「今日家庭訪問に行かなきゃならないんだが、いきたくなくてな…」
ξ゚听)ξ「そうなんですか?」
('A`;)「うむ…」
( ´_ゝ`)「どっくん」
('A`;)「姉者に頼んでくれたか!?」
( ;´_ゝ`)「いや、なんかもう、本当にごめんなさい!!」ドゲザッ!
- 304 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:06:27 ID:OVBpX7tU0
- ( ´_ゝ`)『なぁ、姉者、悪いんだけど家庭訪問の時さー』
ボイン
∬´_ゝ`)『うん、デートも断って予定空けといたわよ』
( ;´_ゝ`)『…なんでわざわざそんなことを』
ボイン
∬´_ゝ`)『えー、だって別に大して好きな相手とデートするより鬱田を苛める方が楽しいから』
( ´_ゝ`)『…実は好きなの?』
ボインボイン
∬´_ゝ`)『生理的に無理☆』
( ´_ゝ`)『じゃあもうちょっかい出すのやめてあげなよ』
ボイン
∬´_ゝ`)『いや、でもさー、保険よ保険』
( ;´_ゝ`)『保険?』
ボインボイン
∬´_ゝ`)『私今は色んな人と付き合いたいから結婚してないけど、もし老後したくなった時鬱田と結婚しようかとね☆』
( ´_ゝ`)『好きじゃないのに?』
ボイン
∬´_ゝ`)『だって教師だし彼女もいないからお金貯めてるでしょ☆』
( ;´_ゝ`)『つか、どっくんは姉者とは結婚しないだろ』
ボイン
∬´_ゝ`)『大丈夫よ、あいつ、一生彼女作れないだろうし(笑)落とそうと思えばちょろいわよ』
- 305 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:07:40 ID:OVBpX7tU0
- ( ;´_ゝ`)「ということなんだ…」
(;A;ノ)「なんてことだ…。しかもちょっと否定出来ないのが辛い…」
( ;´_ゝ`)「遅刻した俺も悪いけど、あんなクズな姉ちゃん持ったことも本当にごめん!!」
('A`;)「…いいって、でももう遅刻はすんなよ」
ξ゚听)ξ「先生」
('A`;)「ん?なんだ津出」
ξ゚听)ξ「今日私も連れてってください、家庭訪問」
('A`;)「えっ!?」
ξ゚听)ξ「行ってもいいでしょ?兄者」
( ;´_ゝ`)「そりゃあ構わないけど…」
('A`;)(良く分からん奴だな…)
ξ゚听)ξ(…)
- 306 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:08:42 ID:OVBpX7tU0
( ;´_ゝ`)「はい、エチケット袋。沢山用意したから」
('A`;)「お、おう」
ξ゚听)ξ「…」
ガチャ
ボイン
∬´_ゝ`)「いらっしゃーい」
(゚A゚;)「オボロロロロ!!」ビシャビシャビシャ
ボインボイン
∬´_ゝ`)「ははは、本当に面白いわねー(笑)」
ξ゚听)ξ「…」
ボイン
∬´_ゝ`)「あら、あなたは?」
( ´_ゝ`)「あぁ、この子はクラスメイトのξ゚听)ξ「鬱田先生の彼女です」
( ´_ゝ`)
ボイ…
∬´_ゝ`)
(゚A゚;)「オボロロロロ…」ビシャビシャ
( ;´_ゝ`)「はぁ?!」∬;´_ゝ`)
- 308 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:09:53 ID:OVBpX7tU0
- ( ;´_ゝ`)「なにいってんの!?ツンたん!?」
ξ゚听)ξ「うるさいわね。…だから姉者さん、鬱田先生を苛めないでもらえますか?」
ボインボイン
∬;´_ゝ`)「あなたねぇ、そんな嘘つくもんじゃないわよ?あなたみたいな美少女がこんな奴と付き合うわけないでしょ?」
ξ゚听)ξ「…何でですか?どうして付き合う訳がないんですか?」
(;゚A゚)「オボ、オボロロロ!?」ビシャビシャビシャ
( ´_ゝ`)(吐き癖ヤバイ時点でアウトな気がしないでもない)
ボイン
∬´_ゝ`)「いや、普通に顔不細工だし、変態だし、生きてること自体が生理的に無理でしょ」
(;A;)「オボロロロ…」ビシャビシャ…
( ´_ゝ`)「ちょっと全否定はやめてあげて」
- 309 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:11:03 ID:OVBpX7tU0
ξ゚听)ξ「そんなことないです」
ボイン
∬´_ゝ`)「じゃあ何処がいいのよ」
ξ゚听)ξ「鬱田先生は格好いいし、優しいし…。それに…」
ボイン
∬´_ゝ`)「それに?」
(;'A`)「…オボッ」ビシャ
ξ゚听)ξ「…それに、私は鬱田先生に出会えて本当に良かったって心から思ってますから。あなたみたいな人に鬱田先生を否定する資格なんかありません」
ボイン
∬´_ゝ`)「…ふーん」
ξ゚听)ξ「それと、鬱田先生は生憎ですが既に結婚の相手が決まってますので。いい年なんだからさっさと結婚した方がいいですよ」
ボインボイン!!
∬#゚_ゝ゚)「なんですって!?」
( ;´_ゝ`)「あわわ!!ふ、二人とも今日はもう帰った方がいいぞ!」
ξ゚听)ξ「えぇ、失礼します」
(;'A`)「オエッ…失礼しま…」
- 310 名前:姉者vsツン、家庭訪問to流石家 :2013/02/19(火) 05:12:24 ID:OVBpX7tU0
ξ゚听)ξ「…」
('A`)「津出」
ξ゚听)ξ「…すいません、彼女だなんて嘘ついて」
('A`)「どうしてあんな嘘を?」
ξ゚听)ξ「…ただ単にムカついたからです」
('A`)「…津出は優しいな。ありがとな、凄く嬉しかったよ」
ξ゚听)ξ「…別に、先生のためにやった訳じゃなくて私が気にくわなかっただけですから」
('A`)「…そうか」
ξ;゚听)ξ(なんで『いつもお世話になっている先生にお返しがしたかったから』って言えないからなぁああ!)
('A`)(…)
- 311 名前:訂正、言えないかなぁぁあ :2013/02/19(火) 05:13:44 ID:OVBpX7tU0
- ボインボイン…
∬´_ゝ`)「けっ、鬱田の癖に生意気ね、あんな良い生徒持つなんて」
( ´_ゝ`)「意外だったけどな、ツンたんがあんな嘘ついてまでどっくんを庇うなんて。キャラじゃないよ」
ボイン…
∬´_ゝ`)(結婚相手が既に決まってる、ねぇ…)
ボインボイン
∬´_ゝ`)「…ま、まだ諦めないけどね、私は」ボソッ
( ´_ゝ`)「なんか言った?」
ボイン☆
∬´_ゝ`)「別に☆」
- 312 名前:名も無きAAのようです :2013/02/19(火) 05:14:25 ID:OVBpX7tU0
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