189 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:50:13.08 ID:IvaLdt6s0


人よりちょっとデュエルができたから、将来はデュエリストになりたいと、そう思っていた。
だから進路を聞かれたとき、僕はアカデミアに行くと答えた。名門と名高いデュエルアカデミアに。
そして受験した。

合格した。


190 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:50:38.97 ID:IvaLdt6s0

問.たかしくんのお兄さんはお母さんにおつかいを頼まれましたが、遊びに行きたいのでそれを嫌がりました。
  そのためお兄さんはたかしくんにおつかいを押し付けようとデュエルを挑み、兄の権力を前にたかしくんはそれを受けざるを得ませんでした。
  お兄さんはさらに「ジャストキルできなきゃお前の勝ちとは認めないからな!」と身勝手な理屈を押し付けてきます。
  たかしくんがこの状況を切り抜けるにはどうすればいいでしょうか。

【お兄さん/LP 186】
フィールド:なし
墓地:《ダーク・キメラ》
手札:《トラゴエディア》

【たかしくん/LP8000】
フィールド:《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》【素材:4】 / 《血の代償》 《伏せカード(ミス・リバイブ)》 《伏せカード(メテオ・レイン)》 《伏せカード(ギブ&テイク)》
墓地:《レベル・スティーラー》×3 《スクラップ・サーチャー》
手札:《邪神ドレッド・ルート》×3 《ゼンマイシャーク》 《簡易融合》 《ブラック・ガーデン》 《『守備』封じ》 《死者への供物》
エクストラデッキ:《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》 《マリン・ビースト》



( ・∀・)(……)


その結果がこれだ。


191 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:51:06.21 ID:IvaLdt6s0

(‘_L’)「実技試験を始める! 私のターンドロー!」

(‘_L’)「《カップオブエース》! 《カップオブエース》! 《カップオブエース》! 6枚ドロー! 《手札抹殺》! 8枚ドロー!」

(‘_L’)「《レスキューラビット》を召喚し《セイバーザウルス》2体で《エヴォルカイザー・ラギア》をエクシーズ召喚!」

(‘_L’)「さらに《思い出のブランコ》2枚で《フロストザウルス》3体を蘇生し《エヴォルカイザー・ソルデ》を召喚!」

(‘_L’)「そして《二重召喚》と《エクシーズ・レセプション》で《ヴェルズ・サラマンドラ》2体を特殊召喚し《エヴォルカイザー・ドルカ》をエクシーズ召喚!」

(‘_L’)「《神の宣告》を伏せてターンエンド!」


【実技試験官】
《ラギア》《ドルカ》《ソルデ》 / 《神の宣告》

( ・∀・)「……」

(‘_L’)「言い忘れたがこの試験は生徒のロック突破能力を試すものなので私のデュエルデイスクには特殊な細工が施されている!」

( ・∀・)「…………」


その結果がこれだ。


192 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:51:32.55 ID:IvaLdt6s0
(゜д゜@「ドローパン売ってるよー」

( ・〜・)「……」

( ;・∀・)「……!?」

(゜д゜@「お、あんた運いいね。それは新発売の増殖するG味だよ」

( ; ∀・)「!!!??!?!?!??」

( ; ∀ )「うッ……ゲァ、ゴ……!?」

(゜д゜@「おかしいねー、グリーン寮のみんなには好評だったんだけど」

(  ∀ )「………………」


その結果がこれだ。


(´・∀・)「……」

僕、もう無理かもしれない。






( ・∀・)プライドの咆哮のようです


193 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:52:00.01 ID:IvaLdt6s0

海の真ん中の孤島に立つこの学園は、伝統と格式を重んじるとか何とかで、
最近では廃止する学校も多い寮制度をガッツリ取り入れている。


lw´‐ _‐ノv「君は誰推し?」

ミ,,゚Д゚彡「いやだから前言っただろ? 俺は『時空』一択だって」

lw´;‐ _‐ノv「おまえホモかよぉ!?」

ミ,,;゚Д゚彡「すぐそっちへ持っていくのやめろ! 男なら誰でも憧れるだろ、ブルーからブラックまで這い上がったお方だぜ!?」


ハエブラック、モスキートグリーン、セミレッド、クラゲブルー。右に行くほど落ちこぼれ、左に行くほど優秀となる。
ブラック寮なんか在籍者7人の超エリートで、それぞれ校長から恥ずかしい二つ名を与えられている。
一部ではアイドルみたいに持ち上るやつもいて、まさに勝ち組と言える連中だ。

でも僕はクラゲブルー。
入試はなんとかパスしたのだが、いざ入学してみるとびっくり。
腕にはそこそこ自信があったが、いいとこ下の上くらいのもんだと、思い知らされてしまったのだ。


( ・∀・)「……」カタカタ

( ∵)「……」

|  ^o^ |「……」


ブルー生は他にもいるが、ほぼ例外なく死んでいる。
マンモス校の底の底、落ちこぼれたちの吹き溜まり。未来に希望など持てはしない。
だから友達なんかできやしない。

194 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:52:34.98 ID:IvaLdt6s0
こんなところ、抜け出してしまいたい。だからいつも努力はしている。
けれど、僕には力がない。



その上、学園生活はといえば……


【『源氏物語』『枕草子』に見る決闘文学の成立について 】

鎌倉幕府の成立により権力が朝廷から幕府へ移り、それに伴って武士が勢力を強めていく中、
貴族風の華やかな短歌からより武士の気風に適した決闘歌へと文学の主流が推移していったというのが昨今の定説であるが、
それよりさらに前の時代、平安中期ごろからこの傾向は散見されると私は考える。

平安文学の代表『源氏物語』は、主人公光源氏の栄華と苦悩が描いた作品である。
その中で源氏は様々な女性と恋に落ち、時には死別も経験することとなるが、
これは様々な環境デッキを組み上げては制限改訂によってデッキが崩壊することの暗喩であるとの見方が


( ・∀・)「これだもんなァ……」


今日中に提出しなければならないレポートだが、書いてる途中で馬鹿らしくなった。
集めた資料を元に戻す。『絵巻に描かれている襖の模様がOCGカードに酷似していることからも〜』アホか。


( ・∀・)「次……4限だっけ……」


レポートは忘れて、講義に集中しようと決めた。
勉強のほうはこのザマで、実技のほうも良くはない。友達もいない。
そして、問題はもうひとつある。


195 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:53:06.10 ID:IvaLdt6s0

【もしもの時の決闘学】


( ・∀・)「……」

教授が指定したカードプールの中から自分のデッキを1つ組み上げ、その場でデュエルをするというのが、この講義の内容だ。
グリーン・レッド・ブルー三寮の生徒が入り混じる講義だが、カードプールには寮間で差がある。
早い話が、僕に組めるのはマイナーデッキのみ。

  _
( ゚∀゚)っ□「やだよなーこういう差別ってさ。おまえどーいうデッキ作んの?」

( ・∀・)っ■■「……」
  _
( ゚∀゚)っ■「おい、レベル4いねーぞ……ちょっと待て下級が☆1しか……」

( ・∀・)っ■□「……」


誰だよ、こいつ。
制服からしてブルー寮だが、こんなやついたっけ。人との関わりが薄いからわかんねー……


( ・∀・)「っと!」


考え事をしていると、持ってたカードを取り落した。
すぐさま拾おうと腰を上げ――


( ^Д^)「ほい、これ。落としたぞ」
っ■

( ・∀・)


ブラック寮のプギャーさんと、しっかりばっちり目が合った。

196 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:53:37.35 ID:IvaLdt6s0

<プギャー様……!?

         プギャーの兄貴だ!!>

<兄貴がこの講義に出てる!?


歓声が上がる。
アイドルみたいな扱いを受けるブラック生7人のうち、男にしては珍しく、こいつは男性ファンのが多い。


( ^Д^)「……変わったカードを使うんだな」
っ《局地的大ハリケーン》

( ・∀・)


が、僕はこいつが嫌いだ。


( ^Д^)「これも何かの縁かな。せっかくだし、デュエルしようか?」

<プギャー様がデュエル!?

      兄貴のデュエルが生で見れるなんて!>

<おいブルー生! 俺と変われ!

( ・∀・)

( ^Д^)「受けて……」

(  Д )「 く れ る か い ? 」


なぜか目の敵にされているから。
というかもっとシンプルに言うと、こいつにイジメられているからだ。


197 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:54:03.16 ID:IvaLdt6s0

講義も終わり夕飯も済ませ、寮に戻って一人休む。


( ・∀・)「……」カタカタ


書きかけのレポートに手を付ける。期限は過ぎたが、諦めきれない。
が、作業ははかどらなかった。


〜〜〜〜〜


( ^Д^)「おー、【ダストン】か。いいデッキ組んだなぁ」

( ^Д^)「けど、いまいち回ってないみたいだな。んー、惜しいなァー……」

( #・∀・)「……」ギリッ

〜〜〜〜〜



( ・∀・)(ボロ負け……だったなぁ……)


講義に出ていた生徒の前で、公開処刑をモロに食らった。
そもそもブラックvsブルー、実力もプールも違いすぎる。勝てるわけないだろふざけんな。
けど、悔しいもんは悔しい。


(; -∀・)っ◆(……たぶん……来るよなぁ……)


嫌な予感がしたもので、電子生徒手帳を取り出す。
案の定すぐに鳴りだした。


198 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:54:31.35 ID:IvaLdt6s0


――――――――――――――――――――――――――――
【 from クソ野郎 】

いつもの場所に来い。
デッキは必要ない。デュエルディスクだけを持ってくること。
――――――――――――――――――――――――――――

( ・∀・)「……」

ため息しか出ない。




言われた通りの場所に赴く。
ブルー寮裏に生い茂る森。昔から気に入らない後輩を熱血指導するときに使われてきたとか何とか。
僕はしょっちゅうここに来ている。


( ^Д^)「よう」

( ・∀・)「……どうも」

( ^Д^)「昼の講義、どーだったよ?」

( ・∀・)「……別に」


何が気に入らないのか知らないが、こいつはいつも僕を呼びつける。

199 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:55:15.17 ID:IvaLdt6s0
そして、決まって――


( ^Д^)「ほらよ」ポーイ

( ・∀・)「……」パシッ


この首輪を渡すのだ。


( ^Д^)「あんときのお前、事故ってただろ?」

( ・∀・)「……」

( ^Д^)「だから、もっかいデュエルしてやるよ」


プギャーはデッキを2つ取り出した。自分の分と、僕の分。
いまいちやる気は起きないが、とりあえずそれを受け取った。講義で作った【ダストン】だ。


( ^Д^)「心配すんな、デッキの中身は見てねーからよ……」

( ・∀・)「……」


毎度毎度理由をつけて、僕にデュエルを挑んでくる。
衝撃増幅装置を使う、SMじみた、暴力的デュエルを。

これがブラック生の裏の顔。肉体的ダメージを受けるデュエル。
日ごろのストレスを解消するため、ブルー生に鬱憤をぶつける。

200 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:55:45.88 ID:IvaLdt6s0

( ^Д^)「じゃあ、始めるぞ」

( ・∀・)「……」


かなり痛い思いはするが、無抵抗を貫けば、いくらか早く終わってくれる。
が、奴もそれを把握したのか、最近は弄ぶような舐めプを始めるから困ったもんだ……


( ^Д^)「デュエル!」


おっと。


( ・∀・)「……デュエル」


まあ……始まった以上は、しょうがねーか。


201 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:57:36.16 ID:IvaLdt6s0

( ^Д^)「俺のターン、ドロー!」

( ^Д^)「手札から《ブリキンギョ》を召喚!」

《ブリキンギョ》
星4/水属性/機械族/攻 800/守2000
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。

( ^Д^)「効果発動! こいつが召喚に成功した時、手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚できる!」

( ^Д^)「《レッド・ガジェット》特殊召喚! そしてこいつも効果発動!」

《レッド・ガジェット》
星4/地属性/機械族/攻1300/守1500
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「イエロー・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。

( ^Д^)「召喚成功時、《イエロー・ガジェット》を手札に加える」

( ・∀・)(【ガジェット】で、即エクシーズ……《キングレムリン》か《ギアギガント》か……)

( ^Д^)「レベル4の《ブリキンギョ》と《レッド・ガジェット》、2体のモンスターでオーバーレイ。エクシーズ召喚!」

( ^Д^)「《No.39 希望皇ホープ》!」

《No.39 希望皇ホープ》
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000 【ORU:2】
レベル4モンスター×2
自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、
このカードを破壊する。

( ・∀・)「……は?」

( ^Д^)「俺は、これでターン終了だ」

【 LP-8000 / 手札-5 / 《希望皇ホープ/A2500》[素材:2] 】


202 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/21(月) 23:58:49.79 ID:IvaLdt6s0

( ・∀・)(初手《ホープ》? いや、そこまで悪手ってわけじゃねーけど……アニメじゃあるまいし、なんでそんな)

( ・∀・)「……僕のターン、ドロー!」

( ・∀・)(とはいえ、《キングレ》だろうが《ホープ》だろうが、どのみち倒せる手札じゃねーし……むしろラッキーかな)

( ・∀・)「モンスターを1体守備表示でセット! カードを2枚伏せて、これでターンを終了する」

【 LP-8000 / 手札-5 / 《希望皇ホープ/A2500》[素材:2] 】
【 LP-8000 / 手札-3 / 《裏守備/D ???》 / 《set1》 《set2》 】

( ^Д^)「フ……俺のターン、ドロー!」

( ^Д^)「行くぜ、手札から《召喚僧サモンプリースト》と《カゲトカゲ》を召喚!」

《召喚僧サモンプリースト》
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
このカードはリリースできない。
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、
デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃できない。

《カゲトカゲ/》
星4/闇属性/爬虫類族/攻1100/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分がレベル4モンスターの召喚に成功した時、
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードはシンクロ素材にできない。

( ・∀・)(《サモプリ》?)

( ^Д^)「おいブルー生よぉ。こいつらの効果、説明しなきゃならねーか?」

( ・∀・)「いえ、そのくらいは。どうぞ」

( ^Д^)「ハッ。《サモプリ》は守備表示になり、《カゲトカゲ》が特殊召喚される……そして、《サモンプリースト》の効果発動!」

( ^Д^)「手札の魔法カード、《リミッター解除》を捨てる! これにより俺はデッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚させてもらう!」

( ・∀・)(え、《リミ解》捨てんの? 何出す気だよそれ……)


203 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:00:43.49 ID:Llo3x4N40

( ^Д^)「さあ――《王虎ワンフー》を特殊召喚だ!」

《王虎ワンフー》
星4/地属性/獣族/攻1700/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
攻撃力1400以下のモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、
その攻撃力1400以下のモンスターを破壊する。

( ・∀・)「げ」

( ;・∀・)(【ガジェ】に《ワンフー》って……なんだそれ!)

( ^Д^)「《ワンフー》が場に存在している限り、お互いの場に召喚・特殊召喚された攻撃力1400以下のモンスターは、すべて破壊される」

( ^Д^)「自己陶酔のコンボデッキ、貧弱モンスターばかりのデッキじゃ……ロクに召喚もできねえぜ!?」

( ;・∀・)「く……」

( ^Д^)「さらに! レベル4闇属性の《サモンプリースト》と《カゲトカゲ》の2体をオーバーレイ!」

( ^Д^)「エクシーズ召喚、《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》!」

《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》
ランク4/闇属性/昆虫族/攻2500/守 800 【ORU:2】
闇属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
選択したカードはカードの効果では破壊されない。
フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりに選択した自分のカード1枚を墓地へ送る事ができる。

( ^Д^)「即座に《キー・ビートル》の効果発動! オーバーレイユニットを1つ使い、《王虎ワンフー》に鍵を掛ける」

( ^Д^)「こいつがいる限り、《ワンフー》はカード効果じゃあ破壊されなくなる!」


204 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:02:14.54 ID:Llo3x4N40
( ・∀・)(雑魚モンスターを皆殺す《ワンフー》、それを《ホープ》と《キービートル》で、戦闘・効果の両面から保護……)

( ・∀・)「……子供じみた戦術ですね」

( ^Д^)「ハッ、それで煽ってるつもりか? つまり、子供にも強さがわかる戦略っつーことだろ」

( ^Д^)「《ワンフー》処理した後で言いな、バトルフェイズに入らせてもらおう!」

( ・∀・)(来たか……)

( ^Д^)「《マスター・キー・ビートル》で、その守備モンスターを攻撃だ!」

( ;-∀・)(……南無三!)

( ・∀・)「このモンスターは《ヘル・セキュリティ》! 戦闘破壊されたので効果発動!」

《ヘル・セキュリティ》
星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守 600 【チューナー】
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからレベル1の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。

( ^Д^):《キービートル》@ATK2500 【Win】
( ・∀・):《ヘルセキュリティ》@DEF 600 【Lose】

( ^Д^)「!」

( ・∀・)「デッキから、レベル1の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する――」

205 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:03:02.30 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「――《ハウスダストン》!」


《ハウスダストン》
星1/光属性/悪魔族/攻 0/守1000
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分の手札・デッキから「ダストン」と名のついた
モンスターを任意の数だけ選び、
お互いのフィールド上に特殊召喚する。
この時、お互いのフィールド上に特殊召喚する数は同じ数でなければならない。


( #^Д^)「舐めてんのかてめえ! 《王虎ワンフー》の効果発動!」

( ;・∀・)(やっぱそうなるよねー!)

( ^Д^)「召喚・特殊召喚された攻撃力1400以下のモンスターをすべて破壊する!」

( ・∀・)「だが! 《ハウスダストン》が相手によって破壊されたことで、さらに効果が発動する!」

( ・∀・)「デッキから《ダストン》モンスターを特殊召喚する……相手と自分、お互いの場に!」

( ・∀・)「ただしこの場合、相手の場に召喚する数と自分の場に召喚する数は同じでなくてはならない!」

( ^Д^)「講釈垂れる必要もねえ、そんな効果は知ってんだ!」

( ^Д^)「何を出そうと無駄な話、《ワンフー》で全部死ぬんだよ!」

( ;・∀・)(知ってるっつーの!)


206 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:05:21.62 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「来い、《ハウスダストン》β! 《イエロー・ダストン》! 行け、《レッド・ダストン》! 《ブルー・ダストン》!」


【( ・∀・)】
《ハウスダストン》 《イエロー・ダストン》

【( ^Д^)】
《ホープ》 《キー・ビートル》 《ワンフー》 《レッド・ダストン》 《ブルー・ダストン》


( ^Д^)「だからどうした、《王虎ワンフー》の効果発動! 特殊召喚された雑魚どもを一掃する!」

( ;・∀・)「ぐ……だが! 《ダストン》は破壊をトリガーに効果を発動する! まず《ハウスダストン》βの効果!

( ・∀・)「デッキから、《レッド・ダストン》β《ブルー・ダストン》βを相手に! 《ハウスダストン》γ《イエロー・ダストン》βを僕の場に召喚!」


【( ・∀・)】
《ハウスダストン》 《イエロー・ダストン》

【( ^Д^)】
《ホープ》 《キー・ビートル》 《ワンフー》 《レッド・ダストン》 《ブルー・ダストン》


( ・∀・)「さらに《レッド・ダストン》の効果! 破壊されたとき、その時のコントローラーに500のダメージを与える!」

《レッド・ダストン/》
星1/炎属性/悪魔族/攻 0/守1000
このカードはリリースできず、
融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが破壊された時、
このカードのコントローラーは500ポイントダメージを受ける。
「レッド・ダストン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

 ( ;^Д^)「ぬ……おオっ!」LP8000→7500

( ・∀・)「続いて《ブルー・ダストン》の効果! 相手の手札をランダムに1枚、次のターンのスタンバイフェイズまで裏向きで除外する!」

( ;^Д^)「……けっ!」

207 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:06:43.84 ID:Llo3x4N40

《ブルー・ダストン》
星1/水属性/悪魔族/攻 0/守1000
このカードはリリースできず、
融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが破壊された時、
このカードのコントローラーの手札をランダムに1枚選び、
次のターンのスタンバイフェイズ時まで裏側表示でゲームから除外する。
「ブルー・ダストン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

( ・∀・)「そして僕の場、《イエロー・ダストン》の効果! コントローラーの墓地のモンスター1体をデッキに戻す」

《イエロー・ダストン》
星1/地属性/悪魔族/攻 0/守1000
このカードはリリースできず、融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが破壊された時、
このカードのコントローラーは自分の墓地のモンスター1体を選択してデッキに戻す。
「イエロー・ダストン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

( ・∀・)「《ハウスダストン》βをデッキに戻す……で!」

( ・∀・)「《ハウスダストン》γによって特殊召喚された《ダストン》たちに、再び《ワンフー》の効果が発動!」

( ;^Д^)「……」

( ・∀・)「まさか、もう処理が追いつかなくなったなんて言いませんよね?」

( ;^Д^)「……黙れ……さっさと進めろ」

( ・∀・)「はい。すべての《ダストン》が破壊され、《レッド》と《ブルー》の効果発動! 500のダメージをそっちに与え、手札を1枚除外する!」

( ;^Д )「ぬぁあぁああ……!!」LP7500→7000

( ・∀・)「そしてこちらの《ハウスダストン》の効果、こちらの場に《ハウスダストン》βと、最後の《イエロー・ダストン》γを」

( ・∀・)「同じく最後、《ブルー・ダストン》γ《レッド・ダストン》γを相手の場に特殊召喚!」



208 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:08:05.97 ID:Llo3x4N40

【( ・∀・)】
《ハウスダストン》 《イエロー・ダストン》

【( ^Д^)】
《ホープ》 《キー・ビートル》 《ワンフー》 《レッド・ダストン》 《ブルー・ダストン》


( ・∀・)「で、《イエロー・ダストン》βの効果。墓地の《ハウスダストン》γをデッキに戻します」

( *・∀・)「さあ、もう一度! 《ワンフー》の効果を、発動してくださいよ! さあ!!」

( #^Д^)「……《王虎ワンフー》の効果発動! 攻撃力1400以下のモンスターをすべて破壊する……!」

( ・∀・)「全《ダストン》が破壊され、《レッド》《ブルー》の効果発動!」

( ; Д )「クソ野郎……うおおおおおお……ッッ!!」LP7000→6500

( ・∀・)「そして《ハウスダストン》βの効果、デッキから《ハウスダストン》γと《グリーン・ダストン》αを僕の場に」


【( ・∀・)】
《ハウスダストン》 《グリーン・ダストン》

【( ^Д^)】
《ホープ》 《キー・ビートル》 《ワンフー》 《グリーン・ダストン》 《グリーン・ダストン》


( ・∀・)「あなたの場に《グリーン・ダストン》2体を特殊召喚」

( ・∀・)「で、《イエロー・ダストン》γの効果。最後に……《ハウスダストン》αでも戻しときます」


( ・∀・)「はい、ではここで《グリーン・ダストン》の効果です」

( ・∀・)「《ハウスダストン》を除き、同じ色の《ダストン》は『自分フィールドに1体しか』存在できません」

( ・∀・)「そんな彼らが、もし何かの間違いで、『同時に』『複数体』特殊召喚されてしまったら……」


209 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:09:20.61 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「先輩、教えてくれませんか?  何が起きるのか」

( #^Д^)「……1匹残して後は破壊されるんだよ……!」

( ・∀・)「はい、そーですね。というわけで、《ワンフー》の効果が発動するより前に、あなたの場の《グリーン・ダストン》γは破壊される!」

( ・∀・)「そして破壊時の効果により、あなたの場の魔法・罠カード1枚は手札に戻る……けど、何も伏せてないから関係ないですね」

( ・∀・)「えーっと、それから《ワンフー》の効果ですね。召喚された《ダストン》は全滅して、効果発動」

( ・∀・)「僕の場の《グリーン・ダストン》αの効果で、僕の伏せカード1枚を手札に戻します」

《グリーン・ダストン》
星1/風属性/悪魔族/攻 0/守1000
このカードはリリースできず、
融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが破壊された時、
このカードのコントローラーは自分フィールド上の
魔法・罠カード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
「グリーン・ダストン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

( ・∀・)「で、あなたの《グリーン・ダストン》βも発動しますが伏せカードないし関係ないっすね」

( ・∀・)「あと《ハウスダストン》ですが……デッキに《ダストン》が足りないんで、これは発動しません」

( ^Д^)「……」

( ・∀・)「すいませんねー、ちょっとターン長かったですか? っと、今先輩のターンでしたっけ」

( #^Д^)「うるせえ……それがどうした!」

( #^Д^)「結局てめえのモンスターは消えた! バトルフェイズはまだ続いてる!」

( #^Д^)「行け、《希望皇ホープ》のダイレクトアタック!」

( ・∀・)「っと! トラップ発動、《ガード・ブロック》!」

《ガード・ブロック》
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。

( ・∀・)「このダメージをゼロにしてカードを1枚ドロー!」


210 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:11:31.46 ID:Llo3x4N40

( ^Д^)「ッチ、つまんねー手使いやがって……」

( ・∀・)「僕もここで使うつもりはありませんでしたよ……」

( ・∀・)(《ワンフー》なんか使いやがるから……)

( ^Д^)「俺はこれでターンエンド!」


【 LP-6500 / 手札-0 / 《ホープ/A2500》[素材:2] 《キービートル/A2500》[素材:1] 《王虎ワンフー/A1700》[キービートル] 】
【 LP-8000 / 手札-5 / 】


( ・∀・)「僕のターン……ドロー!」

( ^Д^)「このスタンバイフェイズ、《ブルー・ダストン》に除外された俺の手札3枚が戻ってくる!」

(; -∀・)(戻ってくるのが早すぎんだよなー……拘束時間が全然足りねえ!)

( ^Д^)「確かに少しはビビったけどなぁ。結局お前がやったことと言えば、1500ぽっちのバーンのみ!」

( ^Д^)「その上、俺の場には《王虎ワンフー》がいる……貧弱モンスターばかりの【ダストン】じゃあ、出てきたそばから死んでくだけだ!」

( ・∀・)「……」

( ・∀・)(……なんつーか、あれだな)



211 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:12:07.17 ID:Llo3x4N40




( ・∀・)(いい加減、ムカつく)




( ^Д^)「……なんだよ、その反抗的な顔は」


( ・∀・)


( ^Д^)「《ワンフー》だけじゃねえ。俺の場には2体のナンバーズがいる……」

( ^Д^)「これらが《ワンフー》を保護し、サポートする!」

( ^Д^)「効果破壊は《キー・ビートル》で無効、さらに攻撃も《ラヴァ・ゴーレム》で無効!」

( ^Д^)「この状況で、どうやって《ラヴァ・ゴーレム》を……」



( ^Д^)

212 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:12:53.71 ID:Llo3x4N40








( ・∀・)「っつーわけで、その2体を生贄に、《ラヴァ・ゴーレム》出しました」

( ;^Д^)「なっ、てめ……」

( ・∀・)「どっちにしろ【ガジェット】なら利用手段は少ないと思いますけど……一応、《ダストンのモップ》を装備しときます」

《ダストンのモップ》
装備魔法
装備モンスターはリリースできず、
融合・シンクロ・エクシーズ召喚の素材にもできない。
フィールド上のこのカードが相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから「ダストン」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「ダストンのモップ」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。


213 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:14:36.61 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「《モップ》を装備されたモンスターは、《ダストン》と同じデメリットを得る」

( ^Д^)「何の利用価値もない、ぼっちになるっつーことだろ……てめえみたいな、な」

( ・∀・)「ハハハ! それで煽ってるつもりですか」

( ・∀・)「それに対処する手がねーってことは、そんだけそのぼっちが強いってことでしょう。お褒めにあずかり光栄っす」

( #^Д^)「……だが! 《ワンフー》でテメーの《ダストン》は枯れた!」

( #^Д^)「ブラック生を舐めんじゃねえぞ、いくらマイナーデッキといえど【ダストン】の主戦術くれえ知ってる!」

( ^Д^)「《キングゴブリン》《ダークルーラー》《停戦協定》《自業自得》……全部、フィールドに元手がなきゃ意味のねえカード!」

( #^Д^)「それが根こそぎぶっ飛んだ今! テメエはどうするつもりだよ!?」

( ・∀・)「リバースカードオープン、《リビングデッドの呼び声》。《ワンフー》が消えたんで、《ヘル・セキュリティ》を蘇生します」

《リビングデッドの呼び声》
自分の墓地のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

( ^Д^)(……シンクロか?)

214 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:15:36.52 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「さらに、フィールド魔法《闇》を発動」

( ^Д^)「は?」

( ・∀・)「え?」


《闇/Yami》
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する
悪魔族・魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在する
天使族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントダウンする。



( ^Д^)「《闇》?」

( ・∀・)「ええ、はい」



《闇/Yami》
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する
悪魔族・魔法使い族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在する
天使族モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントダウンする。



( ^Д^)

( ・∀・)



( ・∀・)「じゃ、バトルフェイズ入ります」

( ^Д^)(なんだ《闇》って……《闇》? 《闇》??)

215 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:16:37.82 ID:Llo3x4N40
( ・∀・)「じゃ、バトルフェイズ入ります」

( ^Д^)(なんだ《闇》って……《闇》? 《闇》??)

( ・∀・)(さて……《ガード・ブロック》使っちまった以上は……)

(; -∀・)(やるしかねーよなぁー〜〜〜!!!)

( ;・∀・)「《ヘル・セキュリティ》で、《マスター・キー・ビートル》を攻撃!」


( ・∀・):《ヘル・セキュリティ》@ATK 300
( ^Д^):《キービートル》@ATK2500


( ^Д^)「……返り討ちだ!」

( ;・∀・)「っく、お……おおおおおおッ!!」LP8000→5800

( ;・∀゚)(な、懐かしいこの痛み……昔左肩脱臼した時がこんな感じの痛さだった! 痛え!! マジ痛ェ!!”!」

( #^Д^)「おいおいどーしたどーしたぁ!? 途中から声出てんぞ……大丈夫かよ、ええ!?」

( ; ∀ )「はー、はー、はー……痛ー……」

( ^Д^)「苦しそうだから良い事教えてやるよ。この痛みはダメージの量と比例してるわけじゃあねえ」

( ^Д^)「《火の粉》喰らおうが《グスタフ》喰らおうが受ける痛みは同じだよ。どうだ? まるで尿管結石のような痛みだろう?」

( ; ∀・)(結石なんか知らねーよ……クソ……!!)

( ^Д^)「だから、もしお前が次のターン《アーミタイル》にワンキル喰らったりしても、受ける痛みは今と同じ」

( ^Д^)「けど、もし中途半端にダメージを受け続けたら……ぶっ壊れるかもしんねーな?」

( ;・∀・)「……」


216 名前:( ・∀・)プライドの咆哮のようです :2013/10/22(火) 00:18:26.73 ID:Llo3x4N40

( *^Д^)「ハッ…ハハハハハハハハ!! おら、ターンはどうした! さっさと進めろ!」

( ・∀・)「……戦闘破壊されたことで、《ヘル・セキュリティ》効果発動!」LP5500→3100

( ・∀・)「デッキから、レベル1の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する……」

( ^Д^)「デッキに残った《ダストン》は《ハウスダストン》1枚だけ、《キングゴブリン》もこの状況じゃ《ラヴァゴ》でATK1000にしかならねえ!」

( ^Д^)「一体、何を出すつもりだ? ああ!?」

( ・∀・)「さっき、《ダストン》が"枯れた"って言いましたよね。違います」

( ^Д^)「あ?」

( ・∀・)「"枯らした"んすよ」


《カオス・ネクロマンサー》
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
モンスターカードの数×300ポイントの数値になる。


( ;^Д^)「《カオス・ネクロマンサー》だと……!?」

( ・∀・)「"枯れる"ように作ってあるんです。僕の墓地にあるモンスターは、《ダストン》4色3枚ずつと《ハウス》が2枚に《ヘル・セキュリティ》!」

( ・∀・)「15枚――よって、4500! 《闇》でさらに200上がって、攻撃力は4700!」

( ;^Д^)「く……!」

( ・∀・)「バトル、《カオス・ネクロマンサー》で《マスター・キー・ビートル》を攻撃!」


( ・∀・):《カオス・ネクロマンサー》@ATK4700
( ^Д^):《マスター・キー・ビートル》@ATK2500



217 名前:>>216 LP5500→3100 ←ミスです 見なかったことにしてください :2013/10/22(火) 00:21:36.49 ID:Llo3x4N40

( #・∀・)「さあ、ダメージ2200! 結石1つをくれてやる!!」

( ; Д )「うげ……ああああああああああああああ!!」LP6500→4300

( ・∀・)「リバースカードを1枚セット、これでターン終了です」

【 LP-4300 / 手札-3 / 《ラヴァゴ/A3200》[モップ] 】

      【《闇》】

【 LP-5800 / 手札-1 / 《カオスネクロマンサー/A4700》 / 《set1》 《ダストンのモップ》 】


( ; Д )「うぐ……あ……ぐッ!」

( ・∀・)「……」

( ・∀・)「なんつーか、あれっすね……」

( ; Д )「……?」

( ・∀・)「1回キレてみたらこのザマって……」

( ・∀・)「なんか、今まで泣き寝入りしてたのがアホらしく思えてきました」

( # Д )「……調子に乗ってんじゃねえぞ……ブルー寮の分際で……!!」

( #^Д^)「俺のターン、ドロー!」

218 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:23:15.46 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「2個目の結石、忘れてませんよね?」

( ; Д )「スタンバイフェイズ、《ラヴァ・ゴーレム》の効果で1000ポイントのダメージを……受けるッ!」LP4300→3300

( ;^Д^)「っく……メインフェイズ」

( ^Д^)(……この《ラヴァゴ》をどうするかだな……)

( ^Д^)(《カオス・ネクロマンサー》に特攻すれば処理できるが……やるか?)

( ・∀・)

( ^Д^)(つっても、その程度は奴も計算してるはずだ。わざわざ《モップ》まで持たせたっつーことは、あの伏せカード……攻撃を通すつもりはないはず……)

( ^Д^)(《レッド・ダストン》と《ラヴァ・ゴーレム》で少しずつライフを削り、《カオス・ネクロマンサー》で一気に持っていく……それが奴の戦術)

( ^Д^)(となれば、奴がデッキに入れるであろうトラップは……《ラヴァ・ゴーレム》を破壊せず、かつ俺のライフを減らす――)

( ^Д^)+(――《魔法の筒》と読んだ!)

《魔法の筒》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

( ・∀・)「どしたんすか? そっちのターンっすよ」

( ^Д^)「うっせーよ」

( ^Д^)(何にせよ、【ダストン】ならバーン狙いの可能性はそれなりにある)

( ^Д^)(《ラヴァゴ》とタイミングが合わねえのはもったいないが……)

( ^Д^)「魔法カード、《一時休戦》を発動! お互いカードを1枚ドローし、次のお前のターン終了時まで俺たちはダメージを受けなくなる!」

《一時休戦》
通常魔法
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。


219 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:24:40.02 ID:Llo3x4N40

( ^Д^)(お……)

( ^Д^)「手札の《グリーン・ガジェット》を召喚! そして効果で、デッキの《レッド・ガジェット》を手札に加える……」

( ^Д^)「カードを1枚伏せ、ターン終了!」


【 LP-3300 / 手札-3 / 《ラヴァゴ/A3200》[モップ] 《グリーン/A1400》 / 《set1》 】

        《闇》

【 LP-5800 / 手札-1 / 《カオスネクロマンサー/A4700》 / 《set1》 《ダストンのモップ》 】


( ・∀・)「僕のターンです。ドロー」

( ・∀・)「……」

( ・∀・)「通常魔法《冥界流傀儡術》!」

《冥界流傀儡術》
通常魔法
自分の墓地に存在する悪魔族モンスター1体を選択して発動する。
レベルの合計が選択したモンスターのレベルと同じになるように、
自分フィールド上に存在するモンスターをゲームから除外する。
その後、選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。

( ^Д^)「あ……?」

( ・∀・)「自分の場のモンスターを任意の数……《カオス・ネクロマンサー》1体を除外することで」

( ・∀・)「除外したモンスターと同じレベルを持つ悪魔族モンスター1体を墓地から特殊召喚する」

( ^Д^)「っと、待て! その発動時、手札から《増殖するG》を捨てて効果発動!」


220 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:26:34.01 ID:Llo3x4N40

《増殖するG》
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「増殖するG」は1ターンに1度しか発動できない。

( ^Д^)「お前が特殊召喚を行うたびに、俺はカードを1枚引く!」

( ・∀・)「……わかりました」

( ・∀・)「《冥界流傀儡術》の効果です。レベル1《カオス・ネクロマンサー》を、《ヘル・セキュリティ》と入れ替える!」

《ヘル・セキュリティ》:星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守 600

( ^Д^)「《増殖するG》で1枚ドロー!」

( ・∀・)「そして手札から……」

( ・∀・)「……じゃなかった。その前に、魔法カード《貪欲な壺》。墓地の《レッド》3枚《イエロー》2枚をデッキに戻してカードを2枚ドロー」

《貪欲な壺》
通常魔法
自分の墓地のモンスター5体を選択して発動できる。
選択したモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを2枚ドローする。

( ^Д^)(……《貪欲》で墓地が減ってしまうから、その前に《カオス・ネクロマンサー》を捨てた…?)

( ^Д^)(4700捨ててまで、手札を増やして……どうするつもりだ……?)


221 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:28:02.04 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「そして、墓地のモンスターすべてをデッキに戻し!」

( ;^Д^)「!?」

( #・∀・)「《究極封印神エクゾディオス》を特殊召喚!」

《究極封印神エクゾディオス》
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在するモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃宣言時、手札またはデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
自分の墓地に存在する通常モンスター1体につき、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
このカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
このカードの効果によって「封印されし」と名のついたカードが自分の墓地に
合計5種類揃った時、デュエルに勝利する。

( ;^Д^)「《エクゾディオス》だあ……!? 1枚ドローだ!」

( ・∀・)「さらに、レベル10《エクゾディオス》に、レベル1《ヘル・セキュリティ》を……チューニング」

( ・∀・)「シンクロ召喚、レベル11! 《星態龍》!」

《星態龍》
星11/光属性/ドラゴン族/攻3200/守2800 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードのシンクロ召喚は無効化されず、
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
また、このカードが攻撃する場合、
このカードはダメージステップ終了時まで、
このカード以外のカードの効果を受けない。

( ^Д^)「……1枚ドロー!」

( ;^Д^)(げ、またかよ……)

222 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:29:50.74 ID:Llo3x4N40

( ・∀・)「バトル。《星態龍》で《ガジェット》を攻撃!」


( ・∀・):《星態龍》@ATK3200
( ^Д^):《グリーンガジェット》@ATK1400

( ^Д^)「破壊されるが、《一時休戦》でダメージはゼロだ!」

( ・∀・)「わかってます。カード1枚伏せてターンエンド」


【 LP-3300 / 手札-5 / 《ラヴァゴ/A3200》[モップ] / 《set1》 】

        《闇》

【 LP-5800 / 手札-1 / 《星態龍/A3200》 / 《set1》 《set2》 《ダストンのモップ》 】


( ^Д^)「んじゃ、俺のターン……ドロー! む……」

( ^Д^)(……ちとメタが過剰すぎたか?)

( ・∀・)「忘れてませんよね、《ラヴァゴ》の効果」

( ^Д^)(このタイミングでわざわざ確認しにくるか。狙いがバレバレだぜ、ガキが)

( ^Д^)「ああわかってるさ。《ラヴァ・ゴーレム》が場に存在することで、俺は……」

( ; Д )「1000ポイント……ダメージを……受ける……!!」LP3300→2300

( ;^Д^)「……《マシンナーズ・ギアフレーム》召喚! 効果でデッキの《マシンナーズ・フォートレス》を手札に加え……」

《マシンナーズ・ギアフレーム》
星4/地属性/機械族/攻1800/守 0 【ユニオン】
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)


223 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:30:45.66 ID:Llo3x4N40

( ^Д^)「手札の《レッド・ガジェット》と《フォートレス》を捨てることで、《マシンナーズ・フォートレス》を特殊召喚!」

《マシンナーズ・フォートレス》
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
このカードは手札の機械族モンスターを
レベルの合計が8以上になるように捨てて、
手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手の効果モンスターの効果の対象になった時、
相手の手札を確認して1枚捨てる。

( ^Д^)「バトルフェイズ、行くぜ?」

( ・∀・)「…………」

( ^Д^)「そろそろこいつにも消えてもらおうか。《ラヴァ・ゴーレム》で、《星態龍》に攻撃! 相打ちだ!」

( ・∀・)「トラップ発動! 《魔法の筒》!」

( ・∀・)「相手モンスター1体の攻撃を無効にし、その攻撃力分のダメージを……」

( ^Д^)「やー〜〜っぱ、そう来るよなぁ?」

( ・∀・)「?」

( ^Д^)「その《シリンダー》にチェーンする! 手札の《サモンチェーン》を捨てて、《レインボー・ライフ》を発動だ!」

( ・∀・)「!」


224 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:33:35.46 ID:Llo3x4N40
《レインボー・ライフ》
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
このターンのエンドフェイズ時まで、
自分は戦闘及びカードの効果によって
ダメージを受ける代わりに、
その数値分だけライフポイントを回復する。

( ^Д^)「このターン発生する俺へのダメージを、すべて回復に変える!」LP2300→5300

( ・∀・)「……ッチ」

( ^Д^)「俺のライフは残り2300……何も《ラヴァゴ》を止めなくたって、《フォートレス》に撃っときゃよかったのになぁ〜?」

( #^Д^)「そんなだから出られねえんだよ、腐り切ったブルーからなァ! 《マシンナーズ・フォートレス》の攻撃、《星態龍》に自爆特攻!」

( ^Д^):《フォートレス》@ATK2500
( ・∀・):《星態龍》@ATK3200

( ・∀・)「……」

( ; Д )「ぬが……ッ、おおおおおお!!! 《フォートレス》の効果発動!!」LP5300→4600

( ^Д^)「《フォートレス》が戦闘で破壊されたとき、俺も相手のカード1枚を破壊することができる……消えろ! 《星態龍》!」

( ^Д^)「そして……《ギアフレーム》でダイレクトアタック!」

( ; ∀-)「うげ……おおおおえええええええッ!」LP3300→1500

( ^Д^)「ハッ! カードを1枚伏せて、俺はこれでターン終了!」


【 LP-4600 / 手札-2 / 《ラヴァゴ/A3200》[モップ] 《ギアフレーム/A1800》 / 《set1》 】

        《闇》

【 LP-1500 / 手札-1 / 《set1》 《ダストンのモップ》 】


225 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:35:03.27 ID:Llo3x4N40

( ;-∀-)「はー、はー……」

( ^Д^)「……」

( ^Д^)(いや待て、今の《魔法の筒》……)


【 LP-1500 / 手札-1 / 《set1》 《ダストンのモップ》 】


( ^Д^)(《set1》が残ってるってことは……)

( ^Д^)(今の《筒》は、前のターンで伏せたカード?)


( ^Д^)(じゃあ、それより前から伏せられてるアレは……なんだ?)


( ;・∀・)「僕のターン! ドロー!」

( ・∀・)「……」




(  ∀ )





( ;^Д^)「――!?」

226 名前:>>224>>225 ×LP1500 ○LP4000 :2013/10/22(火) 00:37:50.30 ID:Llo3x4N40
( ;^Д^)(なんだ……何か……)

( ・∀・)「魔法、発動。《地砕き》」

《地砕き》
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。

( ^Д^)「は……?」

( ・∀・)「一番守備力の高い相手モンスター……《ラヴァ・ゴーレム》を破壊!」

( ^Д^)「……はっ、《ラヴァゴ》を消してくれるとはな。どういうつもりだ?」

( ・∀・)「終わるからですかね?」

( ^Д^)「は?」

( ・∀・)「《ハウスダストン》を召喚」

《ハウスダストン》
星1/光属性/悪魔族/攻 0/守1000

( ・∀・)「じゃ、バトルフェイズ……」

( ^Д^)「おっと、待て! もいっちょ、手札から《増殖するG》!」

( ^Д^)「こいつを手札から捨てて発動、お前が特殊召喚を行うたびにカードを1枚引く!」

( ・∀・)「……」

( ^Д^)「さて、どーする? 俺にカードを与えること覚悟で、まだ動くつもりなのか?」

( ・∀・)「はい」

( ^Д^)「は?」

( ・∀・)「バトルフェイズっす。《ハウスダストン》で、《マシンナーズ・ギアフレーム》を攻撃!」


227 名前:>>224>>225 ×LP1500 ○LP4000 :2013/10/22(火) 00:38:58.54 ID:Llo3x4N40

( ^Д^)「……」

( ;-∀-)「……」


( ^Д^):《ギアフレーム》@ATK1800
( ・∀・):《ハウスダストン》@ATK 200


( ; ∀ )「うげ……ッ!!」LP4000→2400

( ; ∀ )「はー、はー、はー……ふー」




(  ∀ )「死ね」



( ;^Д^)「……!?」

( #・∀・)「《ハウスダストン》の効果! このカードが相手によって破壊されたとき、僕のデッキから可能な限り、《ダストン》をフィールドに撒き散らす!」

( #・∀・)「《レッド・ダストン》! 《レッド・ダストン》! 《レッド・ダストン》! 《ブルー・ダストン》! これらを敵のフィールドに!」

( #・∀・)「《イエロー・ダストン》! 《イエロー・ダストン》! 《イエロー・ダストン》! 《ハウスダストン》! こいつらを僕のフィールドに!」

( #・∀・)「それぞれ、特殊召喚する! すべて当然攻撃表示!」

( ^Д^)「……《増殖するG》の効果! お前が特殊召喚したことで、俺はカードをドローする!」

( #・∀・)「だがすべて同時だ!! お前が引けるのは1枚のみ!」

( ;^Д^)「……チッ!」




228 名前:>>224>>225 ×LP1500 ○LP4000 :2013/10/22(火) 00:41:33.31 ID:Llo3x4N40


( #・∀・)「そして! そして、そして! 同じ色の《ダストン》は、『フィールド上に1体しか存在できない!』」

( #・∀・)「よって《赤》と《黄色》の2体はこの瞬間に自壊するッ!」


( ;^Д^)「……《ダストン》は、破壊されたとき、コントローラーにデメリット効果を与える……」

( ・∀・)「《イエローa》《イエローb》《レッドa》《レッドb》の順で効果発動、逆順で効果処理」

( #・∀・)「《レッドb》で500のダメージ!」

( ;^Д^)「ぬおおおおおおおお!!」LP4600→4100

( #・∀・)「《レッドa》でさらに500!」

( ; Д-)「ぐ、あ、おおおおおおおおおおおおおおお!!」LP4100→3600

( ・∀・)「《イエローb》で、僕の墓地に来た《レッドb》をデッキに戻す」

( ・∀・)「そして《イエローa》で《レッドa》もデッキに!」

( ;-Д^)「はぁ、ハー、はぁ……この、テメェ……!!」

( ・∀・)「そして残ったダストンは、《レッドc》《ブルーa》と《ハウスa》《イエローc》」

( ・∀・)「さらに、《ダストン》はすべて悪魔族!」

( ;^Д^)「あ……ッ!」


( ;^Д^)(《ダストン》は本来攻撃力ゼロ、ゼロ同士の戦闘ではダメージが発生しないためモンスターは破壊されない……)

( ;^Д^)(だが、今は……!!)

( #・∀・)「お前の《ダストン》、僕の《ダストン》! 4匹すべて、フィールド魔法《闇》の効果で、攻撃力が200上がっている!」


229 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:42:31.72 ID:Llo3x4N40
( #・∀・)「バトル! 《イエローc》で《レッドc》を攻撃!」


( ・∀・):《イエロー・ダストン》@ATK 200
( ^Д^):《レッド・ダストン》@ATK 200


( ;^Д^)「相打ち……そして……!!」

( ・∀・)「《イエローc》と《レッドc》の効果」

( #・∀・)「《レッドc》でお前に500のダメージだぁぁぁあぁぁぁあ!!!」

( ;゚Д゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」LP3600→3100

( ・∀・)「《イエローc》で《レッドc》を戻す!」

( #・∀・)「そしてェ!! 《ハウスダストンa》で《ブルー・ダストンa》を攻撃!」

( ;^Д^)「ま…た相打ち!」

( ・∀・)「言ったよな……言いましたよね。ダメージ、数字の大小は、肉体的ダメージとは関係ない」

(  ∀ )「中途半端にダメージを受け続けたら…… 『 ブ ッ 壊 れ る 』かもしんねーって……」

( ;^Д^)「――!!!」

( #・∀・)「《ハウスa》と《ブルーa》の効果発動! 《ブルーa》から処理する!」

( #・∀・)「お前の手札を次のターンまで裏側表示で除外する!」

( ;^Д^)「チ……!!」



230 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:45:05.27 ID:Llo3x4N40

( ;^Д^)「チ……!!」

( #・∀・)「そして《ハウスダストン》の効果、再び《ダストン》を、可能な限り、特殊召喚する!!」

( ;゚Д゚)「お……おおおおおおおおおおおおおおお!!!! 《増殖するG》! 1枚ドロー!」

( #・∀・)「お前! 《レッド・ダストン》! 《レッド・ダストン》! 《レッド・ダストン》! 《グリーン・ダストン》!」

( #・∀・)「僕! 《ハウスダストン》! 《ブルー・ダストン》! 《ブルー・ダストン》! 《グリーン・ダストン》!」


【( ・∀・)】
《ハウス》 《ブルー》 《ブルー》 《グリーン》

【( ^Д^)】
《ギアフレーム》 《レッド》 《レッド》 《レッド》 《グリーン》



( #・∀・)「同名《ダストン》は1人1体! 《ブルーc》《レッドb》《レッドc》は自壊!」

( #・∀・)「そしてもっかい効果発動だあああああああああああああ!!」

( ;゚Д゚)「……んのクソ野郎がああああああああああああ!!」

( ・∀・)「《ブルーc》の効果で僕の手札は1枚除外される……」

( #・∀・)「手札なんぞ持ってねーけどなァ!! 続いて《レッドc》の効果、お前は500のダメージを受ける!」

( ; Д )「がああああああああああああああああああああああ!!」LP3100→2600

( #・∀・)「《レッドb》の効果で、もう1度500ダメージ!!」

(  Д )「の、お、あああああああああああああああああああああああああ!!」LP2600→2100


(メ#メ^Д^)「が……だ、が……!! これで《レッド・ダストン》は尽きた! 回収用の《イエロー》もいねえ!!」

(メ#メ^Д^)「《ダストン》だけで俺を削るのは、もう無理っつーことだ……!!」

( ・∀・)「さあ、どーですかね?」

( #^Д^)「何か手があんならやってみろ……だがなあ、お前の手くらい読めてらァ!」


231 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:46:41.88 ID:Llo3x4N40

( #^Д^)「俺に苦痛を与えるために、わざわざチマチマチマチマと……自爆特攻を繰り返したが!」

( #^Д^)「テメエの本命は、その伏せカードだろうがよ!!」

( ・∀・)「そっすね、当たりです」

( #^Д^)「さあ、さっさと使え……その瞬間が! 俺ではなく!! テメーの終わりになる!!!」

( ・∀・)「じゃあ行きます。トラップ――発動!」

( #^Д^)「リバースカード、オープン! 《地獄の扉越し」



(  ∀ )「《局地的――」

( #・∀・)「 《 大 ハ リ ケ――――――――――ン 》 ! ! ! ! 」 



《局地的大ハリケーン》
通常罠
自分の手札・墓地に存在するカードを全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする。



( ゚Д゚)「 ! ?・!??”?!?!?」

( ;゚Д゚)「な……は……!?!?」

( ・∀・)「《自業自得》だと思いましたか?」

( ・∀・)「《停戦協定》だと思いました?」

( ・∀・)「そんなんじゃあない」

( #・∀・)「お前は! この屑みてえな僕と!! この屑みてえなカードに!!!」

( ・∀・)「負けるんだよ……僕の墓地と、この手札。そこに存在するカード、そのすべてを! 自分のデッキに! 戻す!!」

232 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:48:35.25 ID:Llo3x4N40

( #・∀・)「《ハウスダストン》! 《イエロー・ダストン》! 《レッド・ダストン》! すべてが戻った……弾は、すべて補充した!」

( #・∀・)「もう一度! 《ハウスダストンc》で、《グリーン・ダストン》に攻撃!!」


( ・∀・):《ハウスダストン》@ATK 200
( ^Д^):《グリーン・ダストン》@ATK 200


( ;^Д^)「あ……お……」

( ・∀・)「《グリーン・ダストン》の効果。破壊されたとき、コントローラーの魔法・罠カード1枚を手札に戻す……お前の場には魔法も罠もなし」

( ・∀・)「そして《ハウスダストンc》の効果……デッキから、可能な限りの《ダストン》を、フィールドに特殊召喚する……」

( #・∀・)「《レッド》! 《レッド》! 《レッド》! 《ブルー》!!」

( #・∀・)「《イエロー》! 《イエロー》! 《イエロー》! 《ハウス》!! お互いの場に特殊召喚だ!!!」


【( ・∀・)】
《ハウス》 《イエロー》 《イエロー》 《イエロー》

【( ^Д^)】
《ギアフレーム》 《レッド》 《レッド》 《レッド》 《ブルー》


( ;^Д^)「《増殖するG》―――――――――ッッ!!!」

( #・∀・)「引きたいなら好きなだけ引けばいい! それでループが止まるんならな! 《ヴェーラー》だろうと《クロウ》だろうと――」

( ・∀・)「――もう生き残る道はない!! 《イエローb》《c》《レッドb》《c》! すべて自壊して効果発動!」



233 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:50:36.46 ID:Llo3x4N40
( #・∀・)「《レッドc》の500ダメージ!!」

( ; Д )「がああああああああああああああああああああああああああ.............」LP2100→1600

( #・∀・)「《レッドb》で500ダメージ!!!」

( # Д )「がッ……あ……!! カウンタートラップ!! 《地獄の扉越し銃》!!」

( #゚Д゚)「俺が受けるダメージをお前に反射する――!!」

《地獄の扉越し銃》
カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
自分が受けるその効果ダメージを相手に与える。

( # ∀・)「くぁ……ぉぉぉおおお!! だからどうした!! 《イエローc》の効果発動、墓地の《レッドc》をデッキに戻す!」LP2400→1900

( #・∀・)「再び《イエローb》の効果、《レッドb》をデッキに戻す!」

( #・∀・)「そして《イエローa》で《レッドa》を攻撃、相殺! 両者の効果を発動!!」

( #・∀・)「《レッドa》で500ダメージ!」

(  Д )「 」LP1600→1100

( ・∀・)「《イエローa》で《レッドa》を回収!」

( ・∀・)「そして、《ハウスダストン》の攻撃――」

( #・∀・)「《ブルー・ダストン》と相打ち!!」

(  Д )「 」

( ・∀・)「《ブルー》《ハウス》の順で発動! 逆順で処理! 《ハウスダストン》の効果で――」




234 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:51:54.44 ID:Llo3x4N40









( ;・∀・)「 ―――― ! ?  」




235 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:52:59.32 ID:Llo3x4N40

(  Д )「 」



(  Д )「 《スカル マイ スタ ー 》の 効果を発動、した……!!」


(  Д )「相手の墓地でカード効果が発動したとき……これを手札から捨てることで……それを……無効にする……」


《スカル・マイスター》
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 400
相手の墓地で魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から墓地へ送る事で、その効果を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



( ;・∀・)「な……あ……《ハウスダストン》が……」

( ; Д )「はぁ、はぁ、はぁ……」

( ;・∀・)「……なんで、そんなカード!!」

(  Д )「黙れよ」

( ;・∀・)「ッ……」

(  Д )「『《ヴェーラー》だろうと《クロウ》だろうと、もう生き残る道はない』……言ったよなぁ、お前」

(  Д )「なんだ、それ」

(  Д )「手札誘発といえば《ヴェーラー》、もしくは《G》、いいとこ《クロウ》……」

(  Д )「その程度かよ」


( #^Д^)「その程度の貧困な発想しかねーから……お前は、ブルー寮から、抜けられねえんだよ!!」
 
( ;・∀・)「な……ハァ!?」


236 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:56:18.67 ID:Llo3x4N40


( #^Д^)「覚えとけよクソガキ……ブラック生は、最前線に立つ者は、常に進歩を続けてんだ」

( #^Д^)「何が有効なメタとなるか、それをくぐるにはどうすればいいか……膨大なカードプールの中で、探索と思考を続けてる」

( #^Д^)「妨害と言えば《ヴェーラー》《G》、その程度しか出てこない、最下層のクソどもなんぞ――足元にも及ばねえんだ!!」

( ・∀・)「いや、んな……」

( #゚Д゚)「 雑 魚 に 二 の 句 は 許 さ れ ね え ! ! 」

( ;・∀・)「ッ……!」

( #^Д^)「吠える雑魚は死ぬだけだ、口より先に場を動かせ……」


【 LP-1100 / 手札- / 《ギアフレーム/A1800》 】

        《闇》

【 LP-1900 / 手札-0 / 《グリーン・ダストン/A 200》 】


( #^Д^)「手札も墓地も消し飛んで、いや…自分で消し飛ばして!! 場には余った《グリーン・ダストン》、無駄に攻撃表示のザコだ!」

( #^Д^)「あとはクソみてえなフィールド魔法……これがお前の最終成績、雑魚の築いたフィールドだ!!」

( ・∀・)「……」

( ・∀・)「…………」

( ;・∀・)「………………!!!」

237 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 00:57:07.54 ID:Llo3x4N40

( #^Д^)「俺のターン! ドロー!! 《ブルー・ダストン》に除外された手札が戻ってくる! 必要無し! 《イエロー・ガジェット》召喚!」

( #^Д^)「バトルフェイズ、《マシンナーズ・ギアフレーム》と《イエロー・ガジェット》で攻撃!」

( ;・∀・)「…………!!!!!」

( ^Д^):《ギアフレーム》@ATK1800
( ・∀・):《グリーンダストン》@ATK 200

( ; ∀ )「くっ……そ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

( #゚Д゚)「 死 ん ど け 、 雑 魚  が ! ! 」 


( ^Д^):《イエロー・ガジェット》@ATK1200



(  ∀ )「  」LP → 0




――――――――――――――


238 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 01:02:00.52 ID:Llo3x4N40


そこから記憶がないのだが、目が覚めると部屋にいたので、どうにか帰るだけ帰れたのだろう。


(メメ#∀##)「……」


ズタボロだが。
血とか青痣があちこちにある。デュエルだけでこうなるはずがない。
おそらくあのクソ野郎は、デュエルだけでは飽きたらず、僕のことボコり倒したのだろう。

(メ#メ∀・)「……何が、その程度の、発想……だよ」

デュエルはもう終わってしまった。
終わってしまったが、納得がいかない。

(メ#メ∀・)「《スカル・マイスター》がセーフにしても……」

(メ#メ∀ )「《レインボー・ライフ》とか、《地獄の扉越し銃》とか……どう考えても、僕への個人メタだろうがよ……!!!」

偉そうに語られたが、納得がいかない。
だが、僕は負けてしまった。歯医者に発言権はない。それがこの学園のルール。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

( #゚Д゚)「 雑 魚 に 二 の 句 は 許 さ れ ね え ! ! 」

( ;・∀・)「ッ……!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(メ#メ∀ )「……あー……」

なんつーか、やってらんねえ。



239 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/22(火) 01:02:47.54 ID:Llo3x4N40
( ・∀・)プライドの咆哮のようです 1話終わり


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