56 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:03:25.57 ID:6XVadXqA0
(^ω^ )個性を求めるようです川 ゚ -゚)

57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:03:56.34 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「んじゃこいつで《サック》攻撃。なんかある?」

(,,;゚Д゚)「ない……うわ、マジかー。負けかよ」LP1400→ 0

( ,,^Д^)「マジかよそれwwwwww征竜相手にジャストキルwwwwww」

( ^ω^)「うん、ほんとすごい…ね」

( ・∀・)+「だろ? どうよ、これ」

(,,゚Д゚)「割とビビった。意味わかんねー……なんだそれ」

( ・∀・)「そうだな……名前を付けるなら……」

( ・∀・)+「……【ぃま手首灼ぃた】かな」

( ,,^Д^)「意味わかんねwwwwwwwwwwwwww」

( *・∀・)「wwwwwwwwwwwwwww」

(,,;゚Д゚)「うぇー……俺そんなデッキに負けたのかよ……1回でも……」

( ・∀・)「ま、ガチデッキをコピーするしか能のない奴なんぞ、所詮その程度ってことだよ」

( ,,^Д^)「うぜぇwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「w」

(,,゚Д゚)「うっせーな、好きなんだよこういうの」

( ・∀・)「はいはい。好きでガチ使って負けてりゃ世話ねーよな……」

( ・∀・)「お前らももう少しさぁ、個性を感じるデッキ作れよ。オリジナリティのあるやつを。おまえ最近どんなん作ったよ?」

( ,,^Д^)「俺? 俺……あ、そうだ。【もけもけ】。【もけもけエクゾクェーサー】作ったわ」

(,,゚Д゚)「おまえも大概意味わかんねーの作るよなぁ。何食ったらそんなもん思いつくんだよ」

( ・∀・)「いや、【エクゾクェーサー】ってなんかで見たぞ。なんだっけ、ニコニコでそういう動画上がってなかったか?」

( ,,;^Д^)「げ、バレた?」

( ;-∀・)「やっぱりかよ……」

( ^ω^)「でも凄いと思う……よ。僕…俺じゃそういうデッキ組めないし」


58 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:04:23.14 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「人のデッキに【もけもけ】混ぜてオリジナリティ出そうってかー。なんつーかなー、甘えてるよな、そういうの」

( ,,^Д^)「やかましいわwwwwwwお、なんなら今ここでデュエルすっか? デュエルすっか?wwwwwwww」

( ・∀・)「やったろかwwwwww」

( ^ω^)「あ、えーと、俺は……俺は、あれだなー。最近【炎星】作ったよ」

(,,゚Д゚)「ん? あー、そうか」

( ,,^Д^)「……」

( ・∀・)「……チッ」

( ;^ω^)「…」ビクッ

( ・∀・)「……【炎星】?」

( ;^ω^)「う、うん」

( ・∀・)「いるよなー、こういうの。環境トップよりちょっと下のデッキ使ってさー。それでトップは壊れだとか言って叩いて、そのくせ自分はガチ厨じゃありませーんって顔すんの」

( ;^ω^)「え、いや……」

( ・∀・)「そのくせ妙に偉っそうでよー。なんつーの? 『やる以上は環境を見るべき』『ガチとやることから逃げるな』? みたいな? そーいうやつ」

( ,,^Д^)「あれだな、意識高い系デュエリスト」

( ・∀・)「 そ れ だ 」

( *・∀・)「「wwwwwwwwwwwwww」」(^Д^,,* )

( ;^ω^)「僕は別に、そんなこと……」

( ,,^Д^)「……w」

( ・∀・)「【炎星】とか組まされてる感ハンパねーデッキじゃん。個性のかけらも感じねー」

( ^ω^)「……」


59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:04:48.56 ID:6XVadXqA0

(,,゚Д゚)「おいこら、あんま言ってやんなよ」

( ・∀・)「wwwwww」

( ,,^Д^)「wwwwww」

( ;^ω^)「えと、その……僕、俺、ジュース買ってくる、わ」

( ,,^Д^)「俺ファンタ」

( ・∀・)「午後の紅茶」

( ;^ω^)「い、行ってくる……」

( *・∀・)「「wwwwwwwwwwwwww」」(^Д^,,* )



( ´ω`)「……はぁ……」ガコン

川 ゚ -゚)「む? ブーンか」

( ^ω^)「あ、クー。久しぶりだ……ね」ガコン

川 ゚ -゚)「たしかに。クラスが近い割には、久しぶりだな」

( ;^ω^)「あ、うん、そーだった……隣だったっけ……」ガコン

川 ゚ -゚)「……なんで3本も買うんだ?」

( ^ω^)「いや、ちょっと……」

川 ゚ -゚)「あまり元気がないように見えるが、疲れてるのか? ほどほどにしとけよ」

( ^ω^)「うん、ありがとう。じゃあ」





( ´ω`)「はぁ……」

( ^ω^)「……」



60 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:05:14.43 ID:6XVadXqA0

( ^ω^)「買ってきたお……きたよー」ガラッ


( ^ω^)「……あれ?」


ポツーン.....


( ^ω^)「……帰りやがった……どういう神経してんだよあいつら……」

川 ゚ -゚)「まったくだ」

( ゚ω゚)「!?」

川 ゚ -゚)「おい、どういう顔をしてる。仮にも幼馴染だろうが、その態度はなんだ」

( ゚ω゚)「え、あ……尾けてきたの?」

川 ゚ -゚)「まあな」

( ;^ω^)「……」

川 ゚ -゚)「それ。いらなくなったんなら、よこせ」

( ^ω^)「……」ポイー

川 ゚ -゚)「おい、これ炭酸だろうが。投げるんじゃない、ぶち殺すぞ」ポーイ

( ;^ω^)「わかってるなら投げ返さないでほしいお"ッ"!?」ポロッ

ガコーン

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「……」




( ^ω^)「ドクオ、元気にしてる?」

川 ゚ -゚)「なぜそれを私に聞く?」

( ^ω^)「……質問で返さないでほしいお」


61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:05:51.65 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「むしろ私が聞きたい。同じ学校だというのに、まるでお前と会う機会がなかった」

川 ゚ -゚)「もう夏休みも明けて、2学期だ。そろそろクラスには馴染んだか? 友達、できたか?」

( ;^ω^)「なんでまたそんなお母さんみたいなこと……できたお」

川 ゚ -゚)「この状況でよく堂々と嘘を言えたな」

( ^ω^)「……」

川 ゚ -゚)「パシらせておいて自分たちだけ帰るのが友達か。興味深い友情観だ…とか言っとけばいいか?」

( ^ω^)「そのめんどくさい言い回しは変わってないおね、やっぱり」

川 ゚ -゚)「半年そこらで人が変わるか。変わったのはお前の方だ」

( ;^ω^)「……別に、いじめられてるわけじゃ」

川 ゚ -゚)「この状況でよく2回も嘘を言えたな」

( ^ω^)「……」

(^ω^ )「……いい人たちだお、みんな。なんというか、みんな個性的で、面白いし」

( ^ω^)「仲間に入れてもらえただけでも、感謝してるんだお」

川 ゚ -゚)「パシらせておいて自分たちだけ帰るのが仲間か。以下省略だ」

( ^ω^)「別にパシられてるわけじゃないお。さっきのだって、僕が自分から言い出したことだし」

( ^ω^)「ほんと、いじめられてるわけじゃないんだお? クラスで孤立せずに済んでるのも、みんなのおかげだし」

川 ゚ -゚)(あ、これダメなやつだ……)

川 ゚ -゚)「……ん?」


|Д^)


|ミ


川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「……ドクオと違う高校になって、離れてみて、わかったんだお」

( ´ω`)「僕は……何のも面白味もない、つまらない人間だったんだな、って……」

62 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:06:20.58 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「は?」

( ´ω`)「……一人じゃ、友達もできなくて。中学からの知り合いもいないし、誰ともうまく話せなくて……」

川 ゚ -゚)「それは内面をうまく出せていないだけで、内面そのものに面白味がない理由にはならないと思うが」

( ´ω`)「出せないんなら、無いのと一緒だお」

川 ゚ -゚)「まあ、そうか」

( ^ω^)「今思うと、ドクオってすごかったんだおね……離れてみて、わかったお」

川 ゚ -゚)「確かにすごくはあると思うが、あいつのそれは悪い方向に全部突っ込んでると思うぞ」

( ^ω^)「それでも、僕は羨ましいんだお」

( ^ω^)「クラスで遊戯王が流行り出した時も、うまく声をかけられなくて……デッキを持ってきて、でも何もできなかった」

( ^ω^)「そんな時に、モララーたちが声をかけてくれた」

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「だから、僕はモララーたちに感謝してるんだお」

川 ゚ -゚)(完璧ダメなやつだよこれ……)

( ^ω^)「……僕、そろそろ帰るお。帰ったら、もっと面白いデッキを作らないと」

川 ゚ -゚)「面白い? なんだそれは」

( ^ω^)「この前【炎星】作ったんだけど、もっと個性のあるデッキを作れって言われちゃって……」

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「【5軸炎星】とか、どうかな。どう思うお?」

川 ゚ -゚)「いや、どう思うと言われても……『面白いデッキ』って、何の話だそれは」

( ;^ω^)「何の……って、意外だおね。『面白いデッキ』といえば、クーがよく作ってるようなイメージがあったけど」

川 ゚ -゚)「……?」

( ^ω^)「……まあ、わかんないならいいお。モララーとかタカラはすっごい面白いデッキを作るんだおー? クーにも見せてあげたいくらい」

川 ゚ -゚)「そんなものに、興味はないが……」

( ^ω^)「あはは……ま、僕も負けてらんないお。それじゃクー、また明日……会うかどうか知らないけど、バイバイ」

川 ゚ -゚)「ああ、じゃあな」


63 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:06:46.94 ID:6XVadXqA0

スタスタ....


川 ゚ -゚)「……」

川 ゚ -゚)「ヤバいな、あれ」








( ,,^Д^)「よ、ブーン」

( ^ω^)「あ、タカラ…モララー…帰ってなかったの?」

( ・∀・)「おいおい、知り合いだったなら早く言ってくれよー。なあ?」

( ,,^Д^)「まったくだよなあー?」

( ;^ω^)「……え?」




64 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:07:21.18 ID:6XVadXqA0

キーン
 カーン
  コーン

川 ゚ -゚)(さて、帰ってドクオでも……)

( ^ω^)「あ、あの、クー」

川 ゚ -゚)「……ブーン? なんだ、今日もか。急にエンカウント率が上がったな」

( ^ω^)「そのー……実は、ついてきてほしいところがあって」

川 ゚ -゚)「?」

( ^ω^)「娯楽部って知ってる?」

川 ゚ -゚)「名前だけなら聞いたことが……あるような、ないような」

( ^ω^)「今年に入ってからできた部活らしいお」

( ^ω^)「……それで、昨日クーと話してて、思ったんだお。やっぱり、このままじゃダメだって」

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「娯楽部って言ってるけど、実情はほとんどTCG部みたいなもんらしいんだお」

( ^ω^)「僕、変わるお。そのために、今日からTCG部に入部するんだお!」

川 ゚ -゚)「そうか。別に私は止めないぞ」

( ^ω^)「いやそうじゃなくて……あのさ、クーも一緒に入らない?」

川 ゚ -゚)「断る」

( ^ω^)「……そんな気はしてたお。でも、ついてくるだけついてきてくれないかお? 一人じゃ、どうも不安で」 

川 ゚ -゚)「これから変わろうという時に、まだそんなことを言っているのか?」

( ;^ω^)「うっ。まあ、それもそうだけど……見ててほしいんだお。クーに、僕が変わるところを」

川 ゚ -゚)「……まあ、構わんが。ついていくだけならな」

( ^ω^)「……」

(^ω^ )「……ありがとう」

川 ゚ -゚)「……」

65 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:08:18.60 ID:6XVadXqA0

( ^ω^)「娯楽部の部室は、南棟の3階の、いちばん隅っこの空き教室を使ってるらしいんだお」

川 ゚ -゚)「ふむ。どうにも人気のない場所だな」

( ^ω^)「……」

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「……あ、ここだお」

川 ゚ -゚)「そうか。で? 私はここで帰ればいいのか?」

( :^ω^)「いっ、いや、待ってお。一応、中まで……」

川 ゚ -゚)「入部するわけでもないのにか? 不自然極まりないぞ、それ」

( :^ω^)「う……」

川 ゚ -゚)「……まあ、いいがな。ほら、入るぞ」ガラガラ

( ^ω^)「あ……う、うん」





66 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:08:49.47 ID:6XVadXqA0
ガラッ

(,,゚Д゚)「んで《バーナー》と《テンペスト》捨ててデッキから《ブラスター》を……ん?」

( ・∀・)「来たみたいだね」

( ;^ω^)「あ、う……」

川 ゚ -゚)「おい、何してる。さっさと要件を……」

ガチャリ

川 ゚ -゚)「……?」

( ,,^Д^)「……w」ニタニタ

( ;^ω^)「……」

( ・∀・)「ようこそ、娯楽部へ。素直クールさん」

川 ゚ -゚)「……まあ、何となくそんな気はしていたが。ここまでド直球で来るとはな」チラッ

(^ω^; )「……」

( ・∀・)「君に、頼みたいことがあってね。ブーンが君と知り合いだっていうからさ、連れてきてもらったんだ」

( ・∀・)「じゃ、単刀直入に言うよ。この部活は俺が立ち上げたものなんだけど、見てわかるように、どうも部員が少なくてね」

( ・∀・)「素直さん、君も娯楽部に入部しないか?」

川 ゚ -゚)「お前たちのような、いかにもなリア充集団が。なんでこんなオタク臭い部活を立ち上げたのか……」

川 ゚ -゚)「理由、聞いたほうがいいか?」

( ・∀・)「……」

川 ゚ -゚)「部員が少ない、ね。女子部員なら腐るほどいるだろうに」

( ;^ω^)「……」



67 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:09:16.42 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「入部だと? 何の隠語だ、それは」

( ・∀・)「ハハッ。言わないとダメかな?」

川 ゚ -゚)「やめて! 私に乱暴する気でしょう? エロ同人みたいに!」

川 ゚ -゚)「……この状況だと、ギャグにならんか」

( ・∀・)「ここもたいがい辺鄙な場所だからね、そうそう人は来ないよ。大声を上げようとするのは勝手だが……」

( ・∀・)「こちらとしても、乱暴な真似はしたくない」

(,,゚Д゚)「……」

( ,,^Д^)「……」

( ・∀・)「そこで、だ。ここは娯楽部、実質TCG部……ブーンから聞いたけど、君もデュエルをするそうじゃないか」

( ・∀・)「しかも、なかなか面白いデッキを作るときた」

( ・∀・)「……一勝負、どうだい?」

川 ゚ -゚)「そこそこ見れる顔してる割に、中身はハイレベルな変態だな。シチュエーションに酔うタイプか」

( ・∀・)「チャンスをあげてるっていうのに、ずいぶん失礼な言い方をするね」

( ・∀・)「俺が勝ったら、君にはその場で『入部』してもらうことになる」

( ・∀・)「が、もし君が勝ったなら……その時は見逃してあげよう。もう二度と手は出さないよ」

川 ゚ -゚)「ろくにルールも知らないような女を、そうやって食い物にしてきたのか?」

( ・∀・)「あはは。最近は結構流行ってるんだよ、遊戯王。みんな、ルールくらいは知ってたさ」

川 ゚ -゚)「ひとつ、追加してもらう」

( ・∀・)「え?」

川 ゚ -゚)「私が勝ったら……お前たちは、二度とブーンに関わるな」

( ;^ω^)「……!」


68 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:09:43.15 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「……へぇー。いいの? 『友達のために頑張る』なんて……」

( ・∀・)「『ハイレベルな変態』を、余計に燃え上がらせるようなこと……言っちゃってさぁ」

川 ゚ -゚)「何を言う。私をこんな状況に突き落とした外道が、友達なわけないだろう」

( ; ω )「……」

川 ゚ -゚)「だから、私はこいつに復讐するのさ。こいつをお前たちから引き離して、孤立させることで、な……」

( ・∀・)「いいねえ、いいねえ、そういうの。よし、決まりだ……」

( ・∀・)「デッキ、どうする? カードならそこそこあるから、この場でデッキを作ってもらってもいいし」

( ・∀・)「なんなら、僕たちのを貸してあげることもできるけど……」

川 ゚ -゚)「いらん。デッキなら、自分のものがある」
っ■

( ・∀・)「……へぇ、自分のデッキを。ますます気に入ったよ」

( ^ω^)(……デッキ、持ってきてたのかお……)ボソッ

川 ゚ -゚)「元はと言えば、お前とやるために持ってきたんだぞ」ボソッ

( ;^ω^)「!?」

( ・∀・)「さて、始めようか」

(,,゚Д゚)「……」

( ,,^Д^)「……w」ニタニタ

川 ゚ -゚)「ああ……やるぞ」



川 ゚ -゚) 「 「 デ ュ エ ル 」 」 (・∀・ )



69 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:10:08.35 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「俺の先攻でいいの?」

川 ゚ -゚)「ああ」

( ・∀・)「なら、ドロー。モンスターを1体セットして、これでターンエンドだ」

川 ゚ -゚)「では私のターン、ドロー。《フラッピィ》召喚」

《フラッピィ》
星2/水属性/水族/攻 0/守 0
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「フラッピィ」1体を墓地へ送る事ができる。

川 ゚ -゚)「2枚目の《フラッピィ》を、デッキから墓地へ。これでターン終了」

( ・∀・)【LP-8000 / 手札-5 / 《???》】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-5 / 《フラッピィ/A0》】

( ・∀・)「なんともまあ、しょっぱい動きを……俺のターン、ドロー」

( ・∀・)「……ターンエンド」

( ・∀・)【LP-8000 / 手札-6 / 《???》】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-5 / 《フラッピィ/A0》】

川 ゚ -゚)「おまえ、人のこと言えるのか?」

( ・∀・)「ハハッ。そう言われると辛いね」

川 ゚ -゚)「《プリズマー》を召喚。効果でエクストラデッキの《アクア・ドラゴン》を見せ、メインデッキの《ゾーン・イーター》を墓地に」

《E・HERO プリズマー》
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1100
自分のエクストラデッキに存在する融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を
自分のデッキから墓地へ送って発動する。
このカードはエンドフェイズ時まで墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

【EX】
《アクア・ドラゴン》
星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900 【融合】
「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+【「ゾーン・イーター」】

【《E・HERO プリズマー》 → 《ゾーン・イーター》】 Reflect change!

川 ゚ -゚)「《フラッピィ》は守備にして、バトルフェイズ。その伏せモンスターに攻撃!」

70 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:10:38.68 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「残念ながら、これは《グリズリーマザー》だ」

川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700 
( ・∀・):《グリズリーマザー》@DEF1000 

( ・∀・)「破壊され、効果でデッキから《グリズリーマザー》特殊召喚」

《グリズリーマザー》
星4/水属性/獣戦士族/攻1400/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の水属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。

川 ゚ -゚)「……ターンエンド」

( ・∀・)【LP-8000 / 手札-6 / 《グリズリーマザー/A1400》】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-5 / 《フラッピィ/D 0》 《プリズマー/A1700》】

( ・∀・)「俺のターン。さて、行くかな」

川 ゚ -゚)「む?」

( ・∀・)「バトルフェイズ。《グリズリーマザー》で《プリズマー》を攻撃だ!」

( ・∀・):《グリズリーマザー》@ATK1400
川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700

( ・∀・)「破壊されるが、《グリズリーマザー》3枚目を特殊召喚……」LP8000→7700

《グリズリーマザー》
星4/水属性/獣戦士族/攻1400/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の水属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。

( ・∀・)「そしてもう一度、攻撃!」LP7700→7400

( ・∀・):《グリズリーマザー》@ATK1400
川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700

( ・∀・)「《素早いマンボウ》を特殊召喚。また攻撃だ!」


71 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:11:06.52 ID:6XVadXqA0

《素早いマンボウ》
星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから魚族モンスター1体を墓地へ送る。
その後、自分のデッキから「素早いマンボウ」1体を特殊召喚する事ができる。


(,,゚Д゚)「始まったか、ライフ投げ捨て運動」

( ,,^Д^)「まだまだ続くよ自爆特攻〜」


( ・∀・):《素早いマンボウ》@ATK1000
川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700

( ・∀・)「効果でデッキから魚族モンスター《フィッシュボーグ−アーチャー》を墓地へ送りつつ《素早いマンボウ》2体目を召喚!」LP7400→6700

《素早いマンボウ》
星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時ry

( ・∀・)「こいつでも攻撃して《フィッシュボーグ−プランター》を落とす!」

( ・∀・):《マンボウ》@ATK1000
川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700

( ・∀・)「そしてもう一度、3体目の《マンボウ》を召喚」LP6700→6000

《素早いマンボウ》
星2/水属性/魚族/攻1000/守 100
ry

( ・∀・)「やっぱり、攻撃!」

( ・∀・):《マンボウ》@ATK1000
川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700

川 ゚ -゚)「随分と好き放題やってくれるな」

( ・∀・)「《素早いマンボウ》は種切れだが、デッキから魚族《シャーク・サッカー》を落とす……」LP6000→5300

( ・∀・)「さて、バトルフェイズは終了。メイン2……墓地の《フィッシュボーグ−アーチャー》の効果、発動だ!」

《フィッシュボーグ−アーチャー》
星3/水属性/魚族/攻 300/守 300 【チューナー】
このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札の水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。


72 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:11:39.19 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「手札からこいつを墓地に送り、墓地の《アーチャー》を復活させる!」

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「……」

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「……いや、だから《コイツ》だよ」

《コイツ》
星10/水属性/天使族/攻 200/守 100 【ユニオン】
1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして、
フィールド上のこのカードを「アイツ」に装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
装備モンスターの攻撃力は3000ポイントアップする。
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで、
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、
代わりにこのカードを破壊する。)

( ,,^Д^)「……」

(,,゚Д゚)「……」

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「……さらにもう1枚、墓地から《フィッシュボーグ−プランター》の効果」

《フィッシュボーグ−プランター》
星2/水属性/魚族/攻 200/守 200
このカードが墓地に存在する限り1度だけ発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
墓地へ送ったカードが水属性モンスターだった場合、
さらにこのカードを墓地から特殊召喚する。

( ・∀・)「デッキの一番上のカードを墓地へ送り、それが水属性のモンスターであれば、墓地から《プランター》を特殊召喚する……」

( ・∀・)「じゃ、行こうか。ドロー!」


( ;・∀・)「――!」


73 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:12:07.14 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「どうした?」

( ・∀・)「……いや……外れだよ」
っ《究極時械神セフィロン》

川 ゚ -゚)「!」

《究極時械神セフィロン》
星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を
自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。

( ,,^Д^)「あー、それ引いちゃったかー。それ引いちゃったかー」

(,,゚Д゚)「狙いがモロバレだな」

川 ゚ -゚)「……なるほど」


( ^ω^)(あいつの墓地は、たしか……)

( ^ω^)(《グリズリーマザー》と《素早いマンボウ》が3体ずつ、《プランター》《シャーク・サッカー》《コイツ》……)

( ;^ω^)(そして今の《セフィロン》を含めて……ちょうど10枚!)


( ・∀・)「バレちゃったか……まあいい。《フィッシュボーグ−アーチャー》を生贄に捧げ、アドバンス召喚!」

( ・∀・)「《アイツ》!」

《アイツ/Aitsu》
星5/炎属性/天使族/攻 100/守 100
遊戯王カードWikiの管理人。いつもお世話になっています。

( ・∀・)「さらにカードを2枚伏せ、ターン終了」


( ・∀・)【LP-5300 / 手札-3 / 《アイツ/A100》 / 《set1》 《set2》 】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-5 / 《フラッピィ/D 0》 《プリズマー/A1700》】



74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:12:34.65 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「露骨すぎるぞキサマ」

( ・∀・)「はて、なんのことやら」

川 ゚ -゚)「……私のターン」

川 ゚ -゚)「ドロー……《デブリ・ドラゴン》を召喚。効果で墓地から《ゾーン・イーター》を蘇生する」

《デブリ・ドラゴン》
星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000 【チューナー】
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を選択して
表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

《ゾーン・イーター》
星1/水属性/水族/【攻 250】/守 200
「ゾーン・イーター」の攻撃を受けたモンスターは、5ターン後に破壊される。

( ・∀・)「……」

川 ゚ -゚)「場の《プリズマー》の効果発動。《アクア・ドラゴン》を見せることで、《海原の女戦士》を墓地に送り、その名前をコピー」


【EX】
《アクア・ドラゴン》
星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900 【融合】
「フェアリー・ドラゴン」+【「海原の女戦士」】+「ゾーン・イーター」


【《E・HERO プリズマー》 → 《海原の女戦士》】 Reflect change!


川 ゚ -゚)「そして手札から《沼地の魔神王》を捨て、《融合》サーチ。さらに魔法を発動、《サルベージ》!」

《サルベージ》
自分の墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を選択して手札に加える。

川 ゚ -゚)「墓地からATK1500以下の水属性2体、《沼地》と《海原の女戦士》を回収しよう」

《沼地の魔神王》
星3/水属性/水族/【攻 500】/守1100
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
また、このカードを手札から墓地へ捨てる事で、
デッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。

《海原の女戦士》
星4/水属性/魚族/【攻1300】/守1400
海の神に仕えるマーメイド。神聖な領域を守っている。

75 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:13:00.70 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「……さっきからさ、何がしたいわけ?」

川 ゚ -゚)「見てわからんか? ならば、もっとわかりやすい形で見せてやろう」

( ・∀・)「?」

川 ゚ -゚)「《融合》」

《融合》
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。

川 ゚ -゚)「手札の《沼地の魔神王》イコール《フェアリー・ドラゴン》及び《海原の女戦士》、そしてフィールドの《ゾーン・イーター》」

川#゚ -゚)「この3体を、融合する!」

( ・∀・)「……え、マジ?」

川 - )「融合召喚――」

川 ゚ -゚)「 《 ア ク ア ・ ド ラ ゴ ン 》 」


《 ア ク ア ・ ド ラ ゴ ン 》
星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900 【融合】
「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+「ゾーン・イーター」

(,,;^Д^)「正規融合、しちゃうんだ……」

川 ゚ -゚)「《簡易》に対応しない以上、正当な手順を踏むほかあるまい」

(,,;^Д^)「いや、まあ、そうだけど……」

(,,;゚Д゚)「『面白いデッキ』って……こういう方向の意味だったのか……」

川 ゚ -゚)「それはそれとして。レベル2の《フラッピィ》と、レベル4の《デブリ・ドラゴン》でシンクロ」

川 ゚ -゚)「レベル6《オリエント・ドラゴン》! 効果は発動できないが、問題ない」

《オリエント・ドラゴン/》
星6/風属性/ドラゴン族/攻2300/守1000 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上のシンクロモンスター1体を選択してゲームから除外する。

( ・∀・)「……レベル6が2体か。随分無駄の多い素材だった気がするけど、それで?」

川 ゚ -゚)「私は、レベル6の《オリエント・ドラゴン》と《アクア・ドラゴン》でオーバーレイ!」

76 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:13:27.07 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「順序が逆な気はするが、まあいい。空の龍王、海の龍王。2体の龍王を裏返し、現れろ《No.72》!」

川 ゚ -゚)「《ラインモンスター チャリオッツ・飛車》!」


《No.72 ラインモンスター チャリオッツ・飛車》
ランク6/地属性/獣戦士族/攻2500/守1200 【エクシーズ】
レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体と
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。
この効果を発動したターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。


( ・∀・)「……《アクア・ドラゴン》を龍王と呼ぶのはちょっとどうかと……」

川 ゚ -゚)「《チャリオッツ・飛車》の効果を発動。オーバーレイユニットをすべて使い、相手のモンスター及び魔法・罠カードをそれぞれ1枚ずつ破壊する!」

川 ゚ -゚)「私が破壊するのは、モンスター《アイツ》と……左の伏せカード!」

( ・∀・)「……当たりだよ。《ゲットライド!》だ」

《ゲットライド!》
通常罠
自分の墓地に存在するユニオンモンスター1体を選択し、
自分フィールド上に表側表示で存在する装備可能なモンスターに装備する。

川 ゚ -゚)「やはり、それか。いくらなんでも露骨すぎだ」

( ・∀・)「余計なお世話だよ、まったく」

川 ゚ -゚)「バトルフェイズ……といっても《飛車》の効果でダメージは半減するが、それでも構わずバトルフェイズ」

川 ゚ -゚)「《プリズマー》と《飛車》の2体でダイレクトアタックだ」

川 ゚ -゚):《プリズマー》《飛車》@A4200→2100
《ダイレクトアタック》@LP5300

( ;・∀・)「く……」LP5300→3200

川 ゚ -゚)「ターンエンド、だ」

( ・∀・)【LP-3200 / 手札-3 / 《set1》】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-3 / 《飛車/A2500》 《プリズマー/A1700》】

川 ゚ -゚)「さて。ライフにだいぶ差がついてきたぞ。おまえ、やる気あるのか?」

川 ゚ -゚)「いや、ヤる気あるのか?」

( ・∀・)「下品なことを言う人だね、嫌いじゃないけどさ。俺のターン。ドロー」

77 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:13:53.51 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「……こっちも《デブリ・ドラゴン》を召喚!」

《デブリ・ドラゴン》
星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000 【チューナー】
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を選択して
表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

( ・∀・)「攻撃力100……レベル5の《アイツ》を墓地から蘇生」

《アイツ》
星5/炎属性/天使族/攻 100/守 100
非常に頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っているらしい。

( ・∀・)「そして《デブリ》と《アイツ》でシンクロ。レベル9《蒼眼の銀龍》を特殊召喚!」

《蒼眼の銀龍》
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。

( ・∀・)「効果で自身に耐性を付与する……カードを1枚伏せ、ターンエンド」

( ・∀・)【LP-3200 / 手札-2 / 《銀龍/D3000》 / 《set1》 《set2》】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-3 / 《飛車/A2500》 《プリズマー/A1700》】

川 ゚ -゚)「守備に入るか。もう息切れか? 私のターン」

川 ゚ -゚)「《プリズマー》の効果を発動、エクストラデッキの《カイザー・ドラゴン》を見せて、デッキの《フェアリー・ドラゴン》を墓地へ」

【EX】
《カイザー・ドラゴン》
星7/光属性/ドラゴン族/攻2300/守2000 【融合】
「砦を守る翼竜」+【「フェアリー・ドラゴン」】

【《E・HERO プリズマー》 → 《フェアリー・ドラゴン》】 Reflect change!

(,,゚Д゚)「やべえ、俺本気であんたのデッキがわかんねーわ」

川 ゚ -゚)「さらにマジックカード《おろかな埋葬》を発動」

《おろかな埋葬》
自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。

川 ゚ -゚)「デッキから、最後の《フラッピィ》を墓地へ。これで《フラッピィ》の効果が起動する」

( ・∀・)「なに……?」

川 ゚ -゚)「《フラッピィ》の真価は、それが可視領域に3枚揃ったとき、初めて発揮される……」

78 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:14:20.14 ID:6XVadXqA0

《フラッピィ》
星2/水属性/水族/攻 0/守 0
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「フラッピィ」1体を墓地へ送る事ができる。
また、自分の墓地の「フラッピィ」及び
ゲームから除外されている自分の「フラッピィ」の合計が3体の場合、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
自分の墓地の海竜族・レベル5以上のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
「フラッピィ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

川 ゚ -゚)「私の墓地に、《フラッピィ》が3枚! よってこのうち1枚を除外し、墓地からレベル6の海竜族――」

川#゚ -゚)「 《 ア ク ア ・ ド ラ ゴ ン 》 を蘇らせるッ!」

《 ア ク ア ・ ド ラ ゴ ン 》
星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900 【融合】
「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+「ゾーン・イーター」

川 ゚ -゚)「で、この《アクア・ドラゴン》を墓地へ送って《馬の骨の対価》」

《馬の骨の対価》
効果モンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。

(,,;^Д^)「結局は出荷するんだ……」

川 ゚ -゚)「手札から《レスキューラビット》を召喚。効果を発動」

《レスキューラビット》
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

川 ゚ -゚)「このモンスターを《海原の女戦士》2体に変える」

《海原の女戦士》
星4/水属性/魚族/攻1300/守1400
海の神に仕えるマーメイド。神聖な領域を守っている。

《海原の女戦士》
星4/水属性/魚族/攻1300/守1400
海の神に仕えるマーメイド。神聖な領域を守っている。

川 ゚ -゚)「《女戦士》2体でオーバーレイ……水属性2体で、《バハムート・シャーク》」

《バハムート・シャーク》
ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100 【エクシーズ】
水属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
水属性・ランク3以下のエクシーズモンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
このターンこのカードは攻撃できない。

川 ゚ -゚)「オーバーレイユニットを1つ消費し、エクストラデッキから《水精鱗−アビストリーテ》を守備表示で特殊召喚」

《水精鱗−アビストリーテ》
【ランク3】/【水属性】/海竜族/攻1600/守2800 【エクシーズ】
レベル3モンスター×3

川 ゚ -゚)「これで、ターン終了だ」

79 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:14:46.57 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)【LP-3200 / 手札-2 / 《銀龍/D3000》 / 《set1》 《set2》】
川 ゚ -゚)【LP-8000 / 手札-3 / 《飛車/A2500》 《プリズマー/A1700》 《バハムート/A2600》 《アビストリーテ/D2800》 】

( ・∀・)「ハッ、そっちこそ《銀龍》突破できてないじゃんか。ドロー」

( ・∀・)「よし……《蒼眼の銀龍》の効果発動。スタンバイフェイズに通常モンスター1体、《アイツ》を墓地から蘇生する」

《蒼眼の銀龍》
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000 【シンクロ】
1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。

《アイツ》
星5/炎属性/天使族/攻 100/守 100
元ネタのゲームはやったことないです。

( ・∀・)「手札から、永続魔法《炎舞−「天璣」》発動!」

《炎舞−「天璣」》
このカードの発動時に、
デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。

( ・∀・)「デッキから《暗炎星−ユウシ》を手札に加えて、そのまま召喚する!」

《暗炎星−ユウシ》
星4/炎属性/獣戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
デッキから「炎舞」と名のついた魔法カード1枚を選んで自分フィールド上にセットできる。
また、1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。

( ・∀・)「で、リバースカードオープン! 2枚目だ、《ゲットライド!》を発動!」

《ゲットライド!》
通常罠
自分の墓地に存在するユニオンモンスター1体を選択し、
自分フィールド上に表側表示で存在する装備可能なモンスターに装備する。

( ・∀・)「このカードで、墓地のこいつをあいつに装備する!」

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「……」

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「……《コイツ》を《アイツ》にユニオンして、攻撃力を3000ポイントアップさせる!」

80 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:15:14.72 ID:6XVadXqA0

《コイツ》
星10/水属性/天使族/攻 200/守 100 【ユニオン】
1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして、
フィールド上のこのカードを「アイツ」に装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
装備モンスターの攻撃力は3000ポイントアップする。
守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで、
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、
代わりにこのカードを破壊する。)

【《アイツ》@ATK 100→3100】

( ・∀・)「さあ、バトルフェイズ! 《覚醒・アイツ》で《飛車》を攻撃!」

( ・∀・)《アイツ》@ATK3100
川 ゚ -゚)《チャリオッツ・飛車》@ATK2500

川 ゚ -゚)「……」LP8000→LP7400

( ・∀・)「さらに《ユウシ》で《プリズマー》を攻撃し――」

( ・∀・)「ダメージステップ、《幻獣の角》!」

《幻獣の角》
通常罠
発動後このカードは攻撃力800ポイントアップの装備カードとなり、
自分フィールド上の獣族・獣戦士族モンスター1体に装備する。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し
墓地へ送った時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

川 ゚ -゚)「……また面倒な真似を……」

( ・∀・)「獣戦士族モンスター《ユウシ》の装備カードとなり、その攻撃力を800アップ!」

( ・∀・)「《天璣》と合わせて900アップ、《ユウシ》の攻撃力は2500だ!」

( ・∀・):《暗炎星−ユウシ》@ATK2500
川 ゚ -゚):《プリズマー》@ATK1700

川 ゚ -゚)「……」LP7400→6600

( ・∀・)「《ユウシ》の効果発動。ダメージを与えたことで……」

( ・∀・)「デッキの《炎舞−天璇」》を、フィールド上にセットする!」

《炎舞−「天璇」》
永続罠
このカードの発動時に、自分フィールド上の獣戦士族モンスター1体を選択する。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで700ポイントアップする。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

( ・∀・)「さらに《ユウシ》が装備した《幻獣の角》の効果で、カードを1枚ドロー……」

81 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:15:42.46 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)+「……!」

(,,゚Д゚)「お……」

( ・∀・)「メイン2、《ユウシ》の効果を発動だ。《天璣》を墓地に送って、《バハムート・シャーク》を破壊する!」

川 ゚ -゚)「む……」

( ・∀・)「そして……カードを2枚伏せて、ターンエンド」

( ・∀・)【LP-3200 / 手札-1 / 《銀龍/D3000》 《アイツ/A3100》 《ユウシ/A2400》 / 《コイツ》 《幻獣の角》 《set1(天璇)》 《set2》 《set3》】
川 ゚ -゚)【LP-6600 / 手札-3 / 《アビストリーテ/D2800》 】

( ・∀・)「さて、どうだい? ライフこそ負けてはいるが……」

( ・∀・)「だいぶ、カードの枚数に差が出てきたよ」

( ,,^Д^)「おい、モララー。さっさと決めちまってくれよ」

( ・∀・)「まーまー、焦んなって」

川 ゚ -゚)「……私のターン」

川 ゚ -゚)「ドロー。手札から《E・HERO エアーマン》を召喚」

《E・HERO エアーマン》
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールド上の
「HERO」と名のついたモンスターの数まで、
フィールド上の魔法・罠カードを選んで破壊できる。
●デッキから「HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

川 ゚ -゚)「召喚時の効果で、デッキから《E・HERO バブルマン》を手札に……」

川 ゚ -゚)「そして魔法カード発動、《思い出のブランコ》!」

《思い出のブランコ》
自分の墓地の通常モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。


82 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:16:09.04 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「墓地から蘇れ、《フェアリー・ドラゴン》!」

《フェアリー・ドラゴン》
星4/風属性/ドラゴン族/攻1100/守1200
妖精の中では意外と強い、とてもきれいなドラゴンの妖精。

川 ゚ -゚)「《エアーマン》と《フェアリー・ドラゴン》、2体のレベル4風属性モンスターをオーバーレイ」

川 ゚ -゚)「エクシーズ召喚。《電光千鳥》!」

《電光千鳥》
ランク4/風属性/雷族/攻1900/守1600 【エクシーズ】
風属性レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して持ち主のデッキの一番下に戻す。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して持ち主のデッキの一番上に戻す。

川 ゚ -゚)「効果発動。《電光千鳥》の召喚時、お前の場の伏せカード1枚はデッキの一番下に戻る! 右のカードだ!」

( ・∀・)「待った、チェーン発動だ! 《バブル・ブリンガー》を発動! 永続罠だ!」

川 ゚ -゚)「!」

《バブル・ブリンガー》
このカードがフィールド上に存在する限り、
レベル4以上のモンスターは直接攻撃できない。
自分のターンにフィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の水属性・レベル3以下の
同名モンスター2体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

( ・∀・)「このカードが発動している限り、レベル4以上のモンスターでの直接攻撃は不可能になる。まあ今はそんなことどうでもいい」

( ・∀・)「とにかく、対象カードが表側になったことで、《千鳥》のその効果は不発になるけど……」

(  ∀ )「 ど う す る ? 」ニヤァ

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「この後君は《千鳥》の第二効果で、俺の場の表側カード1枚をデッキトップに戻すことができる。が……」

( ・∀・)「 何 を 戻 す ? 」

川 ゚ -゚)「……」

( ;^ω^)「え? え?」

83 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:16:35.59 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「ちなみに言っておくと、今俺の墓地にはモンスターが11枚だ」

川 ゚ -゚)(……《グリズリーマザー》3枚《マンボウ》3枚、《シャーク・サッカー》《プランター》《デブリ》《アーチャー》《セフィロン》……)

川 ゚ -゚)(《ユウシ》《銀龍》《アイツ》《コイツ》、こいつらを1匹でも潰せば、次のターン……)

( ;^ω^)「な、なんで? これなら《アイツ》を戻してドローロックをかければ……」

( ,,^Д^)「……w」

( ;^ω^)「え?」

( ,,^Д^)「いや、わかんねーならいいけど……つーか、何? お前、モララーに負けてほしいの?」

( ;^ω^)「えっ、いや、その……」

川 ゚ -゚)「……」

( ; ω )「……別に……」

川 ゚ -゚)「《千鳥》の効果発動。オーバーレイユニットを1つ使い、《バブル・ブリンガー》をデッキトップヘ送る」

( ・∀・)「いいの? それで」

川 ゚ -゚)「……《ミラクル・フュージョン》を発動!」

《ミラクル・フュージョン》
自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって
決められたモンスターをゲームから除外し、「E・HERO」という
名のついた融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)

川 ゚ -゚)「墓地のHERO《エアーマン》と、水属性《海原の女戦士》の2体を除外――」

川 ゚ -゚)「融合召喚、《E・HERO アブソルートZero》!」

《E・HERO アブソルートZero》
星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000 【融合】
「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する
「E・HERO アブソルートZero」以外の
水属性モンスターの数×500ポイントアップする。

川 ゚ -゚)「さらに、墓地から《フラッピィ》を発動。2枚目のこのカードを除外して、墓地から《アクア・ドラゴン》を復活!」

《アクア・ドラゴン》
星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900 【融合】
「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+「ゾーン・イーター」

川 ゚ -゚)「水属性モンスター《アクア・ドラゴン》の存在から、《アブソルートZero》の攻撃力は500アップする……」

【 《アブソルートZero》@ATK2500→3000 】


84 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:17:07.29 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「バトルフェイズ、《アブソルートZero》で《アイツ》に攻撃!」

川 ゚ -゚):《アブソルートZero》@ATK3000
( ・∀・):《アイツ》@ATK3100

( ・∀・)「……」

川 ゚ -゚)「《Zero》は自滅するが、それにより効果を発動。相手の場のモンスターを全滅させる!」LP6600→6500

《E・HERO アブソルートZero》
星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000 【融合】
「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター
このカードがフィールド上から離れた時、
相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

川 ゚ -゚)「そして行け、《電光千鳥》と《アクア・ドラゴン》でダイレクトアタック!」

川 ゚ -゚):《電光千鳥》@ATK1900
( ・∀・):《ダイレクトアタック!》@LP3200

( ・∀・)「《千鳥》は通すよ。けど、ちょっといいかな」3200→1300

川 ゚ -゚)「……?」

( ・∀・)「ふたつ、謝ることがあるんだ。実はさ……」

( ・∀・)「 ダ ブ っ て た ん だ よ ね 、 《 バ ブ ル ・ ブ リ ン ガ ー 》 」

川 ;゚ -゚)「…っ!」

( ・∀・)「もう1枚のリバースカード、もう1枚の《バブル・ブリンガー》を発動!」

《バブル・ブリンガー》
このカードがフィールド上に存在する限り、
レベル4以上のモンスターは直接攻撃できない。
自分のターンにフィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の水属性・レベル3以下の
同名モンスター2体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

( ・∀・)「これにより、《アクア・ドラゴン》のダイレクトアタックは封じられる!」

川 ;゚ -゚)「く……」

( ・∀・)「で、なんかやることある? 他に」

川 ゚ -゚)「……」

川 ゚ -゚)「……ターンエンド、だ」


85 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:17:33.46 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)【LP-1300 / 手札-1 / 《set1(天璇)》 《バブル・ブリンガー》】
川 ゚ -゚)【LP-6500 / 手札-3 / 《アビストリーテ/D2800》 《電光千鳥/A1900》 《アクア・ドラゴン/A2250》】

( ・∀・)「じゃあ、俺のターン。ドロー」

( ・∀・)「もうひとつ謝っておくこと、それは……」

( ・∀・)「さっき、《幻獣の角》で引いた、このカードのこと」
っ《???》

川 ゚ -゚)「……」

( ・∀・)「バトルフェイズの後で引いたから、出さなかったけど」

(  ∀ )「 こ れ 、 何 だ と 思 う ? 」

(,,゚Д゚)「お、やんのか」

川 ゚ -゚)「……チッ」

( ・∀・)「今俺の墓地に存在するモンスターは……」

( ・∀・)「《グリズリーマザー》×3、《素早いマンボウ》×3、《アーチャー》《サッカー》《プランター》《セフィロン》《デブリ》」

( ・∀・)「《アイツ》《コイツ》《銀龍》《ユウシ》……まあ、とにかく」


( ・∀・)「 十 分 だ 」


( ;^ω^)「あ……!」

( ・∀・)「自分の墓地に、モンスターカードが10枚以上存在しているとき! このモンスターは、手札から特殊召喚できる!」

( #・∀・)「 降 臨 ――― 《 究 極 時 械 神 セ フ ィ ロ ン 》 ! 」

《究極時械神セフィロン》
星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を
自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。

( ;^ω^)「《セフィロン》……!」

( ・∀・)「《セフィロン》の効果発動! 墓地、もしくは手札から、レベル8以上の天使族モンスター1体を選択し、この場で特殊召喚することができる!」

( ・∀・)「墓地よりこいつを蘇生する…… 《 コ イ ツ 》 を 特 殊 召 喚 す る ! 」

( ・∀・)「そして《セフィロン》によって呼び出されたモンスターの攻撃力は、元の数値に関わらず 4 0 0 0 と な る ! 」

《コイツ》
星10/水属性/天使族/【攻4000】/守 100 【ユニオン】

86 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:18:01.47 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「まだまだ終わらない。《バブル・ブリンガー》の第二効果を発動!」

( ・∀・)「このカードを墓地に送ることで、自分の墓地からレベル3以下の水属性モンスター2体……同名モンスター2体を特殊召喚する」

( ・∀・)「俺は、《素早いマンボウ》2体を復活させる!」

《素早いマンボウ》
星2/水属性/魚族/攻1000/守 100

《素早いマンボウ》
星2/水属性/魚族/攻1000/守 100

( ・∀・)「俺はレベル2の《マンボウ》2体でエクシーズ……」

( ・∀・)「 来 い 、 《 聖 光 の 宣 告 者 》 ! 」

《聖光の宣告者》
ランク2/光属性/天使族/攻 600/守1000 【エクシーズ】
レベル2モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを手札に加え、
その後、手札を1枚持ち主のデッキに戻す。

( ;^ω^)「そっか、さっきはこいつのことを……!」

( ・∀・)「《聖光の宣告者》の効果発動! オーバーレイユニットをひとつ使い、墓地に存在するもう1枚の《究極時械神セフィロン》を手札に加える!」

( ・∀・)「その後手札を1枚デッキに戻す……」

川 ゚ -゚)(《バブル・ブリンガー》は戻った、が……)

( ・∀・)「《バブル・ブリンガー》で2枚減り、オーバーレイユニット1つで1枚戻る。しかしそのあと《セフィロン》も回収」

( ・∀・)「都合2枚、墓地のモンスターカードが減っているわけだが……」


( ・∀・)「 そ れ で も 、 1 0 枚 を 超 え て い る ! 」


川 ゚ -゚)「……」

( #・∀・)「 現 れ ろ 、 《 究 極 時 械 神 セ フ ィ ロ ン 》 ! 」

《究極時械神セフィロン》
星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を
自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。

( ・∀・)「効果で召喚できる天使がいないってのは、ちょっと美しくないが……それでも総打点12000、さらに言えば16000!」


87 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:18:46.41 ID:6XVadXqA0

( #・∀・)「人が2人死ぬだけの火力、受け止めきれると思うかい!? バトルフェイズだ! 《セフィロンA》で《アビストリーテ》を攻撃!」

( ・∀・):《セフィロン》@ATK4000
川 ゚ -゚):《アビストリーテ》@DEF2800

( ・∀・)「《セフィロンB》で《千鳥》を攻撃!」

( ・∀・):《セフィロン》@ATK4000
川 ゚ -゚):《電光千鳥》@ATK1900

川 ゚ -゚)「……」LP6500→4400

( ・∀・)「こいつで攻撃……《コイツ》で《アクア・ドラゴン》を攻撃!」

( ・∀・):《コイツ》@ATK4000
川 ゚ -゚):《アクア・ドラゴン》@ATK2250

川 ;゚ -゚)「……っ!」LP4400→2650

( ・∀・)「そして、メインフェイズ2……《セフィロンA》と《コイツ》の2体でエクシーズ!」

( ・∀・)「ランク10、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》をエクシーズ召喚!」

《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000 【エクシーズ】
レベル10モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手ライフに2000ポイントダメージを与える。

( ・∀・)「《グスタフ・マックス》の効果発動! オーバーレイユニットをひとつ……《コイツ》を使い、相手に2000ポイントのダメージを与えるッ!」

川 ゚ -゚)「……」LP2650→ 650

( ・∀・)「そして《セフィロンB》の効果……! 墓地からレベル8以上の天使族モンスターを、《コイツ》を再び蘇生する!」

《コイツ》
星10/水属性/天使族/【攻4000】/守 100 【ユニオン】

( #・∀・)「もういちどォ! レベル10の《セフィロン》と《コイツ》をオーバーレイ!」

( #・∀・)「現れろ、《グスタフ・マックス−二号機》ィ!」

《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000 【エクシーズ】
レベル10モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手ライフに2000ポイントダメージを与える。

( #・∀・)「《二号機》の効果、発動……さらに2000ポイントのダメージ、トドメの一撃を、喰らえ!」

88 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:19:13.88 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「《エフェクト・ヴェーラー》の効果発動!」

《エフェクト・ヴェーラー》
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0 【チューナー】
このカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果は相手のメインフェイズ時にのみ発動できる。

( ・∀・)「!?」

川 ゚ -゚)「手札からこのカードを墓地へ送り、相手モンスター《グスタフ・マックス》の効果を無効とする」

(,,;゚Д゚)「ん……!?」

( ,,^Д^)「え……そんなもん、持ってたのか」

川 ゚ -゚)「当然」

( ・∀・)「……だったら、《グスタフ》じゃなくて《セフィロン》に打っておけば……」

川 ゚ -゚)「わかっていないな。こうしたほうが、最終的な総打点は下がるだろう?」

( ・∀・)「……」

川 ゚ -゚)「4000打点の《セフィロン》族を残すより、逆転の道に近づける」

( ・∀・)「……まあ、いいよ、なんでも。次のドローで逆転できると思ってるんなら、それで。ターンエンド」

( ・∀・)【LP-1300 / 手札-0 / 《グスタフ/A3000》 《マックス/A3000》 / 《set1(天璇)》】
川 ゚ -゚)【LP-650 / 手札-1 / なし 】


( ;^ω^)(ま、まずいお……)

( ;^ω^)(《グスタフ》2体を倒せないと、次のターンで終わっちゃう……でも、クーの手札は次のドローで実質1枚……)

( ;^ω^)(このままじゃ……!)

( ・∀・)「さて……そろそろ終わりが見えてきたね」

( ,,^Д^)「……w」


89 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:19:40.22 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「ところで、ブーン」

( ;^ω^)「あっ、え……なに?」

( ・∀・)「今回はお前の功績もデカいから、さ」

( ・∀・)「終わったら……お前にも、やらせてあげるよ」

( ;^ω^)「――!」

( ,,^Д^)「やっぱこういうのは罪悪感とか感じちゃう系?」

( ;^ω^)「い、いや……僕は、その……」

( *・∀・)「あ^〜……いいねぇ、いいね、この感じ」

(,,;゚Д゚)「……薄々感づいてはいたけど、お前って変態だよな」

( ・∀・)「今更それ言う?」

川 ゚ -゚)「……」

( ;^ω^)(僕は、僕は……止めなきゃ、止めなきゃ……でも……)

( ; ω )(……僕には……何も……)

川 ゚ -゚)「……なあ」

( ・∀・)「ん?」

( ; ω )「……?」

川 ゚ -゚)「私のデッキ、どう思う?」

( ・∀・)「……どう思う、って言われても、ね」

( ・∀・)「なかなか個性的なんじゃない? 《アクア・ドラゴン》みたいな初期のクソカードを、そこまで扱いこなせるのは、素直にすごいと思うよ」


90 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:20:06.59 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「だ、そうだ」

( ;^ω^)「え……? ぼ、僕?」

川 ゚ -゚)「ああ。はっきり言えば、《アクア・ドラゴン》なんぞただのクソカードでしかない」

( ,,^Д^)「いいから、さっさとデュエル続けません? 俺もう待ちきれないしはち切れない」

川 ゚ -゚)「落ち着け早漏。それで、どうなんだ?」

( ;^ω^)「……?」

川 ゚ -゚)「融合ギミックに《HERO》カード。《フラッピィ》や《サルベージ》、そして《征竜》といった種族・属性サポートカード」

川 ゚ -゚)「《デブリ》だとか《バニラサポート》だとか、他にもいろいろ」

川 ゚ -゚)「どうにでもなるんだよ。要は」

( ^ω^)「……」

川 ゚ -゚)「《アクア・ドラゴン》なんてクズカードでも、この程度のデッキは組めるんだ。この程度に仕立て上げることはできるんだ」


川 ゚ -゚)「この程度の『個性』なら――いくらでも、でっち上げることができるんだ」


( ^ω^)「……」

( ・∀・)「……」


91 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:20:34.21 ID:6XVadXqA0


川 ゚ -゚)「お前は、それが欲しいのか?」

( ^ω^)「え……」

川 ゚ -゚)「あいつが言うような『個性』を……それっぽく見せかけただけの個性を、でっち上げただけの個性を」

川 ゚ -゚)「お前は、欲しいと思うのか?」


( ^ω^)「……僕は……」



( ,,^Д^)「あー、はいはい。なんかいい話っぽくしようとしてるけどさ、そういうの寒いよ」

( ・∀・)「ああ。だいたいさー、今そんな話しても微妙じゃない? ほとんど負けてるんだしさ」

( ・∀・)「次でよっぽど神引きしなきゃ、逆転なんてできないと思うよ」

川 ゚ -゚)「ひとつ言っておくぞ。この状況は、別にピンチでもなんでもないし」

川 ゚ -゚)「神がかり的なディスティニードローを、必要とするわけでもない」

( ・∀・)「は?」

川 ゚ -゚)「私のターンだ。何も特別なカードを引く必要はない、そう……」

川 ゚ -゚)「こんなカードで、十分なんだ」
っ《封印の黄金櫃》

《封印の黄金櫃》
通常魔法
自分のデッキからカードを1枚選択し、ゲームから除外する。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にそのカードを手札に加える。

(,,゚Д゚)「……それで?」

( ,,^Д^)「は? それで逆転すんの?」

川 ゚ -゚)「ああ。魔法カード《封印の黄金櫃》を発動」

川 ゚ -゚)「デッキからカードを1枚除外し、2ターン後のスタンバイフェイズにそれを手札へ加える」

川 ゚ -゚)「いつもなら《フラッピィ》や《タイダル》を除外するところだが、今回はもう何でもいい。《平行世界融合》でも除外しておこう」

《平行世界融合》
通常魔法
ゲームから除外されている、融合モンスターカードによって決められた
自分の融合素材モンスターをデッキに戻し、
「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚する事はできない。

92 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:21:02.06 ID:6XVadXqA0

( ・∀・)「いや……この状況で2ターン先の話なんかして、それでどうしようっての?」

川 ゚ -゚)「先の話などしていない。私の手札に残った1枚……それが何か、お前たちも知っているはずだろう?」

( ・∀・)「……? 残り1枚……」

( ・∀・)「……」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「召喚時の効果で、デッキから――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

( ;・∀・)「――!」

川 ゚ -゚)「このパターンなら、《黄金櫃》である必要はない。《サイクロン》《大嵐》あたりでもよかったか」

( ;・∀・)「おい、まさか……」

川 ゚ -゚)「私の手札がこれ1枚のみの時、このカードは手札から特殊召喚が可能……」

川 ゚ -゚)「 《 E ・ H E R O  バ ブ ル マ ン 》 」

《E・HERO バブルマン》
星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200
手札がこのカード1枚だけの場合、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に
自分のフィールド上と手札に他のカードが無い場合、
デッキからカードを2枚ドローする事ができる。

川 ゚ -゚)「そしてこの特殊召喚に成功した時。私の場のカードがこれ1枚のみであるならば――」

川 #゚ -゚)「――この場でドローが許される。2枚のドローが許されるッ!」

(,,゚Д゚)「あー……なるほど。そのドローに、すべてを賭けようってわけだ」

( ,,^Д^)「次のドローで、逆転しようと。ミラクル起こそうって言うわけか」

川 ゚ -゚)「断っておくが……今の《バブルマン》で、ミラクルは終わりだぞ」

( ・∀・)「は?」

93 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:21:40.65 ID:6XVadXqA0

川 ゚ -゚)「そもそも今の《バブルマン》も、奇跡というには高すぎる確率だったが……まあ、ともかく」

川 ゚ -゚)「奇跡なんてものは、必要ない」

《調律》
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。

川 ゚ -゚)「ひとつ教えてやろう。『逆転劇』というものは、神聖視するようなものじゃない」

《ジャンク・シンクロン》
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500 【チューナー】
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の
レベル2以下のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

川 ゚ -゚)「そう、そこまで美しいものじゃあない」

《E・HERO バブルマン》
星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200

川 ゚ -゚)「2枚……いや、3枚もドローしておいて、逆転の札が引けないなんて――」



94 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:23:18.14 ID:6XVadXqA0




川 ゚ -゚)「――そっちのほうが、よっぽどミラクルだ」




95 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:23:46.37 ID:6XVadXqA0

(,,;^Д^)「な……!」

(,,;゚Д゚)「な」

( ;・∀・)「んな……っ!」

( ;^ω^)「《ブラック・ローズ》……!」

《ブラック・ローズ・ドラゴン》
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカードを全て破壊できる。

川 ゚ -゚)「そう。レベル4《バブルマン》と、レベル3《ジャンク・シンクロン》。その2体で召喚した《ブラック・ローズ・ドラゴン》で――」

川 ゚ -゚)「2体の《グスタフ・マックス》と、意味なく伏せられた《天セン》を」

川 #゚ -゚)「 フ ィ ー ル ド の す べ て を 、 消 し 飛 ば し た ! 」

( ;・∀・)「 … … ! ! 」

川 ゚ -゚)「そして、私の墓地には――」

( #・∀・)「ふざ――ふざけんな!」


ガタァン!!!


川 ゚ -゚)「ん?」

( #・∀・)「こっちが手加減してりゃ、つけあがりやがって……! デュエルだ? 知るか!」

( #・∀・)「運が良かっただけのくせに、調子に乗りやがって……!」

川 ゚ ー゚)「運? ……ハッ、運か。そうだな」

( #・∀・)「あ"ァ"!?」

川 ゚ -゚)「《バブルマン》が使えようが使えまいが変わらん。《デブリ》が引ければそれでよし。《調律》《戦士の生還》《ジャンクロン》で《アームズ・エイド》を出す手もあり」

川 ゚ -゚)「《ミラクル・フュージョン》なら《ネオス・ナイト》が出せたし、《サルベージ》《融合回収》ならもう一度《Zero》が出せたな」

川 ゚ -゚)「そして《黄金櫃》や《サイクロン》なら《バブルマン》が使えて、さらに2枚のドローチャンスだ」

川 ゚ -゚)「そもそも、3000打点など威張るほどの脅威ではあるまい。お前のライフもわずか1300、逆転の手など腐るほどある」

川 ゚ -゚)「それをすべて『運』で片づけるというなら、所詮その程度の男――」

( #・∀・)「黙れよ、クソが! デュエルなんぞやってられっか……終わりだ!」

96 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:24:13.01 ID:6XVadXqA0

( ,,^Д^)「ま、そうだよねー。こんなアホらしいこと、いちいちやってられるかっての」

(,,゚Д゚)「モララーの性癖全否定じゃねえか。いやまあ、俺もまどろっこしいやり方だとは思ってたが」

( #・∀・)「遊びはもう終わりだ。クソ、ムカつくぜ……」

( ^ω^)「……そんなのって……」

川 ゚ ー゚)「……フッ」

( #・∀・)「あ?」

川 ー )「ッハハハハハ……」

( #・∀・)「んだよ、何笑ってんだ……!」

川 ゚ ー゚)「いや、別に。ちょっとな」

川 ゚ -゚)「そもそも、こんなアホらしい勝負を仕掛けてきたのは、お前のほうだというのに……」

川 ゚ -゚)「負けそうになったら、速攻でちゃぶ台返し」


川 ー )「  相  当  カ  ッ  コ  悪  い  な  と、そう思っただけだ」


( # ∀ )「んのクソがああああああああああああああああああああああああああ―――」



                       ボゴォッ
「ああああああああああああ!!!」( #^ω^)=つ) #∀ )「ああァッ!?」


( # ∀ )「ぐぁ……ッ!」ガッシャーン

(,,;^Д^)「!?」

(,,;゚Д゚)「!?」

川 ー )「……」ニヤリ


( #^ω^)「ハァー、ハァー……ハァー、ハァー!」

( #・∀・)「……てめえ……何のつもりだよ、ブーン!」

( #^ω^)「……バカらしくなったお」

97 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:24:40.42 ID:6XVadXqA0

( #・∀・)「あ?」

( #^ω^)「なんで、こんな奴を羨ましいと思ったのか……」

( #^ω^)「なんで、こんなつまらないものに振り回されてたのか……!!」


( #^ω^)「クー! デュエルを続けるんだお!」

( ,,^Д^)「ハァ……? 何言ってんだ、こいつ」

              ボグォッ
「オラァッ!」( #^ω^)=つ)Д^)「ぐぇ…!」ドンガラガッシャーン


( #^ω^)「ちゃぶ台は僕が返させない! だから!」


「ぜぇぃっ!」( #^ω^)=つ (゚Д゚;,,)))「おぅ……ッ!」


( #^ω^)「こいつを……こいつを、負かしてほしい!」


( #^ω^)「こいつの乗ったフィールドの上で! こいつを! 完膚無きまでに!」

( #^ω^)「 叩 き の め し て く れ ! ! 」


川 #゚ -゚)「ああ……言われなくても、わかっている! 私の墓地には!」

98 名前:※AAはイメージです :2013/08/14(水) 00:25:07.75 ID:6XVadXqA0

《フラッピィ》
星2/水属性/水族/攻 0/守 0
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「フラッピィ」1体を墓地へ送る事ができる。
また、自分の墓地の「フラッピィ」及び
ゲームから除外されている自分の「フラッピィ」の合計が3体の場合、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
自分の墓地の海竜族・レベル5以上のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
「フラッピィ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

川 ゚ -゚)「ラスト1枚の、《フラッピィ》が残っているッ!」







《 ア ク ア ・ ド ラ ゴ ン 》
星6/水属性/海竜族/攻2250/守1900 【融合】
「フェアリー・ドラゴン」+「海原の女戦士」+「ゾーン・イーター」

99 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:25:48.51 ID:6XVadXqA0

( #・∀・)「《アクア》……《ドラゴン》……!!」



川 ゚ -゚)「さて。残りライフ、1300だったな」

( # ∀ )「〜〜〜〜〜〜〜!!」

川 ゚ -゚)「さあ、終わりだ! 《アクア・ドラゴン》の直接攻撃――」


川 #゚ -゚)「 ―――― " ア ク ア ・ ブ レ ス " ッ ッ ! ! 」


( # ∀ )「 ん の ク ソ ど も が ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ッ ッ ! ! 」LP1300→ 0





――――――――――――――――

100 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/08/14(水) 00:26:18.60 ID:6XVadXqA0


――――――――――――――――



川 ゚ -゚)「ということがあった」

('A`)「へー……そのあと、どしたん?」

( ^ω^)「派手に暴れまわった上に、あいつら叫び散らしてたからね。流石にバレないわけがなくて、すぐ人が集まってきたお」

('A`)「で、おまえは停学一週間?」

( ^ω^)「うん」

('A`)「おまえは?」

川 ゚ -゚)「【アクア・ドラゴン】は没収された」

('A`)「あ、そう……」

( ^ω^)「さて、さっそくデュエルだお!」

('A`)「いやさぁ……暇なのはわかるが、なんでいちいち俺の家に来んの……?」

( ^ω^)「いやー、なんというか……友達できなくて軽く病んで、それでドクオを避けてたのが、なんかバカらしくなったもんで」

( ^ω^)「だから、今まで避けてた分もいっぱいデュエルするんだお!」

('A`)「お、おう……まあ、あいつとやるよりマシか……」

川 ゚ -゚)←あいつ

('A`)「つーかお前どういうデッキ使ってんの?」

( ^ω^)「3軸炎星」

('A`)「……あ、意外とガチなのね……」

( ^ω^)「うん。個性がどーとか気にするのはやめたお」

('A`)「……ま、いっか。【フェルグラント】の力を見せてやる……ッ!」


「「デュエル!!」」




(^ω^ )個性を求めるようです川 ゚ -゚) おわり


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