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前回までのあらすじ。
ファントム、ユベルを捕獲するために企画された大会、バトルシティ大会がついに開催された。
96人のレベル9と10のデュエリストの中、モララー、タカラ、ギコは勝ち抜けるのだろうか。
( ・∀・) パーツ1+α
(,,゚Д゚) パーツ1
(,,^Д^) パーツ1
残りデュエリスト96名
( ・∀・)「ついに始まったね」
(,,゚Д゚)「ああ」
(,,^Д^)「三人からメール来てますよ」
ハイン
頑張れ\(^o^)/
つー
ばあちゃんちから見てるぜ!そういえばお前らこの間までレベル8じゃなかったっけ?どうでもいいか!頑張れよ!
ヒート
ファイトだあああああああああああああああああああああああ!
( ・∀・)「頑張れオワタ…か。縁起でもないなぁ」
(,,^Д^)「JK的にはそういう意味じゃ無い気が…」
(,,゚Д゚)「見られてるってことは、無様な姿は見せられないな」
(,,^Д^)「ええ、頑張ってくださいね」
( ・∀・)「トーナメントで合おう」
(,,゚Д゚)「え?」
モララーとタカラはそれぞれ別々の方向へあるいていった。
(,,゚Д゚)「バラバラになるのか?」
( ・∀・)「ハハッ、ワロス」
(,,^Д^)「トーナメントに出場できればまた合えますよ」
(,,゚Д゚)「いや、まあ、そうか」
( ・∀・)「じゃあね」
二人と別れてしばらく経ってからギコはポツリと呟いた。
(,,゚Д゚)「…いや、この大会の裏を知ってると一人でいるのって怖くないか」
( ・∀・)「さて、と」
モララーが振り返ろうとすると物影から男が出てきた。
(=゚ω゚)ノ「ぃょぅ、ようやく一人に…」
(#・∀・)「ふざけるなァ!!」
(;=゚ω゚)ノ「ぃょっ!?」
(#・∀・)「かっこよく、そこに隠れてる奴、出てこいよ。って言おうと思ってたのに!」
(=゚ω゚)ノ「わ、悪かったょぅ…って何で俺が謝ってるんだょぅ!」
( ・∀・)「ほらっ!やり直し!」
(=゚ω゚)ノ「チッ、しょうがねーょぅ」
謎の男は再び物陰に隠れた。
( ・∀・)「そこに隠れてる奴、出てこいよ」
(=゚ω゚)ノ「これでいいのかょぅ?」
(#・∀・)「カァァァーット!」
(;=゚ω゚)ノ「ぃょっ?!」
( ・∀・)「そこは、なん…だと…、まさかばれるとはな、大した奴だ…。だろ!?」
(;=゚ω゚)ノ「何でそんなにベタ褒めしないといけないんだょぅ!」
( ・∀・)「…もういいよ、さっさと先進めて」
(=゚ω゚)ノ「だから何で俺が悪者扱いなんだょぅ…お前、モララーだょぅ?」
( ・∀・)「そうだけど」
(=゚ω゚)ノ「よかったょぅ…もし違ってたら張り倒してた所だょぅ、俺の名前は」
( ・∀・)「プロデュエリストのぃょぅでしょ?」
(=゚ω゚)ノ「おお!俺も有名になったもんだょぅ!」
( ・∀・)「いや、このレーダーに書いてあったからさ」
モララーは右手に小さな携帯機を持っていた。
これは大会開催前に参加者に渡されたデュエリストレーダーという機械で、これを持っていれば近くに誰がいてパーツを何個持っているのか分かるのだ。
(;=゚ω゚)ノ「ぃょっ!?」
( ・∀・)「いや、そんなに驚かれても。そっちも持ってるでしょ」
(=゚ω゚)ノ「なんかショックだょぅ…。そんな事はどうでもいいんだょぅ!これだけは言っておくょぅ!」
( ・∀・)「語尾うざいな」
(=゚ω゚)ノ「ほっとけょぅ!体を失い暴走しているファントムを倒すのは狩野じゃない、この俺、ぃょぅだょぅ!」
(;・∀・)「!」
(=゚ω゚)ノ「ファントムを倒して裏社会でのし上がり、有名なプロになってみせるょぅ!手始めに狩野が最近味方に引き入れたというお前!」
( ・∀・)「利害が一致していただけで彼と僕は仲間じゃない」
(=゚ω゚)ノ「そんな事はどうでもいいんだょぅ!重要なのはあの狩野がわざわざお前なんかを引き入れたということだょぅ!
奴の部下は癖が強いが割と優秀、お前なんて必要無かったはずだょぅ!」
( ・∀・)「(確かに、それは僕も気になっていた所だ。ユベルの出現は計算外だった訳で。結果として僕の存在が役立つ事になった訳だけど、
エクストプラズマンの能力があればファントムと戦うのは狩野一人でよかった)」
(=゚ω゚)ノ「俺とデュエルするょぅ!賭けるパーツは一つ!俺が勝ったら狩野の居場所も吐いてもらうょぅ」
( ・∀・)「(ファントムが暴走している事は知っているのに狩野がユベルに体を奪われた事は知らない?どういうことだろうか)」
(=゚ω゚)ノ「デュエルだょぅ!」
( ・∀・)「待ってよ、僕が負けたら狩野の居場所を教えるのに僕が勝ってもパーツだけかい?」
(=゚ω゚)ノ「お前が勝ったら俺のデッキのカード好きなの一枚くれてやるょぅ!どうせ勝つのは俺だょぅ!」
( ・∀・)「大した自信だね」
(=゚ω゚)ノ「お前の情報は色々調べさせてもらったょぅ、確かに才能はあるようだけど経験不足、
5年前ならともかく今のレベル9の世界には届かないょぅ、大方情報操作で潜り込んだって所だょぅ?」
( ・∀・)「それはどうだろうね、試してみたい事があるんだ、君で試してやるよ」
(=゚ω゚)ノ「さあ、デュエルディスクを構えるょぅ!」
モララーはデュエルディスクを構える。
(=゚ω゚)ノ「デュエル!」(・∀・ )
( ・∀・)「先攻は僕、手札からジェネクス・ニュートロンを攻撃表示で召喚するよ」
ATK:1800
( ・∀・)「エンドフェイズ、ジェネクス・ニュートロンの効果でデッキからレベル4以下の機械族モンスター、ロード・シンクロンを手札に加えてターン終了」
(=゚ω゚)ノ「1ターン目からアド稼ぎとは随分と景気がいい話だょぅ、俺のターン、ドロー」
( ・∀・)「まずは基礎、だからね」
(=゚ω゚)ノ「だったらその基礎が出来る前に叩き崩してやるょぅ、手札から切り込み隊長を召喚し、効果でジャンク・シンクロンを特殊召喚だょぅ」
LEVEL:3 ATK:1200
LEVEL:3 ATK:1300
( ・∀・)「レベル3のモンスターとレベル3のチューナー…!」
(=゚ω゚)ノ「いくょぅ!レベル3の切り込み隊長にレベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング!」
LEVEL:3+3
─戦士達の鼓動から生まれし歌舞伎の戦士よ、花道より現れろ!
(=゚ω゚)ノ「シンクロ召喚!」
ポン…ポンポンポンポンポンポン、ポポン!
(=゚ω゚)ノ「ぃょぉ〜ぅ!ゴヨウ・ガーディアン!」
《ゴヨウ・ガーディアン/Goyo Guardian》
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星6/地属性/戦士族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
(;・∀・)「っ!」
(=゚ω゚)ノ「ゴォヨォォラリアットォオオオッ!」
(;・∀・)LP:8000→7000「うわぁっ!…あれ?」
モララーは自分の胸元を触れる。
( ・∀・)「(痛くない?)」
(=゚ω゚)ノ「ゴヨウ・ガーディアンの効果で戦闘破壊したジェネクス・ニュートロンを俺っちの場に特殊召喚するょオオオッぅ!」
( ・∀・)「(これって…もしかして…)」
(=゚ω゚)ノ「カードを1枚セットしてターンエンドだょぅ!」
( ・∀・)「(これって…)」
(=゚ω゚)ノ「どうしたょぅ!お前のターンだょぅ!」
(*・∀・)「(呪 い 解 け た ! ?)」
解説しよう!モララーの呪いはあくまで杉浦ロマネスクが闇のゲームで与えた呪いなのだ!
ゆえに内藤ホライゾンとファントムが分離し、杉浦ロマネスクという存在が消滅したので一時的に呪いが解けたのだ!
ちなみに再び内藤の体をファントムが乗っ取り、杉浦ロマネスクが復活したら呪いは再発するぞ!
何でこんな所で説明するかだっけ?これ説明してたらまた展開が遅くなるじゃないか!
状況
( ・∀・)LP:7000 手札:6枚
場:無し 伏せ:無し
(=゚ω゚)ノLP:8000 手札:3枚
場:ゴヨウ・ガーディアン ジェネクス・ニュートロン(守備) 伏せ:1枚
( ・∀・)「僕のターン、ドロー!モンスターをセットしてターンエンドだ」
(=゚ω゚)ノ「ぃょ〜ぅ!俺っちのターン!ドロォオオオッ!手札からジュッテナイトを召喚だょオオッぅ!」
LEVEL:2
(=゚ω゚)ノ「レベル4、ジェネクス・ニュートロンにレベル2、ジュッテナイトをチューニング!」
LEVEL:4+2
─戦士達の鼓動が大地駆ける騎士を呼び覚ます!
(=゚ω゚)ノ「大地の騎士 ガイア・ナイトをシンクロ召喚だょぅ!」
ATK:2600
(=゚ω゚)ノ「そして連合軍!パワーアップだょぅ!」
ATK:2800→3200
ATK:2600→3000
(;・∀・)「うぐっ!」
(=゚ω゚)ノ「攻撃力3200となりしゴヨウ・ガーティアンでゴヨォオオラリアットォオオッ!」
( ・∀・)「裏守備はシャインエンジェル!効果で後続のシャインエンジェルを攻撃表示で呼ぶよ」
(=゚ω゚)ノ「ゴヨウ・ガーディアンの効果で戦闘破壊したシャインエンジェルはいただくょォオオッぅ!」
( ・∀・)「(リクルーターを奪うだって!?)」
(=゚ω゚)ノ「ガイア・ナイトでシャインエンジェルに攻撃だょぅ!」
(;・∀・)LP:7000→5400「くそっ!シャインエンジェルの効果でサイレント・ソードマンLV3を特殊召喚!」
(=゚ω゚)ノ「あ、これにてターンエンドだょォオオッぅ!」
状況
( ・∀・)LP:5400 手札:6枚
場:サイレント・ソードマンLV3 伏せ:無し
(=゚ω゚)ノLP:8000 手札:2枚
場:ゴヨウ・ガーディアン ガイア・ナイト シャインエンジェル(守備) 伏せ:1枚
表:連合軍
( ・∀・)「僕のターン、ドロー!このスタンバイフェイズにサイレント・ソードマンLV3はLV5にレベルアップする!」
LEVEL:5 ATK:2300
(=゚ω゚)ノ「それがどうしたょぅ!そんな貧弱な戦士じゃ俺っちのゴヨウには勝てないょぅ!」
( ・∀・)「(リクルーターを奪うということは間違いなくあの伏せカードは攻撃に対するカード)ライトロード・マジシャン ライラ」
LEVEL:4 ATK:1700
(=゚ω゚)ノ「いいカードをもってるじゃないかょぅ…」
( ・∀・)「このカードを守備表示にすることで魔法、罠カードを1枚破壊する。僕はそのセットされたカードを破壊するよ」
(=゚ω゚)ノ「くず鉄のかかしだょぅ…」
( ・∀・)「(ゴヨウで奪ったカードをくず鉄で守り、毎ターンのフィールド強化を行う、恐ろしい戦術だ)恐ろしいな、サイレント・ソードマンLV5でシャインエンジェルを攻撃」
(;=゚ω゚)ノ「うぐっ」
( ・∀・)「このシャインエンジェルは元々は僕のカード、こっちで効果を使わせてもらうよ、デッキからカオスエンドマスターを特殊召喚!」
LEVEL:3
( ・∀・)「そしてメインフェイズ2、サイレントソードマンLV5にレベル3、カオスエンドマスターをチューニング!」
─白銀の翼が広がるとき、漆黒の世界を優しい光芒が照らし出す!
( ・∀・)「シンクロ召喚、輝け!ライトエンド・ドラゴン!」
《ライトエンド・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外の光属性モンスター1体以上
このカードが戦闘を行う場合、
モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は500ポイントダウンし、
このカードと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力・守備力は
エンドフェイズ時まで1500ポイントダウンする。
(=゚ω゚)ノ「ライトエンド・ドラゴン、確かに一時的に高い戦闘能力を持つが、総評は大して強くないカードだょぅ」
( ・∀・)「どうかな、リバースカードを1枚セットし、ターンエンド。デッキの上から3枚を墓地へ」
OUT:オネスト 神剣フェニックス・ブレード サイバー・ドラゴン
( ・∀・)「(オネストとサイドラが落ちたのは少し痛いけど、神剣が落ちたからよしとするか)」
(=゚ω゚)ノ「俺のターンだょぅ!ドロー、ゴブリン突撃部隊を召喚だょぅ!」
ATK:2300→2900
( ・∀・)「そいつを捨て駒にしてライトエンドを突破しようっていう腹かい」
(=゚ω゚)ノ「分かってるじゃないかょぅ、バトル!」
( ・∀・)「重力解除を発動、全てのモンスターの表示形式を変更!」
(=゚ω゚)ノ「むぐっ、メインフェイズ2に以降。ゴブリンは無理だけどゴヨウとガイアは攻撃表示に戻せるょぅ!」
( ・∀・)「分かっているさ!」
(=゚ω゚)ノ「(ライラが攻撃表示に戻ったのは痛いょぅ)このままターンエンドだょぅ」
状況
( ・∀・)LP:5400 手札:5枚
場:ライトエンド・ドラゴン ライラ 伏せ:無し
(=゚ω゚)ノLP:8000 手札:2枚
場:ゴヨウ・ガーディアン ガイア・ナイト ゴブリン突撃部隊(守備) 伏せ:1枚
表:連合軍
( ・∀・)「僕のターン、ドロー!必要なカードは揃ったよ、反撃開始だ」
(=゚ω゚)ノ「ぃょっ?」
( ・∀・)「墓地の神剣の効果を発動、サイレント・ソードマンLV3と5を除外して手札に回収。そして死者蘇生でカオスエンドマスターを復活させる!」
(=゚ω゚)ノ「カオスエンドマスターは戦闘破壊する事で効果を発動できるカード…!」
( ・∀・)「流石、戦士のエキスパートだ。カオスエンドマスターでゴブリン突撃部隊を攻撃!」
(=゚ω゚)ノ「守備力は0…なす術も無く破壊されるょぅ」
( ・∀・)「カオスエンドマスターの効果でデッキから攻撃力1600以下のレベル5以上モンスター、ユーフォロイドを特殊召喚!」
(;=゚ω゚)ノ「ユーフォロイド…はっ!」
( ・∀・)「手札のさっき回収した神剣を捨てて超融合を発動!!そっちの場のゴヨウ・ガーディアンと僕のユーフォロイドを超融合!」
(;=゚ω゚)ノ「俺のゴヨウ・ガーディアンを融合素材にするのかィョオオオオ!」
( ・∀・)「出でよ、ユーフォロイド・ファイター!」
ユーフォロイド・ファイターの攻撃力は融合素材に使用したカードの攻撃力の合計となる。
ATK:1200+2800=4000
( ・∀・)「バトルだ!ユーフォロイド・ファイターでガイアナイトに攻撃、フォーチュン・ラリアット!」
(=゚ω゚)ノLP:8000→6800「ぃょっ!」
( ・∀・)「そして、ライトエンド・ドラゴン、ライトロード・マジシャン ライラによる連続ダイレクトアタックだ!」
(;=゚ω゚)ノLP:6800→5100→2500「ィョオオオオオッ!」
( ・∀・)「そしてメインフェイズ2、僕はまだ通常召喚を行っていない。チューニング・サポーターを召喚」
LEVEL:1
( ・∀・)「ライトロード・マジシャン ライラを守備表示にして連合軍を破壊。
さらにレベル1、チューニングサポーターとレベル4、ライトロード・マジシャン ライラにカオスエンドマスターをチューニング!」
LEVEL:1+4+3
─光の道が天へ昇る時、雄々しき風が吹き荒れる。
( ・∀・)「シンクロ召喚、轟け!スターダスト・ドラゴン!」
ATK:2500
( ・∀・)「そしてシンクロ素材に使用したチューニング・サポーターの効果で1枚ドローしてターンエンド」
(;=゚ω゚)ノ「(押されている…のかょぅ!?それどころか圧倒的差!こんな20そこらの若造に、このぃょぅが!そんな事…)俺のターン…」
デッキに添えた手に力が入る。
(=゚ω゚)ノ「(いくら狩野に期待されてるとはいえ…あってはならん事だょぅ!)ドロォオオオオッ!」
( ・∀・)「(雰囲気が変わった…、こりゃ何か来るな)」
(=゚ω゚)ノ「(ライラは消えた、これでモンスターはセットできるょぅ!)モンスターとリバースカードを2枚セットしてターンエンドだょぅ!」
状況
( ・∀・)LP:5400 手札:4枚
場:ライトエンド・ドラゴン ユーフォロイド・ファイター スターダスト・ドラゴン 伏せ:無し
(=゚ω゚)ノLP:2500 手札:無し
場:裏守備 伏せ:2枚
( ・∀・)「(三沢は言っていた。この大会参加者は天才、あるいは今まで様々な修羅場を潜り抜けてきたデュエリスト。
圧倒的優位に立ったとしても油断はしない!)僕のターン、ドロー!墓地のサイバー・ドラゴンとライラを除外して神聖なる魂を特殊召喚」
LEVEL:6 ATK:2000
( ・∀・)「そして手札からロード・シンクロンを召喚!このカードはロード・ウォリアー以外のシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用する場合…」
LEVEL:4−2=2!
( ・∀・)「レベルを2つ下げて扱う!神聖なる魂にロード・シンクロンをチューニング!」
LEVEL:6+2
─煌く光が暗黒の影を生み堕とす!
( ・∀・)「シンクロ召喚、現れろ!メンタルスフィア・デーモン!」
ATK:2700
( ・∀・)「メンタルスフィア・デーモンは戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のライフを僕に与えてくれる。
さらにサイキック族を対象とした魔法・罠効果をライフ1000で無効化する!」
(=゚ω゚)ノ「…」
( ・∀・)「メンタルスフィア・デーモンで裏守備に攻撃だ!」
(=゚ω゚)ノ「荒野の女戦士だょぅ」
ATK:1100
( ・∀・)LP:5400→6500「ライフ回復だ」
(=゚ω゚)ノ「荒野の女戦士の効果でデッキからカードブロッカーを特殊召喚」
《カードブロッカー》
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 400/守 400
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、守備表示になる。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、
このカードに攻撃対象を変更することができる。
このカードが攻撃対象になった時、自分のデッキのカードを上から3枚まで
墓地へ送る事ができる。
墓地へ送ったカード1枚につき、このカードの守備力はエンドフェイズ時まで
500ポイントアップする。
(=゚ω゚)ノ「効果で守備表示になるょぅ」
( ・∀・)「(効果を発動しても守備力は1900程度…いけるか?)ライトエンドで攻撃!」
(=゚ω゚)ノ「効果発動だょぅ、3枚墓地へ」
( ・∀・)「(この墓地肥やしに賭けるつもりか)」
OUT:戦士の生還 アームズ・ホール 不死武士
(=゚ω゚)ノ「!」
( ・∀・)「不死武士を落としたようだけど…このターンで終らせてやる!スターダスト・ドラゴンでダイレクトアタックだ!」
(=゚ω゚)ノ「リバースカード、スピリット・フォース!」
《スピリット・フォース/Spirit Force》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
その後、自分の墓地に存在する守備力1500以下の
戦士族チューナー1体を手札に加える事ができる。
(=゚ω゚)ノ「戦闘ダメージを0にして墓地のジャンク・シンクロンを回収するょぅ!」
( ・∀・)「だったら、ユーフォロイド・ファイターだ!フォーチュン・ラリアット!」
(=゚ω゚)ノ「うまくかかってくれたょぅ」
(;・∀・)「!?」
(=゚ω゚)ノ「コンフュージョン・チャフ!」
《コンフュージョン・チャフ/Confusion Chaff》
通常罠
1度のバトルフェイズ中に2回目の直接攻撃が宣言された時に発動する事ができる。
その相手モンスターは、直接攻撃した1体目の相手モンスターと戦闘しダメージ計算を行う。
(=゚ω゚)ノ「これにより、俺への攻撃を無力化し、スターダストとユーフォロイド・ファイターは戦闘を行うょぅ!」
(;・∀・)「なっ!」
(=゚ω゚)ノ「喰らうょぅ!」
(;・∀・)LP:6500→4000「くっそ…プロデュエリストの名は伊達じゃないか」
(=゚ω゚)ノ「この程度でやられているようじゃプロではやっていけないんだょぅ!」
( ・∀・)「ターンエンドだ」
(=゚ω゚)ノ「俺のターン、ドロー!不死武士の効果発動!」
《不死武士(ふしぶし)/The Immortal Bushi》
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1200/守 600
このカードは戦士族モンスターの生け贄召喚以外の生け贄にはできない。
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にモンスターカードが存在しない場合、
このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は自分の墓地に戦士族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。
(=゚ω゚)ノ「不死武士を復活させ、ジャンクシンクロンを召喚!効果でジュッテナイトを蘇生するょぅ!」
( ・∀・)「レベル合計は8…」
(=゚ω゚)ノ「増援を使ってコマンドナイトを手札に加え、不死武士にジュッテナイトをチューング!」
LEVEL:3+2
─戦士達の息吹が荒野駆け抜ける時、砂塵と共に現れよ!
(=゚ω゚)ノ「X−セイバー ウェイン!モンスター効果で手札の戦士を特殊召喚、コマンドナイトを特殊召喚だょぅ!」
ATK:2200→2600
(=゚ω゚)ノ「コマンドナイトの効果で攻撃力上昇…さらにシンクロだょぅ!ウェインにジャンク・シンクロンをチューニング!」
( ・∀・)「あれか!」
LEVEL:5+3
─戦士達の不屈の魂が不死の戦士を呼び覚ます!
(=゚ω゚)ノ「シンクロ召喚、抗え!ギガンテック・ファイター!」
《ギガンテック・ファイター/Colossal Fighter》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は墓地に存在する
戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、墓地に存在する
戦士族モンスター1体を選択し自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
(=゚ω゚)ノ「墓地に存在する戦士族は…」
カードブロッカー 荒野 不死武士 ウェイン ジュッテ
ジャンク 切り込み ゴヨウ ガイア ごぶりん
(=゚ω゚)ノ「10体だょぅ!そしてコマンドナイトの効果を合わせ…」
ATK:2800+1000+400=4200
(=゚ω゚)ノ「4200だょぅ!」
(;・∀・)「…」
(=゚ω゚)ノ「ギガンテック・ファイターの攻撃!ユーフォロイド・ファイターにギガンテック・ハンマー!」
( ・∀・)LP:4000→3800「この攻撃力を戦闘破壊するとは」
(=゚ω゚)ノ「ターンエンドだょぅ!」
状況
( ・∀・)LP:3800 手札:3枚
場:ライトエンド・ドラゴン メンタスフィア・デーモン スターダスト・ドラゴン 伏せ:無し
(=゚ω゚)ノLP:2500 手札:無し
場:ギガンテック・ファイター コマンドナイト 伏せ:無し
( ・∀・)「僕のターン、ドロー!」
(=゚ω゚)ノ「コマンドナイトは俺のフィールドに他のモンスターが存在する限り、攻撃対象に指定することはできないょぅ」
( ・∀・)「分かっているさ、だけど、そんな事、もう関係ないね」
(=゚ω゚)ノ「!」
( ・∀・)「このデュエルはこのターンで決着する!手札から大天使クリスティアを特殊召喚!」
《大天使(だいてんし)クリスティア》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
自分の墓地に存在する天使族モンスターが4体のみの場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する天使族モンスター1体を手札に加える。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚する事はできない。
このカードがフィールド上から墓地へ送られる場合、墓地へ行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。
大地から天使の加護に包まれた四本の光の柱が生え、天井が出来て光の社となる。
その中央に大天使が光臨する。
(;=゚ω゚)ノ「ぃょっ!?」
( ・∀・)「大天使クリスティアは特殊召喚を封じる、ギガンテックファイターは怖くない、さらにその効果で墓地のオネストを回収する!」
(=゚ω゚)ノ「なるほど、本当に終ったようだょぅ…」
( ・∀・)「大天使クリスティアでギガンテック・ファイターを攻撃!」
大天使クリスティアの翼が体の倍ほどの大きさに変化し、神々しい光を放つ。
ATK:2800+4200=7000
(;=゚ω゚)ノLP:2500→0「ぃょおおおおおおお!」
ライフが尽きたぃょぅは力が抜けたように膝を付いた。
(;=゚ω゚)ノ「つ、強い…」
モララーは自分の手の平とデッキを交互に見る。
( ・∀・)「(やはり、三沢と戦い、シュールと戦い、狩野と戦い、ファントム達のデュエルを見て…)」
モララーはこのデュエルで自分の中で何かを確信することができた。
( ・∀・)「(呪いをかけられ、夢を諦めてから僕の成長は止まっていた、しかし!ここ一ヶ月の間での出来事は確実に僕を更なる段階へと押し上げている!
まるでスポンジの様に今の僕はデュエルをする度に経験を吸収し、強くなっている!)」
(=゚ω゚)ノ「おい、何をぼーっとしているんだょぅ!」
ぃょぅはポケットからパーツを取り出してモララーに投げた。
( ・∀・)「…どうも」
(=゚ω゚)ノ「約束通り、好きなカードを持って行くょぅ…」
( ・∀・)「いや、それなんだけどね。実は僕、狩野の居場所知らないんだよ、だから賭けになってなかったんだよね。さすがに良心痛むからもらえないよそれは」
(=゚ω゚)ノ「そんな事はもはやどうでもいいんだょぅ!重要なのは俺のカードを持ったお前がデュエルキングになるってことだょぅ!」
(;・∀・)「ええっ!」
(=゚ω゚)ノ「俺に勝ったお前が俺のカードを使って優勝すれば俺にも少しはおこぼれ的な名声がつくに違いないょぅ!」
(;・∀・)「そんな馬鹿な(他人まかせだなぁ、彼がプロで成功しない理由が分かった気がする。そこそこ実力はあると思うんだけどなぁ)」
(=゚ω゚)ノ「ほらっ、もっていくょぅ!そしてデッキに投入するょぅ!」
( ・∀・)「そんな事言われても、融合・儀式・シンクロに加えて複数のテーマが混入されてる僕のデッキにこれ以上カードなんて…サイド合わせてもパンパンなんだよ!」
(=゚ω゚)ノ「シンクロモンスターの一枚や二枚入れかえたって大して変わらないょぅ!」
( ・∀・)「いやいやいや…」
(=゚ω゚)ノ「やかましいょぅ!」
モララーのエキストラデッキに無理やりゴヨウ・ガーディアンを投入された!
(;・∀・)「ああっ!ったく、しょうがないな。どうせならレベル8ちょうだいよ、レベル8!」
(=゚ω゚)ノ「この俺の象徴ともいえるカードを拒否するのかょぅ…っ!?」ビキィッ!
( ・∀・)「僕ほとんどレベル8しか使わないし…」
(=゚ω゚)ノ「しょうがないんだょぅ…」
ゴヨウ・ガーディアンとギガンテック・ファイターを入れかえた!
( ・∀・)「まあ、これなら戦士でレベル8だし使えなくもない…のかなぁ。いいや、じゃあ僕はいくよ、まだまだ先は長いからねぇ」
(=゚ω゚)ノ「ああ…」
モララーはぃょぅと別れた…が。
対戦相手を捜し、歩くモララーの数メートル後ろにて、
(=゚ω゚)ノ「(影ながらお前のデュエルを見届けるょぅ!俺にはその義務があるんだょぅ)」
別にない。
そしてモララーが振り返る。
( ・∀・)「そこに隠れてる奴、出てこいよ」
(;=゚ω゚)ノ「ぃょっ?!またしても、あっさり…」
( ・∀・)「…」
(;=゚ω゚)ノ「(…はっ!)なん…だと…、まさかばれるとはな、大した奴だ…」
モララーは無言で近づき、右手を差し出す。
友情が芽生えた。
続く
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