551 名前:名も無きAAのようです :2012/09/10(月) 22:25:52 ID:LmzV9r.w0
彼女との出会いは突然だった
そうなるべくしてそうなったと
彼女はそう言ったけど
僕は偶然の結果だと――思った

552 名前:名も無きAAのようです :2012/09/10(月) 22:26:32 ID:LmzV9r.w0

「君の名前は鬱田ドクオで間違いないか」

その日、僕はそいつに出会った

「私の名前は素直クール」

そいつは本当に綺麗で、美少女って奴は実在するんだ

「信じられないと思うが」

そんなことを思っていたのを今も覚えている

川 ゚ -゚)「私の精神は6年後の君のものだ」

まぁ…、中身は色物だったんだけど

553 名前:名も無きAAのようです :2012/09/10(月) 22:27:47 ID:LmzV9r.w0
「ええと中学2年の頃、好きな子は隣のクラスの――」

「2年前の**事件、証拠が何処にあるか言ってやろう」

「将来の夢でも語ってみせようか」

でも、そいつの言うことは全部が本当で
俺は信じるしかなく
俺とそいつの、奇妙な交流が始まった

554 名前:名も無きAAのようです :2012/09/10(月) 22:28:43 ID:LmzV9r.w0

「明日は家にいろ、何があっても家から出るな。外は危ないからな」

私は僕の未来を変えたくて

「受験前は体調管理に気をつける事、本当に運がないんだから僕は」

少しでもいい未来になってほしくて

「やれば人並みにはできるんだから、ほら私も一緒にやってやるからさ」

それなのに

('A`)「なぁ聞いてくれよクー、今日通学路に倒れてる人がいてさ、通報したら一緒に病院まで連れて行かれちゃって
   病院で懐かしい顔にあったんだ、まぁ俺の知り合いだからお前も知ってると思うけど―」

それなのに

555 名前:名も無きAAのようです :2012/09/10(月) 22:29:30 ID:LmzV9r.w0
川 - )「フラグは折った、ルートは変わっただろ。なんでだよ、もう会わないはずだ、彼女と――あの二人とは。」

ξ゚听)ξ「へぇ意外ドクオって勉強できるのね、少しは」

( ・∀・)「変わらないねドクオは、面倒だと言いながら頼まれたら断らない。」

ζ(゚ー゚*ζ「私のことは忘れてください」

('A`)「ねぇ教えてよクー、俺にとって…僕にとってこれは幸せな未来だったの?」


川 ゚ -゚)は('A`)の未来を変えたいようです


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