990 名前:名も無きAAのようです :2013/11/04(月) 02:11:00 ID:EuAtVKgYO
( ^ω^)「では、行って参ります。」

( ‘∀‘)「うむ、必ずや魔王を倒してくれたまえ。」

('A`)「この命に代えても…私達は必ず魔王を倒してきます。」

ξ゚听)ξ「国民や、国王にこれほどまでに信頼されているのです。」

ζ(゚ー゚*ζ「私達にそれ以上励みになることなどございません。」

( ‘∀‘)「皆さん…ありがとうございます。」

川 ゚ -゚)「では、そろそろ向かいます。一刻も早く世界に平和を取り戻さなければなりませんので。」

( ‘∀‘)「そうでこざいますか…分かりました。表門から出てください。民が待っております。」

( ^ω^)「なんと…ありがとうございます。」

(´・_ゝ・`)「開門!開門!」

ユウシャサマー! マオウヲタオシテクダサイ! ガンバッテクダサイネ!

ワー ワー ワー ワー ワー…

991 名前:名も無きAAのようです :2013/11/04(月) 02:11:41 ID:EuAtVKgYO
――兵士宿舎(フォックスの部屋)――

(´・_ゝ・`)「あー、疲れた。」

爪'ー`)y‐「おお、デミタス。ご苦労だったな。ノックしやがれ。」

(´・_ゝ・`)「大声出すの苦手なんだけどな…」

爪'ー`)y‐「まあ、勇者の魔王討伐の旅だ。それくらいやってやれよ。」

(´・_ゝ・`)「うっせ、そんな事は分かってるよ。」

ハソ ゚−゚リ「それに、今までの勇者とは格が違うもんね。」

爪'ー`)y‐「なちも帰ってきたのか。お前もノックしやがれ。」

992 名前:名も無きAAのようです :2013/11/04(月) 02:12:22 ID:EuAtVKgYO
(´・_ゝ・`)「本物の女神の加護に護られた勇者。」

爪'ー`)y‐「魔術師というレベルに収まらず“魔”そのものとさえ評価された魔術師。」

ハソ ゚−゚リ「拳圧で1m離れたレンガを砕く武闘家。」

/ ゚、。 /「その武闘家の双子の妹であり、弱冠15歳にして微生物すらも切ったという逸話が残されている剣士。」

( ・∀  ∀・)「本来なら世界から追われてもおかしくないという暗殺術の使い手。」

(´・_ゝ・`)「どいつもこいつも化け物だな…って勝手に入ってくんなよ、ダイオード、モラ。」

爪'ー`)y‐「俺の部屋だから。後、ノックしやがれ。」

( ・∀  ∀・)「俺だけ略すのかよ。」

爪'ー`)y‐「聞けよ。」

993 名前:名も無きAAのようです :2013/11/04(月) 02:13:14 ID:EuAtVKgYO
爪'ー`)y‐「まあ、これで世界も平和になるってもんだな。」

(´・_ゝ・`)「………」

/ ゚、。 /「ん、どうしたのデミタス?」

(´・_ゝ・`)「ん?いや…」

(´・_ゝ・`)「本当に平和になるのっていつぐらいなんだろうな…って思ってさ。」

爪'ー`)y‐「………」

/ ゚、。 /「………」

ハソ ゚−゚リ「………」

( ・∀  ∀・)「………」

(´・_ゝ・`)「お前らはお前ら自身で変えようと思わないのか?」

(´・_ゝ・`)「このクソッタレな世界を、さ。」



マイナークエストのようです



皆がフォックスの部屋をノックするようになったら投下


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