- 200 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:04:29 ID:jxI7amDs0
- (,,゚Д゚)「ドクオ、落ち着いたか?」
(;'A`)「はぁ…はぁ…まぁまだ動悸が激しいですが何とか…」
(,,゚Д゚)「とりあえず落ち着くまでゆっくりジュースでも飲め」
(;'A`)「わざわざジュースを奢っていただいてありがとうございます…お返しは必ずしますので…」
(,,-Д-)「別にいいぞゴルァ」
ξ ≡|≡)ξ「ねぇ、私いつまで後ろ向いてればいいの?」
(;'A`)「すみませんすみません、もう少し経てば慣れそうなんでもう少し、もう少しだけ後ろ向いてもらえれば…」
ξ ≡|≡)ξ「まぁドクオの事情はよく分かってるから別に気にしてないわよ」
(;'A`)「すみませんすみません、本当にすみません」
- 201 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:05:17 ID:jxI7amDs0
- 从* ゚∀从「ところで話変わるけど夏休みまで後1ヶ月なんだけど、皆予定とかないのか?」
从* ゚∀从(願わくば夏休みを使ってドクオと距離をグッと近づけたいと思うんだけどなぁ)
从* ゚∀从(そしてドクオと…)
从*//∀从ノシ。+.(キャアアアアアア!!!!)バシーンバシーン
(;'A`)そ「たたたた高岡さん?!いきなりどどどどどうしたのですか?!?!」
从* ゚Д从そ「ふぁっ?!ふぇっ?!いいいいやなんでもないぜ!!!」
(;,,゚Д゚)(あぁ…絶対にピュアな妄想をして興奮してたんだなぁ)ξ ≡|≡;)ξ
- 202 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:05:57 ID:jxI7amDs0
从 ゚∀从は恋する乙女(ピュア)のようです
#5「恋する乙女(ピュア)とみんなと仕事(バイト)」
.
- 203 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:08:02 ID:jxI7amDs0
- (,,゚Д゚)「夏休みの予定か…ぶっちゃけ甲子園に向けて練習が激しいから無いに等しいなゴルァ」
(,,゚Д゚)「あ、同じ理由で吹奏楽部のしぃも応援として参加するから予定はねぇな…」
ξ ≡|≡)ξ「私は特に予定は無いと思うし、ブーンも特に部活で忙しいっていう話を聞かないから大丈夫かも」
ξ ≡|≡)ξ「風江達も特に予定無いって言ってたわね」
从 ゚∀从「てことはギコとしぃ以外は全て予定開いてるのか…いや折角だから夏休みに旅行したいかなってさ」
ξ ≡|≡)ξ「それ良いわね、因みに場所は?」
从* ゚∀从「個人的に仙台とか行ってみたい!温泉とか行ってみたい!」
ξ ≡|≡*)ξ「温泉とか最高じゃない!因みにお金の面はどうなの?」
从; ゚∀从…
ξ ≡|≡;)ξ「完全に見切り発車だったのね…まぁ分かってたわ」
从; -∀从「ゴメンナサイ」
ξ ≡|≡)ξ「まぁいいわ、もしお金がほしいならバイト紹介するわよ、というか私が今やってる飲食店バイトのオーナーが臨時バイト募集してるし」
从; ゚∀从そ「マジ?!」
ξ ≡|≡)ξ「えぇ、因みに条件もいいわよ、もし風江達もやるのならその枠空けれるし」
- 204 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:08:55 ID:jxI7amDs0
- (;'A`)「あああああああの」
ξ ≡|≡)ξ「ん?どうしたのドクオ?」
(;'A`)「あの…その旅行とか自分も参加しても…大丈夫ですか…?後少し慣れたので振り向いても…大丈夫です…すみません…」
ξ゚听)ξ彡「じゃあお言葉に甘えて、旅行の件だけど私的には寧ろ参加して貰いたいわ、ハインもそうわよね?」
从* ゚∀从「もちろん!というか是非とも来て欲しい!!!!!」グイッ
(;'A`)「良かった…後…自分も金銭的に余裕が無いので…自分もそのバイトを…やってもいいでしょう…か?」
ξ゚听)ξ「もちろん、こっちとしてもとてもありがたいわ」
- 205 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:10:00 ID:jxI7amDs0
- (;'A`)「ありがとうございます…ただ…接客とか…まだ人が怖いので…できれば裏方を…本当にワガママで申し訳ありませんですが…」
ξ゚听)ξ「別にワガママじゃないから謝る必要ないわ、そこに関してはちゃんと融通つけるから安心しなさい」
(;'A`)「本当に…本当にありがとうございます…」
(,,゚Д゚)「いやぁ…ドクオ変わったなぁ…自分の意見を言えるようになってすげぇぞ…」
(;'A`)「いえいえ…全て葉新谷さんと高岡さんのお陰です…」
从*//Д从「どっ!!!ドクドクドクドドドドドドクオにほほほほほほ褒めららららら!!!!!!」
ξ;--)ξ=3「あーもう今度はこっちが発狂ですか…はいハイン、ひっひっふー」
- 206 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:10:41 ID:jxI7amDs0
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- 207 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:13:24 ID:jxI7amDs0
- 〜7月某日 ある駅の前〜
ξ゚听)ξノ「おー皆揃ったかー、おーい」
( ^ω^)ノ「おいすーツンはいつも可愛いお―!」
ξ////)ξ「ばっ!!馬鹿!!皆のいる前で言わないでよ!」
(<●><●>)「人前でノロケとは…完全にリア充の敵だということはワカッテマス」
(*'ω' *) 「当 然、ビロードは人前でそんなことしないっぽね?」
(; ><)「そそそそっそそそんなことしないに決まってるじゃないですか!」
(*'ω' *) 「…ワタちゃん、もしビロードが人前で恥ずかしい事してたらいつでも殴ってもいいっぽよ?もしくは私を呼んでいいっぽよ?」
从'ー'从「うん分かったよ〜」
(; ><)「渡辺さんっ?!」
(((;;'A`)))「知ラナイ人…知ラナイ人ガ沢山イル…」ガクブルガクブル
ξ;--)ξ=3「風江とブーンに関しては同級生なんだけどなぁ…はいドクオ、酸素ボンベ、落ち着くまでそれ吸ってなさい」
(((;;'A`)))「あああああありがとうございます」
从; ゚∀从「ほらっ背中擦るから落ち着けって!なっ!」
( ;^ω^)(うーん…まだまだドクオを仲良くするのは難しいおね…)コソコソ
(<●><●>)(まぁいちから完璧にできるだなんて慌てる必要性はないのはワカッテマス)コソコソ
(*'ω' *)(そうだっぽ、まずはこっちから積極的かつ丁寧に接しれば自ずと仲良くなれるから慌てないほうがいいっぽ)
- 208 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:14:12 ID:jxI7amDs0
- 川;;;;;;;)「おぉ皆揃ったか」
ξ゚听)ξ「あ、オーナー、おはようございます」
(((;;'A`)))「アァ…マタ新シイ人ガ…ってあれ?」
川 ゚;;;;)「ん?あれ?ドクオ?何故お前がいるんだ?」
ξ;゚听)ξ「あれ?ドクオ?知り合いなの?」
(;'A`)「知り合いもなにも…従姉妹ですよ…」
(;'A`)「…クー姉さん」
- 209 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:14:59 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)「やぁクー姉さんだよ、それより君がこういうバイトに応募するとは思わなかったよ」
(;'A`)「まぁ…前にも言ったけど…そろそろ自分も変わろうかなって思ってね…ここ最近色々な人に支えてもらってるからね…」
川 ゚ -゚)「いい心構えだな、お姉ちゃん安心したよ」
从#-Д从「あのー!そろそろどんなバイトなのか教えてくれませんですかねぇー!!!!」イライラ
川 ゚ -゚)「おぉそうだな、って君が確か高岡君か」
从#-Д从「えぇそうですけどー!てか従姉妹とか知らないけど人前でイチャイチャするのはどうですかねー!」
川 ゚ -゚)「ゴメンて、ふーん、君が高岡君かー」ニヤニヤ
从#-Д从「だから何ですかー!」
- 210 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:15:48 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)(君がドクオに惚れてるJKか、ツンから色々聞いたよ)
从//Д从「えっ?!?!あっ??!?!?!ああああああ?!?!」
川 ゚ -゚)(私から見てもベストカップルだよ、頑張れ☆)
(((从//Д从)))「あばばばばば!!!!!」
ξ;゚听)ξ「どっどうしたのハイン?」
川 ゚ -゚)「いやチョットだけ弄ったらこんな感じになっちゃった☆」
ξ;゚听)ξ「オーナー…彼女凄くピュアなので弄らないでくださいよ…」
川 ゚ -゚)「善処するZE☆」
- 211 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:17:22 ID:jxI7amDs0
- ( ><)「話の最中ごめんなさいなんですが、どんな内容なんですか?」
川 ゚ -゚)「おぉそうだな、まぁ簡単に1ヶ月間期間限定のカフェをオープンするから、その営業を任せて欲しいんだ」
ξ゚听)ξ「因みに週4日、そのうち平日は2日間3時間、休日は2日間6時間、時給は1000円ね、これなら仙台旅行も余裕に行けるはずよ」
川 ゚ -゚)「あ、ドクオに関しては裏方で動いてもらうから安心して欲しい、ただ時々対人トレーニングという形で表に出て活動するから覚悟しとけよ」
(;'A`)「わっ…分かりました…」
ξ゚听)ξ「んでそのバイトが明日からスタートするから、今日はその訓練ってことで集まってもらったのよ」
(*'ω' *)「分かったっぽ、それなら早速その店に行くっぽ」
川 ゚ -゚)「そうだな、では行こうか」
- 212 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:18:28 ID:jxI7amDs0
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- 213 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:19:14 ID:jxI7amDs0
- 〜Cafe "Coo"〜
从'ー'从「うわぁ〜凄く綺麗〜」
(*'ω' *) 「確かにコレは綺麗だっぽ!」
川 ゚ -゚)「はっはっは綺麗だろぉ綺麗だろぉー」
ξ゚听)ξ「はいはい、とりあえず更衣室に着てもらいたい服があるから各自着てきてねー」
从 ゚∀从「おう!どんな服なんだろうなぁー!」
.....
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...
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- 214 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:21:43 ID:jxI7amDs0
- <おいツンんん!?!?!?お前ゴルァアアアアア?!?!?!? ドドドドドドドド¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨
ξ;゚听)ξそ「どっ?!どうしたの?!?!」
从#*//Д从「どうしたのもこうしたも何だこの格好はああああ?!?!?!」バイーン
从#*//Д从「フリフリのミニスカに!!ピンクでかつ胸を強調する服!!」ムチッムチ
从#*//Д从「具体的に書いちゃうとアン◯ラ風!!ア◯ミラ風の服!!恥ずかしいわああああああ!!!!!」タユンタユン
川 ゚ -゚)「喜んでくれると思ったんだけどなぁーというか高岡君スタイルバッチシだからメッチャ似合うんだけどなぁー」
从#*//Д从「バカッ!バカッ!そんな恥ずかしい格好喜べないわ!!!!!」
(*'ω' *) 「こういう服初めてきた着たっぽが、結構楽しいっぽね」バイーン
从'ー'从「そうだね〜最初はビックリしたけど何だかんだで楽しいね〜」ボイーン
(* ><)「渡辺さん!すっっっごく似合ってます!!!」←男性は執事服
(<●><●>)「ビロード、なにスケベな目線で見てるんですか」
(*゚A゚)「あっああああっあああ?!?!」鼻血ビュー
(; ><)「あぁ!ドクオ君が目の前に広がる絶景に慣れてないから鼻血がすごい量出てるのです!」
(<●><●>)「何だかんだで彼も男の子なんですね」
ξ;゚听)ξそ「何冷静に対処してるの?!早くドクオを介抱しなさいよ!」
川 ゚ -゚)「てか何だかんだで恥ずかしがってるのは高岡君だけなんだな」
- 215 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:23:35 ID:jxI7amDs0
ξ;゚听)ξ「それにしても私以外の女性陣…メッチャスタイルええやん…」ペターン
ξ;゚听)ξ「メッチャ自信なくすわー…」ストーン
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
- 216 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:27:15 ID:jxI7amDs0
- そんな訳でオレたちは学校に通いつつ、帰りは恥ずかしい格好をしてガッツリバイトした
全てはドクオと一緒に旅行に行くため…あぁ考えただけで顔が真っ赤になっちゃうぜ…
あ、因みにどんな内容かというと、女性陣は基本ホールで接客、男性陣はカウンターでドリンク等の作り方、そしてドクオは裏で食品管理で暇な時はレジ打ちをしてる感じ
ドクオに関しては最初はあたふたして時には気絶とかしていたけど、日にちが経つにつれてしどろもどろしながらも上手く接客できるようになってきた
時にはオーナーのクールさんから商品を食べさせてもらったり、とてもとても充実したバイト生活を送れている
そして最終日…
川 ゚ -゚)「さて、今日が最終日だが本当に皆よく頑張ってくれた、最後の最後まで気を抜かずに頑張ってくれ」
ξ≧凵)ξ( ^ω^)从'ー'从(*'ω' *) 「おー!!!!!!!」从≧∀从(<●><●>)(* ><)(;'A`)
物語としてはよくある小さい事件が起こった
- 217 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:27:59 ID:jxI7amDs0
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- 218 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:29:04 ID:jxI7amDs0
- ''';;';';;'';;;,., ザッ
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ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
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ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
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ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ザッ
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
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街からきますた
- 219 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:30:00 ID:jxI7amDs0
- ξ;゚Д゚)ξ「うわああああ!!!最終日特有の人のラッシュだああああ!!」
从; ゚Д从「もおおおおお!!!覚悟していたがメッチャシンドいぞおおお!!!!」
(; +ω+)「色んな種類のドリンクが嵐のように来るから目が回るお〜」
(。><)「うわあん!何で最終日にこんなに人がくるんですかあ?!」
(<●><●>)「泣き言言っても人減らないんで泣かないで下さいよビロード」
(*'ω' *) 「別にそこまで驚くことないっぽ、せいぜいあと少しだし頑張るっぽ」
从'ー'从「はいは〜い、こちらブラックコーヒーとショートケーキです〜」
ξ;゚听)ξ 「風江…余裕わね…」
川; ゚ -゚)「けど流石にこの人数で回すのは難しいな…かくなる上は…」
.....
....
...
..
.
- 220 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:31:09 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)「そんな訳で只今食品管理中のドクオよ、短時間だけでもいいからレジとカウンターをやってほしい」
(;'A`)「えぇ…今すごく人がいるので逆に邪魔になるだけだから行かないほうが良いんじゃないかなって…」
川 ゚ -゚)「そういうと思ったよ、だけどな、ぶっちゃけ皆凄く大変なんだよな」
(;'A`)「うぅん…嫌だn
川 ゚ -゚)「というか、お前変わりたいのか?」
(;'A`)「ど…どういうこと?」
- 221 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:32:30 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)「言葉のまんまさ、確かにお前はこの前『色々な人にお世話になってる以上、早く対人恐怖症を何とかしたい』と私に相談したじゃないか」
(;'A`)「…」
川 ゚ -゚)「いや嘘ではないと思うし、努力もしてると思う、ただ本気で治したい気力があまり感じられなくてな」
川 ゚ -゚)「別に精神論かましてる訳じゃないが、少しだけ、ほんの少しだけ壁を破ってみたらどうだ?」
川 ゚ -゚)「例えば『せめて5分だけ人混みで頑張る』とか『1日1回は否定してみる』とか、ほんの少しだけな」
(;'A`)「…」
川 ゚ -゚)「まぁ無理は言わないさ、別にそこまでヘルプとか無くても回せそうだし、ドクオはそのまま食品管理を続けてk
(;'A`)「…やります」
川 ゚ -゚)「ん?」
(;'A`)「…やらせてください…流石に長時間は難しい…ですが…確かに…その通りだなって…」
- 222 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:33:17 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ー゚)「やっぱりドクオは昔から素直な奴だな、そういうと思ってたよ」ニッ
川 ゚ -゚)「さて、それなら早く外に出るんだ」
(;'A`)「はっ…はい…!」タッタッタッ
川 ゚ー゚)「…本当にドクオ変わったな…」ボソッ
.....
....
...
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- 223 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:34:05 ID:jxI7amDs0
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ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
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まだまだやってくるよ
- 224 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:35:29 ID:jxI7amDs0
- 从;∀从「うわあああん!まだ人が引かないよおおお!!」
ξ;≧凵)ξ「この込み方通常のバイトでも経験したことないけどおおお!うわああん!!」
(;<●><●>)「最初は威勢よく頑張ってみましたがそろそろ厳しくなってきましたね…」
(; + +)「もうお目目がぐるぐるで何もできませんですぅ…」
(;*+ω+ *) 「しっかりするっぽビロぉ…」
从'ー'从「はいはい〜、こちらサンドイッチですぅ〜」
(;*+ω+ *) 「この娘…まだ元気なのかっぽ…」
店員サーン,オ持チ帰リデ注文オ願イシマスー>
( +ω+)「分かりましたおぉ〜…もうダメっp
「は…っはい…少々お待ちく…ださい…ま…せ」
(;^ω^)「こっ…この声は?!」
- 225 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:36:54 ID:jxI7amDs0
- (;'A`)「かっ…カプチーノです…ね…少々…おっ…お待ち下さい…」
ξ;゚听)ξ「どっドクオ?!」
(;'A`)「はっ…はい…皆が…いっ…忙しいと…聞きま…したの…で…」
(;<●><●>)「だっ大丈夫なのですか!?」
(;'A`)「だ…大丈夫といえが…嘘に…なりますが…せめて…せめて頑張れるまでは…」
从*;∀从「ドクオおおおぉお!!!もう本当に大好きだああああ!」キュン
(;'A`)「と…とりあえず…注文と…レジに関しては…ぼ…僕がなんとかしますので…僕と内藤くん以外の…男性陣は…飲み物の作り方に…専念してください…」
(;'A`)「そ…そして女性陣は…おち…落ち着いて…動いてくだ…さい…」
(;'A`)「内藤…くんは…僕と…いっしょにレジと…注文を聞いて…目開くんは…女性陣に…持って行ってほしいものを…冷静に…指示…してください…」
ξ;゚听)ξ (; ^ω^)从;'ー'从(;*'ω' *) 「応!」从*;∀从 (;<●><●>)(; ><)
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
- 226 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:37:36 ID:jxI7amDs0
- ドクオの的確な指示によって、さっきまでgdgdだった空気が一転、とても回転率が上がってきた
その時のドクオの姿…もう本当にかっこよくて、ずっとキュンキュンしちゃったぜ…
まぁそれがツンにバレて「キュンキュンしてないで動きなさい働きなさい!」と怒られたけど…
そして時間が経ち…
- 227 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:39:05 ID:jxI7amDs0
- ';';,..
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ザッ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
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vymyvwymyvymyvy ザッ
ザッ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
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ザッ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
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あーすっげぇ美味しかったなぁー
- 228 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:40:02 ID:jxI7amDs0
- 今までいた客が引いて落ち着いて、営業時間が終わりの頃…
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- 229 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:41:17 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)「いやぁ皆!本っ当にお疲れ様!」
ξ;++)ξ( +ω+)从*'ー'从(*+ω+ *) 「お疲れ様でしたぁ〜…」从+∀从(<+><+>)( ++)(;'A`)
ξ;++)ξ「てか何で風江…何であんなに忙しかったのに今も笑顔でいられるの…?」
从*'ー'从「昔から働くの好きだったからねぇ〜」
(*+ω+ *)「化物…ここに化物がいるっぽ…」
从*'ー'从「それにしてもドッくんスッゴク指示上手かった〜!!」
从* ゚∀从「そうだよそうだよ!もう本当に指示してる時のドクオすっっっっごくカッコ良かった!!」
(;'A`)「そそっそんなことないですよ…寧ろ生意気言ってごめんなさい…」
( ^ω^)「生意気だなんてそんな卑下しなくていいお、そこは素直に受け入れるお!」
(;'A`)「す…すみません…」
川 ゚ -゚)「ドクオは何だかんだで頭の回転が早いから、本来はリーダー向きなんだよな」
- 230 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:42:34 ID:jxI7amDs0
- 川 ゚ -゚)「まぁそんな訳で、1ヶ月間本当にお疲れ様だった、はい、1ヶ月間の給料!」
(;'A`)「あっ…あの…クー姉さん…」
川 ゚ -゚)「おぉどうした? 」
(;'A`)「さっきは本当にあり…ありがとうございました…」
川 ゚ -゚)「礼には及ばないさ」
(;'A`)「そして…ちょっとお願いなんだけど…」
川 ゚ -゚)「お願い?なんだ?」
(;'A`)「いや…もし…可能だったら…バイト…このまま続けていい…かな?」
ξ゚Д゚)ξ(; ^ω^)从;'ー'从(;*'ω' *) 「えっ?!?!?!」从; ゚Д从(;<●><●>)(; ><)
川; ゚ -゚)「いや…二つ返事で別に全然大丈夫だが…どうしたドクオ、疲れで頭ユルユルになっちまったのか?」
(;'A`)「そんなんじゃないよ…この1ヶ月間で色々学べて…そしてほんの少し人に対して自信がついてきたから…このまま続けて成長していきたいかなって…」
从;≧∀从「どっ!ドクオがそういうのならっ!!私もこのまま続ける!!!!」
从*'ー'从「私も〜バイト凄く楽しかったし〜」
川 ゚ -゚)「いやぁーこれで私の店も安泰だぁー良かったな照井!」
ξ*゚听)ξ「はいっ!」
- 231 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:43:33 ID:jxI7amDs0
- (;<●><●>)「あのぉ…楽しい中凄く申し訳ないんですが…」
从* ゚∀从「ん?ワカ、神妙な顔つきだがどうした?」
(;<●><●>)「いやぁ…その…中間テスト…後2週間なんですが…大丈夫…ですか?」
从; ゚Д从「あっ…」
- 232 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:44:24 ID:jxI7amDs0
あああああああああああああ!!!!!!!!!
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- 233 名前: ◆DATE/AJoNg :2015/09/21(月) 19:45:33 ID:jxI7amDs0
次回へ続く...
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