298 名前:名も無きAAのようです :2013/05/20(月) 18:24:20 ID:GAaR3iRYO

――ここは、VIP白雪学園。
びっぷ市内で最も優秀であると言われる名門校である。
そんな学校には見た目、性格、性癖、エトセトラ……様々な人物がいる。
そして、その中でも一際目立ってしまう人物は必ずいるものだろう。


例えば、今体育館の裏庭で暴力的なクラスメイトにリンチを受けている人物のように。

(;'A`)「あうあう」

彼の名前は、宇津野ドクオ。
れっきとした日本男児である、のだが彼には彼自身だけが危機感を持たざるを得ない重大なコンプレックスがあった。
それが、

( ^Д^)「おーう、ドクオちゃんよー一体全体どうしてそんな格好なんだーい?」

(;'A`)「えっと…あの…これが、ふ、普通の……」
  _
( ゚∀゚)「聞こえないよードクオちゃーんwwwwww」

(; A`)「あ、あの……俺は、男なので、こ、この格好が普通で……」

( ^Д^)「おとこぉ?」

( *^Д^)9m「ぷ、プギャーwwwwwwwwww」
  _
( *゚∀゚)「そんな女みてーな顔の奴がお、男なワケねーだろwwwwwwww」

(; A`)「で、でも…俺は……!」

そう、彼のコンプレックスとは「女さえも羨む、美少女と言える程の女顔」のことなのだ。

( ^Д^)「女みてえになよなよしやがってよwww本当に男か試してみるかwwwww」

(; A`)「や、やめてください」
  _
( ゚∀゚)「お、いいねwwwww抑えてろよwwwwww」

そうしてドクオに向け、足を一歩進めると突然彼の前に立ちはだかるように人が現れた。

299 名前:名も無きAAのようです :2013/05/20(月) 18:27:38 ID:GAaR3iRYO

川 ゚ -゚)

彼女は、砂岡クール。
ドクオとは正反対に、れっきとした女性であるはずなのだが、武道を一通り学んだため、男子顔負けの力を持っており、さらには属にいうイケメンな顔つきをしているのだ。

川#゚ -゚)「……おい」

(;^Д^)「ひっ……」
  _
(゚∀゚ )「お先!」

( ^Д^)「えっ」

川#゚ -゚)

(^Д^ )

( ^Д^)

(^Д^;)「す、すいませーん!」

川#゚ -゚)「………ふん」

「クールが臨戦体制に入ってしまったら最期、命が亡くなる」というのは学園内の周知の事実であった。
そのためか、先程まで強気だった彼らも糸を巻くように逃げ去ってしまった。
しかし、彼ら…そして学園内の殆ど知らないことがあった。

300 名前:名も無きAAのようです :2013/05/20(月) 18:28:14 ID:GAaR3iRYO


川 ゚ -゚)「……ドクオ」

(うAと)「…うっ……ん…」

川;゚ -゚)「……その、大丈夫、か」

(うA`)「うっ、うん……大丈夫…」

川 ゚ -゚)「そうか、よかった…」

そしてクールは鳥の雛を触るような手つきでドクオを抱きしめる。
ドクオもそれに応えるように彼女の背中に手を回した。
そう、ドクオとクールは所謂カップルだった。
……余りにも、正反対すぎる彼女たちであるが。

この話は、そんなドクオとクールとそれを取り巻く変人たちの凸凹でちょっぴりエッチなストーリー。

<ロスト・シンデレラのようです>

(*'A`)「く、クー。助けてくれて、あ、ありがとねっ!」

川  - )ドキッ「っ!」

ヾ(; A`)ノシ「わ、く、クー?苦しいよー」

川* - )ギュー(ぶち犯してぇ………)


今夏公開!!!!!!

ラスト・シンデレラに興味持って見始めたら投下する。


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