858 名前:名も無きAAのようです :2012/11/01(木) 00:51:51 ID:J4WEt6sM0
( ´_ゝ`)「次の授業なんだっけ」

('A`)「モナーの現国だな。」

( ´_ゝ`)「あぁ、寝るか」

( ^ω^)「寝るお」

(´・ω・`)「言っておくけど、ノートは貸さないからね」

授業が終わって次の授業の用意をする数分の休憩時間。
生徒たちは席から離れ自由に行動を起こし、クラスの中は生徒たちの話し声で溢れ返っている。

そんな中、一人の女生徒の少し大きめの声がクラスに響く。

(*゚ー゚)「流石君、お客さんきてるよ」

( ´_ゝ`)「お客さん?」

名前を呼ばれた男は教室の出入り口を見る。
そこにはこの場にいるのは似つかない人物が立っていた。

( ´_ゝ`)「あ?弟者?」

('A`)「え、誰?」

隣に座っていた友達が男に話しかける。
男と同じように出入り口に視線を送っているが姿が見えないようでキョロキョロと付近を見回している。

( ´_ゝ`)「俺の弟。弟者っていうんだ。今年で5歳」

(´<_` )「あにがおせわになっています」


   これは、少し年の離れた兄弟の話

859 名前:名も無きAAのようです :2012/11/01(木) 00:52:43 ID:J4WEt6sM0
('A`)「うわ、本当に小さい兄者じゃん」

(´・ω・`)「年の差12歳か。弟ができるって聞いたときどう思った?」

(  _ゝ )「…両親の子作りシーン想像して死にたくなった…」

(;'A`)「…oh……」


* * * * * * *


(*´_ゝ`)「ふはははは!よく来た勇者よ!この魔王に攻撃を当てることができるかな!?」

(´<_`;)「むっ!ごっこ遊びでノリノリになるなんて17のくせに恥ずかしくないのか!?」

(;´_ゝ`)「精神攻撃はやめろ!」


* * * * * * *


( ・∀・)「やーい!お前の兄ちゃんへんたーい!」

(;゚д゚ )「………」

(´<_`#)「へんたいじゃない!どへんたいだ!」

( ´_ゝ`)「君たちの喧嘩にお兄ちゃんを巻き込まなーい」

( ゚д゚ )「………」

( ´_ゝ`)「こっちを見なーい」

* * * * * * *

860 名前:名も無きAAのようです :2012/11/01(木) 00:55:50 ID:J4WEt6sM0
ζ(゚ー゚*ζ「おとじゃくん。私のお姉ちゃんとお兄さん交換しよ?」

(´<_` )「いいよ。ツンさんみたいなお姉さん欲しかったし」

( ´_ゝ`)ξ゚听)ξ「………」

ξ゚听)ξ「私も弟者君みたいな弟欲しかったのよねー」

( ´_ゝ`)「デレちゃーん。兄者お兄ちゃんの胸に飛び込んでおいでー」

ζ(゚ー゚;ζ「!!」

(´<_`;)「!!」


ζ(゚ー゚;ζ「………」

ξ゚听)ξ「?デレちゃんどうしたの?お兄ちゃんはあっちよー」

ζ(゚ー゚;ζ「うぅ……」

(´<_`;)「兄者のいじょうせーへきしゃ!」

( ´_ゝ`)「ねえ、お前本当にどこで覚えてくるの?そういう言葉」


川 ゚ -゚)「兄や姉とは意地の悪いものだな。ほら、優しいクーお姉ちゃんと兄弟にならないか?」」

ξ゚听)ξ「「あげません」」( ´_ゝ`)


* * * * * * *


(´<_`*)「おれ、兄者が兄ちゃんでよかった!」

( ´_ゝ`)「…俺は、弟者が弟に生まれてきて本当に嬉しいよ」



   ( ´_ゝ`)「きょうだいのようです」(´<_` )



(;´_ゝ`)「あいつがいると安心してエロゲも出来やしないっ!」

川 ゚ -゚)「最低だな」


俺に弟が出来たらシリーズ化


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