221 名前:名も無きAAのようです :2012/02/01(水) 01:10:24 ID:AA9FIEpUO
鋭い風刺や教訓、知識が世代から世代へと伝わったもの―それを人は『諺』と呼んだ。

言葉に不思議な力…所謂言霊が宿ったのと同じように、いつしかそれらは人を変えうる能力となりて特別な者にのみが使える存在へと形を変えた。

―そしてそれらを宿す者達は「諺使い」と呼ばれるようになり、人々から畏怖される存在となった。

しかし人生に絶望しかけていた彼らはとある日、頭の中に直接語りかけてくるような謎の声によってある希望を抱くことに…

それは『諺を宿す者同士で戦い、最後に残った者の望みを叶える』と言うもの。人智を超えた力を宿したが故に、疎まれた者達は我先にと戦場へと身を投じていった―

222 名前:名も無きAAのようです :2012/02/01(水) 01:12:02 ID:AA9FIEpUO
( ^ω^)「『禍いは口から』。僕が今から喋るたびに、災いがお前に襲いかかるお」

( ФωФ)「『目には目を、歯には歯を』。貴様は吾輩に与えた痛みを全て償わなければならない」

(´・ω・`)「『竜頭蛇尾』。…君は果たして竜と成った僕に勝てるのかな?」

('A`)「『大海を手でふさぐ』。俺が不可能を可能にしてやろう…!」

( ・∀・)「『百足の足は死してたおれず』。秘密を解かない限り、僕は滅びないよ」

( ´_ゝ`)「『目から鼻にぬける』。俺はどんな攻撃にも高速反応することができる!」

(´<_` )「『疾雷耳におおうを及ばず』。兄者が相手の攻撃もしくは行動を予測し、俺が防ぐことのできない雷の如く攻める」

( ´_ゝ`)b『流石だよな俺ら』d(´<_` )

( ´∀`)「『馬鞭馬腹におよばず』。君の攻撃は僕に届かないモナ」

(,, Д )「『怒髪天を衝く』」

ミ,#゚Д゚彡「…そして『一髪千鈞を引く』。逆鱗に触れちまった事を精々後悔しやがれゴルァ!」
  _
( ゚∀゚)「『眉に唾をつける』。いつから俺に化かされてないと錯覚していた?」

―この勝負の果てに最後まで生き残り、願いを叶えてもらうのは一体誰なのか。そして謎の声の正体とは…今ここで全てが決まる!

223 名前:名も無きAAのようです :2012/02/01(水) 01:14:38 ID:AA9FIEpUO
( ^ω^)諺を宿す者達のようです

―Coming soon?…


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