1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 19:21:19.56 ID:huReYmfYO
(,,゚Д゚)「おい、ノックアウトゲームって知ってるか?」

  _
( ゚∀゚)「知ってるぞ、アメリカで流行ってるんだよな?」

( ^Д^)「そのノックアウトゲームがどうしたんだよギコ?」

(,,゚Д゚)「あぁ、そのノックアウトゲームを俺達もやってみないか?」

(;^Д^)「は?」

  _
(*゚∀゚)「ほう…面白そうだな」

(,,゚Д゚)「だろ?ジョルジュは賛成だな、それでプギャーは?」

(;^Д^)「…いや、でももしもの事があったら…」

(#゚Д゚)「ゴチャゴチャうるさいぞゴルァ!!YesかNoで答えろ!!」

(;^Д^)「…Yes」

(,,゚Д゚)「よし、決まったな」

  _
( ゚∀゚)「んで、最初は誰を標的にするんだ?」

(,,゚Д゚)9m「そうだな……あぁ、あいつで良いだろ」

( ゚∋゚)「クックルドゥドゥドゥ」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 19:28:14.33 ID:huReYmfYO
  _
( ゚∀゚)「…あいつか?」

(;^Д^)「…結構でかいぞ」

(,,゚Д゚)「まぁ、最初だからな、あれくらいで良いだろ」

  _
( ゚∀゚)「俺は別に良いぞギコ、プギャーお前は?」

( ^Д^)「…別に良いけど」

(,,゚Д゚)「よし、じゃあすれ違いざまに全員で襲いかかるぞ」

  _
( ゚∀゚)「了解だギコ」

( ^Д^)「分かった」

( ゚∋゚)「クックルドゥドゥドゥ」

(,,゚Д゚)「…今だ!死ねゴルァ!!」

  _
(*゚∀゚)「ギャハハハハハ!!!」

(;^Д^)「もうどうにでもなれ!!」

(;゚∋゚)「クックルドゥドゥドゥ!?」ビクッ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 19:40:58.77 ID:huReYmfYO
((#)Д゚)「……」

  _
( ゚∀゚)「あ〜らら」

(&(#)Д;)「痛いよ…ママ…」

(#゚∋゚)「クックルドゥドゥドゥ!!」

  _
(*゚∀゚)「こっぴどくやられたなお前ら、特にプギャー」

((#)Д゚)「うるせぇぞゴルァ!てか何でお前無傷なんだよ!!」

  _
( ゚∀゚)「悪いな、勝てない勝負はしない主義なんだ」

((#)Д゚)「ちくしょう!!」

(&(#)Д;)「う…うぅ……」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 19:43:31.38 ID:huReYmfYO
( ゚∋゚)「クックルドゥドゥドゥ?クックル!」スタスタスタ…

  _
( ゚∀゚)「…行っちまったな、どうやら許して貰えたみたいだぞ」

((#)Д゚)「…なんだったんだ、いったい…」

(&(#)Д;)「ママぁ……グスッ……」

((#)Д゚)「プギャーはさっきからうるさいぞゴルァ!!」

(&(#)Д;)「うぇぇ……」

  _
(;゚∀゚)「良いから泣きやめよプギャー、あとお前ら顔戻せ、誰か分からん」

((#)Д゚)「そんな簡単に戻ったら苦労しねえよゴルァ!!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 19:51:08.09 ID:huReYmfYO
(,,゚Д゚)「ちくしょう…」

( ^Д^)「ひどい目にあった…」

  _
( ゚∀゚)「お、お前ら顔戻ったな、そんでまだ続けるのか?」

(#゚Д゚)「当たり前だろうがゴルァ!!このまま引き下がれるか!!」

(;^Д^)「えぇ!まだやるの!?」

(,,゚Д゚)「さっきは人選がいけなかったんだ、次は大丈夫だ」

  _
(*゚∀゚)「あぁそう、んで次は誰にするんだ?」

(,,゚Д゚)9m「そうだな…よし、次はあいつらだ」

( ´_ゝ`)「やっぱり茶請けは饅頭だろ弟者」

(´<_` )「いや、煎餅も捨てがたいぞ兄者」

  _
( ゚∀゚)「今度は二人かギコ」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 20:03:00.74 ID:huReYmfYO
(,,゚Д゚)「あぁ、でも何とかなるだろ」

(;^Д^)「で、でも…またさっきの奴みたいな化物かも…」

(,,゚Д゚)「あんな化物がゴロゴロいてたまるかゴルァ」

  _
( ゚∀゚)「それもそうだな、んじゃ俺はカメラ撮影しておくぞ」

(,,゚Д゚)「あ?お前も来いよジョルジュ」

  _
( ゚∀゚)「よく考えたら撮影しなきゃ意味無いだろギコ、それに二対二で丁度良いだろ?それに俺カメラ持ってるし」

(,,゚Д゚)「…まぁ一理あるな、じゃあ行くぞプギャー、お前は右の奴をやれ」

(;^Д^)「…もうこうなったら最期まで付き合うよ……右だな?」

(,,゚Д゚)「おう、俺が合図したら殴りかかれよ」


( ´_ゝ`)「よし、では両方買うとするか弟者」

(´<_` )「流石は兄者、名案だな」

(,,゚Д゚)「今だ、行くぞプギャー!!」

( ´_ゝ`)「ん?誰かが襲って来たぞ弟者、通り魔か?」

(´<_` )「まさか、通り魔ならナイフでも使って刺して来るだろ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 20:15:26.82 ID:huReYmfYO
((#)/Д゚)「……いてぇ」

(/(#)Д+)「……」

  _
(*゚∀゚)「こりゃまた綺麗にやられたな、プギャー気失ってるし」

( ´_ゝ`)「まったく…いきなり襲ってくるからトンファーキックをかましてしまっただろ」

(´<_` )「まったくだ、俺もPSP頭突きをかましてしまった」

((#)/Д゚)「…トンファーもPSPも関係無いじゃねえか……」

( ´_ゝ`)「HAHAHAHA!面白い冗談だな弟者!!」

(´<_` )「HAHAHAHA!まったくだな兄者、トンファーが無ければトンファーキックじゃないしPSPが無ければPSP頭突きじゃないだろ?」

((#)/Д゚)「……意味分かんねえ……」

  _
( ゚∀゚)「にしてもよく意識保ってるなギコ、キック喰らった後に30発くらい殴られたのに」

( ´_ゝ`)「さっきからお前は誰だ?こいつらの仲間か?」

  _
( ゚∀゚)「あぁ、まぁ仲間だけど敵意は無いから蹴らないでくれよ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 20:32:41.28 ID:huReYmfYO
(´<_` )「ふむ…まぁ良いだろ、じゃあそろそろ行くか兄者」

( ´_ゝ`)「あぁそうだな弟者、ストレス発散してスッキリした事だしな」

(´<_` )「そうだな兄者、では家に帰ってさっき買った饅頭と煎餅を茶請けに抹茶を啜るとするか」

( ´_ゝ`)「OK、それに賛成だ弟者」

( ´_ゝ`)「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!」(´<_` )


  _
( ゚∀゚)「…行っちまったな、変な奴らだった」

(,,゚Д゚)「…全くだな」

  _
( ゚∀゚)「お、顔元に戻ったのか、流石はジョルジュ、頑丈だな」

(,,゚Д゚)「おい、口癖うつってるぞ…それよりプギャーは?」
  _
( ゚∀゚)「あぁ、あそこでのびてるぞ」

( +Д+)「……」

(;゚Д゚)「情けねぇ……早く起きろゴルァ!!!」

(;^Д^)「うわぁ!!?…あれ?俺何やってたんだっけ…?」
  _
( ゚∀゚)「ショックで記憶がとんでるみたいだなギコ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 20:40:26.88 ID:huReYmfYO
(,,゚Д゚)「ちくしょう……何でこうも運が悪いんだ……」

( ^Д^)「…もう諦めて帰った方が……」

(#゚Д゚)「んな事出来るわけ無いだろうがゴルァ!!!」

(;^Д^)「お、おう…」

  _
( ゚∀゚)「そんじゃあどうするんだよギコ?二の舞どころか三の舞になるかもしれないぞ?」

(,,゚Д゚)9m「二の舞の使い方がおかしいぞ……まぁジョルジュの言うことももっともだ、だからあれを使う!!」

  _
( ゚∀゚)「あれは…鉄パイプか?」

(;^Д^)「さ、流石にそれは……」

(#゚Д゚)「うるせぇぞゴルァ!!こうなったら手段なんか選んでられるか!!!」

  _
( ゚∀゚)「完全に頭に血が上ってるな、それにさっきのは死亡フラグだぞ」

( ;Д;)「もう帰りたくなってきた……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 20:53:30.86 ID:huReYmfYO
  _
( ゚∀゚)「まぁ俺は撮影だから関係無いけどな、それで次は誰をねらう気だ?」

(,,゚Д゚)9m「そうだな、次は……あいつらだ」

 @@@
@ _、_@
(  ノ`)「あ、どうも社長さん…うちのバカ息子がいつもお世話になっております」

(´・ω・`)「あぁ、母者さんじゃ無いですか、此方こそ我が壁殴り代行を贔屓にして頂いて……」

  _
(;゚∀゚)(…!?確かあの二人は……これこいつら死んだな……)

(;^Д^)「……おいギコ、おん…な?の人も居るぞ?本当にやるのか?」

(#゚Д゚)「当たり前だろうがゴルァ……おいジョルジュ撮影頼んだぞ」
  _
( ゚∀゚)「おう、任せとけ」
  _
( ゚∀゚)(こいつらが向こうに行ったら念のために逃げとくか……)

(,,゚Д゚)「おい、やるぞプギャー、殺す気でいくんだぞ」

( ;Д;)「うぅ…こんな事なら家でプリキュア見てれば良かった……」
  _
( ゚∀゚)「おう、逝ってらっしゃい」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 21:04:38.86 ID:huReYmfYO
 @@@
@ _、_@
(  ノ`)「働きもせずにいつもファミコンばっかりやっていましてね…」

(;´・ω・`)「ファミコン…ですか?渋い趣味ですね」


(,,゚Д゚)「おい…俺が合図したら頭目掛けて振り下ろすんだぞ…分かったな?」

( ^Д^)「分かったよ……はぁ……」


 @@@
@ _、_@
(  ノ`)「全く、あの二人は困ったもので…」

(;´・ω・`)「ははは、母者さんも大変なんですね…」

(,,゚Д゚)「今だ!!行くぞプギャー!!!」

(;^Д^)「えーいママよー!!!!」

 @@@
@#_、_@
(  ノ`)「…」ギロッ

(#´・ω・`)「…おいたはいけませんねぇ……」

(;゚Д゚)「「…え?」」(^Д^;)

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 21:13:18.37 ID:huReYmfYO
30分後

  _
( ゚∀゚)「そろそろ終わった頃だろ、おーい生きてる……か…?」

  _
(;゚∀゚)「…」

  _
(;゚∀゚)「…これは酷い」

それはとてもこの世の物とは思えないほど顔が歪んでいた
俺は五枚ほど写真を撮ったあとすぐに病院に電話し、しばらくすると二人とも救急に搬送された
ギコは全治1ヶ月、プギャーは全治5ヶ月、それを聞いた時俺は腹を抱えて三時間ほど笑った

余談だがあの後何者かにボコボコにされた双子の兄弟が壁殴り代行株式会社に就職したらしい




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