648 名前:名も無きAAのようです :2012/09/18(火) 23:24:05 ID:6sW7E3nM0
( ´_ゝ`) 「…………」

(´<_` )「…………」

 @@@
@#_、_@    
 (  ノ`) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

l从・∀・ノ!リ人「…………」

∬´_ゝ`)「…………」

649 名前:名も無きAAのようです :2012/09/18(火) 23:25:34 ID:6sW7E3nM0

 ―――父者が死んで、数十分が経った。

 勝手な行動を取る、それが死と生を分かつ境界線。

 強かで、小賢しく、純粋なる力を持つ者だけが
 生き残れる世界…。

 生半可な気持ちが、一秒後に死の世界への扉を開ける…
 そういった、修羅の世界。

 …それが、この家―――流石家だ。

 老いも若きも関係ない。
 いかに相手を出し抜き、勝利を勝ち抜き、生にしがみ付くか。

 それが出来ぬ者は、我が家の暖簾をくぐる事すら許されない。

 何か言葉を話せば、相手の裏を掻く。
 何か行動を起こせば、その意味を探る。

 家族の絆? 信用?
 そんなものは、死んだら何の役にも立ちやしない。


(;´_ゝ`) 「(トイレ行きたい…)」

(´<_`;)「(もうやだこの家)」

∬´_ゝ`)「(あーあ、めんどくさい事になったなぁ…)」

l从・∀・ノ!リ人「(私の可愛さをフル活用すれば、兄者辺りは私に譲ってくれるだろう。
        しかし問題は母者と、何を考えているのか全く分からない
        姉者だ……。私はこの家の全てを手に入れたい…。
        さて、どうしたものか……)」


 ―――さて、俺たち家族の囲むテーブルの上には、
 この緊迫した空気を作っている元凶が置いてある。

650 名前:名も無きAAのようです :2012/09/18(火) 23:26:45 ID:6sW7E3nM0

 金色に光り輝き、舌の上でほろほろと蕩ける…
 絶品のプリンが、俺たち家族の戦いの火蓋を切って落とそうとしていた。





( ´_ゝ`) 家族間大戦争のようです(´<_` )

プリンを食ったら後悔


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