治安維持局内部―廊下

モブ「ロマネスク長官!確認しているセキュリティ内部に侵入している賊は全て捕えました!」

(;ФωФ)「ハインを見なかったか!?」

モブ「ハイン様ですか…?いや、騒ぎになる少し前から見ていませんが…」

(;ФωФ)「ハインが見当たらんのだ!それに、賊もまだ全てではない!確実に親玉のジョルジュもいるはずだ!探してくれ!」

モブ「は…はいっ!」

(;ФωФ)「ハイン!ハインッ!どこにいる!」





ギコがサテライトとシティを繋げるようです

第7話「治安維持局(3)―vsジョルジュ『感染』」




治安維持局内部―ハインの自室

从 ゚∀从「ここが俺の部屋だ。今は部下に留守番させてるぜ」

部下「ハインさん、お帰りなさいませ…おや、その人は?」

(,,゚Д゚)「……」

从 ゚∀从「こいつはギコってんだ!え〜っと…俺の友達だ。…ここにくる少しの間に、騒動はだいぶ治まったみたいだな」

部下「ギコさん…中々利発そうな、可愛い子ですね。…騒動の方は、まぁここは治安維持局ですからねぇ。
   警備はネオドミノシティのどこより優れてますよ。私だってこの部屋をしっかり警備してましたよ!」

从 ゚∀从「そりゃそうか!どこの誰だかしらねぇが、ここに忍び込もうだなんてよっぽどの馬鹿しか考えねぇぜ普通!」

(; ゚Д゚)「う……」

从 ゚∀从「ところで、ちょっと親父に会いに行くんだ。長官室へのカギをとってくれねぇか?」

部下「長官に?…はい、これですね…あっ」



部下は重たそうな長官室の鍵をハインに渡そうとしたが、途中で手を滑らせる。鍵はガチンと鈍い音を出し、ハインの足元へと落ちた。
部下は鍵の手前までゆっくりと歩くが、鍵を拾う気配がない。

(,,゚Д゚)「(…なんだ?)」

部下「あ、イテテテ…実はさっき、腰を痛めちゃったんですよね」

从 ゚∀从「あぁ?なんだだらしねぇな、お前最近タルんでるぞ。それに少し太ったろ…」

部下「……」

ギコは怪しんで気をつけていたが、部下は顔を落としていたため、表情が読みとれなかった。
ハインは反応しない部下を気にもせず、足元の鍵を取ろうと体をかがめ、手を伸ばす。

ハインの手が鍵を掴んだ瞬間、部下は、無言で、ハインの手を思い切り踏みつけた。

从;゚∀从「っッッ!?…な!?っつぅぅ!!おい!?何するんだ!」

部下?「……ククク」

部下?がグリグリと足を動かし、ハインは辛そうに声を吐き出す。

部下?「ククク…クヒャハハハハハァ!!見ろよギコォ…おかしいだろぉ…!!
    あのとき"俺"を認めなかったクソ女がよお!!クククハハハハ!!見ろよこうして…!!」


  _
( ゚∀゚)「この"俺様"に跪いてるんだからよぉおおお!!!ハーーーーーッッッッッッハッハッハッハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!」

从;゚∀从「…!てめぇ……!ジョルジュ!?がッ…!!?」

ジョルジュは動けずにいたハインの顔を踏んでいた足で蹴り飛ばし、ほんの一瞬だけ苦しそうにもがくハインをみた…が、
すぐ興味がなさそうに顔を上げると、今度はまるで子供のように笑いながらギコを覗き込んだ。

(; ゚Д゚)「ジョ……ジョル…ジュ…!」
  _
( ゚∀゚)「よぉぉぉお!!会いたかったぁぜー!ギコ!!」

(; ゚Д゚)「俺に…?な、なんで…」
  _
( ゚∀゚)「おいおいィ!"俺"の言ったこと忘れないでくれよ、頼むぜェ〜『俺のことを絶対に忘れられないようにしてやる』って言ったろ?お前をイジメに来たんだよ」

(; ゚Д゚)「……あの…ずっと感じていた視線は…ジョルジュのなのか…!?」
  _
( ゚∀゚)「んん?なんだ"俺"にずっと見られててくれたのかぁ?ハッハッハ、嬉しいじゃねぇか…なぁ!オラ、じゃあさっさとデュエルディスクを構えろよ」

(; ゚Д゚)「…デュエル…?」
  _
( ゚∀゚)「そーだよデュエル!当然だろ?こうして自分と相手!敵と敵!お前と"俺"が対峙してるんだからよぉ!!!!」

(; ゚Д゚)「敵…!?」
  _
( ゚∀゚)「ギィコォォ!シケた顔しねぇでくれよォ…!"俺"がこうして"お前"に会うために、"俺の"大事な部下何人もを犠牲にしてまで来てやったんだからよ!!」

(,,゚Д゚)「…!仲間を犠牲にしてまで治安維持局内に侵入したのは…俺とこうして戦うため…だと!?そんなことの為に、アンタの大事な仲間を…!
     最低だ…!例え小悪党だろうと、部下たちはアンタを慕っていた。そんな仲間を簡単に犠牲にするなんて…!!」
  _
( ゚∀゚)「知ぃらねぇな!ナカマ?そりゃ違うだろ、あれらは"俺様"のモンだ。俺がどう使おうと勝手だぜ!」

(# ゚Д゚)「…マスターの言うとおりだな…!サテライトの外に出るにはカードが必要だった…!セキュリティ、ゴロツキ、そして…お前のような"敵"を倒して進む為に!」
  _
(* ゚∀゚)「はははははは!!いいじゃねぇか!!その通りだぜ!!俺は敵だぞ!!ウハハハハハハ!!!かかってこいよ!!!」

从 ゚∀从「ま、待ちやがれ!…何言ってんだギコ!?俺はもう、敵じゃ」

(# ゚Д゚)「……サテライトの、皆の願いを繋ぐために……倒す!俺にとっての敵!!」

从;゚∀从「ギコ…聞こえてないのか…グッ…待てジョルジュ!!俺も、このデュエル参加する…!3人でのバトルロイヤルなら文句ねぇだろ!!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハハハハハハハ!!!!おもしれぇじゃねぇか!!"俺"を認めねぇムカつく2人を!!"俺"が!いっぺんに叩き潰せるなんてよぉぉ!!!!!」

(# ゚Д゚)「行くぞ!!ジョルジュ!!」

「「「 デュエル!!! 」」」


☆バトルロイヤルルール…
1vs1vs1のデュエル。それぞれが最初のターンには攻撃できず、攻撃する際にどちらを選択するかは自由。
GXの十代vsヨハンvs藤原を思い浮かべてくれれば大体あってる。
特異点として、LPが0になっているプレイヤーの場に残った魔法・罠のうち、永続魔法・罠や装備カードの効果は適用され続ける。
(永続効果が残るのみで、LPが0になっているプレイヤーがリバースカード等を発動させることは出来ない。)
あとはフィールで対応してくだしあ><;

順番は( ゚∀゚) → (,,゚Д゚) → 从 ゚∀从 → ( ゚∀゚) → (ry

  _
( ゚∀゚)「行くぜぇギコォ!!!まずは"俺様"のターンだ!《首領・ザルーグ》を召喚して……おっと、最初は攻撃出来ねぇんだな、ターンエンドだ」

(,,゚Д゚)「俺のターンだ!(…攻められるモンスターは手札にいる…だが、1ターン目に攻撃できないのなら)
     モンスターとリバースカードをセット、ターンエンドだ!」

从 ゚∀从「次は俺だ、ドロー!悪くねェ手札だ、《E・HERO アナザー・ネオス》を召喚、カードを2枚伏せるぜ!ターンエンド!」
  _
( ゚∀゚)「おいおい、随分と静かだなぁ…!こんなんじゃ満足できねぇぜ…まずはセキュリティ、余興で悲鳴を聞かせてくれよ!
    《黒蠍−棘のミーネ》を召喚!バトルフェイズに入るぜ!首領・ザルーグでアナザー・ネオスに攻撃する!」

从;゚∀从「(攻撃力の低いモンスターで攻撃だと、何を考えてやがる!?ザルーグを強化するカードがあるのか?」

从;゚∀从「(くそ……ジョルジュは何を考えてるか読めねぇ………だが、もしザルーグの攻撃を通して手札を捨てられることになれば…
       それにミーネもいる、もし両方の攻撃が通るのならアドバンテージの差が大きい……
       アナザー・ネオスなら墓地に行っても融合素材にすることができるし、被害は最小限に抑えられる。ならば……!!」

从 ゚∀从「リバースカードオープン!《デュアルスパーク》発動!アナザー・ネオスをリリースして首領ザルーグを破壊!そして俺は1枚ドローする!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハハハハ!!いいのかぁ?攻撃力で勝っていないザルーグにわざわざ除去かよ!
      お笑いだぜ……俺の手札にアナザー・ネオスを倒す術なんて無いのによぉ!!」

从;゚∀从「なっ…!んだと…!?」
  _
( ゚∀゚)「自ら場をがら空きにしてくれるとはな!ミーネでダイレクトアタック!その効果で《黒蠍−罠はずしのクリフ》を手札に加えるぜ」

从 ゚∀从LP8000→7000
  _
( ゚∀゚)「カードを2枚伏せてターンエンドだ。ククク……!」

(,,゚Д゚)「ジョルジュ貴様…!俺のターンだ!《スピード・ウォリアー》を召喚してバトルだ!
     スピード・ウォリアーは召喚したターン、攻撃力を倍にする!(A900→1800)ミーネに攻撃!ソニック・エッジ!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハ!いいぜぇ、その真っすぐ向かってくる敵意!!だがリバースカード《収縮》発動!
     スピード・ウォリアーの攻撃力は元々の攻撃力の半分、450になる!」

《スピード・ウォリアー(A 450)》vs《黒蠍−棘のミーネ(A1000)》

(,,゚Д゚)LP8000→7450
  _
( ゚∀゚)「残念だったなぁぁギコォ!?ミーネの効果で《黒蠍−強力のゴーグ》を手札に加えるぜ!」

(;゚Д゚)「ぐ……!ターンエンドだ」

从#゚∀从「おいてめぇ!倒す術、あるんじゃねぇか!」
  _
( ゚∀゚)「ウソに決まってるだろ……俺が本当のことを言うと思ったのかよ……それこそお笑いだぜ」

从 ゚∀从「くそっ!こいつっ!…今度は俺のターンだ!《カオスエンドマスター》を召喚!
     (ジョルジュの伏せはあと1枚残っている…!さっきは収縮だったから、攻守変動のカードである可能性は低い…ならばここは臆せず攻める!!)」

从 ゚∀从「カオスエンドマスターでミーネに攻撃だ!」
  _
( ゚∀゚)「何だよ、2人して俺狙いかぁ、辛いなぁ……通すぜ」
LP8000→7500

从 ゚∀从「(通った!!)敵がてめぇ一人しか居ねぇんだからあたりめーだろ!カオスエンドマスターの効果発動!
      デッキから《ターレット・ウォリアー》を特殊召喚する!そのままダイレクトだ!」
  _
( ゚∀゚)「ひぃふぅみぃ……チューナーもいてレベルも足りてるか、シンクロかよ、やべぇなぁ」
LP7500→6300

从 -∀从「(そう、シンクロだ…さっきの収縮……相手はおそらく黒蠍たちの低い攻守を補うための、攻守増減カードが多いデッキ!)」

从 ゚∀从「ならばここは、戦闘に強いモンスターを出し、何度攻撃をされても立ち上がるこいつだ!
      星5―ターレットに、星3―カオスエンドマスターをチューニング!
      覚悟しやがれ黒蠍!攻守増減なんて怖くもねぇ!《ギガンテック・ファイター》!」

从 ゚∀从「コイツは倒されても、何度でも立ち上がる!そして黒蠍を倒すたびに強くなる!まさにてめぇを倒すに相応しいカードだ!
     今ですら墓地には既に6体(アナネオ・カオスエンド・ターレット・スピヲ・ザルーグ・ミーネ)いて攻撃力は3400!」
  _
( ゚∀゚)「……"俺の"黒蠍が倒されるたびに強くなるってことはよぉ、黒蠍とも相性がいいんだよなぁ。良いよなぁ、それ。欲しいなぁ」

从 ゚∀从「何言ってやがる!ビビってんのか!」
  _
( ゚∀゚)「……ククククク…欲しいモンはよ、何だって手に入れるのが"俺"!なんだよ!罠発動!《調律師の陰謀》!」

《調律師(ちょうりつし)の陰謀(いんぼう)/Tuner's Scheme》 †
永続罠
相手フィールド上にシンクロモンスターが特殊召喚された時に発動する事ができる。
そのシンクロモンスター1体のコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは破壊された場合ゲームから除外される。
そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。

从;゚∀从「なっ!?俺のギガンテックを盗むだと!!?」

  _
( ゚∀゚)「良いモンスターだな、"俺のモノ"として使わせてもらうぜ!…クックック…ありがとよ!なぁ、だんだん面白くなってきただろ、ギコよぉ!」

(,,゚Д゚)「ジョルジュ…!卑怯な手を…!」

从;゚∀从「ぐっ…カードを1枚セットしてターンエンドだ……!(くそっ…!!頼みのシンクロモンスターまで盗られて…!
      こんな状況で次に回ってくるのが奴のターンかよ…!!だが俺の伏せたカードは《炸裂装甲》!まだ手はある!)」

  _
( ゚∀゚)【LP-6300 / Hand-5 /Monster-《ギガンテック・ファイター(A3400)》 /Magic,Trap-《調律師の陰謀(→ギガンテック)》 】
(,,゚Д゚)【LP-7450 / Hand-4 /Monster-《set1》 /Magic,Trap-《set1》 】
从 ゚∀从【LP-8000 / Hand-3 /Monster- /Magic,Trap-《set1》 《set2》】

  _
( ゚∀゚)「さて俺のターンだな。場も整ってきたし、攻めるとするかぁ!
     早くギコと遊びてぇが、セキュリティさんの伏せカードがどーぅもキナ臭いな。黒蠍−罠はずしのクリフを召喚!
     クリフで攻撃するぜ、さぁ"俺"に手の内を見せてくれ!見せなきゃぶっ壊しちまうぜ!!」

从;゚∀从「(ちっ、炸裂装甲…ギガンテックに使いたいが…クリフの効果で破壊されたら元も子もないぜ…発動するしかないか)
       リバースカード、炸裂装甲!クリフは破壊だ!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハハッハ!!だよなぁ、お前はそうするしかないぜ!ならギガンテックで攻撃…
    おっと、クリフが墓地に行ったことでギガンテックの攻撃力は3500だぜ!
    強えーなコイツ!イイモン貰ったぜ!!!ハッハハハハハハ!!!!」

从;-∀从「ぐおおおおぉ…!」 LP8000→4500
  _
( ゚∀゚)「良いぜぇ!もっと叫んでくれよ!盛り上がってきたじゃねぇか!カードを2枚セットしてターンエンドだ!」

(# ゚Д゚)「…ジョルジュ!お前を倒すのは俺だ!余計な事をするな!俺と戦え!!」
  _
( ゚∀゚)「ハハッ!随分お前にも好かれたみたいだな、さぁ、攻めてこい!」

(,,゚Д゚)「ドロー!(よし、チューナーが来た!)行くぞジョルジュ!!
    お前の場にシンクロモンスターがいて、俺の場にいない時、《リード・バタフライ》を特殊召喚!
    そして場の《チューニング・サポーター》を反転召喚!まだだ!チューナーモンスター《ハイパー・シンクロン》を召喚!」

(,,゚Д゚)「リード・バタフライの星1!チューニング・サポーターを星2として扱い、星4のハイパー・シンクロンにチューニング!」

从 ゚∀从「来たぜ!ギコお得意の星7シンクロ、パワーツールだ!ジョルジュめ、覚悟しやがれ!」

(,,゚Д゚)「鉄に眠りし野生の魂!支配の鎖を解き放ち、その力を解放しろ!
     シンクロ召喚!ジョルジュをぶちのめせ、パワーツール!《パワー・ツール・ドラゴン》!」

(,,゚Д゚)「チューニング・サポーターの効果でカードを1枚ドローし、パワーツールの効果発動!パワー・サーチ!
    (…チッ!《愚鈍の斧》か、攻撃力が足りない…いや、倒そうと思えば倒せるが、愚鈍の斧の効果でパワーツールは…
    まぁいい、俺の伏せカードがあればこのターンは凌げる。ジョルジュを倒すのは、次のターンだ)」

(,,゚Д゚)「…愚鈍の斧をPTDに装備して、さらにカードをセットする。ターンエンドだ!」

《愚鈍(ぐどん)の斧(おの)》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、効果は無効化される。
また、自分のスタンバイフェイズ毎に、装備モンスターのコントローラーに500ポイントダメージを与える。

从 ゚∀从「次は俺だ、ドロー!
      (ギコのパワーツールでもギガンテックの攻撃力を超えられなかったか……
       だが俺のドローカードは《ミラクル・フュージョン》!伏せカードと組み合わせればギガンテックを倒すことは出来る!)」

从 ゚∀从「(ジョルジュは奴自身の力では上級を出していない、恐らく手札は悪い!
       ここで俺がギガンテックを倒せば、次のギコのターンにパワーツールの一撃は決まるぜ!)」

从 ゚∀从「魔法カード《ミラクル・フュージョン》発動!墓地のアナザー・ネオスとカオスエンドマスターを融合!!!
      2体の光の力を収束し、光輝くヒーローを光臨させる!きやがれ!《E・HERO The シャイニング》!!」
  _
( ゚∀゚)「また大型モンスターを出してきたか……飽きねぇか、セキュリティさん。俺は飽きたぜ」

从#゚∀从「ほざきやがれ!シャイニングは除外されているHERO1体につき、攻撃力を300ポイント上げる!今は攻撃力2900だ!
       それだけじゃない…!墓地の戦士族モンスターが2体減ったことで、ギガンテックの攻撃力は3300に下がっているぜ!」

从 ゚∀从「バトルだ!シャイニングでギガンテックに攻撃!」
  _
( ゚∀゚)ュ「攻撃力の低いモンスターで攻撃か……それ、さっき俺もやったぜ、もう見飽きたな」

从 ゚∀从「てめぇと一緒にするんじゃねぇ!リバーストラップ《鎖付き爆弾》発動!
     これをシャイニングに装備し、攻撃力を3400まで上げる!俺の勝ちだ!!」
  _
( ゚∀゚)「だからよ……そんな単調な攻めは見飽きたって言ってんだ。もうその罠は、俺の中ではとっくに死に札だぜ…!
     カウンタートラップ《盗賊の七つ道具》!ライフを1000払い、罠の発動を無効にし破壊する!もうそいつはクリアー済みだ」
LP6300→5300

从;゚∀从「(やべぇ、攻撃が止まらねぇ!爆弾は無効にされた…発動すら無効だから破壊効果は発動できない…!)
      …シャイニングの攻撃力は2900のままだ!」

《ギガンテック・ファイター(A3300)》vs《E・HERO The シャイニング(A2900)》
从 ゚∀从 LP4500→4100

从;゚∀从「ちぃっ!だが、シャイニングが破壊された時、除外されてるアナザー・ネオスを手札に戻す!まだ俺は通常召喚してねぇ…
       (…だが、バトルフェイズが終わった今、攻め手がなくなった…)モンスターをセットしてターンエンドだ」
  _
( ゚∀゚)「ふぅ…やっと俺のターンか、随分時間がかかったなぁ、大して状況が変わり映えする訳でもないのに、五月蠅い奴が一人いるから」

从#゚∀从「うるせぇ!さっさとしろ!次のターンこそ、てめぇをぶっ潰してやる!」
  _
( ゚∀゚)「ククククク……そりゃ楽しみだぜ、なぁギコ…?お前とセキュリティの、どっちが俺を倒すんだろうなぁ?早い者勝ちだぜ?」

(# ゚Д゚)「…!俺がお前を倒す…セキュリティなんかどうだっていい!俺と勝負しろ!ジョルジュ!」

从 ゚∀从「それは違うぜギコ!俺達が二人で力を合わせてジョルジュを倒せれば、それで終わりだ!悪の口車に乗せられるんじゃない!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハハッ…!!」

  _
( ゚∀゚)【LP-5300 / Hand-3 /Monster-《ギガンテック・ファイター(A3400)》 /Magic,Trap-《調律師の陰謀(→ギガンテック)》 《set1》】
(,,゚Д゚)【LP-7450 / Hand-3 /Monster-《パワーツール(A3300)》 /Magic,Trap-《set1》 《set2》 《愚鈍の斧》】
从 ゚∀从【LP-4100 / Hand-3 /Monster-《set1》 /Magic,Trap- 】

  _
( ゚∀゚)「ドロー。お、良いカードだ、《ダーク・バースト》!墓地の攻撃力1500以下の闇属性モンスター1体を手札に加える。
     首領・ザルーグを手札加えてそのまま召喚だ!……さて、五月蠅いセキュリティから先に止めを刺すとするか」

(# ゚Д゚)「ジョルジュ!俺と戦え!」
  _
( ゚∀゚)「まぁそう焦るなよ、すぐにお前も"俺"のものにしてやるから、ちょっと待ってな。
     …さてセキュリティ、伏せモンスターはどうせアナザー・ネオスだろ?」

从;゚∀从「…うっ…!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハ!アンタの手の内なんて目を瞑ってても分かるぜ、アンタの全てが俺の手の内にある。
     もう、逃げられないぜ!ギガンテック(攻3300)で攻撃!」


(,,゚Д゚)「そうはいかない!永続罠《強制終了》発動!俺の場のカード《愚鈍の斧》を墓地に送り、お前のバトルフェイズを――」
  _
( ゚∀゚)「へぇ…いいのか、ギコ?大事な装備魔法を墓地に送ったら、また"俺"に手が届かなくなるぜ」

(;゚Д゚)「っ…!?」
  _
( ゚∀゚)「まぁ、お前の好きにすればいいさ。いつまでも傷の舐め合いをして、いつしか自分の力で立つこともできずに溺れていく。
     お前も"俺"が今まで会った奴と同じ、自分が立てなくなっていることにも気付かないまま生きている連中の一人だった、ってことさ」

(;゚Д゚)「…俺が一人で、立てない…だと…!?」
  _
( ゚∀゚)「そうさ。そして奴らは皆、欲しいものを手に入れられぬまま死んでいく。周りの似たような連中を見て、『これで良かった』なんて言いながらな。
     そういう下を向いて歩いている奴らには、俺の生きる道は絶対に理解出来ねぇだろうさ。俺は上だけを見ていく!他の誰を蹴落としてでもな!!」

从#゚∀从「黙れ!!」
  _
( ゚∀゚)「お前には俺と同じような気質を感じた。どこまでも貪欲で、全てを犠牲にしても、死ぬまで自分を生き通す修羅の心をな。
     "俺"の生きた道の中でただ一人だけだ。お前の刃なら"俺"に届くと思ったんだが……お前も他の奴らと同じか。拍子抜けだぜ」

(;゚Д゚)「ジョルジュ……!!違う、俺は……!!」

从 ゚∀从「やめろギコ!聞くな!」

(# ゚Д゚)「俺はお前とは違う!俺は俺の力でお前を倒して、それを証明する!…発動した《強制終了》の効果は使わない!!!」
  _
( ゚∀゚)「ハハハ!!いいぜ!早く俺にかかってこい!だそうだセキュリティさんよぉ!ギガンテックの攻撃は通るぜ!」

从;゚∀从「ぐっ…!伏せモンスターはアナザー・ネオスだ!破壊される!」
  _
( ゚∀゚)「何でも読み通りだ!お前は面白くねぇ!さっさと終わらせるぜ!首領・ザルーグでダイレクトアタック!デス・リボルバー!!」

从;゚∀从「うおおぉ……ぐっ!ザルーグの効果で、手札の《未来サムライ》は捨てられる…!」
LP4100→2700
  _
( ゚∀゚)「ハッハァッ!!次はお前の番だぜギコォ!お前の牙を見せてみろよ!」


(,,゚Д゚)「俺のターンだ!(ドローカードは団結の力!)《愚鈍の斧》の効果で、スタンバイフェイズに俺は500ダメージを受ける。
     …このターンで決めてやる!行くぞジョルジュ!手札の装備魔法、《機械改造工場》 《団結の力》をパワーツールに装備する!」
LP7450→6950

《パワー・ツール・ドラゴン(A2300)》+
《愚鈍の斧(A1000アップ)》+《機械改造工場(AD300アップ)》+《団結の力(AD800アップ)》=攻撃力4400

(# ゚Д゚)「まだだ!リバースカード《リミッター解除》!パワーツールの攻撃力は倍になり、8800だ!!」
  _
( ゚∀゚)「おおっ!やるじゃねぇか!一気に超えてきやがった!」

(,,゚Д゚)「まだ止まらない!《ジャンク・シンクロン》を召喚!その効果で墓地のチューニング・サポーターを蘇生し、そのままチューニング!
     星4のシンクロモンスター!《アームズ・エイド》をシンクロ召喚!装備効果は使わない!ギガンテックもザルーグも、一気に叩きのめしてやる!」
※チューサポで1ドローしてます

(# ゚Д゚)「攻撃だ!パワーツールでギガンテック・ファイターに攻撃!アックスアーム・ブレイク!!」

从 ゚∀从「ナイスだギコ!これでお前は終わりだぜジョルジュ!」
  _
( ゚∀゚)「だがまだ足りねぇ!もっと吼えてみろ!トラップ発動《波動障壁》!」

(;,゚Д゚)「っ!?」

《波動障壁(はどうしょうへき)》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースして発動する。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て守備表示にする。
その後、攻撃宣言をしたモンスターの守備力分のダメージを相手ライフに与える。
  _
( ゚∀゚)「ギガンテック・ファイターをリリースし、パワーツールとアームズ・エイドを守備表示にする!
     オマケにパワーツールの守備力分のダメージを与えるぜ!」

(,,゚Д゚)LP6950→3350


(; ゚Д゚)「くそっ!!…!強制終了の効果発動!愚鈍の斧を墓地に送り、バトルフェイズを終了させる!
     カードを1枚伏せてターンエンドだ!リミッター解除の破壊は機械改造工場を墓地に送ることで無効にする!」

从 ゚∀从「(ん?なんでわざわざ強制終了で…?
      そうか、愚鈍の斧の効果でパワーツールの力が無効になっているから、そのままだとリミ解が防げないのか)」
  _
( ゚∀゚)「ハハハハ!だがギコ、お前のその勢い、流石だぜ…!やっぱりお前は他の奴とは違うと思っていた!
     "俺"の読み…いや、共鳴に狂いはなかった!」

从#゚∀从「おいジョルジュ、俺を忘れるなよ!俺のターンだ!ギガンテックがいなくなった今、てめぇの場は下級のザルーグしかいねぇ!
      だったらとことん攻めさせてもらうぜ!ドローしたカード《貪欲な壺》を発動!
      (シャイニング・アナネオ・未来サムライ・ギガンテック・ターレット)をデッキに戻し、2枚ドロー!」

从 ゚∀从「(よし、大ダメージを与えられる札がきたぜ!)《エキセントリック・ボーイ》を召喚!
       手札の星4モンスター《ヴァイロン・ソルジャー》と速攻シンクロだ!出ろ!《ライトニング・ウォリアー》!」

《エキセントリック・ボーイ/Eccentric Boy》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/風属性/魔法使い族/攻 800/守 200
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは手札のモンスター1体でなければならない。
このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターは効果を発動する事ができず無効化され、フィールド上から離れた時ゲームから除外される。

从 ゚∀从「まだだぜ!効果は無効化されても戦士族ってことは変わらねぇ!装備魔法《アサルト・アーマー》をライトニングに装備し、解除!
      これでライトニング・ウォリアーは2回攻撃出来る!いくぜ!ライトニングでザルーグに攻撃!」

《ライトニング・ウォリアー(A2400)》vs《首領・ザルーグ(A1400)》
ジョルジュLP5300→4300

从#゚∀从「続けてダイレクトアタック!ライトニング・パニッシャー!」
  _
( ゚∀゚)「はいはい」
LP4300→1900

从 ゚∀从「(俺の残された手札は貪欲で引いた1枚《光の角》、守備力を上げるカードだが、ここでライトニングに装備させる意味はない…だが!)
       俺は装備魔法、光の角を装備させる!ただし対象は、ライトニング・ウォリアーじゃない!ギコのパワーツールだ!」

《パワー・ツール・ドラゴン(D2500)》+《団結の力(AD800)》+《光の角(D800)》=守4100

从;゚∀从「(ギコがジョルジュに陥れられそうになっている現状、俺がギコをサポートして守らないとやべぇ!)ターンエンドだ!」

  _
( ゚∀゚)「装備ねぇ……どうよ、ギコ」

(# ゚Д゚)「余計な事をするな、セキュリティ!俺は俺の力でジョルジュを倒す!ジョルジュ!他の奴に手を出すな!俺と勝負しろ!!」
  _
(* ゚∀゚)「…クククククク、最高だ、ギコ…!いいぜ…!もう遊びはやめだ、お前を満足させてやる…!」

  _
( ゚∀゚)【LP-1900 / Hand-3 /Monster- /Magic,Trap- 】
(,,゚Д゚)【LP-3350 / Hand-1 /Monster-《パワーツール(D4100)》 《アームズエイド(D1200)》/Magic,Trap-《強制終了》 《団結》 《set1》】
从 ゚∀从【LP-2700 / Hand-0 /Monster-《ライトニング・ウォリアー(効果無効/A2400)》 /Magic,Trap-《光の角(→パワー・ツール)》】

  _
( ゚∀゚)「俺のターン!魔法カード《闇の誘惑》!2枚ドローし、手札のゴーグを除外する!
     さぁ行くぜギコォ!お前の場の強制終了を墓地に送ることで、《トラップ・イーター》を特殊召喚!そして《クリッター》を召喚!」

《トラップ・イーター/Trap Eater》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/闇属性/悪魔族/攻1900/守1600
このカードは通常召喚できない。相手フィールド上に表側表示で存在する罠カード1枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。

(# ゚Д゚)「チューナーモンスター!来るか…!」
  _
(* ゚∀゚)「"俺"を満足させてくれよギコ!星3・クリッターに星4トラップ・イーターをチューニング!」
  _
( ゚∀゚)「この世で何もかもを手に入れてきたのは"俺"だけだ!"俺"の見渡す世界の全ては"俺"に支配されている!
     世界に存在していいのは"俺"だけだ!!"俺"に怯えろ!"俺"を憎め!"俺"を敬え!"俺"を認めろ!"俺"を受け入れろ!
     "俺"を否定しろ!"俺"に牙をむけ!"俺"に喰われろ!"俺"に屈服しろ!"俺"の全てに敵意を向けろ!!!
      その全てを"俺"のものにしてやる!!この世に"王"はただ一人だけ!!!"俺"だけだ!!!
      ただ一人の孤高の王!《天刑王ブラック・ハイランダー》!!!!!」

《天刑王(てんけいおう) ブラック・ハイランダー》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2800/守2300
悪魔族チューナー+チューナー以外の悪魔族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにシンクロ召喚をする事ができない。
1ターンに1度、装備カードを装備した相手モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターに装備された装備カードを全て破壊し、破壊した数×400ポイントダメージを相手ライフに与える。

从;゚∀从「な、なんだよコイツ…!!イカれてやがる…!」
  _
( ゚∀゚)「怯えたな、セキュリティ。お前はつまらねぇ、隅で黙って震えてろ」

从;゚∀从「…っ!」

(# ゚Д゚)「……ジョルジュ…!」
  _
( ゚∀゚)「クリッターの効果で《BF−疾風のゲイル》を手札に加える。…クックック!ギコ、お前にプレゼントしてやるぜ
     大事な盗み道具のひとつ《盗人の煙玉》をな!パワーツールに装備してやる!」
  _
( ゚∀゚)「そして《天刑王 ブラック・ハイランダー》の効果発動!ギコォ!お前のパワーツールの武装、身ぐるみ、全て貰うぜ!!刀魂強奪!!
     ドラゴンに付けられた全ての装備を俺の武器にし、お前を襲う牙にする!」

(;゚Д゚)「ぐぉぉお!俺の武装が、全て…!」

从;゚∀从「俺の光の角も!」
  _
( ゚∀゚)「当然、お前に付けてやった《盗人の煙玉》もな…合計3つの武装がギコを襲うぜ!」
(,,゚Д゚)LP3350→2150
  _
( ゚∀゚)「さぁらぁに!盗人の煙玉が破壊され墓地へ送られた時、ギコの手札を1枚捨てる!
     お前に残されたカードは1枚のみ、さぁ捨てな!」

(; ゚Д゚)「うっ…」

っ《D・ラジカッセン》を捨てた
  _
( ゚∀゚)「これでお前の手も、お前を守るパワーツールも、全部丸裸だなぁ…!なら貰うぜ、その命!喰らえギコ!死兆星斬!」

《天刑王 ブラック・ハイランダー(A2800)》vs《パワー・ツール・ドラゴン(D2500)》

(; ゚Д゚)「くっ……!!パワー・ツール・ドラゴン…!だが、ライフは減らない…!まだ…!!」
  _
(* ゚∀゚)「ハハハハハハ!!!…まだ戦えると、本気で思ってるのか、ギコ!」

(;゚Д゚)「……!」
  _
(* ゚∀゚)「分かっているだろう。お前は手札も尽き、次にドローするカードがモンスターだろうと!魔法だろうと!!罠だろうと!!!
     俺の場に天刑王がいる限り、お前の要となるシンクロ召喚は出来ない!!この次にドローする1枚でどうするつもりだ!?」

(;゚Д゚)「(…くそ…!くそ…!!このままじゃジョルジュのの思い通りに…!)」

(;-Д-)「………まだ」

(# -Д-)「…まだ、まだだ…!」
  _
(* ゚∀゚)「ハハハハハ!往生際が悪いぜ!諦めて"俺"に従え!流石だぜ!ここまでしぶとい奴は初めてだ!
     だからお前が欲しくなる!お前が"俺"のものになればもっと楽しくなりそうだ!!
     "俺"は最後のカードをセットする!最後に忠告するぜギコ!お前の手では今の"俺"に指一本触れることは出来ない!
     それを体感するために足掻け!"俺"に負けるために動け!!その気力がお前に残ってるのならな!!」

从;-∀从「(ジョルジュ…怖い…まともじゃないぜ…!……奴の言うとおり、俺たち残されたカードはあまりにも少なすぎる。
       シンクロを封じられた今…俺にジョルジュを倒せる力はもうない…!!
       ギコ…お前は何をするんだ…どうして立てる…怖くないのか…?)」

(# ゚Д゚)「…俺のターンだ!」
  _
(* ゚∀゚)「さぁ良いカードは引けたか!早く顔を上げろ!絶望した顔を俺に見せてくれ!」

(# ゚Д゚)「あぁ、勝てないな…俺の手では勝てない」
  _
(* ゚∀゚)「……ククク、クハーハハハハ!!!そうか!なら負けを認めろよ!俺に従うか、俺を否定して闇に溺れて死んでいくか!
     どっちを選ぶ!?どっちでもいいぜ!どっちにしたってお前はもう俺の足元に居る!
     俺はお前を踏んでその上を行く!!さぁ、どっちだよ!!」

(# ゚Д゚)「…俺の手じゃお前には勝てない。だが…!!ここでお前の思い通りになって堪るか!!!
     このまま死ぬまで、お前に噛み付いてやる!!お前に従うくらいなら、戦って死ぬ!!お前も道連れだ!」
  _
(; ゚∀゚)「……っ!こいつ…!!」

(# ゚Д゚)「リバースカード《リバイバル・ギフト》!俺の墓地のチューナー《ハイパー・シンクロン》を特殊召喚し、
     お前の場に《ギフト・デモン・トークン》を2体特殊召喚する!」
  _
(; ゚∀゚)「チ、チューナーか!?だが"俺"の天刑王がいる限り、シンクロ召喚は出来ない!無駄だ!」

(# ゚Д゚)「いや、俺の場にはアームズ・エイドが残されている!」
  _
(; ゚∀゚)「アームズ・エイドだぁ!?攻撃力1600のハイパー・シンクロンを強化したって、俺には敵わねぇってのに…!!」

(# ゚Д゚)「バトルだ!」
  _
(; ゚∀゚)「なっ…!何を狙ってやがる!!奴の墓地にも何もない!俺に分からない手なんて無いはずだ!トークンを攻撃するつもりか?
     いや、トークンは墓地にいかねぇ!しかもトークンの攻撃力は1500、戦闘ダメージでも負けねぇ!!だからアームズ・エイドも無意味!
     無意味!お前のすること全てが無意味のはず……!!お前じゃ俺からは何も奪えねぇ!!!」

(# ゚Д゚)「喰らえ!ハイパー・シンクロンで天刑王 ブラック・ハイランダーを攻撃!!」

《ハイパー・シンクロン(A1600)》vs《天刑王 ブラック・ハイランダー(A3800)》
  _
(; ゚∀゚)「なにぃ!俺の天刑王の攻撃力が上がっている…!これは…!
      《アームズ・エイド》が…!"俺"の天刑王に装備されている!!?」

(,,゚Д゚)LP2150→ 0

(# ゚Д゚)「そうだ!俺は死んでも、最後の力を喰らえ!!ジョルジュ!!!」
  _
(; ゚∀゚)LP1900→300





(; -Д-)「(だが、俺は……負けた…!!)」




  _
(; ゚∀゚)「ギコ…お前…!!」
  _
(; ゚∀゚)「死ぬまで俺を…!いや…お前は、それ以上に……!!」

从;゚∀从「お、おい!まだ俺は負けちゃいないぞ、デュエルはまだ続いて…!」
  _
(; ゚∀゚)「ハハハハ…!!ハハハハハハハ!!!」
  _
(* ゚∀゚)「(俺の欲しかった治安維持局、サテライト、そしてパラダイスドミノの情報……だが、そんなものより素晴らしいものを見つけた…!)」
  _
(* ゚∀゚)「クハハハハハハ!!!!はははははハハハハハハハハハハハハハ!!!

从;゚∀从「…こ、こいつ…!?」
  _
(* ゚∀゚)「ギコ…お前だ…!!やっと見つけたっ…!!お前だったんだ、俺が求めていたのは!!そんな所でうずくまってるな!立て!」

ジョルジュは前かがみに倒れこんでいるギコの腹を蹴り上げ、胸倉を掴み、無理やり立ち上がらせた。
大柄なジョルジュと体格差があり、またデュエルに負けたことで気力を失っていたギコには抵抗することができなかった。

そのまま壁に叩きつけられ、衝撃でギコのデュエルディスクからカードが落ちる。
ジョルジュは構いもせず、落ちたカードを踏みつけながらギコに迫った。

(; ゚Д゚)「うっ……!」
  _
(* ゚∀゚)「何をしている、もっと牙をむけ!お前はまだ終わりじゃないだろ!!お前だけは俺のものにならない!!
      お前だけは俺と同じ!!さぁ、戦え!!俺にお前の本性を見せてみろ!!!!!」

(; ゚Д゚)「…違うっ!俺はお前と同じじゃない!俺は仲間との絆を繋げるために戦ってきた!
     仲間との絆が、仲間と協力して手に入れたカード達が俺の絆の力だ!!俺のカードを踏むなっ…!
     離れろ!!俺の仲間達を汚すんじゃない!!」
  _
(* ゚∀゚)「…絆?ハハハハハハ!!お前にそんなものがあると思うのか!!お前は俺と同じだ!!どこまでも孤高!どこまでも修羅!こんな…」


ジョルジュは足元に散らばったカード『ディフォーマー』
そして『パワー・ツール・ドラゴン』を握りしめ―――

  _
(* ゚∀゚)「絆だとっッッッッ!!こんな力、お前には似合わないぜ!!笑わせるなよ!!」


―――バラバラに引き裂いた



(# ゚Д゚)「…!ジョルジュ…!!うおおおおおお!!ジョルジュー!貴様ぁー!!!」
  _
(* ゚∀゚)「そうだ!!俺を憎め!!そして俺を…!!フフフフフフ、ハハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!」

从#゚∀从「て、てめぇ!!」


ハインは我を忘れ飛びかかろうとしたが、背後から肩を掴む手…ロマネスクとショボンに阻まれていた。

(#ФωФ)「そこまでだ、ジョルジュ!」


从;゚∀从「親父!ギコが!」

(#ФωФ)「ジョルジュ!貴様の部下は全て捕えた!」

(´・ω・`)「デュエルは強制終了させた。この部屋は完全に包囲されている。もう逃げられないよ!」
  _
(* ゚∀゚)「ハハハハハハッッッ!!!」

(# ゚Д゚)「ジョルジューーーー!!!」


(#ФωФ)「治安維持局に侵入した愚かな行為の報いを受けるがいい!!確保だ!!!

  _
(* ゚∀゚)「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
       ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
         ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
           ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」



―――この日、治安維持局にて、ジョルジュ率いる盗掘団『黒蠍』は、リーダーのジョルジュを含め、全て捕えられた。
   ギコとハインはデュエルには負けたものの、ロマネスク達に助けられ、騒動の全ては終息を迎えた。
   


   しかし、ジョルジュとのデュエルで、ギコの心に変化が生まれていた事に



   まだギコ自身も、気付いていなかった。





第7話「治安維持局(3)―vsジョルジュ『感染』」 完





从 ゚∀从「ってデュエルが途中で終わっているのも釈然としないぜ。ジョルジュの最後の伏せカードは何だったんだ!」

从 ゚∀从「ちなみに次は俺のターンで、ドローカードは《ヴァイロン・キューブ》だった」

(´・ω・`)「(……一人一人の詳細を見よう)」

  _
( ゚∀゚) LP300 手札1枚(疾風のゲイル)
モンスター:《天刑王 ブラック・ハイランダー(A3800)》《ギフト・デモン・トークン(星3/闇属性/悪魔族/A1500)》×2
魔法・罠:伏せ1枚

(,,゚Д゚) LP 0 手札1枚
モンスター:なし
魔法・罠:《アームズ・エイド(→天刑王)》《ジャンク・アタック(→天刑王)》

从 ゚∀从 LP2700 手札0枚
モンスター:《ライトニング・ウォリアー(効果無効/A2400)》
魔法・罠:なし

※次は从 ゚∀从のターン、ドローカードは《ヴァイロン・キューブ》



(´・ω・`)「(ジョルジュの伏せカードは―――

っ《聖なるバリア−ミラーフォース−》





(´・ω・`)「(……詰んでるね)」

←第6話「vsショボン『偽物』」 / 戻る / 外伝・第1話前編→




inserted by FC2 system