シティとサテライトを繋げるため、サテライトを旅立ったギコ
しかし、シティに辿りついた彼を待ち受けるものは……


(,,゚Д゚)「どこまで進んでも瓦礫しかないな…」


(,,゚Д゚)「マスターに聞いた道だから間違いないと思うけど…いつになったら外が見えるんだろうな…」


(,,゚Д゚)「もう夕方か…」





ギコがサテライトとシティを繋げるようです
第2話「光の騎士」




=====


シティ・セキュリティ

从 ゚∀从「あー警備なんて暇だなー何か起きないかなー」

部下「…!!…ハ、ハインさん!ガードロボットからの異常信号が出てます!」

从 ゚∀从「あん?また*地区のロボが故障しただけじゃねーのか?あそこは悪ガキが悪戯してるしな」

部下「違います!おかしいですよ…このロボット、セキュリティに登録されていない認識番号です…!?発信地点を特定します…あ」

从 ゚∀从「ん?どうした?」

部下「場所特定できました…あ…あ…『悪魔の巣』です!」

从;゚∀从「…んな…!?『悪魔の巣』だと?あそこは無人の廃墟だろ?」

部下「セキュリティロボットは、未確認反応と接触、デュエルをして敗北したようです…その未確認反応は、シティに向かって…接近中です…!」

从;゚∀从「お、ぉぃおい…マジかよ?悪魔なんてただの噂話じゃねーのか!?」

部下「で、でも…あ!信号を出してるロボットとシティの中間に…未確認の反応を探知しました…!シ、シティに向かってきてます!悪魔が…!?」

从 ゚∀从「…!俺が行ってくる!お前は俺にそいつの場所を通信で教え続けろ!」

部下「ハ、ハインさん!でもこいつがシティを滅ぼす悪魔なら…シティは壊滅…!」

从 ゚∀从「それをさせねぇ為に、セキュリティが居るんだろうが!俺が…俺がシティを守ってやる!!」


=====


(,,゚Д゚)「ずいぶん道がすっきりしてきたな…。……!風が吹いている!このトンネルを抜けたら…シティか!?」


瓦礫に埋もれた細道から出たギコは、さびた鉄と、静かな風が運んでくる潮の匂いを感じた。
周囲に人気はなく、かつて使われていた船の残骸などが転がっている。ここは、死んだ港のようだった。
後ろを振り返ってみると、海を挟んで遠く離れた場所に、彼の居た「サテライト」が小さく、かすかに見える。
しかし、それは島ではなく、ゴミや瓦礫が集められて出来た塊のように見えた。


(,,゚Д゚)「…あれがサテライト…俺の居た場所か…ここがシティ…?星が出ている…もう夜か…」


ギコはシティを見ようと、もう1度振り返る。遠くには、暗闇の中でひと際目立ち明るくなっている建物が見えた。
だが、この周囲はシティから離れた郊外のようで、整備されていない細道が無音の闇の中に広がっているだけだった。


(,,゚Д゚)「サテライトとは違うが…ここはマスターの言うシティとは違うな……遠くに見える明り…アレがシティか…?」

(,,゚Д゚)「…よし、あそこに行くか…。…ん?バイクの音が聞こえる…?」

???「…!!見つけたぜ!!」

(,,゚Д゚)「…?」

???「座標は間違いねぇな…てっきりモンスターみたいな姿かと思ったが、見た目は人間っぽいな」

(,,゚Д゚)「(…周りに人はいないように見えるが…俺に話しかけているのか?)」

从 ゚∀从「てめぇ、あの悪魔の巣からデュエルしてここに来たらしいじゃねーか!俺とデュエルしやがれ!」

(,,゚Д゚)「あんたは、誰だ?何故あんたとデュエルしなきゃならない?悪いが俺は…」

从 ゚∀从「俺はセキュリティのハイン!!てめぇがシティに潜入するのは、何としてでも阻止してやる!!!『シティを滅ぼす悪魔』め!!」

(;゚Д゚)「…悪魔?あんた何を…」

从#゚∀从「問答無用だ!覚悟しやがれ!!」

(;゚Д゚)「(何を言ってるのか分からんが、ひとまず情報が欲しい…ここは逃げるか)」

从 ゚∀从「…!逃げる気か!?そうはいかねぇ!Dホイール…デュエルモード強制発動!」

(;゚Д゚)「なにっ!?」

从 ゚∀从「行くぜぇ、悪魔野郎!!」


从 ゚∀从「デュエルだ!」


(,,゚Д゚) vs 从 ゚∀从


(;゚Д゚)「Dホイールが言うことを聞かない…!
     強制的にデュエルだと…くっ、やるしかないか…ドロー!…スクラップ・リサイクラーを召喚、その効果でデッキから機械族モンスターを墓地に送る!
     俺はボルト・ヘッジホッグを墓地へ送る。ターンエンド」

从 ゚∀从「いっくぜぇ、俺のターン!トライデント・ウォリアーを召喚!こいつは召喚した時、さらに手札からレベル3のモンスターを特殊召喚できる!
     出てきやがれ、カオスエンドマスター!」

《トライデント・ウォリアー》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1200
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル3モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

从 ゚∀从「速攻で決めてやるぜ!星4、トライデント・ウォリアーに、星3、カオスエンドマスターをチューニング!
     …シンクロ召喚!轟雷で敵を砕け、ライトニング・ウォリアー!!」

(,,゚Д゚)「いきなりシンクロ召喚か…!」

从 ゚∀从「バトルだ!ライトニング・ウォリアーで、スクラップ・リサイクラーを攻撃!ライトニング・パニッシャー!!」

(;゚Д゚)「ぐっ…!」 LP8000→6500

从 ゚∀从「まだだ!ライトニング・ウォリアーは、戦闘でモンスターを破壊した時、相手の手札1枚につき、300ポイントのダメージを与える!
     てめぇの手札は4枚!合計1200ダメージを喰らいやがれ!ライトニング・レイ!!」

(,,゚Д゚)「…チッ」 LP6500→5300

从 ゚∀从「どうだ、参りやがったか!ターンエンドだ!」


(,,゚Д゚)【LP-5300 / Hand-5 /Monster- /Magic,Trap- 】
从 ゚∀从【LP-8000 / Hand-4 /Monster-《ライトニング・ウォリアー(A2400)》/Magic,Trap- 】


(,,゚Д゚)「俺のターン、チューナーモンスター、ジャンク・シンクロンを召喚…そして効果発動!墓地のレベル2以下のモンスターを、守備表示で特殊召喚する!
     現れろ、ボルト・ヘッジホッグ!」

从 ゚∀从「チューナーモンスターだとぉ!?生意気な!」

(,,゚Д゚)「シンクロ召喚出来るのは、そっちだけだと思うなよ…!星2、ボルト・ヘッジホッグに、星3、ジャンク・シンクロンをチューニング!
     集いし星が新たな力を呼び起こす…光差す道となれ!シンクロ召喚!出でよ、ジャンク・ウォリアー!!」

从 ゚∀从「…!へへっ、だがそいつの攻撃力じゃ、俺のライトニング・ウォリアーは…」

(,,゚Д゚)「魔法カード、フォース発動!ライトニング・ウォリアーの攻撃力を半分にし、その数値分、ジャンク・ウォリアーの攻撃力をアップする!」

☆ライトニング・ウォリアー ATK2400→1200

☆ジャンク・ウォリアー ATK2300→3500

(,,゚Д゚)「いけ、ジャンク・ウォリアー!ライトニング・ウォリアーを破壊しろ!スクラップ・フィスト!」

从;゚∀从「グオオォ!!」 8000→5700

(,,゚Д゚)「さらにカードを2枚セットして、ターンエンドだ!…ジャンク・ウォリアーの攻撃力は、元に戻る」 ATK3300→2300

从 ゚∀从「くそ、俺のターン…ドロー!(…まだ攻められねぇ…)モンスターとリバースカードを1枚ずつセット…ちっ、ターンエンドだ」


(,,゚Д゚)【LP-5300 / Hand-2 /Monster-《ジャンク・ウォリアー(A2300)》 /Magic,Trap-《set1》 《set2》】
从 ゚∀从【LP-5700 / Hand-3 /Monster-《set1》 /Magic,Trap-《set1》】


(,,゚Д゚)「俺のターン…D・ラジオンを召喚!こいつが攻撃表示の時、『D』の攻撃力は800ポイント上がる。…当然、ラジオン自身もだ」

☆D・ラジオン ATK1000→1800

(,,゚Д゚)「バトル!ジャンク・ウォリアーで伏せモンスターに攻撃!」

从 ゚∀从「…伏せはクィーンズ・ナイトだ」

(,,-Д-)「悪いが、このまま押し切らせてもらう!D・ラジオンでダイレクトアタック!」

从 ゚∀从 LP5700→3900

(,,-Д-)「…ターンエンドだ」

从 ゚∀从「調子に…乗るなよォ!俺のターン、ドロー!…ヘヘ、てめぇの攻撃はこれで終わりだ!行くぜ、魔法発動、精神操作!
     相手モンスター1体のコントロールを得る!いいモンスター持ってんじゃねーか!D・ラジオンは頂くぜぇ!!」

(,,゚Д゚)「…!!……上級のジャンク・ウォリアーより、ラジオンを狙った…!?」

从*゚∀从「ハハハハハ、こうすんだよ!魔法カード、ライトニング・チューン!!こいつでレベル4の光属性モンスターをチューナーとして扱う!
     さらにリバースカード、リビングデッドの呼び声!墓地のクィーンズ・ナイトを特殊召喚!
     素材は揃ったぜ、星4、クィーンズ・ナイトに、星4、D・ラジオンをチューニング!!」

(;,゚Д゚)「また…シンクロ召喚か…!」

从 ゚∀从「胸に刻みし守護の誓いで、白き剣は輝きを増す…光よ降り注げ!シンクロ召喚!
     光臨せよ!神聖騎士パーシアス!」

《神聖騎士パーシアス/Avenging Knight Parshath》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外の光属性モンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の表示形式を変更する事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

(;゚Д゚)「レベル8…こいつが奴の…エースモンスt」

从 ゚∀从「そいつはちげぇぜ!!俺は通常召喚をしてねぇ!忍者マスターSASUKEを召喚!こっからが俺のエースモンスターの登場だ!」

(;,゚Д゚)「まだ…だと…!?」

从 ゚∀从「自分フィールド上に光属性モンスターが2体以上存在するとき、こいつは手札から特殊召喚できる!
     裁きを下す光の拳、光輝く白銀の鎧!うひょーカッコイイー!!俺のエース!悪を断罪する聖闘士、ガーディアン・オブ・オーダー!!」

从 ゚∀从「パーシアスの効果でジャンク・ウォリアーを守備表示に変更する、いくぜぇ!!バトルだ!
     パーシアスでジャンク・ウォリアーに攻撃ィ!シャイン・オーラ・ソード!!」

(,,゚Д゚)「罠発動、パワー・フレーム!攻撃を無効にし、このカードをジャンク・ウォリアーに装備!ジャンク・ウォリアーの攻撃力は、
     パーシアスとの攻撃力の差分、300ポイントアップする!」

从 ゚∀从「小賢しい!…だが無駄だぜ!守備表示である以上、そいつはゴミクズみてぇな能力しかねぇ!忍者マスターSASUKEジャンク・ウォリアーを破壊する!」

(;゚Д゚)「…ジャンク・ウォリアー…!!」

从 ゚∀从「まだ攻撃は終わってねぇぜ!!ガーディアン・オブ・オーダーでダイレクトアタック!!ジャッジメント・パニッシャー!!!」

(;-Д゚)「ぐ……ぉおおぉおぉ!!!」 5300→2800

从*゚∀从「ハハハハッハッハッハッハァ!!もう終わりだなぁ悪魔野郎!観念しやがれ!」

(;-Д-)「リバース…カード…!ロストスター・ディセント…!墓地のジャンク・ウォリアーを…守備表示で特殊召喚する…!」

《ロスト・スター・ディセント/Descending Lost Star》 †
通常罠
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択し、自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、レベルは1つ下がり守備力は0になる。
また、表示形式を変更する事はできない。

从#゚∀从「あぁ!?そいつで出しても守備表示から変更できねぇ、守備力も0に弱体化してるくせに、なめんじゃねぇぞ!」

(#,-Д゚)「…なめてるのは…どっちだ…!たとえ守備力が0だって、攻撃できなくたって!こいつはゴミクズなんかじゃない…!
     ジャンク・ウォリアーの残した光は、決して途切れさせはしない!!」

从#゚∀从「……こいつ…!…ターンエンドだ」


(,,゚Д゚)【LP-2800 / Hand-2 /Monster-《ジャンク・ウォリアー(星4/D 0)》 /Magic,Trap- 】
从 ゚∀从【LP-3900 / Hand-0 /Monster-《パーシアス(A2600)》 《忍者マスターSASUKE(A1800)》 《オーダー(A2500)》 /Magic,Trap- 】


(,,゚Д゚)「…俺のターンだ!ドロー!…よし、チューナーモンスター、クイック・スパナイト召喚!
     星4となったジャンク・ウォリアーに、星3、クイック・スパナイトをチューニング!」

从 ゚∀从「…シンクロ召喚か!…かかって来やがれ!」

(,,゚Д゚)「鉄に宿りし熱き心よ、支配の鎖を解き放ち、眠る力をここに示せ…シンクロ召喚!
     俺たちの光を繋いでくれ…!パワー・ツール・ドラゴン!」

(,,゚Д゚)「クイック・スパナイトの効果発動!このモンスターをシンクロ素材としたとき、相手モンスター1体の攻撃力を500下げる、下げるのは…神聖騎士パーシアス!」

☆神聖騎士パーシアス ATK2600→2100

(,,゚Д゚)「さらにパワー・ツールの効果発動、パワー・サーチ!デッキから装備魔法を3枚選び、その中から相手がランダムに1枚選択したカードを手札に加える!
     選択するのは…この3枚だ!!」

つ■ ■ ■

从 ゚∀从「…真ん中のカード!」

(,,-Д-)「お前の選んだのは…ダブルツールD&C!そのままパワー・ツールに装備する!」

《ダブルツールD&C/Double Tool C&D》 †
装備魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「パワー・ツール・ドラゴン」または「D(ディフォーマー)」と
名のついたレベル4以上の機械族モンスターにのみ装備可能。
それぞれのターンで以下の効果を適用する。
●自分のターン:装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
        装備モンスターが攻撃する場合、バトルフェイズの間だけ攻撃対象モンスターの効果は無効化される。
●相手のターン:相手は装備モンスター以外のモンスターを攻撃対象に選択できない。
        装備モンスターと戦闘を行った相手モンスターを、そのダメージステップ終了時に破壊する。

(,,゚Д゚)「ドリルツール起動!俺のターンの間、パワー・ツールの攻撃力は1000ポイントアップ!」

☆パワー・ツール ATK2300→3300

(,,゚Д゚)「バトルだ!パワー・ツールでパーシアス(ATK2100)に攻撃!!」

从;゚∀从「うぉお、パーシアスっ…!」 LP3900→2700

(,,゚Д゚)「これで厄介なシンクロモンスターは倒した…ターンエンドだ!」

从 ゚∀从「うおおぉぉ!俺のターン!ドロー!
     …クククク…!!この瞬間、てめぇのダブルツールの効果は変わり、攻撃力は2300までダウンだぜ!」

☆パワー・ツール ATK3300→2300

从 ゚∀从「パーシアスを倒しても、防御が甘かったなぁ!バトルだ!いっけぇガーディアン・オブ・オーダー!!ジャッジメント・パニッシャー!!」

(;-Д゚)「うっ…攻撃は喰らう…だが、パワー・ツールの効果発動!自身に装備されているカード1枚を墓地に送ることで、パワー・ツールは破壊されない!」 LP2800→2600

从 ゚∀从「チィッ、忍者マスターSASUKEは守備表示に変更、カードを1枚セットしてターンエンドだ」


(,,゚Д゚)【LP-2600 / Hand-2 /Monster-《パワー・ツール・ドラゴン(A2300)》 /Magic,Trap- 】
从 ゚∀从【LP-2700 / Hand-0 /Monster-《忍者マスターSASUKE(D1000)》 《オーダー(A2500)》 /Magic,Trap-《set1》】


(,,゚Д゚)「俺のターン!パワー・ツールの効果を再び発動、パワー・サーチ!デッキかr(略)」

从 ゚∀从「真ん中のカードだ!」

(,,-Д-)「(……融合武器ムラサメブレード…今は意味がないな…)…まぁいい、魔法カード、アームズ・ホール発動!
     デッキから1枚を墓地に送り、墓地に眠るダブルツールD&Cを手札に加え、再び装備する!」

☆パワー・ツール ATK2300→3300

(,,゚Д゚)「バトル!ガーディアン・オブ・オーダーに攻撃を行う!」

从 ゚∀从「そうはいかねぇ、罠発動、シフトチェンジ!攻撃対象を、SASUKEに変更させる!SASUKEは破壊されるぜ!」

(,,゚Д゚)「カードを1枚伏せる…ターンエンド」

☆パワー・ツール ATK3300→2300

从*゚∀从「俺のターン、ドロー!!…フハハハ!いいカードを引いたぜ!魔法カード、貪欲な壺を発動!
     墓地のトライデント・ウォリアー、カオスエンドマスター、ライトニング・ウォリアー、クィーンズ・ナイト、神聖騎士パーシアスをデッキに戻し、2枚ドロー!!」

从 -∀从「……ック、」

(,,゚Д゚)「……?」

从*゚∀从「ク…ッハハハハハ!!!!いっくぜぇ悪魔野郎!!このターンで決着だ!!装備魔法アサルト・アーマーをオーダーに装備、そして墓地へ送る!!!」

(;゚Д゚)「な!?」

从 ゚∀从「知らないなら教えてやるぜ!こうやって墓地に送った時、装備モンスターは2回攻撃できるんだよ!!
     んでこいつが決め手だ!速攻魔法、収縮発動!!パワー・ツール・ドラゴンの攻撃力を半分にする!!」

☆パワー・ツール ATK2300→1150

从 ゚∀从「ハハハハ!!これがどういう意味か、分かるだろ!?オーダーとパワー・ツールの1回の戦闘で受けるダメージは1350!
     てめぇが大人しく破壊されようが、足掻いてまた防ごうが、2度の戦闘でてめぇのライフは……0だぁ!!!」

(;゚Д゚)「……っ!」

从 ゚∀从「死ねぇ!悪魔野郎!ジャッジメント・パニッシャー!!!」

(;-Д゚)「パワー・ツールの効果は使わない、だが!ここで終わらせはしない!!リバースカードオープン、ハーフ・シャット!!
     フィールドのモンスター1体の攻撃力を、半分にする!俺はパワー・ツール・ドラゴンの攻撃力を半分にする!!」

☆パワー・ツール ATK1150→575

(;-Д゚)「ぐぉおおおおおぉぉぉぉおお!!!」 LP2600→675

从;゚∀从「なっ?!!わざわざダメージを増やしただとぉ!!血迷いやがったか!……っ!」


パワー・ツール ATK575


从;゚∀从「……!!…なっ、なんでパワー・ツール・ドラゴンが破壊されねぇ!!?」

(;-Д-)「……ハーフ・シャットで攻撃力を半分にしたモンスターは、そのターン戦闘では破壊されない…!」

从;゚∀从「…バっ、バカめっ!!それでもガーディアン・オブ・オーダーはもう1度攻撃が…!」

(;-Д゚)「装備魔法ダブルツール……カッター・ツール、起動!戦闘を行った相手モンスターを、そのダメージステップ終了時に破壊する!!」

从;゚∀从「な、な、な!何ぃぃィ!!」

(,,゚Д゚)「カッター・ツール・ブレード!!」

从;゚∀从「な……バ……!そんな…!!ガーディアン・オブ・オーダーが…!!」

(,,-Д-)「お前の場・手札にもうカードは無い……!!俺のターンだ!!」

从;゚∀从「……くっ…!」

(,,゚Д゚)「ドロー!!そしてこの瞬間!パワー・ツールの攻撃力は元に戻り…!」

☆パワー・ツール ATK575→2300

(,,゚Д゚)「パワー・ツールはさらに力を解き放つ!!ドリル・ツール起動!!」

☆パワー・ツール ATK2300→3300

从;゚∀从「……あ…!!」

(,,-Д-)「…これで終わりだ!パワー・ツール・ドラゴンでダイレクトアタック!!パワー・ドリル……」

(,,゚Д゚)「ブレイク!!!」

从;゚∀从「う…わぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁ!!!!!」 LP2700→ 0


=====


从;゚∀从「がっ!?…くそっ、負けた…!だが、こんなところで…みすみす見逃してたまるかよ!!」

从 ゚∀从「オラオラッ!喰らいやがれ!体当たり!」ガンッ!ガンッ!

(;゚Д゚)「こ、こいつ…!デュエルで決着がついても諦めないのか…くそ、このままじゃDホイールが…!」

(;゚Д゚)「(…ん?なんだ?強制的に通信が…)」


『次の道を左に曲がれ!路地裏に入れ!』


(;゚Д゚)「(これは…奴の仲間か?いや…)」

从#゚∀从「この野郎っ!くたばりやがれっ!オラオラッ!!」ガンッ!ガンッ!

(;゚Д゚)「(気づいていない…こいつの仲間じゃない…?何だ…?)」

(;-Д゚)「…クソッ、迷ってられる状況じゃないか…!左で、路地裏に…!」

从 ゚∀从「…ッ!何だ急に方向変えやがって!それで逃げられると思ってんのか!…って、こっちは!?」


『そのまま左に…封鎖されてる細道に突っ込め!』


(;゚Д゚)「…封鎖されてる…あった!ここか!」

从;゚∀从「……!!チッ、ここは…!まさか悪魔め…奴らと繋がってやがるのか?」

从 ゚∀从「…『黒蠍』…ここは俺一人で行くのは危険か…?チクショウ、どうする…?」



(;゚Д゚)「セキュリティが追ってこないな…ここは、一体……?」



2話 完



次回予告


(,,゚Д゚)「俺を呼んだのはあんたか?」
  _
( ゚∀゚)「そう、その通り。"俺"が呼んだ…いや、助けた、と言って欲しいなぁ」

(,,゚Д゚)「…あんたは…?」
  _
( ゚∀゚)「クククク…安心しろよ。俺もお前と同じで、セキュリティの敵、だからよぉ」
  _
( ゚∀゚)「"俺"はジョルジュ…ここら一帯に棲んでる盗掘団『黒蠍』の首領さ」


第三話「黒蠍」

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