そこに一人の青年が足を踏み入れた。
（ ･∀･）「おーっす…」
青年の名前はモララー。
入り口から入ってすぐ横にあるレジの横に二人の少女が正座をしていた。
さらにその横にはタカラギコがノビていた。
(*T∀T)从；ﾟ∀从「…」
（,,。Д。）「…」
（；･∀･）「なんでつーちゃんとハインリッヒの俺っ子コンビが正座してるんだい…」
(*T∀T)「色々あってな…」
从；ﾟ∀从「俺は何にもやってないのに…なぜ…」
（ ･∀･）「まあいいや、デュエルスペースに人いる？」
从 ﾟ∀从「モナーがいたはずだぜ」
（ ･∀･）「そうか、ありがとう」
モララーはデュエルスペースに消えていった。
(*T∀T)「店長…まだ？足が痺れてきたよ…」
(,,ﾟДﾟ)「そこでノビてるやつが目を覚ますまでだ」
（,,。Д。）「…」
从；ﾟ∀从「なんで俺も正座してるんだよ…」
(*ﾟ∀ﾟ)「友達だろ？」
从 ﾟ∀从「いや、そうだけどさ。今は関係無いじゃん」
(*T∀T)「友達だろ…？」
从；ﾟ∀从「分かったよ…」
デュエルスペースには言われた通りモナーがいた。
（ ･∀･）「やっ」
（ ´∀｀）「あ、モララー君」
モナーは一人でデッキ調整している所だった。
（ ･∀･）「暇そうだね、それが終わったらやろうよ」
（ ´∀｀）「分かったモナ、あと少し待っててくれモナ」
モナーはスリーブからカードを抜き取って他のカードを入れる。
（ ･∀･）「そういえばレジの二人って何しでかしたんだい？」
（ ´∀｀）「タカラ君をぶん殴って商品棚を倒しちゃったんだモナ」
（ ･∀･）「なるほど…。まあ、タカラは日頃の行いが悪いから罰があったんだろうな、うん」
モナーは最後のカードをスリーブに入れる。
（ ´∀｀）「終わったモナ！」
（ ･∀･）「よし、やろうか」
二人はデッキゾーンにデッキを置く。
（ ´∀｀）「ジャンケンホイ」
（ ･∀･）「ほい」
モナーはグー、モララーはパーを出した。
（ ･∀･）「僕の勝ちだね、先攻をもらうよ」
（ ´∀｀）「分かったモナ」
（ ･∀･）「デュエル」（´∀｀ ）
（ ･∀･）「では、先攻だ。ドロー」
（ ´∀｀）「モララー君はなんのデッキを使ってるんだモナ？」
（ ･∀･）「それを聞いたら楽しみが一つ減るよ。僕はサイレント・ソードマンＬＶ３を召喚」
（ ´∀｀）「それもそうモナね」
（ ･∀･）「さらにリバースカードを1枚伏せてターンエンドだ」
（ ´∀｀）「僕のターン、ドロー。モンスターをセットしてターンエンドモナ」
（ ･∀･）「おや、サイレント・ソードマンを倒さなくていいのかい？進化しちゃうよ」
（；´∀｀）「白々しいモナね…。モララー君は意味も無く攻撃力の低いモンスターを攻撃表示で出すわけがないモナ」
（ ･∀･）「ははは、流石にばれてるか」
（ ･∀･）ＬＰ：８０００ 手札：４枚
場：サイレント・ソードマンＬＶ３ 伏せ：１枚
（ ´∀｀）ＬＰ：８０００ 手札：５枚
場：裏守備 伏せ：無し
（ ･∀･）「僕のターン、ドロー！サイレント・ソードマンＬＶ３の効果発動、ＬＶ３を墓地に送ってデッキからＬＶ５を攻撃表示で特殊召喚するよ」
ＡＴＫ：２３００
（ ･∀･）「このカードは相手の魔法カードの効果を受けないよ、ＬＶ５で裏守備に攻撃！」
（ ´∀｀）「裏守備は見習い魔術師だモナ、戦闘で破壊された時にデッキからレベル２以下の魔法使い族モンスターをセットするモナ
執念深き老魔術師をセットするモナ」
（ ･∀･）「なるほど、伏せカードを出さなかったのも僕に安心して攻撃させるためだね。ターンエンドだよ」
（ ´∀｀）「その通りモナ、僕のターン、ドロー！まずは執念深き老魔術師を反転召喚してリバース効果を発動。
相手モンスターを一体選択して破壊するモナ、僕はサイレント・ソードマンＬＶ５を破壊するモナ！」
（ ･∀･）「おっと、そうはいかないよ。亜空間物質転送装置を発動、自分のモンスターをエンドフェイズまで除外する。
サイレント・ソードマンＬＶ５を除外して破壊を回避するよ」
（ ´∀｀）「むう、執念深き老魔術師を生け贄にブラック・マジシャン・ガールを召喚するモナ！」
ＡＴＫ：２０００
（ ･∀･）「おや、モナー君の嫁かい」
（ ´∀｀）「嫁？」
（；･∀･）「いや、ナンデモナインダヨ（汚れ切った僕には君が眩し過ぎるよ）」
（ ´∀｀）「さらに賢者の宝石を発動するモナ！」
《賢者(けんじゃ)の宝石(ほうせき)/Sage's Stone》 †
通常魔法
自分フィールド上に「ブラック・マジシャン・ガール」が
表側表示で存在する時に発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから、「ブラック・マジシャン」１体を特殊召喚する。
（ ´∀｀）「デッキからブラック・マジシャンを特殊召喚！」
（；･∀･）「うひー」
ＡＴＫ：２５００
（ ´∀｀）「ブラック・マジシャン・ガールとブラック・マジシャンで直接攻撃！」
（ ･∀･）ＬＰ：８０００→６０００→３５００「デッキ調整の成果は出ているようだね」
（ ´∀｀）「やっぱ調整するとデッキがよく回るモナね、カードをセットしてターンエンドモナ」
（ ･∀･）「このタイミングでサイレント・ソードマンＬＶ５が戻ってくるよ」
（ ･∀･）ＬＰ：３５００ 手札：５枚
場：サイレント・ソードマンＬＶ５ 伏せ：無し
（ ´∀｀）ＬＰ：８０００ 手札：３枚
場：ブラック・マジシャン・ガール ブラック・マジシャン 伏せ：１枚
（ ･∀･）「僕のターン、ドロー。師匠のサポートは厄介だ、早めに潰しておくよ。装備魔法、神剣-フェニックス・ブレード」
《神剣(しんけん)－フェニックスブレード/Divine Sword - Phoenix Blade》
装備魔法
戦士族のみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
このカードが自分のメインフェイズ時に自分の墓地に存在する時、
自分の墓地の戦士族モンスター２体をゲームから除外する事でこのカードを手札に加える。
（ ･∀･）「これでサイレント・ソードマンＬＶ５の攻撃力は２６００だ」
ＡＴＫ：２３００→２６００
（ ･∀･）「サイレント・ソードマンＬＶ５でブラック・マジシャンに攻撃！」
（ ´∀｀）ＬＰ：８０００→７９００「うーん…通すモナ。墓地にＢＭが送られたからＢＭＧの攻撃力は３００ポイント上がるモナ」
ＡＴＫ：２０００→２３００
（ ･∀･）「さらにモンスターカードをセット、リバースカードを１枚セットしてターンエンドだ」
（ ´∀｀）「ターンエンドだモナ」
（ ´∀｀）「ちょっと飛ばしすぎたかモナ？僕のターン、ドロー」
（ ･∀･）「いや、そうでもないと思うよ。フィールドは僕の方が有利だけど一気にＬＰを失ったせいで僕は動き辛くなっちゃったからね」
（ ´∀｀）「でも場が制圧されてるのは痛いモナ、ガールで裏守備に攻撃するモナ」
（ ･∀･）「まあ互いの手札は見えないんだからどっちが有利かなんて分かんないんだよね。裏守備はシャインエンジェルだよ」
（；´∀｀）「うわっ、やっちゃったモナ」
（ ･∀･）「シャインエンジェルの効果発動、戦闘で破壊されて墓地に送られたときにデッキから攻撃力１５００以下の光属性モンスターを特殊召喚する。
僕はクィーンズ・ナイトを特殊召喚」
ＡＴＫ：１５００
（ ´∀｀）「このままターンを終了するモナ」
（ ･∀･）ＬＰ：３５００ 手札：３枚
場：サイレント・ソードマンＬＶ５ クイーンズナイト伏せ：１枚
（ ´∀｀）ＬＰ：７９００ 手札：４枚
場：ブラック・マジシャン・ガール伏せ：１枚
（ ･∀･）「僕のターン、ドロー！キングナイトを召喚！」
《キングス・ナイト/King's Knight》
効果モンスター
星４/光属性/戦士族/攻1600/守1400
自分フィールド上に「クィーンズ・ナイト」が存在する場合に
このカードが召喚に成功した時、デッキから「ジャックス・ナイト」
１体を特殊召喚する事ができる。
（ ･∀･）「場にクィーンがいるからデッキからジャックス・ナイトを攻撃表示で特殊召喚するよ」
ＡＴＫ：１９００
（ ´∀｀）「くっ、ジャックも出てきたモナ！」
（ ･∀･）「…そういえばさあ、何でこいつが一番最後に出てくるんだろうね？」
（ ´∀｀）「？」
（#･∀･）「マジムカツクぜぇーッ！」
（；´∀｀）「（キャラ変わり過ぎだモナ！）確かに…」
（ ･∀･）「ま、どうでもいいんだけどね」
（；´∀｀）「（どうでもいいのかモナ…）」
（ ･∀･）「さて、永続魔法、連合軍を使うよ。こいつで場の戦士と魔法使いの数×２００の攻撃力を戦士族に加算する」
ＡＴＫ：２６００→３４００
ＡＴＫ：１５００→２３００
ＡＴＫ：１６００→２４００
ＡＴＫ：１９００→２７００
（ ´∀｀）「４体いるから８００ポイント…！」
（ ･∀･）「総攻撃力１０５００、耐えられるかな？バトルだ！まずはサイレント・ソードマンＬＶ５の攻撃だ！」
（ ´∀｀）「罠カード発動！マジカルシルクハット！」
《マジカルシルクハット/Magical Hats》
通常罠
デッキからモンスター以外のカード２枚とフィールド上の自分のモンスターを１体選択し、デッキをシャッフルする。
選択したカードをシャッフルし、フィールド上に裏側守備表示でセットする。
デッキから選択した２枚のカードはモンスター扱い（攻・守０）となりバトルフェイズ終了時に破壊される。
この効果は相手バトルフェイズにしか使えない。
（ ´∀｀）「これによりブラック・マジシャン・ガールを裏守備にしてデッキから魔法カードを２枚選択してセットするモナ！」
ＤＥＦ：１７００
（ ･∀･）「関係ないね、リバースカード、メテオレイン発動！僕の場のモンスター全てに貫通を付与！」
（；´∀｀）「モナ！？」
（ ･∀･）「切り刻んでやるよ、まずは真ん中からだ！」
（ ´∀｀）ＬＰ：７９００→４５００「う、魔術の呪文書だモナ」
（ ･∀･）「ハズレか…まあ全部吹き飛ばすから関係無いんだけどね。これは僕の勝ちかな？」
（ ´∀｀）「ふふふ…魔術の呪文書の効果を発動するモナ」
（ ･∀･）「ん？」
（ ´∀｀）ＬＰ：４５００→５５００「魔術の呪文書は墓地に送られた時にＬＰを１０００回復する効果があるモナ」
（ ･∀･）「なるほどね、そういうコンボだったのか。ジャック野郎で僕から見て右を攻撃！」
（ ´∀｀）ＬＰ：５５００→２７００→３７００「これも魔術の呪文書だモナ！」
（ ･∀･）「左が本体か、キングで攻撃！」
（ ´∀｀）ＬＰ：３７００→３０００「モララー君はくじ運が悪いほうなのかモナ？」
（ ･∀･）「そうだなあ、運はいい方じゃないね。こういう時は強引に押し通すから関係ないけどね。
クィーンでダイレクトアタック！」
（；´∀｀）ＬＰ：３０００→７００「モララー君らしいモナね」
（ ･∀･）「リバースカードをセットしてターンエンドだ」
（ ´∀｀）「耐え抜いたモナ、ここから反撃だモナ！僕のターン、ドロー！黒魔術のカーテン発動」
（ ･∀･）「そのＬＰならライフコストも関係ないか…」
（ ´∀｀）ＬＰ：７００→３５０「ライフを半分支払ってデッキからブラック・マジシャンを特殊召喚！
さらに黒・魔・導を発動！モララー君の場の魔法、罠を全て破壊するモナ！」
（ ･∀･）「それにチェーンしてゴブリンのやりくり上手を発動、１枚ドローして１枚デッキの下に戻すよ」
（ ´∀｀）「それだったのかモナ、でも連合軍と神剣は消えて全てのモンスターの攻撃力は元に戻ったモナ」
（ ･∀･）「これはちょっとしんどいね」
（ ´∀｀）「ブラック・マジシャンでサイレント・ソードマンＬＶ５に攻撃！」
（；･∀･）ＬＰ：３５００→３３００「ぐっ」
（ ´∀｀）「１枚カードを伏せてターンエンドだモナ」
（ ･∀･）ＬＰ：３３００ 手札：１枚
場：クイーンズナイト キングスナイト ジャックスナイト伏せ：無し
（ ´∀｀）ＬＰ：３５０ 手札：２枚
場：ブラック・マジシャン 伏せ：１枚
（；･∀･）「俺のターン、ドロー！うおおお！俺を守れ、絵札どもぉ～！全部守備表示だ！」
（；´∀｀）「小物臭ッ！」
（ ･∀･）「こういうキャラって負けた後に大体報復喰らって死ぬか主人公に救われて寝返るよねターンエンドだよ」
（；´∀｀）「あるある…モナ。僕のターン、ドロー！ブラック・マジシャンでジャックに攻撃だモナ」
（ ･∀･）「通るよ」
（ ´∀｀）「ターンエンドだモナ」
（ ･∀･）ＬＰ：３３００ 手札：２枚
場：クイーンズナイト キングスナイト 伏せ：無し
（ ´∀｀）ＬＰ：３５０ 手札：３枚
場：ブラック・マジシャン 伏せ：１枚
（ ･∀･）「僕のターン、ドロー。カードを２枚セットしてターンエンドだ」
（ ´∀｀）「（何かあるモナ？僕のターン、ドロー）」
（ ･∀･）「おいおい、"僕のターン、ドロー"まで脳内のセリフになってるよ」
（；´∀｀）「おっと、失礼。僕のターン、ドロー…って何で分かるんだモナ！？」
（ ･∀･）「それが僕だからさ｣
（；´∀｀）「（モララー君の前では考え事はできないモナ…）」
（ ･∀･）「ちなみに対象範囲は半径１０ｋｍだ、逃がさないよふふふ…」
（；；´∀｀）「ええええええええええええええええ！！」
（ ･∀･）「冗談だよ、早く続きを」
（；´∀｀）「モララー君が言うと冗談に聞こえないモナ。ブラック・マジシャンでキングに攻撃！」
（ ･∀･）「通るよ」
（ ´∀｀）「（？罠じゃないのかモナ）ターンエンドだモナ」
（ ･∀･）ＬＰ：３３００ 手札：１枚
場：クイーンズナイト 伏せ：２枚
（ ´∀｀）ＬＰ：３５０ 手札：４枚
場：ブラック・マジシャン 伏せ：１枚
（ ･∀･）「僕のターンドロー、さらに１枚セットしてターンエンドだ」
（ ´∀｀）「不気味モナ…」
（ ･∀･）｢今度は口に出てるよ｣
（；´∀｀）「どうせ喋らなくても分かるんだモナ…」
（ ･∀･）「隠し事のできない仲…まさに親友だね！」
（；´∀｀）「僕のターン、ドロー。プリテースオームを召喚！」
ＡＴＫ：１７００
（ ´∀｀）「オームで最後の壁、クィーンズナイトに攻撃！」
（ ･∀･）「通すよ！」
（ ´∀｀）「…ブラック・マジシャンでダイレクトアタック！」
（ ･∀･）ＬＰ：３３００→８００「通るんだなこれが」
（ ´∀｀）「…プリーテスオームの効果発動！プリーテスオーム自身を生け贄に８００ダメージを与えるモナ！」
（ ･∀･）「それは普通に通さないよ！リバースカード発動！ゴブリンのやりくり上手２枚と非常食！」
（；´∀｀）「！！！」
（ ･∀･）ＬＰ：８００→２８００「やりくり上手二枚を非常食で食べて回復、さらにやりくり上手の効果で４枚ドローして１枚をデッキの下に戻す
それを２回繰り返す」
（；´∀｀）「（一気に手札が６枚増えたモナ…）うう…オームの効果でダメージを受けてもらうモナ」
（ ･∀･）ＬＰ：２８００→２０００「ふふふ…。このモララーは簡単には倒せないよ」
（ ´∀｀）「２枚伏せてターンエンドだモナ！」
（ ･∀･）ＬＰ：２０００ 手札：７枚
場： 伏せ：無し
（ ´∀｀）ＬＰ：３５０ 手札：２枚
場：ブラック・マジシャン 伏せ：３枚
（ ･∀･）「僕のターン、ドロー。手札がいっぱいあると幸せだなあ」
（；´∀｀）「手札８枚…尋常じゃないモナ」
（ ･∀･）「ちょっとジャマなカードはデッキに戻そうかな、打ち出の小槌を発動して４枚デッキに戻して４枚ドロー」
（；´∀｀）「うわわわわわ、手札も調整されて大ピンチだモナ！」
（ ･∀･）「こんな時でも手札の節約は忘れないよ、僕は。墓地の神剣の効果を発動。
サイレント・ソードマンＬＶ３と５を除外して手札に戻す」
（ ´∀｀）「なんて堅実的なんだモナ！」
（ ･∀･）「そしてデッキの一番上を墓地に送って日本産アームズ・ホールを発動、このターン通常召喚を封じる代わりに
装備魔法を手札に加える、デッキからD・D・Rを手札に加えるよ」
（ ´∀｀）「日本産だと…モナ！？そして除外されたモンスターを帰還させるＤ・Ｄ・Ｒってことは…」
（ ･∀･）「ふふふ…発売日にデュエルディスクを買った僕は勝組さ作者は買わなかった負組だけどね
神剣を捨ててＤ・Ｄ・Ｒを発動、除外されたサイレント・ソードマンＬＶ５を特殊召喚するよ」
（ ´∀｀）「う、うまいモナ！それだけの手札を持ちながら手札を節約する主婦のごとき黄金の節約精神！」
（ ･∀･）「そんなに褒めないでくれよ、さらに墓地の神剣の効果を使ってクイーンとジャックを除外して手札に戻してサイレント・ソードマンに装備…」
ＡＴＫ：２３００→２６００
（ ･∀･）「サイレント・ソードマンで攻撃！」
（ ´∀｀）「聖なるバリアだモナ！モララー君のモンスターを全滅させる！」
（ ･∀･）「全滅って言っても一体しかいないけどね、サイレント・ソードマンＬＶ５とキングスナイトを除外して神剣を手札に戻す
さらにカードを２枚伏せてターンエンドだ」
（；´∀｀）「今手札何枚だモナ…」
（ ･∀･）「５枚だけど」
（；´∀｀）「あれだけやって全然減ってないモナ…」
（ ･∀･）「色々やってる様に見えるのは神剣の効果を３回も使ったからだしねえ」
（；´∀｀）「僕のターン、ドロー。ブラック・マジシャンで直接攻撃！僕さっきからこればっかだモナ…」
（ ･∀･）「HAHAHA、リアルじゃよくあることだよ。ライフを半分支払って異次元からの帰還発動」
（ ´∀｀）「（防御に使うなんて…手札は多くても行き詰ってるのかモナ？）」
（ ･∀･）ＬＰ：２０００→１０００「除外されたサイレント・ソードマンＬＶ３と５、クィーン、キング、ジャックを守備表示で特殊召喚」
（ ´∀｀）「（異次元からの帰還はエンドフェイズに帰還したモンスターを除外するモナ、ほっといても大丈夫モナね）
攻撃をキャンセル、モンスターとリバースカードを伏せてターンをしゅうりょ…」
（ ･∀･）「エンドフェイズに神剣捨てて超融合発動」
（；´∀｀）「な、なんだってぇー！？」
（ ･∀･）「普段は節約するけど使うときは豪快に使う、そういう男だよ、僕は。ジャック、クィーン、キングを融合」
（；´∀｀）「あわわわわ」
（ ･∀･）「天位の騎士、アルカナ ナイト・ジョーカー！」
《アルカナ ナイトジョーカー/Arkana Knight Joker》
融合・効果モンスター
星９/光属性/戦士族/攻3800/守2500
「クィーンズ・ナイト」＋「ジャックス・ナイト」＋「キングス・ナイト」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが、魔法の対象になった場合魔法カードを、
罠の対象になった場合罠カードを、効果モンスターの効果対象になった場合モンスターカードを
手札から１枚捨てる事で、その効果を無効にする。
この効果は１ターンに１度だけ使用する事ができる。
（ ･∀･）ＬＰ：１０００ 手札：４枚
場：アルカナ ナイト・ジョーカー 伏せ：無し
（ ´∀｀）ＬＰ：３５０ 手札：１枚
場：ブラック・マジシャン 裏守備 伏せ：３枚
（ ･∀･）「僕のターン！ドロー、バトルだ！ブラック・マジシャンに攻撃！」
（ ´∀｀）「リバースカード、カオス・バースト発動！
ブラック・マジシャンを生け贄に攻撃モンスターを破壊して１０００ポイントのダメージを与える！」
（ ･∀･）「賭けに出たんだろうけど、残念だったね。それは対象を取る効果だ、
アルカナ ナイト・ジョーカーの効果を発動！手札の罠カード、聖なるバリア-ミラーフォース-を捨てて無効だ！」
（ ´∀｀）「分かってるモナ、だけどBMがいなくなって戦闘ダメージを食らうことは無くなったモナ」
（ ･∀･）「そうだね…。裏守備に攻撃しとくよ」
（ ´∀｀）「裏守備はメタモルポット、効果で互いに手札を全て捨てて５枚ドロー！」
（ ･∀･）「僕の節約に無に…。１枚カードを伏せてターンエンド」
（ ´∀｀）「僕のターン、ドロー！…これは」
（ ･∀･）「（何か仕掛ける気かな？）」
（ ´∀｀）「リバースカード発動！永続罠、漆黒のパワーストーン！効果でこのカードに魔力カウンターを３つ乗せて、
さらにもう一つのリバースカード発動！奇跡の復活、魔力カウンターを２つ取り除いてブラック・マジシャンを蘇生！」
（ ･∀･）「ブラック・マジシャンを呼んでどうする気だい？」
（ ´∀｀）「手札から千本ナイフを発動してアルカナ ナイト・ジョーカーを破壊するモナ！」
（ ･∀･）「残念だが、それも対象を取る効果だ。手札の増援を捨てて無効化するよ」
（ ´∀｀）「やっぱり無効化されたモナか…やりたくなかったけどやるしかないモナ！時の魔術師を召喚！」
（；･∀･）「と、時の魔術師だってぇー！？」
（；´∀｀）「これをやらなければ未来は無いモナ！時の魔術師の効果発動、表を選択してコインストだモナ！」
モナーはコインを放り投げる。
ハネクリボーのコインは宙を舞い、モララーの目の前に落ちた。
（；･∀･）「…ハネクリボーが写ってる！」
（ ´∀｀）「やった！モララー君の場のモンスターを全て破壊するモナ！」
（ ･∀･）「（…くっ、だけどまだ威嚇があるんだなこれが）」
（ ´∀｀）「そして…時の魔術師の効果が成功した今、ブラック・マジシャンはさらなるパワーアップをするモナ！」
（；･∀･）「ま、まさか…君のデッキには…！」
（ ´∀｀）「ブラック・マジシャンを生け贄に…デッキより黒衣の大賢者を召喚！」
《黒衣(こくい)の大賢者(だいけんじゃ)/Dark Sage》 †
効果モンスター
星９/闇属性/魔法使い族/攻2800/守3200
このカードは通常召喚できない。
「時の魔術師」の効果成功時、フィールド上の「ブラック・マジシャン」１体を
生け贄に捧げる事で、手札またはデッキからこのモンスター１体を特殊召喚する。
その時、デッキから魔法カードを１枚選択して手札に加え、デッキをシャッフルする。
ドーン！
（；･∀･）「こ、黒衣のダイ賢者…！」
（ ´∀｀）「バトルに入るモナ！」
（ ･∀･）「おっと、バトルフェイズに入る前に威嚇する咆哮を発動！このターン戦闘はできないよ！」
（ ´∀｀）「引っかかったモナね…！」
（ｌ；･∀･）「な、なんだって！？」
（ ´∀｀）「黒衣のダイ賢者の効果で僕はあるカードをデッキから手札に加えていたモナ」
モナーは手札からカードを抜き取り、掲げた。
そのカードは…。
（ ･∀･）「火の粉…だと」
（ ´∀｀）「このカードで終わらせてやるモナ、火の粉三連コンボによって！」
（ ･∀･）「火の粉三連コンボ！？馬鹿な…火の粉を三つ束ねても僕のライフ１０００には届かない！」
（ ´∀｀）「それができるんだモナ、この２枚と合わせる事で！」
モナーはモララーにさら２枚のカードを見せる。
（ ･∀･）「連続魔法に悪夢の拷問部屋…ハッ！」
火の粉によって悪夢の拷問部屋が発動し２００と３００ダメージ、さらに連続魔法でそれが×２…。
導き出される答えは！
モナーはメインフェイズ２に移行した。
（ ´∀｀）「いくモナ！悪夢の拷問部屋発動！さらに火の粉！それにチェーンして手札を全て捨てて連続魔法！」
（；･∀･）「ぐっ、火の粉で２００のダメージを受けて悪夢の拷問部屋でさらに３００…それをコピーした連続魔法で
さらに２００「ダメージを受けて拷問部屋が発動…３００のダメージ。
その相乗破壊力は…馬鹿な！デスメテオだと…」
（ ´∀｀）「違うモナ」
（；･∀･）ＬＰ：１０００→８００→６００→３００→０「ぐわあああああああああああああああ！」
その頃レジでは。
（,,^Д^）「…うーん、ここは？」
(*ﾟ∀ﾟ)「やーっと起きやがったか」
つーに殴られて気絶していたタカラギコが目覚めた。
それと同時に入り口の扉が開かれて勢いよく誰かが飛び出してくる。
ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)「うおおおおおおおお！やったぜ！リミテッド・エディションが届いたぜえええ！」
ロングヘアーで赤髪の少女。
天井院つーの妹、天井院ヒートだった。
（；^Д^）「うぎゃー！」
ﾉﾊ；ﾟ⊿ﾟ)「うわーっ！」
タイミング悪く起き上がったタカラギコに激突、タカラギコは吹っ飛び、ヒートはデュエルスペースに転がっていった。
ﾉﾊ；ﾟ⊿ﾟ)「なにやってんだモララー」
（；･∀･）「ハッ！」
もららーは われに かえった！
ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)「うぎゃーとかぐえええとか」
（；･∀･）「いや、そのだね…デュエルを少々…」
ﾉﾊﾟ⊿ﾟ)「えー」
モララーはヒートの肩を掴んで揺さぶる。
（；･∀･）「お、お前はそういうキャラじゃないだろおおおお！そんな冷めた目で俺を見ないでくれえええ！」
ﾉﾉﾉﾊﾟ⊿ﾟ)))ゆさゆさ。「…ま、いいやまた後でな！」
（；´∀｀）「…」
（ ･∀･）「…」
（ ･∀･ ）「…」
長き沈黙を得て、
（ ･∀･）「さてと、カードでも買おうかな」
（；´∀｀）「そ、そうモナね…」
レジへ向かった。
（；･∀･）「…」
（；´∀｀）「…」
(#ﾟ∀ﾟ)「ヒィ～トォ～！」
ﾉﾊ；-⊿-)「ごめんよーねーちゃん」
从；-∀从「俺いつまで正座させられるんだ…。関係ないのに」
（,,。Д。）「…」
（；･∀･）「増えてる…」
正座させられている人間が増えていた。