174 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/06/11(土) 20:51:28 ID:RFj9bC7UO
なぜ人間はこうも弱いのだろう。

なぜ人間はこうも脆いのだろう。

なぜ人間はこうも小さいのだろう。

――――――

なぜ巨人はこうも強いのだろう。

なぜ巨人はこうも堅いのだろう。

なぜ巨人はこうも大きいのだろう。

――――――

なぜ二つは、相容れないのだろう。

なぜ神は、頂点に立つ種を一つとしなかったのだろう。

175 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/06/11(土) 20:56:51 ID:RFj9bC7UO
('A`)「つまり、だ。我々が狙うべき場所はここだ」

教卓を前に、ホワイトボードに書かれたを指差す男。
ドクオ。今回の、ラウンジ地方巨人討伐作戦の、大将。

('A`)「巨人に唯一存在する致命的な弱点。人間で言う間脳視床下部に位置するこの謎の部位だ。これさえ撃ち抜けば、巨人はのたうち回って死ぬ」

ξ゚听)ξ「あんなばかでかいやつがそんだけでホントに死ぬの?」

('A`)「そうだ。瑠弾は惜しまない。だから、必ず殺してこい」


――――――

( ^ω^)「今度はいつあのチビどもがかかってくるかねぇ……」

( ・∀・)「いつだろうが関係ないだろ。俺ら巨人からしたら、あいつらがどんな策を考えてこようが関係ないさ。握りつぶしゃ、それでお仕舞いさ」

( ^ω^)「確かに。……まったく、人間ってのはどうして馬鹿しかいないのかねぇ……」



この世界には、二つの頂点があった。

176 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/06/11(土) 20:58:07 ID:RFj9bC7UO
ξ゚听)ξ「あんな強いのと、どうして戦わなきゃいけないんだろう……」


――――――


( ^ω^)「あんな弱いのと、どうして戦わなきゃいけないんだお……」




――――――そして、戦場で。

177 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/06/11(土) 20:59:44 ID:RFj9bC7UO
ξ;゚听)ξ「……あなた」

(;^ω^)「……お前」


「どうして僕の言葉がわかるんだお……」

「どうして私の言葉がわかるの……?」



( ^ω^)大小戦争のようです


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