350 名前:名も無きAAのようです :2013/09/27(金) 02:26:45 ID:vdKW..1s0第十三話――――― (;´゚ω゚`)「カ……」 (;´゚ω゚`)「カズ!!!!」 N|;"゚'` {"゚`lリ「ショ……」 N|;"゚'` {"゚`lリ「ショボン!!!」 (#'A゚)「麃公オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」 ノハ#゚听)「呉慶ェ!!」 从 ゚∀从「なんだこれ」 『げいおん!』
351 名前:名も無きAAのようです :2013/09/27(金) 02:27:33 ID:vdKW..1s0( ^ω^)「…」 ( ^ω^)「前回までの、あらすじ!!!!!」 ( ^ω^)「劇的勝利を決めた俺達『ロック・ユー』は、阿部さんがご飯を奢ってくれるってことでハインのバイト先である飲食店『サンフランシスコ』へと訪れた!!」 ( ^ω^)「だが、阿部さんが入店した直後、店長とラブストーリーは突然にな展開へと突入していく!!」」 ( ^ω^)「またもやホモなのか!!ラブコメ要素はどこへ行った!!お前らがホモホモ言うから!!もう全部お前らが悪い!!お前らなんてホモだ!!ホモ!!」 ( ^ω^)「そしてこれが俺のうらすj姉御やめて冗談だからぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」
352 名前:名も無きAAのようです :2013/09/27(金) 02:28:34 ID:vdKW..1s0バー&レストラン『サンフランシスコ』にて (;´・ω・`)「カズ…」 N|;"゚'` {"゚`lリ「…」 N|;"゚'` {"゚`lリ「…りょ、料理人に、なったんだな」 (;´・ω・`)「そっちは、教師になったんだな・・・高校のころから、毎日聞かされてた夢を、叶えたんだな」 N|;"゚'` {"゚`lリ「…」 ('A`)(気まずい) (-@∀@)(勝利を祝う雰囲気じゃない) ( ^ω^)(なんでもいいから腹減った) 川 ゚ -゚)(お、ウルジャンが置いてある。読んじゃお) (;´・ω・`)「な、なぁ…音楽は、音楽はやってるのか?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「ッ…スマンお前ら、金は置いていくから好きなものを食っていけ」 阿部さんは、財布から数万円をテーブルに置き 逃げるように店から出て行った (;´・ω・`)そ「な、おい待て!!カズ!!」 ショボンが慌てて後を追い 店内には生徒だけが残された
353 名前:名も無きAAのようです :2013/09/27(金) 02:30:13 ID:vdKW..1s0( ・∀・)「…どうすんのさこの雰囲気」 ('A`)「クッキングパパこと荒岩一味なら、店主の断り無しに料理を作り出すな」 ( ^ω^)「謎のコネで厨房借りて一品作ったりな」 <ヽ`∀´>「漫画知識に際限無しニダね…」 (-@∀@)「帰ってくるの、待つ?」 川 ゚ -゚)「店員なら、そこにいるだろう?」 从 ゚∀从「マジか…めんどくせえ」 ノハ '兪)「お腹すいたー…」 从;-∀从「しゃーねえ、適当に見繕ってくるわ…」 ('A`)「手伝うか?」 从 ゚∀从「いーよ、大して手間かかんねーし。本日の主役らは座ってな」 川 ゚ -゚)「急げよ」 从 ゚∀从「へーい」
355 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:09:47 ID:nSOx8uHo0〜数分後〜 (´゚ω゚`)「カズがいなああああああああああああああああああああああい!!!!!うわあああああああああ!!!!!」 川 ゚ -゚)「…いつも叫びながら料理しているのか?」 从 ゚∀从「…たまに」 ( ・∀・)「すっごく不安になってきた」 ('A`)「ハインが作ったサラダ美味しいよサラダ」 ( ^ω^)「俺にも食わせろ」 ('A`)三三○)^ω゚ )∴「タッポイ!!」 ('A`)「触るな」 ∩^ω^)「…」 (#^ω゚ ) ビキッ (#'A`)「やんのか?オオン?」 「うるせええええええええええええええええええええ!!!!」 (´゚ω゚`)三三○)'A゚)^ω゚ )∴ 「Keep you buuuuuuuuuuuuuurning!!!!」
356 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:12:15 ID:nSOx8uHo0(#´゚ω゚`)「大人しく座って待ってろ!!カス共が!!」 ('A`)「はい」 ( ^ω^)「すいませんでした」 (;-@∀@)「随分と、客に対して乱暴な店主さんだね…」 从 ゚∀从「通常運転だから問題ないぜ」 (;-@∀@)そ「大有りだよ!!」 【おっさん料理中…】 (*'A`)「ごめんな、ブーン…オッフ♥」チクビコリコリ (* ^ω^)「こっちこそ、ごめんお…ンフ♥」チクビコリコリ ノハ;゚听)「お互いの乳首を抓りあってる…こ、これが友情パワーか!!」 <ヽ;`∀´>「見たらダメニダ!!毒されるニダよ!!」 【おっさん料理中…】
357 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:13:01 ID:nSOx8uHo0(´・ω・`)「はい、お待ちー。『満干全席〜ジブリ飯編〜』出来たよー。ほらハイン、配膳手伝え」 从;゚∀从「えー」 (´・ω・`)「えーじゃない、どんだけ数があると思ってるんだ」 (* ・∀・)「ジ、ジブリ飯って、もしかして…」ワクワク ('A`)「食いすぎには気をつけるんだな…豚になっちまうぜ?」 ( ^ω^)「全く!!明日のトレーニングは三割り増しだな!!」 川*゚ -゚)「ほ、ほう…?」ソワソワ (*-@∀@)「アレとか、アレとかも…?」ドキドキ ノハ*゚听)「ほんとに?パチもんじゃないですよね!!」キラキラ <ヽ*`∀´>「楽しみニダ!!」ニダニダ (´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!腹いっぱい食らええええええええええええ!!!」 从;>∀从「重い…」ヨタヨタ \うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!やべええええええええええええ!!!!/
358 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:14:25 ID:nSOx8uHo0(* ・∀・)「これアレだよ!!千と千尋で観た汁っぽいなんかタプタプしたやつ!!凄い!!」 (*-@∀@)「大皿に山のように持ってある!!再現度もハンパないね!!」 ノハ*゚听)「シータが作った肉団子のスープですよ!!これおかわりして食べたかったああああ!!!」 川*゚ -゚)「おい見ろ!!ドーラのハムもあるぞ!!これにかぶりつくのが夢だったんだ!!」 <ヽ*`∀´>「ジコ坊のおじやもあるニダ!!トロットロで美味しそうニダ!!!」 (´^ω^`)「フフッ、召し上がれ」 \いっただっきまーす!!/ (´-ω-`)=3「フゥウ…良い子達じゃないか。カズも立派に先生しているんだなぁ…」 \ガツガツ!!もぐもぐ!!やべえ!!超うめえ!!今まで食ってたのはサンダルの底だった!!/ ('A`)「聞くまでもねーが、阿部先生となんかあったのか?」 (´・ω・`)「んー?いやね、あまじょっぱい青春の思い出ってやつさ」 ( ^ω^)「もぐもぐおっさんにも青春時代があったんモグ」 (´・ω・`)「青春時代が無い奴なんて逆に少ないだろ常考…」
359 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:15:31 ID:nSOx8uHo0(´-ω-`)「そう、あれは俺達がピッチピチの村学男児だったころの話さ…」 川 ゚ -゚)「酒無いのか?出来ればワインがいいんだが。瓶で寄越せ」 (´-ω-`)「裏のセラーから適当に取って来い。安い奴だぞ?96年物のロマネ・コンティ開けたら殺す…そんで、あの頃はな…」 ノハ*゚听)「白ご飯食べたい!!白ご飯どこ!?」 (´-ω-`)「台所から盛ってこい…でな、あの頃の俺達は…」 <ヽ*`∀´>「あの!!良ければレシピw(#´゚ω゚`)「トップシークレットに決まってんだろオオオオオオオオオ!!!!話の腰を折るんじゃねええええええええええ!!!!頭蓋骨に穴開けて脳姦すんぞオラアアアアアアアアアア!!」 <ヽ;`∀´>そ「ヒィ!!すいませんニダ!!」 (´・ω・`)「ったく…次は無いからな?」 (´・ω・`)「あれは俺たちが高校生の頃の話さ…」
360 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:16:12 ID:nSOx8uHo0(´・ω・`)「当時の俺達はバンドを組んでいてな…俺はドラムで、カズはギターとボーカル。残りの連中でキーボードやベース…他にも助っ人を何人か巻き込んで活動していたなァ…」 从 ゚∀从「へぇー、そんな話聞いたことも無かったぜ。なんか意外だな」 ('A`)「何を演ってたんだ?」 (´-ω-`)「キング・オブ・ロック、世界で最も愛されたアーティスト…『エルヴィス・プレスリー』さ」 川 ゚ -゚)「『監獄ロック』か、良いセンスだ」※スタンドの名前にもなってます 从 ゚∀从「そーいや、こないだここで映画紹介されたときも、そんな名前聞いたような…」 ( ^ω^)「※第六話参照」 从;゚∀从「は?何言ってんのお前」 ( ・∀・)「名前だけは聞いた事あるけど、曲は知らないなぁ」 (-@∀@)「僕らアニソンばっか聴いてるからね」 ('A`)「マジかよ人生の99割損してんぞ死ねモララー」 (;・∀・)「990パーセントの損って……僕だけ名指しだし」 (´-ω-`)「二人とも食中毒で死ね」 从;゚∀从「それだと営業できなくなっちゃうだろうが!!」 (;-@∀@)「ど、毒とか入ってないよね?」 <ヽ;`∀´>「入ってたら全員アウトニダよ…」
361 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:16:54 ID:nSOx8uHo0(´・ω・`)「所謂コピバンだか、けっこう人気があってな。特にカズの歌声が評判だった。ライブハウスからはしょっちゅうお声がかかって、レコード会社からも目を付けられるほどにな…」 (´・ω・`)「メジャーデビューの噂も囁かれてたりしたな」 <ヽ`∀´>「それほど人気があったバンドが、何故?」 (´・ω・`)「ある日突然、カズが『辞める』と言い出したんだ。理由は今でもわからん」 ( ^ω^)「話してくれなかったのかお?」 (´-ω-`)「俺達を避けるようになっちまってな…あれよあれよと言う間に卒業、そして疎遠になってしまった…」 ノパ听)「先生を恨んでますか?」 (´・ω・`)「いいや…あのまま続けていたら、また別の人生があったかも知れないが、カズも俺も、他の連中も音楽とはまた別の『夢』があった」 (´・ω・`)「今の人生に不満は無い。それは他のメンバーも同じだろう。ようは『楽しければよかった』のさ。音楽で飯を食うつもりはこれっぽっちも無かったからな」 川 ゚ -゚)「だが、心残りはあるんだろう?」 (´-ω-`)「ああ…ただ、カズだけが、後悔しているんじゃないかってね」 ('A`)「…確かにな、いい男の日本代表とも言える阿部さんにしちゃあ、ハッキリしない態度だ」 ( ^ω^)「ヤると言ったらヤる男だもんNE!!」
362 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:18:01 ID:nSOx8uHo0(´-ω-`)「まだあの事で苦しんでいるのなら、解放してやりたい。そしてまた、一緒に音楽をヤりたい…」 (´・ω・`)「なぁ、お前達なら…カズを救えるんじゃないのか?」 (;-@∀@)「えっ、僕らですか?」 (´・ω・`)「ああ、俺の声は届かなかったが、あいつの生徒であるお前らなら、カズを説得出来るんじゃ…」 川 ゚ -゚)「高く付くが、いいのか?」 <ヽ;`∀´>「クー!!厚かましいニダよ!!」 川 ゚ -゚)「友人一人救えないふがいないオッサンの面倒を、ロハで見る気は無い…ニダー、これは対等な取引だ。そうだろう?オッサン」 (;´・ω・`)「と、当然さ。ここは奢るよ」 川 ゚ -゚)「ロマネ・コンティ?」 (´・ω・`)「ふざけんなブチ犯すぞ」 川 ゚ー゚)「安い友情だな…笑わせる」 (;´・ω・`)「っく…85年物ペトリュスをグラス一杯、これが限界だ…」 川 ゚ -゚)「ハッ…まだ安いが、妥協してやろう。おいバカ二人、なんとかしろ」 (;'A`)「あんた、好き勝手やっといてそりゃねーよ…」 ( ^ω^)「清々しいほどのクズっぷりである」 ノハ*゚听)「先輩…そこも素敵です!!」 (* ・∀・)「悪のカリスマ…憧れちゃうなぁ」 从 ゚∀从「いや、流石に擁護できねーわ」
363 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:19:30 ID:nSOx8uHo0(;´・ω・`)「頼む!!まだカズが苦しんでいるなら、それを解放してやりたい!!そしてあわよくばヤりたい!!あのアツい夜をもう一度!!」 (;'A`)「それは、音楽的な意味だよな?性的な意味じゃないよな?」 (*´・ω・`)「…」 (;'A`)「良い話が台無しだよ…」 从 ゚∀从「やんねーの?」 (;'A`)「やるけどさ…阿部先生には世話になってるし、美味い飯の恩も返さないとな」 川*゚ -゚)「あと酒な……フゥゥ、美味い」 ( ^ω^)「未成年の飲酒、ダメ絶対」 ノハ*゚听)「一口!!一口ください!!」 川*゚ -゚)「やめとけやめとけ、古酒は若者の口に合わないぞ」 <ヽ;`∀´>「あんたも若者ニダよ…」 ノハ;><)「ングッ…まず…」 <ヽ;`∀´>「あーあー、結局飲ませちゃって…」 (#´゚ω゚`)「てめっ、ペトリュス様になんて口利いてんだコrrrrrrrrrrっらああああああああああああ!!!!俺の白ワイン飲ませんぞ!!」 (* ・∀・)「一番上条!!歌います!!曲は『恋の抑止力』!!」 (*-@∀@)「奈々様ーーーーー!!!!」 ( ^ω^)「盛り上がってまいりましたwwwwwwよーし、ケツからラッパ飲みしちゃうぞー!!」 从;-∀从「んー…こりゃ今日は貸切にした方がいいな…」 (;'A`)「…やれやれ、高いツケになりそうだぜ」
364 名前:名も無きAAのようです :2013/09/29(日) 02:20:12 ID:nSOx8uHo0――――― ――― ― 〜翌々日〜 放課後 N| "゚'` {"゚`lリ「…」 ('A`)「先生」 ('A`)「デートしようぜ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「…よかったのかホイホイ誘っちゃって」 N| "゚'` {"゚`lリ「俺は生徒だってかまわないで食っちまう人間なんだぜ?」 ('A`)「…俺の大好きな漫画にこういうセリフがあるんだ」 ('A`)「『身を切ってエサを差し出すから、でけえ魚が釣れるんだ』って」 ('A`)「先生、俺は気になったことはとことん突き詰める性質だ。口を割るまで、諦めねえからな」 N| "゚'` {"゚`lリ「…まったく、ムードもクソもないお誘いじゃないの」 N| "゚'` {"゚`lリ「気に入った。ケツ穴をファックするのはまた今度にしといてやる」 ('A`)「…俺んち、来てくれ」
374 名前:◇mkdHuman :2013/09/30(月) 02:48:07 ID:PsHMWFxs0〜ドクオの家〜 ( ^ω^)「イラッシャイ…カンゲイスルワネ…」カチカチカチカチ ('A`)「南方棲鬼乙」 N| "゚'` {"゚`lリ「流行ってんのかそのゲーム…なんで内藤はいつも欝田の部屋にいるんだ?」 ( ^ω^)「自宅にいる時間よりドクオの家にいる時間の方が多いし」 N| "゚'` {"゚`lリ「一度、親御さんとお話しないとな…」 ( ^ω^)「親公認だから問題ないお」 ('A`)「内藤家と欝田家の歴史は深いんだぜ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「フーッやれやれ…これで3Pか…」 ( ^ω^)「えっ?マジでそんなつもりで連れてきたの?」 ('A`)「んなわけねーだろ…先生、適当に座ってくれ」 N| "゚'` {"゚`lリ「よっこらホモセックス」 ( ^ω^)「おい誰か女性呼んだほうがいいんじゃねーのかお?」 ('A`)「かーさーん!!俺が呼んだらフル武装状態で部屋に突入してねー!!」 <なんで〜? ('A`)「いーからー!!」 N|;"゚'` {"゚`lリ「生徒の家で事なんて起すかよ…」
375 名前:◇mkdHuman :2013/09/30(月) 02:49:11 ID:PsHMWFxs0('A`)「さて、今日は俺が懇談する側だ先生。何のことかはわかるな?」 N| "゚'` {"゚`lリ「ああ…ショボンのことだな」 ('A`)「いや、その辺の馴れ初めは知ってる。聞きたいのは『先生が音楽をやめたワケ』」 N|;"゚'` {"゚`lリ「っあー…それを俺の口から語らせるか…」 ( ^ω^)「『嫌な事を話すときは、プレイの一貫だと思え』…良い言葉だおね先生?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「ああ…深いな。俺が言った言葉だ…」 ( ^ω^)「感じる?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「若干な」 ('A`)「マジかよ先生の鑑だなオイ。その調子で続けてくれ」 N|;"゚'` {"゚`lリ「…言い終わるころには射精してそうだな」
376 名前:◇mkdHuman :2013/09/30(月) 02:50:37 ID:PsHMWFxs0N| "゚'` {"゚`lリ「さて、ショボンから聞いている通りなら、俺はロックン・ロールのキングだった」 ('A`)「評判の歌声だったって言ってたぜ」 N| "゚'` {"゚`lリ「ハハ、照れるじゃないの…まぁ、下手の横好きなりに、エルヴィスになりきっていた」 N| "゚'` {"゚`lリ「ここでお前達に聞くが、『ロックン・ロール』とはなんだと思う?」 ( ^ω^)「音楽」 N| "゚'` {"゚`lリ「そういうのはいい」 ('A`)「1950年代半ばのアメリカ大衆音楽のスタイル。『ロック』とはまた別物である」 N| "゚'` {"゚`lリ「わからない事があるとwikiに頼る癖は治せと言っただろう…レポート書くとき苦労するぞ。正解は、『人それぞれ』だ」 ( ^ω^)「それだと答えになってないお」 N| "゚'` {"゚`lリ「その通り、音楽に答えはない。音楽に対する感性なんて人それぞれなんだよ。好きか嫌いか、ノれるかノれないか…わかるだろう?」 ('A`)「わかるわー…人に音楽を勧められてもどーもしっくりこない時がある…あの、なんてったっけあの…演劇ぶったセリフが長ったらしい良くわからんやつ…」 ( ^ω^)「オーケー相棒、そこまでにしとけ。敵を作るな腹を刺される」 N| "゚'` {"゚`lリ「音楽の趣味も一つの個性、何を感じられるかはその人次第ってわけさ」 ('A`)「それで、先生はロックから何を感じ取ったんだ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「『ギターでケツ穴をファックしろ』」 ('A`)「ちょっと待てコラ」
377 名前:◇mkdHuman :2013/09/30(月) 02:51:55 ID:PsHMWFxs0('A`)「ちょっと…待てコラ…」 N|;"゚'` {"゚`lリ「どうした?腹でも壊したか?」 ( ^ω^)「壊れてんのはアンタの頭だ先生」 ('A`)「ちょっと深刻な話になりそうだなと思ってた矢先、とんでもねえ事言いやがって…マジでロックしてんな先生」 N|*"゚'` {"゚`lリ「褒めるなよ…興奮しちゃうだろ」 ('A`)「褒めてねーよ」 ( ^ω^)「で、それを感じ取ってどうしたんだお?」 N| "゚'` {"゚`lリ「実行したさ・・・」 (;^ω^)「あ…あんな太いのが…?どうだった?」 N| "゚'` {"゚`lリ「ウッドストックの冷たさが徐々に体温にちかづk('A`)「重要なのはそこじゃねーよ」 N| "゚'` {"゚`lリ「だが、俺は快感を代償に、大切なものを失った…」 ('A`)「ケツを壊したんですか?」 N| "゚'` {"゚`lリ「壊れたのは…ギターだった…」 ( ^ω^)「マジかよ先生…」 ('A`)「マジかよ先生…」
378 名前:◇mkdHuman :2013/09/30(月) 02:53:52 ID:PsHMWFxs0N|;" '` {" `lリ「あまりに激しいプレイの末に、俺のギー太は根元からぽっきりイっちまった…」 ( ^ω^)「ギー太って…」 ('A`)「全国の○いおん♂ファンをファックしたな…よだれと涙と舌を垂らして大喜びしてる様が目に浮かぶぜ」 ( ^ω^)「ヤダ阿部先生ったらテクニシャン」 N|;" '` {" `lリ「ギー太がイった時、俺のロックン・ロール魂もポッキリ逝ってしまった…それ以来、俺はギターも、歌すら歌えないインポテンツよ…」 ('A`)「だから、ショボンさん達を突き放して音楽をやめたのか?」 N|;" '` {" `lリ「経済的な理由もあった…ギー太高いんだもん…」 ('A`)「おいギー太っていくらだ?」 ( ^ω^)「確か20万くらいする」 ('A`)「そりゃ大金だ。キングダムが370冊買えちまう」 ( ^ω^)「キングダム換算が早すぎて引くわ」 N|;" '` {" `lリ「これが、俺がロックンロールを辞めた理由だ」 ('A`)「…どうする?公表する?」 ( ^ω^)「やめとこうぜ下手すりゃ殺されるお」 ('A`)「先生が?」 ( ^ω^)「いんや、まず俺らが」 ('A`)「ああ……ふざけてるようにしか思えないもんな」
379 名前:◇mkdHuman :2013/09/30(月) 02:56:00 ID:PsHMWFxs0('A`)「先生、俺らの命のためにもロックンロール、また続けてくれねえか?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「お前らが可愛いのは山々なんだが、十数年経ってもまだギターが握れないんだ…」 ( ^ω^)「ん?ギターは持ってるのかお?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「あの時の快感が忘れられなくてな」 (;'A`)「んプレイ用かーい!!」 N|;"゚'` {"゚`lリ「なんてな…俺だって、またロックンロールを演りたいさ…」 ('A`)「よーしわかった。アンタに必要なのは、トラウ…快感を越える『欲』だ」 ('A`)「もう二度とギターをケツの中に挿入したくなくなるような、猛烈な、演奏への、音楽への飢えを思い出してもらう」 ( ^ω^)「なんで、俺らの、担任に、先生に、『尻の中に異物を挿入してはいけない』なんて当たり前の事を教えないといけないんだお」 ('A`)「言うな、俺は阿部さんの生徒である事を誇りに思っていたい」 N|*"゚'` {"゚`lリ「嬉しいこと言ってくれるじゃないの…」 ('A`)「おい調子のるなこのアナルギター野郎」 ( ^ω^)「深いワケがあるかと思ってたらただのアブないオナニーしてギター壊しただけじゃねえかふざけんなこのカス!!」 :N|*"゚'` {"゚`lリ:「ああ…生徒に貶されるのも悪くない…」ビクンビクン
396 名前:>>394訂正 だらしねぇな♂ :2013/10/07(月) 02:12:08 ID:yI3Q7hd60('A`)「さってさて…明日も学校だし、今日は三作品を紹介して、DVDを持って帰ってもらう事にするか」 ( ^ω^)「なんだお、今日はここで観ないのかお?」 ('A`)「漢泊まり会や明日が休みならまだしも、平日に夜更かしは流石にまずいだろ…」 N| "゚'` {"゚`lリ「俺はそれでいいぜ。早速紹介してもらおうじゃないの」 ('A`)「それじゃあ先ずはこれだ」 ('A`)「ウーピー・ゴールドバーグ主演『天使にラブソングを』シリーズだ」 ( ^ω^)「ゴスペルの映画じゃねーか」 ('A`)「大丈夫だ、問題ない。先生、観た事あるか?」 N| "゚'` {"゚`lリ「名前だけは聞いたことがあるが、内容までは踏み込んでいないな」 ('A`)「…」 (;'A`)「30年以上も生きてきてこの映画観た事無いってどうなの?引くわ…」 N|;"゚'` {"゚`lリ「おっ、おう…悪いな…」 ( ^ω^)「観てたら紹介にならねーんだからいいじゃねーか。キングダムを思い出せ」 (;'A`)「クッソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!俺の周りの連中みんなキングダム持ってるから紹介のしようがねええええええええええええ!!!!」
397 名前:10月12日発売のジャンプに『岸部露伴は動かない』新作掲載 :2013/10/07(月) 02:13:25 ID:yI3Q7hd60('A`)「しがないクラブ歌手『デロリス』が、恋人のギャングが起した殺人を目撃し追われる身となり、修道院で尼僧として匿われることとなる」 ('A`)「堅苦しい修道院の生活に嫌気が差すも、聖歌隊の指揮者を任されてからは、聖歌をゴスペル風にアレンジするなど、徐々に修道院や町中の人気者になっていく」 ('A`)「そして、その話題はローマ法王にも届き、コンサートをすることになったが、その前日にデロリスがギャングにさらわれてしまう…」 ('A`)「あらすじはこんなもんかな」 N| "゚'` {"゚`lリ「ゴスペルか、黒人が神に捧げる賛美歌として発展させていった音楽ジャンルだな。代表的な曲に『Oh Happy Day』があるな」 ('A`)「さすが先生。作中でも使われた挿入歌だ」 ('A`)「この映画のヒットは凄まじく、なんと6ヶ月に渡って公開されていたらしい。半年だぜ半年?」 ( ^ω^)「普通の映画なら一、二ヶ月で公開を終えるおね」 ('A`)「日本での公開最長記録は『ウエストサイド物語』。これはなんと1年4ヶ月も公開していたらしい。これも有名なミュージカル映画だな」 ('A`)「さて、映画の話に戻るが、なんと言ってもゴスペルの迫力、パワーが素晴らしい」 ('A`)「普通、賛美歌と言ったら婆さんがしっとりと歌う、『ノれない』音楽だった。だがそれをデロリスが見事に力強さを感じさせるゴスペルへと変貌させた」 ('A`)「手拍子、体の浮き沈み、ピアノの軽快さ。思わず神のケツをぶっ叩いてマブになれそうなノリノリなナンバーがそろい踏みだ」 ( ^ω^)「サントラも出てるお」 N| "゚'` {"゚`lリ「ほう…神のケツ…」 ( ^ω^)「ほんと阿部さんはなんにでも発情する性欲魔やでぇ…」 ('A`)「ハリーポッターシリーズのマクゴナガル先生役でお馴染みの『マーガレット・ナタリー・スミス』が院長役で出ているのも有名だな」
398 名前:mkdHuman ◆XksB4AwhxU :2013/10/07(月) 02:14:17 ID:yI3Q7hd60('A`)「続編の『天使にラブソングを2』は、デロリスの母校の話になる」 ('A`)「悪ガキ揃いの『聖フランシス高校』。院長から直々の以来で再び尼僧として活動する事になったデロリス」 ('A`)「彼女が高校生だった当時以上の風紀の悪さに、愛想を尽かして面倒を見る事を放棄しそうになるものの、学校の閉鎖の話を聞いて音楽で状況を変えようと奮闘する」 ('A`)「デロリアの熱心な指導により、生徒達も徐々に改心。彼女と共に合唱コンクールで逆転を狙うことを決意する」 ( ^ω^)「スクール・オブ・ロックと展開が似てるおね」 ('A`)「おいてめえなんでこのあと紹介する映画のタイトルを先に言うんだアホかお前か」 N| "゚'` {"゚`lリ「今度は学園物になるんだな」 ('A`)「うん、1は修道院でシスター達が。2は学校で生徒達が。どっちもゴスペルによって変わっていく」 ('A`)「ラストシーンの合唱はゴスペルとラップの融合があったりして凄い」 ( ^ω^)「凄い、じゃないが」 ('A`)「後に紹介する『スクール・オブ・ロック』と共通点がある。先生、わかるか?」 N| "゚'` {"゚`lリ「観てないからなんとも言えないんだが…」 ('A`)「ま、そりゃ全部観ればわかる」
399 名前:mkdHuman ◆XksB4AwhxU :2013/10/07(月) 02:15:12 ID:yI3Q7hd60('A`)「最後、これが大本命だ。ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』」 N| "゚'` {"゚`lリ「内藤がさっき言っていたやつか」 ('A`)「この作品の主人公は、ロックに対する情熱は人一倍。だが情熱のあまり空回りしてしまうギタリスト『デューイ』」 ('A`)「ある日、所属しているバンドからクビにされ、さらにルームシェアしている友人から溜まっている家賃の催促をされ、金銭的に切羽詰った状況に陥る」 ('A`)「そこで彼は、友人宛の臨時教師の仕事を勝手に引き受けてしまう」 ( ^ω^)「これって犯罪になるのかお?」 N| "゚'` {"゚`lリ「日本だと『教育職員免許法違反』に当たる。一年以下の懲役または五十万円以下の罰金だ」 ('A`)「まー、詐欺だからな。で、行き着いた先が名門校である『ホレス・グリーン学院』。そこは厳格な規律や点数による競争を生徒達に強いている学校だった」 N| "゚'` {"゚`lリ「所謂、進学校か。ロックとは程遠い場所だな」 ('A`)「担当する生徒達に音楽の才能を見出したデューイは、クラスをバンドメンバーに巻き込んで『バンド・バトル』に出場することを決意。授業と称して生徒達に『ロック』を教え込む」 ('A`)「最初は怪しんでいた生徒達も、ロックを通してデューイとの絆を深めていく。だがとあることでデューイの正体がばれてしまって…」 ('A`)「作中には有名ロックバンドの曲が多数登場する。アニメ版ジョジョのEDにも使用された『Roundabout』が収録されているYESのアルバム『Fragile』も登場するぞ」 ( ^ω^)「姉御がいれば大喜びだな…」
400 名前:mkdHuman ◆XksB4AwhxU :2013/10/07(月) 02:16:21 ID:yI3Q7hd60('A`)「じゃあ、この三作品を週末までに観て、答えを出してもらう。これを先生への宿題にしよう」 N| "゚'` {"゚`lリ「答え?さっきの共通点って奴か?」 ('A`)「さぁな?それは先生自身が見つけるものだ」 N|;"゚'` {"゚`lリ「これまた、難儀な宿題じゃないの…」 ( ^ω^)「あと、ギターをケツに挿入ないことも条件に付け加えとこうぜ」 ('A`)「おいおいブーン、いくら先生が脳内ピンクのヒーリングファクター搭載アダマンチウムアナルでも、流石にここまで言われてヤろうだなんて思わないだろ?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「お…俺はこれから何を尻に挿入てイけばいいんだ…?」 ('A`)「知らねーよ腕でも突っ込んどけよ」 ( ^ω^)「懲りろよ」 N|*"゚'` {"゚`lリ「嗚呼…かわいい教え子の冷ややかな視線…たまらないじゃないの…」ゾクゾク
406 名前:名も無きAAのようです :2013/10/08(火) 01:03:27 ID:Y7fj0ROM0――――― ――― ― N| "゚'` {"゚`lリ「…」 ポッキリと折れたギターを、久方振りに押入れから取り出した 新しいギターなんて、手に入れていない そもそも、『買った』だんて一言も言っていなかった N| "゚'` {"゚`lリ「俺はもう…大事なものを傷つけたくはない…」 N| "゚'` {"゚`lリ「だが…痛みから逃げ続けては成長など出来ない…そんなの、いい男とは言えない」 あの時の『折れた感覚』が蘇り、肛門が引き締まった 尻に嫌な汗が流れた N|;"゚'` {"゚`lリ「…愛する生徒達に背中を押されたんだ。応えないと、漢じゃあないよな」 ギターを股間にきつく、きつく挟み 阿部さんは、リモコンの再生ボタンを押した N| "゚'` {"゚`lリ「おっ…?」 無意識の内に、阿部さんのちんこは勃起していた ギターとの再演を、喜ぶかのように N| "゚'` {"゚`lリ「フフ…楽しくなってきたじゃないの…」 その夜 阿部さんの家からは激しいプレイの音が一晩中響き渡っていた
407 名前:名も無きAAのようです :2013/10/08(火) 01:04:08 ID:Y7fj0ROM0【Abe catch…】 【Abe catch…】
408 名前:名も無きAAのようです :2013/10/08(火) 01:05:02 ID:Y7fj0ROM0(´-ω-`)「…」 (´・ω・`)「店…開けっか」 カランカラン♪ (´・ω・`)「はいよ、いらっしゃ…」 N| "゚'` {"゚`lリ「よう」 (;´・ω・`)「カ…カズ!!」 N| "゚'` {"゚`lリ「あの日食い損ねた飯を、食いに来たぜ」 (;´・ω・`)「あ…」 ショボンは、バンドの事を口に出そうとして、やめた 今の阿部さんを見て、言葉は無粋だと感じたからだ 焦燥も後ろめたさも見せない、堂々たるいい男がそこにはいた ならばそれに応えるのが友というもの (´・ω・`)「わかった、最高の飯を食わせてやるぜ」 N| "゚'` {"゚`lリ「フフフ…その言葉、尻が疼くじゃないの」
410 名前:名も無きAAのようです :2013/10/08(火) 01:06:10 ID:Y7fj0ROM0(´・ω・`)「男のスタミナ豚にんにく炒め定食だ。もちろん飯は大盛りだぜ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「ウホッ、村学が男子校だった時の食堂定番メニューじゃないの…今はもう無いんだぜ?」 (´・ω・`)「それを完全再現したのさ。俺達の昼飯はいつもこれだったな」 N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、育ち盛りの俺達には弁当だけじゃ物足りなくて、食堂に駆け込んでいたな…値段も手ごろだった」 (´・ω・`)「もちろん、当時と同じ300円だ」 N| "゚'` {"゚`lリ「嬉しい値段じゃないの…それじゃあ、とことん食い散らかしてやるからな?」 N| "゚'` {"゚`lリ「ハムッハフハフ、ハフッ!!アッー!!」 (´-ω-`)「…」 互いに、無言だった 言葉を交わさずとも通じる、男の友情がそこにはあった いつしか彼らの股間は、大きく膨らんでいた
416 名前:mkdHuman ◆XksB4AwhxU :2013/10/08(火) 01:53:18 ID:Y7fj0ROM0N| "゚'` {"゚`lリ「ごっそうさん」 (´・ω・`)「あいよ、おそまつさん」 N| "゚'` {"゚`lリ「一服、させてもらうぜ」 (´・ω・`)「ああ」 再び、無言 火を付けたタバコの、ジリジリと焼ける音と、煙を吐き出す息がその場を支配した N| "゚'` {"゚`lリ「…」 残りが三分の一になった程のタバコを、灰皿に押し付け 阿部さんは席から立ち上がった (´・ω・`)「もう、帰るのか?」 N| "゚'` {"゚`lリ「…」 N| "゚'` {"゚`lリ「ショボン、俺は…」 N| "゚'` {"゚`lリ「長い、オナ禁をしていた」 (;´・ω・`)「オナ禁…だと?」 N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、『エルヴィスの再来』と呼ばれたこの俺が、だ」 (;´・ω・`)「カ、カズ!!それじゃあ!!」
417 名前:mkdHuman ◆XksB4AwhxU :2013/10/08(火) 01:54:25 ID:Y7fj0ROM0N| "゚'` {"゚`lリ「メンバーを、集めてくれ。『キング・オブ・ロック』復活だってな」 (*´・ω・`)「あ…」 十数年ぶりの、青春に 復活した、愛しい男に ショボンの目頭から熱いモノが込み上げてきた (*´;ω;`)「ああ!!週末!!ここに!!全員集めてやるぜ!!」 N| "゚'` {"゚`lリ「フ…また、熱い夜を咲かそうじゃないの」 N| "゚'` {"゚`lリ「最高の客を、目の前にな」 不敵に笑った阿部さんの顔を見て ショボンはパンツの膣内に勢い良く射精した (*´;ω;`) ドッピュウウウウウウウウドピュッシイイイイイイイイイイイイイイ!!!!! N| "゚'` {"゚`lリ ドピュウウウウウウウウウウウウウウウドッピュウウウウウオオオオオオオオ!!! 阿部さんも射精た
418 名前:mkdHuman ◆XksB4AwhxU :2013/10/08(火) 01:55:33 ID:Y7fj0ROM0N| "゚'` {"゚`lリ「じゃあな、また連絡する」 何事も無かったかのように阿部さんは退店し 入れ替わりにハインが店に入ってきた 从 ゚∀从「阿部先生来てたn…なんかイカくせえな」 (*´;ω;`)「…」 从;゚∀从そ「って、キモッ!!おっさんの泣き顔キモッ!!何があった!?」 (*´;ω;`)「ヤるぞ…」 从;゚∀从「な、何を?」 (*´;ω;`)「ロックン・ロールじゃああああああああああああああああ!!!!お前週末あのガキ共連れてこおおおおおおおおおおおおい!!!!」 从;゚∀从「な、お、おう!!よくわかんねえがわかった!!」 (*´;ω;`)「うおおおおおおおおおおん!!うおおおおおおおおおおん!!」 从;゚∀从「なー、イカ捌いてたの?やたら臭うんだけど…」 その後、臭いの正体を突き止めたハインは 強烈なボディ・ブローをショボンに見舞い、扉を粉砕した
422 名前:名も無きAAのようです :2013/10/09(水) 01:16:55 ID:Yfc2Znsg0 【Abe catch…】 【Abe catch…】
423 名前:名も無きAAのようです :2013/10/09(水) 01:17:54 ID:Yfc2Znsg0土曜日 ショボンの店の扉には『本日貸切』の札がぶら下がっていた ('A`)「よっこらマッチョ。よし、テーブルの準備はオーケーだな」 从 ゚∀从「ドクオー。料理出来たから片っ端から持ってってくれ」 ('A`)「はいよー」 整列していたテーブルは片隅に追いやり、大皿に料理を入れてカウンターに並べていく この店では滅多にしない、ビュッフェ形式での配膳方法だった それだけ、『今日のイベント』が特別だと言うことを、表していた ( ^ω^)「舞台はこんな感じでいいのかお?」 (´・ω・`)「おー、上等上等。音楽さえ出来りゃなんでもいい」 一際大きなスペースには、簡単に取り付けられた舞台と その上には、演奏に使われる楽器が設置されていた 使い古され、味のあるモノが並ぶ中 前列中央にある『ギブソン レスポール・スタンダード』だけは、新品の輝きを放っていた ( ^ω^)「…ケツに挿入てねえだろうな」 (´・ω・`)「あん?」 ( ^ω^)「なんでもないお」
424 名前:名も無きAAのようです :2013/10/09(水) 01:18:54 ID:Yfc2Znsg0('A`)「さてさて、そろそろおいでなする頃じゃね?」 タイミングよくベルが鳴り、本日の来賓がぞくぞくと入店してきた ( ・∀・)「おー、ライブハウスみたいだね」 (-@∀@)「ミラーボールとかお立ち台とか?」 川 ゚ -゚)「お前、ディスコと勘違いしていないか?」 <ヽ`∀´>「お邪魔しますニダ」 ノパ听)「お腹すいたー」 いつものメンバーに / ,' 3「ひゃああああああああああwwwwwwww酒じゃあああああああwwwwww」 |(●), 、(●)、|「自重してください校長」 ( ゚д゚ )「来たか…」ガタッ 当時のメンバーをよく知る人物 そして (`・ω・´)「よう、待ちわびたぜ今日を」 ( ´ー`)「カズ復活と聞いて」 かつてのバンドメンバー
425 名前:名も無きAAのようです :2013/10/09(水) 01:19:49 ID:Yfc2Znsg0(´・ω・`)「遅かったじゃねえかケツ穴野郎共」 (`・ω<´)「飲んでた」テヘペロ☆ (´・ω・`)「てめえ…」 ('A`)「なぁ、あの眉毛がしゃっきりしてる方って…」 从 ゚∀从「店長の兄でシャキンさん。楽器専門店やってる人」 从 ゚∀从「で、あのチンピラみたいな人はシラネーヨさん。雑誌の編集者やってる人」 ( ´ー`)「おうおうハインちゃん、チンピラはネーヨ。オメーだってヤンキーにしか見えネーヨ。そんなんじゃあ男は寄りつかネーヨ?」 从;-∀从「寄り付かなくていいよめんどくせえ…」 ('A`)「…」 N| "( ´ー`)「で、今日の主役はどこだヨ?」 (´・ω・`)「お前のケツをジッと見つめてるぞ」 N| "゚'`(;´ー`)「……」 ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ N| "゚'`(;´ー`)「よう…相変わらずだな、カズ…」 N| "゚'`(;´ー`)「とりあえず離れてくれネーか?ケツに固いモノが当たってんだヨ」 ( ^ω^)(なんだ、ノンケか…)
426 名前:名も無きAAのようです :2013/10/09(水) 01:20:51 ID:Yfc2Znsg0N| "゚'` {"゚`lリ「感動の再会に、俺のチンコも大喜びしているみたいだぜ…」ビンビン <ヽ;`∀´>「先生、女子もいるので下ネタの発言は控えてくださいニダ」 川 ゚ -゚)「今更気にするのも面倒だ…」 ノパ听)「ご飯食べてもいいんですか!?」 从 ゚∀从「先生の下ネタなんてぬるい方だし…」 ( ゚д゚ )「村学の女子は逞しいな…」 ( ゚д゚ )「因みに、私は音楽を担当している紅月ミルナだ」 |(●), 、(●)、|「ミル公よ、どこを見て話してんだ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「その………みんな、すまなかった」 阿部さんが深々と頭を下げる ざわついていた店内が、シンと静まり返った
427 名前:名も無きAAのようです :2013/10/09(水) 01:22:08 ID:Yfc2Znsg0N| "゚'` {"゚`lリ「俺の勝手な都合で、音楽をやめる事になってしまって…本当にすまない。そして、また今日、俺の勝手な都合で…」 (`・ω・´)「カズ」 シャキンが阿部さんの右肩に手を乗せ、言葉を遮った (`・ω・´)「ロックン・ロールに、湿っぽいことは野暮だぜ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「シャキン…」 ( ´ー`)「そうともヨ」 シラネーヨが、左肩に手を乗せた ( ´ー`)「過去の償いより、今の楽しさ…俺達は昔からそいつを音楽で追い求めていたじゃネーかヨ」 N| "゚'` {"゚`lリ「ネーヨ…」 (´・ω・`)「さぁ、カズ」 ショボンが、阿部さんの逞しい尻を鷲掴みにした (´・ω・`)「レッツ、ロックン・ロールだ。俺達の青春はこれからだぜ?」 N| "゚'` {"゚`lリ「ショボン…」 :N| " '` {" `lリ:「全く…性欲も月までぶっ飛ぶいい男ばかりじゃないの…」 阿部さんは頭を下げたまま、目元をグイと拭い そして顔を上げた N| "゚'` {"゚`lリ「さぁ、ロックン・ロールの時間だ!!」
439 名前:名も無きAAのようです :2013/10/11(金) 02:39:08 ID:UIgEs/BI0――――― ――― ― N| "゚'` {"゚`lリ「『エクスタシーズ』、復活ライブに来てくれてどうもありがとう。今日の客は最高だぜ」 ('A`)「どんなバンド名だ」 ( ^ω^)「でも阿部先生にピッタリだお」 N| "゚'` {"゚`lリ「そんじゃ、一曲目行ってみようじゃないの」 (´・ω・`)「カズ復活にふさわしいナンバーだ。お前らみたいなJ・POPやK・POPに夢中なファッキン・ティーンに聴かせるなんて勿体ねえくらいのな」 川 ゚ -゚)「聴かせる気はあるのか?」 (#´゚ω゚`)「うるせえ!!黙ってカズの歌を聴きやがれ!!!!行くぞカズ!!」 N| "゚'` {"゚`lリ「あ、ああ…」 (´・ω・`)「カズ…?」 平然とステージに立っているように見えるが 阿部さんのギターを持つ手は震えていた N| "゚'` {"゚`lリ「…」 (;´・ω・`)「カズ、大丈夫か?」 N| "゚'` {"゚`lリ「…安心しな、ショボン」 N| "゚'` {"゚`lリ「これは武者振るいさ」 阿部さんの指が、淫靡に動いた ♪Johnny B. Goode
440 名前:名も無きAAのようです :2013/10/11(金) 02:40:00 ID:UIgEs/BI0N| "゚'` {"゚`lリ「Deep down in Louisiana close to New Orlean Way back up in the woods among the evergreens♪」 軽快なギタープレイ そして、本家エルヴィスに驚くほど近い歌声 ブランクを感じさせない演奏だった N| "゚'` {"゚`lリ「There stood a log cabin made of earth and wood Where lived a country boy named Johnny B. Goode Who never ever learned to read or write so well But he could play the guitar just like a ringing a bell♪」 (´・ω・`)(…!!」) (`・ω・´)(これだよ…) (;´ー`)(惜しい才能だヨ全く…) そんな彼の姿を見て、メンバーの演奏にも更に力が入る N| "゚'` {"゚`lリ「GO!!GO!!GO JOHNNY GO!!GO!!」 『弾け!!弾くんだジョー!!』 歌詞に乗せられ、阿部さんのプレイは加速する (*'A`)「GO JOHNNY GO!!GO!!」 (* ^ω^)「ひょおおおおおおおおおおおお!!!!」 エルヴィスを日ごろから聴いている面子も盛り上がった
441 名前:名も無きAAのようです :2013/10/11(金) 02:41:24 ID:UIgEs/BI0【和訳】 Jonny B Goode ルイジアナのかなり南方ニューオーリンズのほど近く 深緑の森の奥深く 粗末な木の小屋が建っている そこに住むのはジョニー・B・グッドという田舎者の青年 勉強、読み書きはできないが 驚くようなギターを弾く ※弾け弾け!!弾くんだジョー!!弾け!! 弾くんだジョー!!弾け! 弾くんだジョー!!弾け! 弾くんだジョー!!弾け! ジョニー・B・グッド ガンニーの粗末な袋にギターをいれて 鉄道線路の脇の木陰に腰掛ける 鉄道技師は木陰で演奏する彼を見ていた 列車のリズムに合わせてギターをかき鳴らす 通りがかった人は足を止めこういう 「おお、この坊主なかなかやるじゃないか」 ※繰り返し 母親はこう言っていた。「いつかオマエは立派になって 有名実力派バンドのリーダーになるだろうね 大勢が遠くからわざわざ来て 日が落ちるまでオマエの演奏を聴く そしていつかオマエの名前がライトアップされてこう言われるのさ 今夜はジョニー・B・グッドの登場だ!なんてね」 ※繰り返し
442 名前:名も無きAAのようです :2013/10/11(金) 02:42:31 ID:UIgEs/BI0N|;"゚'` {"゚`lリ「Johnny B. Goode!!」 歌が終わり、弾き終えたギターの音が店内に反響する その音が消えた途端、入れ替わりに (*'A`)「ブラボオオオオオオオオオオオオ!!!せんせええええええええええ!!!」 从*゚∀从「いえええええええええええええええ!!!」 ノハ*゚听)「クールだったあああああああああ!!!」 (* ^ω^)「最高のプレイだお!!」 (*-@∀@)「アニソンじゃない歌もいいね!!」 (* ・∀・)「うんうん!!」 <ヽ*`∀´>「素晴らしい演奏でしたニダ!!」 川 ゚ー゚)「…」 拍手と、歓声 N|;"゚'` {"゚`lリ「…」 かつて、青春時代に味わった光景が目の前には広がっていた 大舞台で身に受けたモノにも負けない、大きな感動を 阿部さんが愛する生徒達によって再現されていた N|;"゚'` {"゚`lリ「あ…」 N| ";'` {"゚`lリ ボロッ N| う'` {"゚`lリ「クッ…汗が目に染みやがるぜ…」
443 名前:名も無きAAのようです :2013/10/11(金) 02:45:05 ID:UIgEs/BI0(*´・ω・`)「フフッ…興奮するなぁ」ビンビン!! (*`・ω・´)「男泣きは庇護欲をそそらせるぜ…」ボッキンキン!! ( ´ー`)「今でも思うが、なんでこんなホモばっかのバンドに入ったのかわかんネーヨマジで」 N| "゚'` {"゚`lリ「さぁ!!次いってみようじゃないの!!」 阿部さんが再びギターをかき鳴らし、次の演目へと移った 部屋の最後尾に飾られた、『ネックが折れたギター』が、キラリと輝いた―――――
455 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:21:53 ID:N.C.old20/ ,' 3「ホッホ、楽しい時間はあっという間じゃの」 荒巻校長の言うとおり、気がつけば午前11時前 高校生が遊んでいい時間帯ではなかった N|;"゚'` {"゚`lリ「おっと、盛り上がっちゃってうっかりしてたぜ。そろそろお開きにしようじゃないの」 (`^ω^´)「なに言ってんだよカズ。高校生なんて夜遊びして何ぼのもんだろうがwwwww」 (´^ω^`)「むしろ朝帰りするのが常識だろwwwwww」 从;゚∀从「このオッサンらは本当に…教師の方が多い場所で何言ってんだよ」 ノハ;゚听)「親から連絡来たし、帰らないとマズイですよー…」 |(●), 、(●)、|「それじゃあ、女性諸君は俺達が送っていくか」 ( ^ω^)「いや、むしろ先生方はまだ残っておくべき」 |(●), 、(●)、|「バカ言ってんじゃないよ。何かあったら親御さんに顔向けできないだろ?」 ( ^ω^)「せっかく集まったんだし、女共のエスコートは俺らに任せるお。大人たちはまだ楽しんでくれお」 ( ゚д゚ )「そうは言ってもな…」 ( ^ω^)「姉御はニダーが、ヒートはモラアサが、ハインは俺とケツ筋オバケが送るから!!ねーいーでしょ!!かっこつけさせてくれお!!!!」 ( ^ω^) チラッチラッ / ,' 3「いいよ」 |;(●), 、(●)、|「校長!!」 / ,' 3「なぁに、並みの暴漢くらいに襲われてヤられるほど柔な鍛え方しとらんよ彼らは。それに女性陣もそこらの男より強いしの。心配ないじゃろ」
456 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:23:18 ID:N.C.old20|;(●), 、(●)、|「うむむ…カズ、どうなんだ?」 N|;"゚'` {"゚`lリ「ちょっと考えたんだが…」 N|;"゚'` {"゚`lリ「暴漢が哀れに思えてくるビジョンしか見えないんだ…」 ('A`)「ところで、俺の尻を見てくれ。こいつをどう思う?」 ( ^ω^)「凄く…カッチカチです…」 (* ^ω^)「舐めさせてくれお」 (*'A`)「よせよ…人が見てる…」 (;゚д゚ )「せ…説得力があ…生徒の性が乱れてる!!」 |;(●), 、(●)、|「ダメだ、やっぱり問題がある!!女子生徒に歪んだ性癖が見せ付けらr…」 |;(●), 、(●)、|そ「カズううううううううううううう!!!!普段どういう教育してんだお前はああああああああああああああああ!!!!」 N|;"゚'` {"゚`lリそ「ご、誤解だ!!俺は自分の性癖を生徒に押し付けたりはしない!!」 (*´゚ω゚`)「教師っていい職業だなぁ!!ゲヘ、ゲヘヘヘヘへエエエエエエエエエ!!!!」 川 ゚ -゚)「…今の内に帰るか」 <ヽ`∀´>「…そうニダね」 ( ^ω^)「お前のケツ、ツルンツルンやな…」ナデリコナデリコ :(*'A`):「アン…テクニシャン…♥」ビクンビクン ( ・∀・)「一刻も早く帰りたい、この空間から脱したい」 (-@∀@)「これでホモじゃないと言いは…言い張ってなくない?」 ( ・∀・)「言い張ってないね」
457 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:24:39 ID:N.C.old20――――― ――― ― 川 ゚ -゚)「じゃ、私達はこっちだ」 <ヽ`∀´>「気をつけて帰るニダよ」 クールとニダーが別れ ( ・∀・)「じゃ、また月曜日ね」 ノパ听)「お疲れ様でしたー!!」 (-@∀@)「バイバイ」 モララーとヒート、アサピーが別れ ( ^ω^)「ちょっと『OVER ZENITH』して完成品ぶち殺しに行ってくるわ」 从;゚∀从「お前は何を言って…おい!!どこ行くんだ!!」 ('A`)「止めてやるな…男には、やんなきゃいけない時があるんだよ」 ブーンがクルト博士の研究所跡へ戦いに赴き ('A`)「…寒いな」 从 ゚∀从「そーだな」 ドクオとハインは、ゆっくりと帰路を歩いていた
458 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:25:56 ID:N.C.old20('A`)「凄かったな、先生の演奏」 从 ゚∀从「人に歴史有りってやつだな。最高だったぜ」 ('A`)「しっかし、あれだけやいのやいの言ってた騒動の顛末がアレたぁな…」 从 ゚∀从「アレ?そういや、阿部さんが音楽をやめた理由、教えてくれないよなぁ?」 ('A`)「知らぬが仏って奴だ…綺麗な思い出にしたかったら、聞かないほうがいいぜ」 从;゚∀从「…人に歴史有りだな。想像を絶する過去だったんだろうな」 ('A`)「若さの至りってことで」 从 -∀从「でも、それを乗り越えて今日を迎えたんだな。それって、立派なことだと思うぜ」 ('A`)「…過去、か」 ('A`)「なぁ、ハイン」 从 ゚∀从「ん?」 ('A`)「お前は…」
459 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:26:48 ID:N.C.old20『お前は過去を乗り越えられたか』 ドクオは、そう聞こうとして 背後の異変に気付いた (;'A`)「ハインッ!!」 从 ゚∀从「え?」 隣にいるハインを強く突き飛ばしたその瞬間 躊躇いの無い速度で突っ込んで来たバンによって ドクオの体は宙を舞った
462 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:28:15 ID:N.C.old20从;゚Д从「ドッ…!!」 「おいおいハインちゃん。俺を差し置いてデートたぁ、どういう了見ですか?」 急ブレーキを踏んだバンから、一人の男が降りたつ 从;゚Д从「ッ!!」 その男は、ハインの忌まわしい過去を作った その男は、ドクオの人生の分岐点を生み出した 从;゚Д从「なんっ、で、てめえが…」 「ここにいるのかって?」
463 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:29:19 ID:N.C.old20 ( ^ω^)「そりゃ、刑期を終えたからに決まってるじゃんwwwww」 .
464 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:30:57 ID:N.C.old20『瓜二つ』 その言葉が、もっとも合っていた だが、二人の知る『ブーン』とは、全くの別人 ( ^ω^)「暫くぶりに戻ってきたら、随分と丸くなっちゃってまぁ…」 ( ^ω^)「反吐がでるぜビッチ」 从#゚∀从「そりゃ、こっちのセリフだクソ野郎…そこをどけよ、あいつは俺の大切な友達なんだ」 ( ^ω^)「ん?助けたい?ねえねえ?助けたい?」 卑下た笑いが、ハインの神経を逆撫でる タバコ臭い息が、鼻を歪ませた ( ^ω^)「つーか死んだだろwwwwマジ笑えたあの吹っ飛びようwwwww」 从#゚∀从「ふざけてる場合じゃねえだろ!!救急車…」 ( ^ω^)「おい、何勝手なことしてんだよ」 バンから降りてきた数人の男が、ハインの体を羽交い絞めにする その際、携帯が手から落ち、踏み潰された 从#゚∀从「ッ…離せよこのっ…!!」 ( ^ω^)「おっと」 抵抗に移る前に、ハインの腹に拳を叩き込んだ それも一度ではなく、何度も何度も 从; ∀从「カ…」
465 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:31:42 ID:N.C.old20( ^ω^)「…本当に丸くなったな。脆くなったし」 ( ^ω^)「連れてけ」 ( ∵)「はい」 気を失ったハインと共に、男達はバンに乗り込む 「待てや…」 ( ^ω^)「あ?」
466 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:32:22 ID:N.C.old20 (#メA゚) ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ .
467 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:33:47 ID:N.C.old20頭から血を流し 腕に力が入らなくも ドクオは男に向かっていた (#メA゚)「わ…忘れもしねえぜ…忌々しいその面…」 ( ^ω^)「は?誰、お前」 (#メA゚)「西川…ホライズン…」 ( ^ω^)「ゾンビみたいでキモいなwwwww」 (#メA゚)「ハインを…どこに連れて行く気だ…」 ( ^ω^)「愛の巣…かな?」 (#メA゚)「ふざけるんじゃあ…ねえ!!」 西川と呼んだ男の元にたどり着いたドクオは、胸倉を掴みあげた ( ^ω^)「汚い手で触るんじゃねえよゴミ」 西川は、胸倉を掴まれた手を 『曲がらない方向』まで折り曲げた (#メA )「ギッ…!!」 ドクオの手首から嫌な音があがる それでも、手を離そうとはしなかった
468 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:34:29 ID:N.C.old20( ^ω^)「しつけえゴミだな…」 拳を、振り上げる 大振りなモーションだったが (#メA ) 今のドクオには、それを避ける余裕が無かった ( ^ω^)「死ねよ」 数度、拳が叩きつけられる音が響いて エンジン音とタイヤの擦れる音が鳴り、遠ざかった それから、暫くして 救急車のサイレンが響き渡った
469 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:35:43 ID:N.C.old20 .
470 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:37:14 ID:N.C.old20次回 マーケティング・レンタルコミックス14話 『都合のいい夢』
471 名前:名も無きAAのようです :2013/10/16(水) 02:56:55 ID:N.C.old20補足 『天使にラブソングをシリーズ』 ゴスペルの名を広げたコメディ映画 いいから黙ってサントラを買うか借りに行けと大きな声で叫びたい 『スクール・オブ・ロック』 ロックに情熱を捧げた男と生徒の物語 子役は実際のミュージシャンで、わりと凄い数のオーディションをアレしてなんとかしたらしい 『エルヴィス・プレスリー』 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第3位。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第3位。 「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第1位 「俺がお前らに勧めたい洋楽アーティスト」において第2位 そのセクシーな歌声とパフォーマンスは、今なお人々を魅了してやまない『キング・オブ・ロックンロール』 代表曲に『ハート・ブレイク・ホテル』『監獄ロック』『ハウンド・ドッグ』などがある 『ハウンド・ドッグ』はこの作品で紹介した映画『フォレスト・ガンプ』の挿入歌として使用されている 作中で阿部さんが演奏した『Johnny B. Goode』はチャック・ベリーのナンバーだが、エルヴィスを始めビートルズやエアロスミスなど、数多くの大物バンドによってカバーされた これは余談だが、エルヴィス自身はギターを全く弾けず、エアギターで通していたらしい
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