41 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 13:59:21 ID:JdSLUibA0
ζ(゚ー゚*ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「おはようデレ」

ζ(゚ー゚*ζ「あにさま、おはようございます」

( ・∀・)「やあこれは美味しそうだ」

ζ(゚ー゚*ζ「顔を洗っていらしてくださいな。お味噌汁よそいますから」

( ・∀・)「湯に葉っぱを浮かべたお茶を出していたとは、到底思えない上達ぶりだね」

ζ(゚、゚#ζ「あにさま」

( ・∀・)「すまないすまない」

42 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:08:47 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚ー゚*ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚ー゚*ζ「お弁当此処に置きますね」

( ・∀・)「ありがとう。もうそんな時間かい」

ζ(゚ー゚*ζ「はい、行って参ります」

( ・∀・)「気をつけて。よく勉強しておいで」

43 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:10:11 ID:NCJg.N.Q0
( ・∀・)「仕事ははかどるが」

( ・∀・)「ふむ、暇だ」

(・ー・*)「あにさまあにさま」

( ・∀・)「ふむ」

ζ(゚、゚;ζ「あにさま、何なさってるの」

(・∀・)

44 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:11:47 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚、゚*ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚、゚*ζ「お隣のツーさんから、手紙を預かってきました」

( ・∀・)「あー」

ζ(゚、゚*ζ「あにさま、いつまでも素敵だから」

( ・∀・)「あにさまは素敵でなくてはね」

ζ(゚、゚*ζ「どうしますか?」

( ・∀・)「僕はデレのあにさま以外にはならないよ。お断りの手紙を書こう」

ζ(゚ー゚*ζ「はい、あにさま」

45 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:12:36 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚ー゚*ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚、゚*ζ「宿題でわからない所があって」

( ・∀・)「どれだい、見てあげよう」

ζ(゚ー゚*ζ「此処です」

( ・∀・)「ふむ、此処はこうするといいよ」

ζ(゚、゚;ζ「ええと」

(;・∀・)「初歩だよデレ」

ζ(゚、゚;ζ「算術は苦手です……」

46 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:13:30 ID:NCJg.N.Q0
ζ(。_。 ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「大丈夫かいデレ」

ζ(。_。 ζ「算術はきっと、私の事が嫌いなんです」

(;・∀・)「そんなことは無いと思うけど」

ζ(。_。 ζ「数字が頭をくるくる回します」

( ・∀・)「楽しいけどなぁ算術」

ζ(゚、゚#ζ「数字は実は私を苛める暗号なんです。そうに違いありません!」

(;・∀・)「落ち着きなさい」

47 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:14:24 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚ー゚*ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚ー゚*ζ「お夕飯の支度が出来ました」

( ・∀・)「ありがとう、今日は何かな」

ζ(゚ー゚*ζ「蕗を炊いたのと、お魚の煮付けです」

(*・∀・)「ふむ、ふむ」

ζ(^ー^*ζ「今日は沢山お勉強教えて頂いたから、そのお礼です」

(*・∀・)「やあ楽しみだ、楽しみだ」

48 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:16:20 ID:NCJg.N.Q0

ζ(゚、゚ ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚、゚ ζ「父様と母様は、戻られないんですね」

( ・∀・)「……うん」

ζ(゚ー゚*ζ「私は、あにさまが居ればいいです」

( ・∀・)「そうかい」

49 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:17:15 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚ー゚*ζ「あにさまあにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚ー゚*ζ「本をお貸しくださいな」

( ・∀・)「この間のは、もう読んでしまったかい」

ζ(゚ー゚*ζ「はい、あにさま」

( ・∀・)「ふむ、中也かボオドレェルか」

ζ(゚ー゚*ζ「どちらもお借りしたいです」

( ・∀・)「では先に中也を貸そう。読み終えたらまた持っておいで」

ζ(゚ー゚*ζ「はい、あにさま。ありがとうございます」

50 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:18:11 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚ー゚*ζ「あにさま、あにさま」

( ・∀・)「なんだいデレ」

ζ(゚ー゚*ζ「お茶をお入れしました」

( ・∀・)「ああ、ありがとう」

ζ(゚、゚*ζ「そろそろお休みにならないと。お体を壊します」

( ・∀・)「もう少ししたら休むよ。そろそろキリがいい所だから」

ζ(゚ー゚*ζ「わかりました、あにさま。おやすみなさいませ」

( ・∀・)「おやすみデレ」

51 名前:名も無きAAのようです :2013/10/24(木) 14:19:20 ID:NCJg.N.Q0
ζ(゚、゚#ζ「あにさま」

(;・∀・)「ど、どうしたんだいデレ」

ζ(゚、゚#ζ「もう丑三つです」

(;・∀・)「もうそんな時間か。目が覚めてしまったのかい」

ζ(゚、゚#ζ「はい。ご不浄に行ったら、部屋から光が漏れてらしたので」

( ・∀・)「ははは、つい夢中になってしまって」

ζ(゚、゚#ζ「あにさま」

( ・∀・)「はい」

ζ(゚、゚#ζ「おやすみなさいませ」

( ・∀・)「はい」


←その2 / 戻る / その4→




inserted by FC2 system