「DUELIST REVOLUTION−製作速報大学が遊戯王の世界で頂点を目指すようです」

 第四話「The Six Samurai」 

 四月中旬、外では昨日から降り続いている雨が世界を濡らしている。
 二時限目の授業が終わり、教室でそのまま昼食をとろうとモララーは考えていた。

( ・∀・)「雨の日は身動きが取りづらいなあ」

 鞄を漁る中、自分のデッキケースを見つけそれを取り出す。
 マジック・テープの音を鳴らしながら、デッキケースを開ける。デッキを出して、それらのカードを一枚ずつ眺めていく。
 モララーは教室の一番後ろに座っている。他にも何人か教室に人がいるが、この様子を見られることはない。

(*・∀・)「デヘヘヘヘ、オレのデッキ」

 思わず顔が緩む。自分だけが持つ世界でただ一つのデッキ、それが完成し自分の手にあるのがモララーは嬉しくて仕方がなかった。
 モララーがエクストラデッキに手をかけたその時、背後からドアの開く音が聞こえた。

「あー、今日も雨かよ。三日以上降るとかマジありえねーし」

「何処座る?」

 教室に入ってきた集団の声にモララーは焦った。

(;・∀・)(しまったあああああああああ! この教室は後ろにも出入口があるんだった!)

(;・∀・)(――ま、いいや。隠すのもなんだし堂々としておこう。どうせ気にしないだろう)

 モララーの背後を四、五人の男達が通り過ぎた。
 ――と思いきや、モララーは肩を叩かれた。「お前ら先に行ってろょぅ」という声が聞こえ、

(=゚ω゚) ノ「ぃょぅ」

 一人の男がモララーの前の席に座って、こっちの方を向き軽く手をあげて挨拶する。

(;・∀・)「はい? 何ですか?」

(=゚ω゚)「あんた、一年かょぅ?」

 気軽に話しかけてきた男は金髪、碧眼というビジュアルだった。短く刈って逆立てており、服装はノースリーブのシャツにジーンズ。
 外人かハーフだと、モララーは思った。座る直前に見たところ、上背もかなりあった。
 スラム街でストリートバスケでもやっていそうな風貌である。

(;・∀・)「はあ、そうですけど」

(=゚ω゚)「ああ、よかったょぅ。ならタメ語でいいょぅ」

(=゚ω゚)「話しかけたのは他でもないょぅ。カードが見えたからだょぅ。デュエルやるのかょぅ?」

( ・∀・)「うん、サークルでやってるよ。大会目指して」

(=゚ω゚)「この学校にそんなのがあったのかょぅ? あ、俺もデュエルやるんだょぅ。」

( ・∀・)「ああ、そうなんだ」

 ここでモララーの頭を過ぎったのは自分が所属する遊戯王同好会会長、クーの言っていたこと。

川 ゚ -゚)「もし知り合いで遊戯王知ってる人とか興味のある人があったらどんどん誘ってくれ。頼んだぞ」
 
(;・∀・)(今がその時か)

( ・∀・)「ねえ君。あ、オレはモララーって言うんだけど」

(=゚ω゚)「よし、モララー。俺のことはぃょぅと呼んでくれよう」

( ・∀・)「えっとーぃょぅ君、どっかの部活とかサークル入ってる? デュエルやってるんなら、よかったらうちのサークル覗いてみない?」

(=゚ω゚)「おお、勧誘かよう」

( ・∀・)「そういうわけじゃ――あるか。うん、出来れば入って欲しいかな」

(=゚ω゚)「軟式野球のサークルには入ってるょぅ。でも、クソつまんねーから辞めてそっちに入ってもいいょぅ」

( ・∀・)「本当! じゃあ早速――」

(=゚ω゚)「ただし条件があるょぅ」

(=゚ω゚)「俺とデュエルするょぅ。あんたが勝ったら入ってやってもいいょぅ。早速やるょぅ」

(;・∀・)「え、ここで?」

(=゚ω゚)「何か問題あるかょぅ?」

(;・∀・)「いやあ、ないよ。じゃあやろうか、シングルでいいよね?」

(=゚ω゚)「シングルの方が俺は好みだょぅ」

 モララーは机の上にデッキを置く。
 ぃょぅも背中にからっていたバックパックを横に置き、カードボックスを取り出した。
 そして四〇枚程度のメインデッキと思われるものを取り出すと、それに軽くキスをした。

(=゚ω゚)「いくょぅ」

(;・∀・)「……オレもカットするんだぞ」

(=゚ω゚)「ハハハ、気にすんなょぅ」

 お互いのデッキをシャッフルしデュエルが始まる。



 ぃょぅのデッキはビート能力に優れる六武衆デッキであった。

(=゚ω゚)「六武衆の師範を特殊召喚!」

 それらは全て英語版で固められていた、やはり外人なのだろうか。
 結果は、ライフが半分以上削られたもののモララーの勝利に終わった。
 お触れで行動を制限し、トリシューラの能力でアドを取るという戦術でもはや為す術のなくなったぃょぅは11ターン目でサレンダーした。

( ・∀・)「ありがとうございましたー」

 ぃょぅはカードをまとめると、モララーに向かって右手を差し出した。
 モララーもそれに応え、固く握手を交わす。

(;・∀・)(外国のノリ?)

(=゚ω゚)「負けたとは思ってないょぅ。トリシューラなんてカードは知らなかったからだょぅ。もしかしてオリカ?」

( ・∀・)「違うよー、ちゃんとあるカードだよ。外国には多分、まだないんじゃないかな?」

(=゚ω゚)「未発売カードかょぅ。それなら知らなくても無理はないょぅ」

(=゚ω゚)「けど約束は護よう。そっちのクラブに入ってやるょぅ」

( ・∀・)「本当に?」

(=゚ω゚)「武士に二言はないょぅ」

( ・∀・)「ぃょぅ君、今から大丈夫? オレはもう授業ないんだけど」

(=゚ω゚)「ハハハ、あるけどサボってやるょぅ」

(;・∀・)(いいのかなあ――)



 遊戯王同好会にもちゃんとした専用の部室がある。
 しかし、サークルの活動はカードショップで行うことが多いのであまり使っていないのが現状である。
 モララーは携帯のメールでクー会長宛に新入会員が入ることを伝えた。それにより、今日の活動は部室で行うこととなった。

( ・∀・)「こんちゃーす。って先輩達はまだかー」

(=゚ω゚)「ぃょぅ」

( ><)「おいすー! ってその人誰なんです?」

(=゚ω゚)「新しく入る『ぃょぅ』だょぅ。よろしくなんだょぅ」

( ><)「新人さんですか? よろしくなんです! 早速、洗礼といくんです!」

(=゚ω゚)「お、デュエルするかょぅ!」

 

 そして、ぃょぅとわかんないんですが何度かデュエルした頃(もちろんわかんないんですの全敗だった)クーとつーが部室にやってきた。

川 ゚ -゚) 「ちっす」

(*゚∀゚)「お、新しいやつ来てるじゃねえか」


(=゚ω゚)「…………」

川 ゚ -゚) 「よろしく、私が会長のクーだ」

(*゚∀゚)「副会長のつーな」


(=゚ω゚)「やっぱ辞めるょぅ」

(;・∀・)「は?」

(=゚ω゚)「モララー君、すまんけどこのサークルには入らないことにするょぅ」

(;・∀・)「え、何で!?」

(=゚ω゚)「ボスが女だからだょぅ。マジありえねえょぅ。大会目指してるっていったけど女が会長じゃ上にあがっていけるわけねえよう」

 この時、モララーは咄嗟にクーの方を振り返る。

川 ゚ -゚)

 クーの中で何かが切れていた。

川 ゚ -゚) 「デュエルだ、ぃょぅ君。私が上にあがっていけないかどうか、実力を見てから判断してもらおうか」

(=゚ω゚)「ハァ? どうせ俺が勝つに決まってるょぅ」

川 ゚ -゚) 「――いいからはよ座れや」

(;゚ω゚)「……はい」

(;・∀・)(エライことになった)

(#゚∀゚)「アヒャヒャ。クー、その舐め腐った奴なんかぶちのめしちまえ」

(;゚ω゚)(エライとこに来ちまったょぅ。さっさと終わらせるょぅ)

 クーと新人、ぃょぅのデュエルが始まる。先攻はクー。

川 ゚ -゚) 「ドロー」

川 ゚ -゚) 「黒い旋風を発動し、BF−蒼炎のシュラを召喚。手札にBF−月影のカルートを手札に加える。カードをセットしてターンエンド」

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( ><)「出たー! ブラックフェザーの黄金パターンなんです!」

(=゚ω゚)「ドロー、まずは永続マジック。Gateway of the Sixを発動するょぅ」

川;゚ -゚) 「ちょ、テキストわからん」

(=゚ω゚)「永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを2個乗せる。
自分フィールド上の武士道カウンターを取り除く事で以下の効果を適用する。
●2つ:このターンのエンドフェイズ時まで、フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」または「Shien」と名のついた効果モンスター1体の攻撃力は500ポイントアップする。
●4つ:自分のデッキまたは墓地から「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●6つ:自分の墓地に存在する「Shien」と名のついた効果モンスター1体を特殊召喚する。」

川 ゚ -゚) 「了解、でも外国カード使ってんじゃねえよ」

(=゚ω゚)「地元では使えてたんだょぅ。さらに六武衆の結束を発動」

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(=゚ω゚)「六武衆−イロウ召喚。武士道カウンターをGateway of the Sixに二つ、結束に一つ乗せるょぅ」

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(=゚ω゚)「さらに六武衆の師範を特殊召喚するょぅ。カウンターを乗せるょぅ」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CF%BB%C9%F...

川 ゚ -゚) (特殊召喚だけど――師範相手だと弾圧が使えない)

(=゚ω゚)「Gateway of the Sixのエフェクト発動するょぅ。フィールドの武士道カウンターを四つ取り除き、デッキから六武衆の師範を手札に加えるょぅ」

(=゚ω゚)「さらに六武衆の結束のエフェクト発動。墓地に送り、二枚ドローだょぅ」

川 ゚ -゚) 「既に1:1交換を行った永続カードと、もう片方は強欲な壺か、優秀な永続魔法たちだな」

(=゚ω゚)「俺の六武衆は最強だょぅ! バトル。六武衆の師範でシュラにアタック!」

川 ゚ -゚) 「させるか。ダメージ計算時、手札からカルート発動」

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(=゚ω゚)LP8000→6900

川 ゚ -゚) 「そしてシュラの効果発動。デッキから大旆のヴァーユを守備表示で特殊召喚」

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(=゚ω゚)「ならイロウでヴァーユに攻撃するょぅ」

川 ゚ -゚) 「破壊だな」

(=゚ω゚)「カードをセットしてターンエンドだょぅ」

川 ゚ -゚)  LP8000 手札3枚
モンスター:シュラ
魔法・罠:リバース:1(王宮の弾圧) 黒い旋風

(=゚ω゚) LP6900 手札3枚 
モンスター:六武衆イロウ
魔法・罠:リバース:1 Gateway of the Six(カウンター0)

川 ゚ -゚) 「ドロー」

川 ゚ -゚) (手札にはダーク・アームド・ドラゴンがある――このままシュラが破壊されても、リクルート効果を使用してもヴァーユがあるからどちらにしろ墓地の調整は可能だ。除外やバウンスがなければだがな)

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川 ゚ -゚) 「バトルだ、シュラでイロウに攻撃」

(=゚ω゚)「トラップ発動、万能地雷グレイモヤだょぅ」

川 ゚ -゚) 「シュラは破壊だな」

川 ゚ -゚) 「(次にダムドで反撃をする)カードをセットして、ターンエンド」

(=゚ω゚)「ドローだょぅ。六武衆の結束を発動。さらに手札から六武衆−ヤイチを召喚。エフェクト発動するょぅ、対象は最初にセットした方のリバース! さらに永続マジック二枚に武士道カウンターを乗せるエフェクトも発動するょぅ」

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川 ゚ -゚) (発動すれば弾圧の破壊は止められる――が、こっちがダムドを出せなくなる)

川 ゚ -゚)「トラップ発動、激流葬。フィールドのモンスターを全て破壊」

http://yugioh-wiki.net/?%A1%D4%B7%E3%CE%AE%C1%F2%A...

(=゚ω゚)「くっ! やるょぅ。だが激流葬にチェーンしてサモンチェーンを発動するょぅ! もう二回、召喚が可能になるょぅ」

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 そして、リバースカードの弾圧が破壊される。

(=゚ω゚)「手札からニサシを召喚。これにより武士道カウンターを乗せるょぅ。そしてGateway of the Sixのエフェクト発動。デッキより六武衆−カモンを手札に加えるょぅ。さらに結束の効果発動。墓地に送って二枚ドローするょぅ」

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(=゚ω゚)「さらにカモン召喚。武士道カウンターと、カモンの効果エフェクト発動。黒い旋風を破壊するょぅ」

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(;・∀・)「まずいなあ。カードも減らされるし、フィールドにもどんどん展開してくる」
(*゚∀゚)「六武、終わったテーマかと思ってたが意外と強えな」
 
(=゚ω゚)「さらに六武衆の師範を特殊召喚! 武士道カウンターを乗せるょぅ!」

(=゚ω゚)「そして、さらにGateway of the Six! 手札に六武衆の師範を加えるょぅ!」

(=゚ω゚)「バトル! ニサシ、師範でダイレクトアタックだょぅ! ちなみにニサシはエフェクトにより二回攻撃が可能だょぅ!」

川 ゚ -゚)LP8000→3100

(=゚ω゚)「カードをセットしてターンエンドだょぅ」

川 ゚ -゚)  LP3100 手札3枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし

(=゚ω゚) LP6900 手札1枚 
モンスター:六武衆−ニサシ 六武衆−カモン 六武衆の師範
魔法・罠:リバース:1 Gateway of the Six(カウンター0)

川 ゚ -゚) 「ドロー」

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川 ゚ -゚) 「ダーク・アームド・ドラゴンを特殊召喚。効果発動」

(=゚ω゚)LP6900→3450「待つょぅ。神の宣告、無効にするょぅ」

川 ゚ -゚) 「……暁のシロッコを召喚。シロッコでニサシに攻撃」

(=゚ω゚)LP3450→2850

川 ゚ -゚) 「ターンエンド」

(=゚ω゚)「ドロー。カードをセットするょぅ。バトル、まずは師範でシロッコにアタック!」

川 ゚ -゚)LP3100→3000

(=゚ω゚)「さらにカモンでダイレクトアタック!」

川 ゚ -゚) LP3000→1500「むぅ……」

(=゚ω゚)「ターンエンド!」

( ><)「ピンチなんです! クー会長、負けてしまうんじゃ」

( ・∀・)「大丈夫だって! ダムドが無効にされたのは痛いけど」

川 ゚ -゚) 「ドロー」

川 ゚ -゚) 「黒羽の宝札を発動。手札から激震のアブロオロスを除外し、カードを二枚ドロー」

川 ゚ -゚) (さて、どうする。この背水の陣、一歩間違えれば即、負けてしまう。どれが、一番生き残りやすいルートだ?)

川 ゚ -゚) (ここは恐らく――相手のリバースが攻撃誘発カードの前提で行動するくらいがベストか)

川 ゚ -゚) 「ターンエンド」

(;><)「がら空きのままエンドって! い、いいカードが引けなかったんですかー? クー会長!」

(*゚∀゚)「おい、うるせえぞわかんないんです!」

(=゚ω゚)「ドロー! どうやら俺の勝ちのようだょぅ。そして、その最後を締めくくる相応しいカードも引けたようだょぅ!」

(=゚ω゚)「来るょぅ! 大将軍 紫炎!」

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(;><)「ああ、何かかっこいいんです」

(=゚ω゚)「俺は今までこのデッキでBF使いにだって負けたことはなかったたょぅ。それに女デュエリストが俺に勝てるわけはなかったんだょぅ」

(=゚ω゚)「ラストアタックだょぅ、大将軍 紫炎でダイレクトアタック!」

川 ゚ -゚) 「バトルフェーダー。こいつを特殊召喚してバトルフェイズを終了する」

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(;・∀・)「バトルフェーダー、手札から使えるカードか。助かったー」

(=゚ω゚)「ターンエンド」

川 ゚ -゚)  LP1500 手札2枚
モンスター:バトルフェーダー
魔法・罠:なし

(=゚ω゚) LP2850 手札1枚 
モンスター:六武衆−カモン 六武衆の師範 大将軍 紫炎
魔法・罠:リバース:1 Gateway of the Six(カウンター0)

(=゚ω゚)「BFにフェーダーとか意味わからんょぅ! そいつは時間稼ぎデッキか、リリースやシンクロ要因として使えるデッキに差すもんだょぅ」

(=゚ω゚)「攻撃無効カードをシナジー考えずに入れるだけとか、やっぱり発想が浅はかで女々しいょぅ」

川 ゚ -゚) 「お前の意見には賛成だ」

川 ゚ -゚) 「だが私のデッキにシナジーがないというのは間違いだ。それを見せてやる、ドロー」

川 ゚ -゚) 「手札から黒い旋風を発動。そして、手札から黒槍のブラストを召喚。手札に加えるのはそよ風のブリーズ」
 
川 ゚ -゚) 「さらに手札に加わったことにより、そよ風のブリーズを特殊召喚する」

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(=゚ω゚)「チューナー――まさか、シンクロ素材かょぅ!」

川 ゚ -゚) 「そうだ。レベル3のブリーズ、レベル4のブラストを墓地送り。そしてレベル1のバトルフェーダーを除外して、シンクロ召喚。BF−孤高のシルバー・ウィンド」

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(;゚ω゚)「シルバー・ウィンド、シンクロ召喚で出てくるのは初めてみたょぅ」

川 ゚ -゚) 「シルバー・ウィンドの効果発動。このカード攻撃力よりも低い守備力を持つ相手モンスター二体を破壊。破壊するのは紫炎とカモンだ」

(;゚ω゚)「紫炎のエフェクト発動! 代わりに師範を破壊するょぅ!」

川 ゚ -゚) 「それだと師範の効果は発動しないな。シルバー・ウィンドの効果を使ったターンは攻撃出来ない、ターンエンド」

(=゚ω゚)「ドロー!」

(;゚ω゚)(伏せはミラーフォース。まだ大丈夫だょぅ。でもとりあえず紫炎は守備表示にしておくょぅ)

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(=゚ω゚)「紫炎を守備表示に変更。カードをセットしてターンエンドだょぅ」

川 ゚ -゚)  LP1500 手札1枚
モンスター:孤高のシルバー・ウィンド
魔法・罠:黒い旋風

(=゚ω゚) LP2850 手札1枚 
モンスター:大将軍 紫炎(守備表示 DEF2400)
魔法・罠:リバース:2(一枚はミラーフォース) Gateway of the Six(カウンター0)
 
川 ゚ -゚)「ドロー。ここで墓地の大旆のヴァーユの効果を発動。シロッコとヴァーユを除外し、エクストラよりBFのシンクロモンスターを特殊召喚する」

(=゚ω゚)「そうはさせねえょぅ! トラップ発動、大火葬! お互いの墓地のモンスターを全て除外するょぅ!」

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川 ゚ -゚)「いいカードを入れているな。だが、私にはこいつがある。異次元からの埋葬発動!」

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川 ゚ -゚)「除外されているヴァーユ、シロッコ、そしてアブロオロスを墓地に戻す」

川 ゚ -゚)「そしてこいつを召喚だ。ファントム・オブ・カオス」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%D5%A5%A...

川 ゚ -゚)「ファントム・オブ・カオスの効果発動。墓地にある激震のアブロオロスを除外しその効果をコピーする」

(;゚ω゚)「な、なんなんだょぅ、それは。そんなブラックフェザー見たことないょぅ!」

川 ゚ -゚)「アブロオロスとなったファントム・オブ・カオスの効果発動。このカードの攻撃力を1000ダウンさせ、相手の魔法、罠を全て手札に戻す」

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 ぃょぅの伏せカード、ミラーフォースが手札に戻される。

川 ゚ -゚)「さらに再度、ヴァーユの効果を発動する。シロッコとヴァーユを除外し、エクストラよりアームズ・ウィングを特殊召喚」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A3%C2%A3%C...

川 ゚ -゚)「バトルだ、まずはファントム・オブ・カオスで紫炎に攻撃」

(=゚ω゚)「ん? そいつじゃ紫炎は倒されんょぅ」

川 ゚ -゚)LP1500→700「ここでアブロオロスとなったファントム・オブ・カオスの効果が発動する。このカードと戦闘を行ったモンスターは手札に戻る」

(;゚ω゚)「紫炎が……」

川 ゚ -゚)「とどめだ。アームズ・ウィングと孤高のシルバー・ウィンドでダイレクトアタック!」

(=゚ω゚)LP2850→0「そんな、俺の六武衆が負けるなんて――!」

川 ゚ -゚)  LP700 手札なし
モンスター:孤高のシルバー・ウィンド アームズ・ウィング ファントム・オブ・カオス(アブロオロスコピー)
魔法・罠:黒い旋風

(=゚ω゚) LP0 手札2枚 
モンスター:なし
魔法・罠:Gateway of the Six(カウンター0)

川 ゚ -゚)「私の勝ちだ。運が悪かったというならもう一回やってあげてもいいが」

(;゚ω゚)「いや、その……」





川 ゚ -゚)「わかればよろしい」

(=゚ω゚)「ビッグボスの華麗なデュエル! 感動しましたですょぅ! 是非、弟子にしてくださいょぅ!」

川 ゚ -゚)「入部してくれるのか」

(=゚ω゚)「はい! なんなら手土産として他の奴らも連れて来ますょぅ!」

川 ゚ -゚)「それは頼もしいな。ぃょぅ君、ようこそ我が遊戯王同好会へ」

(*゚∀゚)「ムカついたけどお前おもしろい奴だなwwwwwwwよろしく!」

( ><)「よろしくなんです! これから一緒に優勝を目指すんです!」

(=゚ω゚)「おお! なんという暖かい歓迎なんだょぅ!」

(;・∀・)(オレとしては無事に物事が収まってよかったよ、本当)



 次の日、(=゚ω゚)は本当に三人の会員候補を部室へと連れてきた。自分の友人達らしい。

(=゚ω゚)「おい、そういえばお前ら。遊戯王はやったことあるのかょぅ?」

(・∀□フ「ヂェミナイエルフにデーモンの斧が最強なんだろ?」

w ‘∀‘)「八咫烏とカオスエンペラー」

(,メд^)「白いカードをパチパチ並べるゲームだっけ?」

(=゚ω゚)「……とりあえずルールを教えるょぅ。ビッグボス、ちょっと机借りるょぅ」

川 ゚ -゚)「うん、好きにしていいょぅ」

 それから一時間後、教えられている面の集中力が切れ始めた頃。

(・∀□フ「何これバランス悪ー。昔の方がおもしろかったくね?」

w ‘∀‘)「ワンキルさせろし!」

(,メд^)「白いカードwwwwwwwwwうぇwwwwwwwww」

(#゚ω゚)「デュエルは今の方が面白えんだょぅ! てめえら、もういいょぅ! やる気ないなら帰れょぅ!」

 そしてぃょぅは連れてきた友人達の背中をガシガシ蹴って部室から追い出した。

(;・∀・)「本当、悪いやつではないんだけど。連れてきてよかったのかな」

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