川 ゚ -゚) 「練習試合をすることにした。本番と同じ三対三のルールでな」

 クーがそんな提案をしたのは、モララーが製作速報大学遊戯王同好会に入って一週間経った頃だった。

( ・∀・)「練習試合って何処とするんですか? 攻撃したのはライコウ、リバース効果を発動します」

 同好会の面々はいつも通り、カードショップにてフリーデュエルを行っている。

川 ゚ -゚) 「うちの大学には動画研究会というサークルがあってな。そこが動画作りに必要とかで遊戯王をやっているんだ」

( ・∀・)「ああ、光のゲームってやつですか。最近見ましたよ」

(*゚∀゚)「――ターンエンド」

( ><)「クー先輩、そんな意味の分からないオタサーとデュエルして意味あるんですか?」

( ・∀・)「いや、うちもオタサーちゃあオタサーだろう。エアベルン召喚します。エアベルンでダイレクトアタック! エアベルンの効果発動」

(;><)「え? そうなんですか?」

(*゚∀゚)「そりゃあ遊戯王だしな――あとモララー。手札、フィールドゼロになったしサレンダーいいか?」

( ・∀・)「オーケーです、ありがとうございました」

(*゚∀゚)「ありー。つーかむっちゃ嫌らしいデッキだな、それ」

( ・∀・)「それがコンセプトなんで」

川 ゚ -゚) 「はい、じゃあモララー君とつーのデュエルが終わったところで本題に戻ろう。相手は確かに大会に出てい実力者というるわけではないが、本番前に形だけでも体験して欲しいと思ってな」

川 ゚ -゚) 「それと、実はもう彼らはここに来てる」

(;><)「え?」

 モララーはつーの視線の先の方を観る。その方向には自分たちが来る前からデュエルをしていた先客いた。
 ガタッ、と椅子を引く音をたてて三人組の男達が立ち上がる。

(-@∀@)「どうもー、実は僕たちが件の動画研究会だったのさ!」

( ・ω・)=つ≡「オラァ、ボッコボコにしてやんよ!」

( ^^ω)「オタサーでーす」

 一同の視線が、わかんないんですの方に集まる。

(;><)「ハハハ……どうも皆さん、仲良くしようなんです」

DUELIST REVOLUTION−製作速報大学が遊戯王の世界で頂点を目指すようです

第3話「トリシューラの鼓動」

 練習試合を開始といきたいところだったがモララーの方に一つ問題があった。

(;・∀・)「いや、あのすんません。オレのデッキ、まだプロキシが残ってるんですよ。あと少しで揃うんですが」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A5%D7%A5%ED%A5%A...

川 ゚ -゚) 「む――そうなのか。すまない、それはすぐにどうにかならないか?」

(;・∀・)「そうですね。店長!」

<_プー゚)フ「あいよー!」

 モララーは店長に、今必要なカードを尋ねる。

<_プー゚)フ「あぁ、ごうけんだけないねえ。後はノーマルボックスにあったと思うよ」

(;・∀・)「本当ですか? じゃあちょっと探させてください」

 店長は店の奥からノーマルカードや一部のレアが入ったダンボール箱を担いできた。
 モララーはその中から必要なカードを漁る。

(;・∀・)「すいません、少し待ってください」

(-@∀@)「僕らは別にプロキシでもいいけど?」

川 ゚ -゚) 「いや、今回は形だけはしっかりしたいんだ。少し待ってくれないだろうか?」

(*゚∀゚)「先にオレらだけでやってればいいんじゃないか?」

川 ゚ -゚) 「それもそうだな。じゃあモララー君は大将ということで、最初はどっちにする?」

(*゚∀゚)「じゃあ、わかんないんです。お前行け」

(;><)「え? 僕はまだ無理なんです!」

川 ゚ -゚) 「今回は私はやらないから。まあ、相手はファンデッキだし運がよければいい勝負くらいにはなるだろう」

(*゚∀゚)「ほれ、行け。お前が三将だ」

(;><)「わ、わかったんです!」

(-@∀@)「じゃあこっちの切り込み隊長は『は瀬川』で」

( ^^ω)「よろすくー」

(;><)「よろしくなんです!」

 動画研究会のは瀬川は痩せた体でいかにもオタクといった感じの風貌である。
 は瀬川とわかんないんですは向かい合う形で席に着く。は瀬川はサイコロをデッキケースから取り出し、わかんないんですの前に置いた。

(;><)「これは?」

( ^^ω)「うちはサイコロで先攻後攻を決めるんだ。光のゲームの形式に従ってね! あと、ダイスを投げる時の掛け声は『デスティニーダイスロール!』」

(;><)「ハァ……わかったんです」

( ><)「デスティニーダイスロール!」( ^^ω)

( ><) 3

( ^^ω) 2

( ^^ω)「あーあ、デスティニーダイスロールで負けちった」

( ><)「先攻いただくんです!」

( ^^ω)「デュエル!」

(;><)「デュ、デュエル!」

(-@∀@)「あ、いい忘れてたけど」

 デュエルが始まろうとした途端、動画研究会の会長アサピーが口を開いた。

(-@∀@)「そっちが負けたら、クー会長とつー副会長はこっちが頂くんだぜ!」

(;><)「えぇ! き、聞いてない!」

川 ゚ -゚) 「……いやいや、そっちの遊戯王ビデオに出ろってことだろう」

(-@∀@)「言い方を変えればそうだね!」

(*゚∀゚)「紛らわしいんだよてめえ。こっちが勝ったらうちの部のホームページ、作ってもらうからな」

(-@∀@)「それくらい、お安い御用さ。あ、君たちはデュエルを続けて」

(;><)「はい、ドローです」

( ><)「手札から隼の騎士を召喚、カードをセットしてターンエンドなんです!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%C8%BB%A4%C...

( ^^ω)「俺のターン! ドロー!」

( ^^ω)「手札からフューチャー・ヴィジョンを発動!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%D5%A5%E...

( ^^ω)「さらにフォーチュンレディ・ライティーを召喚! 効果発動、ライティーは除外される」

( ^^ω)「ここでライティーの効果発動、フィールドから離れたことによりデッキからフォーチュンレディ・アーシーを特殊召喚」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%D5%A5%A...

( ^^ω)「バトル! フォーチュンレディ・アーシー(ATK2400)で伏せモンスターを攻撃!」

( ><)「トラップ発動! くず鉄のかかし! 遊星みたいに攻撃を止めるんです!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A4%AF%A4%B...

( ^^ω)「やるな! カードをセット、ターンエンド!」

( ><) LP8000 手札4枚 勇気の旗印、リミット・リバース、ミラーフォース、チューン・ウォリアー
モンスター:隼の騎士
魔法・罠:伏せ1(くず鉄のかかし)

( ^^ω) LP8000 手札3枚
モンスター:フォーチュンレディ・アーシー
魔法・罠:伏せ1 フューチャー・ヴィジョン(フォーチュンレディ・ライティー)
※フィールド表記変えました

( ><)LP8000→7500「ドロー! 手札からツイスターを発動! フューチャー・ヴィジョンを破壊するんです!」

( ^^ω)「うおお、ライティー戻ってこなくなるし!」

( ><)「さらに勇気の旗印を発動!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CD%A6%B5%A...

( ><)「チャンスなんです! 手札からチューン・ウォリアーを召喚! 隼の騎士とチューン・ウォリアーを墓地に送って大地の騎士ガイアナイトをシンクロ召喚なんです!」

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http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%C2%E7%C3%C...

( ^^ω)「ガイアナイト?」

( ><)「ゴヨウ持ってないんです! バトル! 大地の騎士ガイアナイト(ATK2600→2800)でフォーチュンレディ・アーシーを攻撃!」

( ^^ω)LP8000→7600

( ><)「どうだなんです!」

( ^^ω)「バトルフェイズ終了時、トラップカード。フォーチュン・インハーリットを発動!」

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( ><)「何ですかそれ? カードを一枚セットしてターンエンドなんです!」

( ^^ω)「俺のターン! ドロー!」

( ^^ω)「スタンバイフェイズ、前のターンに発動したフォーチュン・インハーリットの効果が発動する。手札からフォーチュンレディ・ダルキー、そしてウォーテリーを特殊召喚!」

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(;><)「うおう、一気に二枚出てきたんです!」

( ^^ω)「ウォーテリーの効果でカードを二枚ドロー!」

( ^^ω)「さらにダルキー、ウォーテリーのレベルは効果により1つ上昇する。それに伴ない攻撃力もアップ!」

フォーチュンレディ・ダルキー ATK2000→2400
フォーチュンレディ・ウォーテリー ATK1200→1500

( ><)「レベルで攻撃力が変わる、すごい効果を持ってるんです!」

( ^^ω)「さらに手札から魔法カード、フォーチュンフューチャーを発動! 除外されているフォーチュンレディ・ライティーを墓地に戻しカードを二枚ドロー!」

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( ><)「…………」

(*゚∀゚)(こいつ、ドローのヤバさをわかってないんだろうなあ)

( ^^ω)「フォーチュンレディ・ウィンディーを召喚! そして効果発動、相手の魔法、罠を三枚破壊する!」

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(;><)「がぁっ!」

勇気の旗印、くず鉄のかかし、裏側のリミット・リバースが破壊される

( ^^ω)「一族の結束を発動。墓地にはライティーとアーシーの魔法使い族のみ、俺の魔法使い族の攻撃力はすべて800アップする!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%B0%EC%C2%B...

( ^^ω)「バトル! まずはフォーチュンレディ・ダルキー(ATK3200)でガイアナイトを攻撃!」

(;><)LP7500→6900「うぅ! 僕の切り札が……」

( ^^ω)「いやあ、出てきたのがゴヨウじゃなくてガイアナイトで助かったわ。ダルキーの効果発動。墓地からアーシーを特殊召喚する」

( ^^ω)「さらにウォーテリー(ATK2300)、アーシー(ATK3200)、ウィンディー(ATK1700)で攻撃!」

(;><)LP6900→0「うぅ……!」

( ><) LP0 手札1枚 ミラーフォース
モンスター:なし
魔法・罠:なし

( ^^ω) LP7600 手札3枚
モンスター:フォーチュンレディ・アーシー、フォーチュンレディ・ダルキー、フォーチュンレディ・ウィンディー、フォーチュンレディ・ウォーテリー
魔法・罠:一族の結束

( ^^ω)「あれ、ライフ届いたか。乙ー」

(;><)「ありがとうございましたなんです! 強いんです!」

( ^^ω)「ハハハ、上手く回ってはくれたね」

(;><)(そう、僕が弱かっただけなんです。もし……シンクロで出したのがガイアナイトじゃなくてゴヨウ・ガーディアンだったら一ターンキルは凌げた。いや、それ以外のカードも貧弱すぎたんです)

(;><)(やっぱりスターターだけじゃダメなんです、強いデッキが必要なんです!)

(-@∀@)「これで、こっちの一勝。リーチかかったね」

(*゚∀゚)「まあこいつは初心者だしな、負けても仕方ない。次はオレだぜ」

 つーはわかんないんですと場所を替った。

( ・ω・)=つ≡「次は俺の番よ」

 相手もボッコスに選手交代。

( ・ω・)=つ≡「じゃあ初めはデスティニーダイ、」

(*゚∀゚)「んな恥ずかしいことやってられるか。てめえが先攻でいいからかかってきやがれ!」

( ・ω・)=つ≡「いいんよ? 後悔するんよ?」

 お互いにデッキからカードを五枚引く。

( ・ω・)=つ≡「俺のターン。ドローするんよ! あ、これ勝った」

(*゚∀゚)「何だと。てめえまさか」

( ・ω・)=つ≡「手札からスター・ブラストを発動。ライフを3000払って、手札の真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)のレベルを1にするんよ」

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(*゚∀゚)(ただリリースなしで召喚するなら四にするだけでいいはず――何故、1にまで下げる? バカなのか?)

( ・ω・)=つ≡「手札からレベル1となった真紅眼の黒竜を召喚。さらに魔法カード、トライアングルパワーを発動するんよ。レッドアイズの攻撃力は4400まで上昇するんよ」

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(*゚∀゚)「だがそいつを使ってもエンドフェイズには破壊され――あっ!」

( ・ω・)=つ≡「ようやくわかったようだなんよ。手札から黒炎弾、さらに手札を全て捨てて連続魔法発動。合計8800ダメージんよ」

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(*゚∀゚)LP8000→0「おいおい、本当に先攻1キルかよ……」

( ・ω・)=つ≡「ありがとうございましたー」

(*゚∀゚)「ありー、地雷すぎるぜ」

(-@∀@)「……ということでクー会長、こっちの勝利が確定しました」

川;゚ -゚) 「うん、これは予想外だった」

(;><)「ごめんなさいなんです!」

(*゚∀゚)「オレはあんまり悪くねえよな!?」

川;゚ -゚) 「アサピー会長。私とつーで罰ゲームは受けるから、モララー君ともデュエルしてやってくれないか?」

(-@∀@)「ハハハ、それはオーケーだよ。っていうか罰ゲームじゃないよ!?」

川 ゚ -゚) 「モララー君すまない、思いのほかデュエルが早く終わってしまったが準備はまだか?」

(;・∀・)「あ、できましたー! 足りないカードは合ったけどどうにか!」

(;・∀・)「店長、カード探すの手伝ってもらってすいません」

<_プー゚)フ「いやいや、お安い御用だよ。それより頑張ってね」

( ・∀・)「はい!」

( ・∀・)(このデッキを作るのに金がかなりかかった――だがもったいないとか、そんなことは思わない)

( ・∀・)(オレのデッキ、こいつで戦う!)

川 ゚ -゚) 「じゃあモララー君早速入ってくれ」

( ・∀・)「わ、わかりました」

(*゚∀゚)「全敗は情けねえから、頼むモララー。踏ん張ってくれ」

(;・∀・)「善処します」

 モララーが席につく。最後の相手はアサピー会長。

( ・∀・)「お願いします!」

(-@∀@)「よろしくー。デスティニ、」

( ・∀・)「あ、そこはジャンケンで」

(-@∀@)

 先攻はアサピーになった。

(-@∀@)「僕のターン、ドロー!」

(-@∀@)「手札からモンスターをセット! カードをセットしてターンエンド!」

( ・∀・)「ドローします」

手札:深海のディーヴァ、墓守の偵察者、シンクロキャンセル、精神操作、簡易融合、ライトロード・ハンター ライコウ

( ・∀・)(よし、初手からいける!)

( ・∀・)「手札から深海のディーヴァを召喚! 効果発動、デッキよりニードル・ギルマンを特殊召喚します」

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( ・∀・)LP8000→7000「さらに手札から簡易融合(インスタント・フュージョン)。エクストラデッキよりカオス・ウィザードを特殊召喚!」

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(-@∀@)「やらせはせんぞ! カオス・ウィザードの特殊召喚時にトラップ発動、フィッシャーチャージ! 僕の場のプリンセス人魚をリリースし、深海のディーヴァを破壊する! そしてカードをドロー」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%D5%A5%A...

(;・∀・)「くっ!」

(-@∀@)「ハハハ、シンクロなんぞやらせるものかー」

( ・∀・)「仕方ない、ニードル・ギルマン(ATK1700)でダイレクトアタック!」

(-@∀@)LP8000→6300

( ・∀・)「エンドフェイズに簡易融合で出したカオス・ウィザードは墓地へ送られます、ターンエンド!」

(-@∀@) LP6300 手札5枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし

( ・∀・) LP7000 手札4枚
モンスター:ニードル・ギルマン
魔法・罠:なし

(-@∀@)「僕のターン! ドロー! 手札からレインボー・フィッシュを召喚!」

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( ・∀・)(懐かしいカードが……)

(-@∀@)「バトルフェイズ、レインボー・フィッシュでニードル・ギルマンを攻撃!」

( ・∀・)LP7000→6900

(-@∀@)「ターンエンド」

( ・∀・)「ドローします」

ドローカード:貪欲な壺

( ・∀・)(ライコウを伏せて様子を見るべきか……いや、次にチューナー関係を引いた時のために、今は速さを重視だ)

( ・∀・)「モンスターをセット、ターンエンドです」

(-@∀@) LP6300 手札5枚
モンスター:レインボー・フィッシュ
魔法・罠:なし

( ・∀・) LP7000 手札4枚 シンクロキャンセル、精神操作、ライコウ、貪欲な壺
モンスター:裏守備1(墓守の偵察者)
魔法・罠:なし

(-@∀@)「僕のターン! ドロー!」

(-@∀@)「レインボー・フィッシュで裏守備モンスターを攻撃!」

( ・∀・)「墓守の偵察者です、守備力は2000。リバース効果発動、デッキより墓守の偵察者を守備表示で特殊召喚します」

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(-@∀@)LP6300→6100「うーん、壁か。ターンエンド!」

( ・∀・)「ドロー」

ドローカード:墓守の偵察者

( ・∀・)(役に立たないカード、チューナーじゃなかったか。しょうがない)

( ・∀・)「モンスターをセットします、ターンエンドです」

(-@∀@) LP6100 手札6枚
モンスター:レインボー・フィッシュ
魔法・罠:なし

( ・∀・) LP6900 手札4枚 シンクロキャンセル、精神操作、貪欲な壺、墓守の偵察者
モンスター:墓守の偵察者2 裏守備1(ライコウ)
魔法・罠:なし

(-@∀@)「僕のターン! ドロー! よし来た」

(-@∀@)「まずは墓地のプリンセス人魚を除外し、水の精霊 アクエリアを特殊召喚!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BF%E5%A4%C...

(-@∀@)「そしてレインボー・フィッシュ、アクエリアをリリースし手札から超古深海王(ちょうこしんかいおう)シーラカンスをアドバンス召喚!」

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(;・∀・)「シーラカンスか、そんなカードもあったなあ」

(-@∀@)「シーラカンスの効果発動。手札の月の書を捨てて、デッキよりレベル4以下の魚族を好きなだけ特殊召喚」

(-@∀@)「呼び出すのは深海王デビルシャーク二体と竜宮の白タウナギ二体。全て攻撃表示だ」

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http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%CE%B5%B5%D...

( ・∀・)「チューナーってことは――」

(-@∀@)「そう、二体のデビルシャークと白タウナギを墓地へ送り、シンクロ召喚を行う。来い、レッド・デーモンズ・ドラゴン、スターダスト・ドラゴン!」

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( ^^ω)「おお! アサピーのくせに主人公っぽいぞ!」

(-@∀@)「バトル! まずはレッド・デーモンズ・ドラゴンで墓守の偵察者を攻撃! アブソリュート・パワーフォース!」

(-@∀@)「この時、レッド・デーモンズ・ドラゴンの効果が発動する。そちらの守備モンスターは全て破壊だ、デモン・メテオ!」

(;・∀・)「がら空きになった」

(-@∀@)「シーラカンスとスターダスト・ドラゴンでダイレクトアタック! エンシェント・ダイブ! シューティング・ソニック!」

(;・∀・)LP6900→1600

(-@∀@)「ターンエンドだ」

(;・∀・)(ここで変なカードを引いたら負ける。頼む!)

( ・∀・)「ドロー!」

 ドローカードは――召喚僧サモンプリースト。

( ・∀・)「よし、切り札が引けた! 手札から召喚僧サモンプリーストを召喚! 効果により守備表示になります!」

(-@∀@)「サモンプリーストが切り札? 確かに制限カードだが、変わってるねえ」

( ・∀・)「いえ、こいつは本当に助かりましたよ。サモンプリーストの起動効果、手札から精神操作を捨て、デッキよりレスキューキャットを特殊召喚します」

( ・∀・)「そしてレスキューキャットの効果発動。デッキよりチューナーモンスター、X−セイバー エアベルン。そしてライトロード・ハンター ライコウを特殊召喚します」

(-@∀@)「合計は9――そいつはさっきも呼び出そうとしたやつだね」

( ・∀・)「ええ、オレのデッキの主力はこいつです。レベル3のエアベルン、レベル2のライコウ、そしてレベル4のサモンプリーストを墓地に送り、氷結界の龍 トリシューラをシンクロ召喚!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%C9%B9%B7%E...

( ・∀・)「トリシューラの効果を発動。フィールドにあるレッド・デーモンズ・ドラゴン、墓地にある白タウナギ、そして手札一枚をランダムに除外します!」

 アサピーの手札から除外されたのは二枚目のシーラカンス。

(-@∀@)「うぅ……だがまだシーラカンスは倒せないな」

( ・∀・)「まだです、さらにシンクロキャンセルを発動。トリシューラをデッキに戻し、墓地より素材モンスターを特殊召喚します」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%B7%A5%F...

( ・∀・)「そしてもう一度シンクロです、トリシューラ! フィールドのシーラカンス、墓地の白タウナギ、手札一枚を除外します」

 アサピーの手札から除外されたのは洗脳−ブレインコントロール。

(-@∀@)「シーラカンスまで除外されてしまったか……」

( ・∀・)「さらに貪欲な壺を発動します。墓地のカオス・ウィザード、墓守の偵察者、レスキューキャット、一枚目のライコウ、ニードル・ギルマンをデッキに戻してカードを二枚ドローします」

ドローカード:サイクロン、冥府の使者ゴーズ

( ・∀・)「バトル、トリシューラでスターダスト・ドラゴンを攻撃」

(-@∀@)LP6100→5900「がら空きになってしまったか、やるねえ」

( ・∀・)「ターンエンド!」

(-@∀@) LP5900 手札2枚 戦線復活の代償 オイスターマイスター
モンスター:なし
魔法・罠:なし

( ・∀・) LP3900 手札2枚 冥府の使者ゴーズ、墓守の偵察者
モンスター:トリシューラ
魔法・罠:伏せ1(サイクロン)

(-@∀@)(チャンスが一転してピンチ。ハンデスはキツかった! 頼む、何か来てくれ!)

(-@∀@)「僕のターン! ドロー!」

(-@∀@)「手札からレインボー・フィッシュを召喚! さらに、レインボー・フィッシュを墓地に送り戦線復活の代償を発動!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%C0%EF%C0%F...

( ・∀・)「サイクロン。戦線復活の代償を破壊します」

(-@∀@)「くっ! ターンエンド!」

( ・∀・)「ドロー! 手札からエアベルンを召喚します!」

(-@∀@)「うっ、ハンデスモンスターか!」

( ・∀・)「バトル、エアベルンでダイレクトアタックします。効果発動します」

(-@∀@)LP6100→4300「手札の残り一枚、オイスターマイスターを捨てる」

( ・∀・)「トリシューラでダイレクトアタック!」

(-@∀@)LP4300→1600

( ・∀・)「ターンエンドです!」

(-@∀@) LP1600 手札0枚
モンスター:なし
魔法・罠:なし

( ・∀・) LP3900 手札2枚 冥府の使者ゴーズ、墓守の偵察者
モンスター:トリシューラ エアベルン
魔法・罠:なし

(-@∀@)「僕のターン! ドロー!

(-@∀@)のドローカードはペンギン・ソルジャー

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%DA%A5%F...

(-@∀@)「こいつで凌ぐ! モンスターをセット、ターンエンド!」

( ・∀・)「ドロー! 手札から墓守の偵察者を召喚!」

( ・∀・)「エアベルンと墓守の偵察者を墓地に送り、アーカナイト・マジシャンを守備表示でシンクロ召喚!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%A2%A1%B...

( ・∀・)「アーカナイト・マジシャンの効果発動! 魔力カウンターを墓地に送り、そちらの裏守備モンスターを破壊します!」

(-@∀@)「ペンギン・ソルジャー。破壊だ」

( ・∀・)「バトル、トリシューラでダイレクトアタック!」

(-@∀@)LP1600→0「いやあ、参った。あそこからひっくり返されるなんてね、ハンデスは恐ろしいなあ」

( ・∀・)「ありがとうございました」

(-@∀@) LP0 手札0枚
モンスター:なし
魔法・罠:血の代償 伝説アトランティス

( ・∀・) LP3900 手札2枚 冥府の使者ゴーズ、王宮のお触れ
モンスター:トリシューラ アーカナイト・マジシャン
魔法・罠:伏せ1(月の書)



川 ゚ -゚) 「勝てたね」

( ・∀・)「どうにか。カードパワーに助けられました」

(*゚∀゚)「どうだ? 自分のデッキはいいだろうが」

( ・∀・)「ええ、新車買ってかっ飛ばした時なんかこういう気分になるんでしょうね」

( ><)「僕も早くちゃんとしたデッキ組まなきゃなんです!」

川 ゚ -゚) 「それにしても、君のそれ。エグいコントロールデッキだな。正直相手にしたくない」

( ・∀・)「前やってた時に帝デッキ使ってて――トリシューラを見た時それっぽいデッキにしようと思ったんですよ。帝と違ってコンボっぽくなってますけど」

(-@∀@)「あーゴホン」

 同好会の連中で話が盛り上がってる中、アサピー会長が咳払い。

(-@∀@)「僕は負けたけど、チームでは二勝一敗で僕らの勝ちだ」

(;><)「そういえば――忘れてたんです!」

(-@∀@)「というわけでつーさんにクー会長、今から大丈夫かな? 今日中に撮影したいんだけど」

川 ゚ -゚) 「うん、オーケーだ」

(*゚∀゚)「しょうがねえなあ。オレも負けちまったし」

川 ゚ -゚) 「じゃあ行こうか。みんなで」

(-@∀@)「え? 他の部員も?」

川 ゚ -゚) 「当然だ。何か問題があるのか?」

(-@∀@)「い、いや。どうぞみんなで来たまえ!」

( ・ω・)=つ≡(あーあ、遊戯王同好会の女の子と仲良くなる計画がおじゃんなんよ)

( ^^ω)(遊戯王をやってる女の子とはいえ、所詮俺たちには高嶺の花だったか)



 結論から言えば、つーとクー参加による動画撮影は失敗に終わった。
 
川 ゚ -゚) 「……アーマード・ウィングでダイレクトアタック」

(*゚∀゚)「はいはいバーストストリーム」

 遊戯王の動画ではアニメのようなハイテンションが必要になるのだが、最後まで二人のテンションが低かったこと。

( ・ω・)=つ≡「ぐはぁ!」

( ^^ω)「あばっしゃー!」

 そして、二人が楽しませるファンデッキではなく大会用のデッキを使っていたために相手にならなかったこと、これらが原因でとてもネットに載せられるものではない出来になってしまったのだ。

(-@∀@)「この二人はダメだ! 頼む、代わりに君たちが入ってくれ!」

( ・∀・)「お断りします」

( ><)「なんです!」

 結局、動画研究会による光のゲーム動画が世に出ることはなかった。

おまけ

( ・∀・)「デッキ紹介ー」

川 ゚ -゚) 「モララー君が作ろうと思ったデッキ、そのレシピを紹介するぞ」

( ・∀・)「まだ出来てないですけどね。とりあえず、これが完成品のデッキレシピ」

計 40枚

モンスター 20枚
ダーク・アームド・ドラゴン  冥府の使者ゴーズ  墓守の偵察者×3  X−セイバー エアベルン×2  召喚僧サモンプリースト  キラー・トマト×2  ジャンク・シンクロン  ニードル・ギルマン  クリッター  深海のディーヴァ×3  レスキューキャット  ライトロード・ハンター ライコウ×3

魔法 18枚
サイクロン  シンクロキャンセル ×3  闇の誘惑  簡易融合 ×3  強欲で謙虚な壺 ×3  月の書 ×2  大嵐  地砕き  貪欲な壺 ×3

罠 2枚
王宮のお触れ ×2

エクストラ 15枚
氷結界の龍 トリシューラ ×3  スクラップ・ドラゴン  スターダスト・ドラゴン  ブラック・ローズ・ドラゴン  X−セイバー ウルベルム  アーカナイト・マジシャン ×2  ゴヨウ・ガーディアン  氷結界の龍 ブリューナク  マジックテンペスター  A・O・J カタストル  カオス・ウィザード ×2

川 ゚ -゚) 「コンセプトは?」

( ・∀・)「トリシューラをぶん投げる、ひたすらぶん投げる!」

川 ゚ -゚) 「ずっとこのデッキでいくつもりか?」

(;・∀・)「多分、話の都合に合わせて入れ替えていくんじゃないんですかね?」

川 ゚ -゚) 「HAHAHAそこらへんは仕方ないね」

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