「DUELIST REVOLUTION−製作速報大学が遊戯王の世界で頂点を目指すようです」

 第二話「デッキビルド」

 モララーは大学の表校門に最も近い八号館棟の側にある薄暗い雑木林の中に来ていた。その中にある休憩所には、木製ベンチが等間隔で三つ設置されている。
 一番手前のベンチに座った。

( ・∀・)(合ってるよな、ここで)

 モララーは今日の朝方、電話でクーに遊戯王同好会への入部するとを伝えていた。
 それから相談をしてその結果、昨日別れた場所へと四時くらいに来るように言われたのだ。

川 ゚ -゚) 「おお、来ていたか。じゃあ行こうかモララー君」

 急に背後から話しかけられた。モララーは振り向きざまに挨拶をした後、

(;・∀・)「え? 行くって何処に?」

 とWhereを示さなかったクーに当然の疑問を投げかける。

川 ゚ -゚) 「もちろん、私たちの会が活動をするところだ。ついてきて」



 クーに徒歩で連れていかれたのは、大学から歩いて十分ほど先にある、こじんまりとしたカードショップであった。店の上部にかけられている白い看板にはオレンジ色の文字で「エクトプラズム」と書かれている。
 開けた道路に沿った形の店である。右隣には雀荘、左隣には中華料理屋があり、それに挟まれている形となっている。
 クーはアルミ製の横開きのドアを開けた。そのまま入っていくクーを追っていく形でモララーも店内に踏み入り、ドアを閉める。

川 ゚ -゚) 「こんちわー、相変わらず客いないね」

<_プー゚)フ「やあ、クーさんいらっしゃーい。新しい人誰か入った?」

 カウンターの奥に座っていた小柄な男がクーにそう応えた。見た目からすると、年齢は自分たちと同じくらいだろうか――気のいい若い兄ちゃんといった雰囲気がある。服装は私服に前掛けというラフなスタイルであった。

川 ゚ -゚) 「あぁ、二人だけだったけど。でも片方経験者で助かったよ。この子、モララー君って言うんだけど」

( ・∀・)「どうも、モララーです。店員の方ですか?」

<_プー゚)フ「よろしくー。店長のエクトプラズマンだよー」

( ・∀・)「一人でやってるんですか?」

<_プー゚)フ「うん、そう。前バイト雇ってたけどいなくても楽勝だから」

川 ゚ -゚) 「そん時のバイトが私だったんだけどな」

( ・∀・)「へー、先輩ここで働いてたんですかあ」

 モララー達がそんな話をしていると、つーとわかんないんですが店に入ってきた。

( ><)「こんちわー、なんです!」

(*゚∀゚)「よう、先来てたのか――あ、モララー君がいる。入ることにしたのか?」

( ・∀・)「はい。お世話になります」

(*゚∀゚)「いやいや、世話んなるのはこっちかもな。何せ、BF使ったクーに全勝するほどの実力だし」

(;・∀・)「そんな……運がよかっただけですよ」

川 ゚ -゚) 「…………」

川 ゚ -゚) 「デュエルにおいては運も実力のうちだ。じゃあ、つー。私は用事を思い出したので、後は頼むぞ」

(*゚∀゚)「あぁ? お前は何処いくんだよ」

川 ゚ -゚) 「ん? あぁ……すぐ戻るから。それじゃ」

 クーは一人で、店から出て行った。

(*゚∀゚)「……わっかりやすいなあ」

( ><)「会長さんは何処に行ったんです?」

(*゚∀゚)「多分、隣にアイス食いに行ったな」

( ・∀・)「隣って中華料理屋と雀荘でしたよね? アイスなんか置いてあるんですか。ていうか何で今?」

(*゚∀゚)「中華料理屋に置いてあるんだ、すっげえ美味い黒糖アイス。あいつはよくムカついたことがあるとそれを食いにいくんだ」

(*゚∀゚)「お前にデュエルで負けた悔しさを思い出したんだろうな。で、腹が立ってきたと。まったく、ポーカーフェイスのくせに行動はわかりやすいっつうか」

(;・∀・)「ハァ……」

(*゚∀゚)「ま、君が気にすることじゃない。さて、今日やるのは君らピカピカ一年生達のデッキ作りだ」

( ><)「あ、僕あんまりお金が……」

( ・∀・)「生活キツイの?」

( ><)「いや、この前五万円のGショックを買っちゃったんです。でも、これでモテモテ間違いなしなんです!」

 そう言って、わかんないんですは黒色のゴツいデジタル時計をモララーの眼前に見せつける。

(;・∀・)「うわあ、絶対勘違いだよそれー」

(#゚∀゚)「てめえ――そんなしょうもないもん買ってんじゃねえ!」

( ><)「グハァ!」

 わかんないんですは、つーから鉄拳制裁を受ける。

(*゚∀゚)「……こいつはいいとして、モララー君は金大丈夫か?」

( ・∀・)「休みにバイトしてたんで金は大丈夫です。高いデッキでも一つくらいなら大丈夫だと思います」

(*゚∀゚)「そっかあ。まあ、流行りのデッキはいろいろあるけど――今はBF、インフェルニティ、メタビあたりか。これからカード増えるとまたわかんないけどな」

( ・∀・)「一番強いカードって何ですか?」

(*゚∀゚)「え? ハハハ、何かすごい短絡的な質問だなあ。そうだな――とりあえずそっちのシングルコーナーでいろいろカード見てみたらどうだ?」

( ・∀・)「はい、そうします」

 そう言うと、モララーはカウンターにもなっているガラスケースの前に歩み寄り、そこで中腰になるとカードテキストを眺め始めた。

( ><)「僕はどうすればいいんですか? お金は二〇〇〇円くらいならあるんです!」

(*゚∀゚)「ああ、初心者ならやっぱりストラクからだな。店長、スターター2010ある?」

<_プー゚)フ「あるよー。すっごい売れ残ってるからどんどん買ってよ」

(*゚∀゚)「じゃあ二つくれ。デッキ内容はともかく、ジャンク・デストロイヤーは強いし買っても後々役に立つだろう」

<_プー゚)フ「あいよー。一個一〇五〇円だけどおまけして二個で二〇〇〇円にしておくね」

(;><)「どうもなんです!」

<_プー゚)フ「まいどー」

(*゚∀゚)「よし、じゃあ早速中身確認してみな。ルールブックも熟読しておけよ」

(;><)「はいなんです!」

(*゚∀゚)「モララー君はどうだ?」

( ・∀・)「ハァ――よさそうなカードは見つかったんですけど。こいつって強いですかね? 効果だけ見るとむちゃくちゃなんですが」

(*゚∀゚)「あ、どれだよ」

 モララーの隣でつーが中腰になり、隣からガラスケースを覗きこんだ。

( ・∀・)「これです、このシンクロモンスター。すっごい高いやつ」

 つーはモララーの指さした方を見て、どのカードのことを言っているのか理解したようだった。

《氷結界(ひょうけっかい)の龍(りゅう) トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》
シンクロ・効果モンスター
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手の手札・フィールド上・墓地のカードを
それぞれ1枚までゲームから除外する事ができる。

(*゚∀゚)「トリシューラね。うん、強いよ」

(;・∀・)「でも……」

(*゚∀゚)「たっけぇよなー、四〇〇〇円は。言っとくけど高いのはこの店がボッタクリなんじゃないからな。妥当な値段だと思うぜ。安いくらいだ」

(;・∀・)「何でこんなにするんですか? ゲーム付属の奴?」

(*゚∀゚)「うんや、デュエルターミナル……って知らねえか。ムシキングみたいなやつがあって、それで出てくるやつ」

( ・∀・)「今ってそんなのがあるんですか!」

(*゚∀゚)「あぁ。そんで、こいつはその中のウルトラレア。素材の種類が指定されてない汎用シンクロだから入るデッキは多いし、効果も強力――と来たら」

(*゚∀゚)「そうだなあ。お前の言う、一番強いカード。これもその中の一つっていやあ、そんな感じもするな」

( ・∀・)「え!」

(*゚∀゚)「ただし、こいつはシンクロ。ただ入れるだけじゃダメだ。出してやるためのギミックが必要になる。素材になるモンスターをバランスよくデッキに投入し、それを如何に場に揃えるか――なんて知識が必要になる」

( ・∀・)「なるほど――決めました。オレ、これ買います! 店長、トリシューラ三枚ください!」

<_プー゚)フ「あいよー。キリがいいから三枚セット一万円でいいよ」

( ・∀・)「いいんですか? ありがとうございます!」

(*゚∀゚)「安 す ぎ る。店長そんなことばっかやってるから儲からねえんだよ……こっちは助かるけどな」

<_プー゚)フ「まあ収入源は他にもあるし、余裕余裕」

 モララーは財布から一万円札を取り出し、店長に手渡した。そしてケースから取り出した三枚のトリシューラを、店長の方から手渡される。

( ・∀・)(よし、こいつを使ってオレだけのデッキを組み上げるぞ!)

 その様子を見てつーは思う。

(*゚∀゚)(しかし、メインからじゃなくてエクストラのカードからまず買うって奴も珍しいよな。制限や禁止になっても泣くなよ――本当)

 勢い余って購入したもの、モララーの心境は複雑だった。

(;・∀・)(ハッ! 三枚で一万って――デッキ組むのに、一体いくらかかるんだろうか……)

( ><)「あ、つーさん。デッキが出来たんです。デュエルして欲しいんです!」

 さっきまでスターターデッキを見ていたわかんないんですが、いきなり後ろから話しかけてきた。

(*゚∀゚)「あぁ? 別にいいけどよ――まともにやりあえると思うのか?」

( ><)「初めて自分のデッキが出来て嬉しいんです! 早速デュエルしたいんです」

(*゚∀゚)「あぁ、わかったわかった。泣きを見てもしんねえからな」

 つーはデュエルスペースの卓についた。

(*゚∀゚)「絶対、ボコボコになると思うけどな。買ってそのままのスターターじゃ」

( ><)「カードは拾った」

(#゚∀゚)「さっき買ってたじゃねえか。いくぞ!」

( ><)「一度言ってみたかったんです! デュエル!」




(*゚∀゚)「レダメでダイレクトアタック!」

(;><)LP2400→0「うぅ……新デッキでの初デュエル、1回もダメージを与えられなかったんです」

 デュエルはやはり、きちんとデッキを組んだつーの圧勝であった。

(*゚∀゚)「だから言ったろ。そのデッキならとりあえずクイック・シンクロンを入れるとか――」

 その時、クーが店へと戻ってきた。

川 ゚ -゚) 「ただー。用事終わったよ」

(*゚∀゚)「よう、今日はアイス何個食った?」

川 ゚ -゚) 「……で、モララー君とわかんないんです君はデッキどうした?」

 クーはつーを無視し、二人に問いかけた。

( ><)「僕はデッキを買ったんです!」

川 ゚ -゚) 「やっぱりストラクからか、帝? マシンナーズ?」

( ><)「ジャンク・デストロイヤーデッキです!」

川 ゚ -゚) 「ジャンク……あぁ、スターターか。いいんじゃないか。で、モララー君は?」
 
( ・∀・)「氷結界の龍 トリシューラってカードを三枚買いました」

川;゚ -゚) 「いきなり高額シンクロか、本気だねえ」

( ・∀・)「一刻も早く、大会でも通用しそうなデッキを組みたいんで」

川 ゚ -゚) 「そうか――普通に使うなら一枚か二枚でよかったかもしれないが、まあいいだろう」

(;・∀・)(え? 二枚で充分だったの……)

川 ゚ -゚) 「で、モララー君はそいつを使ってどんなデッキを組む気?」

( ・∀・)「いや、まだ決めてないんですけど」

川 ゚ -゚) 「じゃあ、とりあえず今の環境の主流デッキなんかを二人にレクチャーしようかな」



 会長とつーからの講義は夜の八時まで続いた。

川 ゚ -゚) 「あとはメタビに強いハイビート系が稀にいる。と、こんなところかな」

( ・∀・)「ハァ、ありがとうございました。割と環境に食い込むデッキコンセプトは多いですよね」

川 ゚ -゚) 「まあねえ。同じパワーデッキ一辺倒の昔に比べたらよくなってきてるとは思うよ」

(*゚∀゚)「俺はその中をドラゴンで勝ち上がって見せる! のが目標」

( ><)「僕も早く強いデッキが組みたいんです!」

(*゚∀゚)「そのためにはカードを揃えないとな」

( ・∀・)「それにしても、お腹空きましたね」

川 ゚ -゚) 「じゃあ君ら一年生の新勧ってことで飲みに行こうか」

(*゚∀゚)「オレはまだ十九だけどな。普通に酒飲むけど」

川 ゚ -゚) 「私はもう誕生日すぎて二十歳。あ、君ら一年生は無理しなくていいから。無理に飲ませる文化はうちにはないよ」

( ・∀・)「オレは、どうかな――やっぱり飲む方は遠慮しときます」

( ><)「僕は大丈夫なんです! どんと来いなんです!」

(*゚∀゚)「お前は金な――いいや、オレが一年生の分奢ってやるか」

(;・∀・)「うわあ、ありがとうございます」

( ><)「ありがとうなんです! じゃあ早く行こうなんです!」



 新勧と銘打った飲み会は終わり――モララーは居酒屋の入り口でクー、つーと別れて帰路につく。ただし、人一人を抱えながらである。
 モララーはわかんないんですの肩をかついで、街灯が照らす夜道を歩いていた。

(;><)「グボェ……すまないんです、モララー君。むっちゃフラフラするんです……」

(;・∀・)「あぁ、もういいよ。で、お前の家近いんだっけ?」

(;><)「ここを曲がって欲しいんです」

(;・∀・)「あ、はいはい」



 そして、モララーが辿り着いたのは――

(;・∀・)「オレんちじゃん。同じアパートだったんだ……」

(;><)「全然気付かなかったんです。こういうこともあるなんてです」

( ・∀・)「とりあえず、便利といえば便利だね。これからもよろしくな」

(;><)「はいなんです。お互い、早く強いデッキを組めるといいねなんです!」

( ・∀・)「そうだな。オレはいいけど、君は早く金銭面をどうにかしなよ」

(;><)「わ、わかったんです」

( ・∀・)「じゃあなー」

 わかんないんですの部屋は一階、モララーの部屋は二回の角部屋にある。モララーはわかんないんですと別れ、我が家に戻った。



 間取りは1K、家賃は月に三万二〇〇〇円のアパートの一室――室内のリビングには引越し品である、中身の詰まったダンボールがまだいくつか残っている。
 そんな中で、モララーはテーブルの上にあるノートパソコンでインターネットをしていた。開いてるサイトは「遊戯王デュエルCGI−ミラクル・フリッパー」というネット上で遊戯王の対戦が出来るサイトである。
 今日、こういうサイトがあることをクーから教えて貰っていたのだ。

( ・∀・)「よし、とりあえずデッキは出来た! ネット対戦はオレみたいにカードがなくても出来るのと、いろんな対戦相手がいるところがいいよなあ」

( ・∀・)「家でも鍛えておかないと。今、カードのないオレにとって一刻も早くデッキを作り上げるためにはこの方法が一番だ!」

 モララーは、画面に表示されている「入室」と書かれているところをクリックした。ハンドルネームはかっこよく「大天使モララエル」にした。
 一回リロードしたところで、/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉という名前の対戦相手が入ってきた。デュエルが開始される。

大天使モララエル「汝、我の裁きを受け永遠に光と影の狭間を彷徨うがいい…!」
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「俺と恐竜さんの進化は、誰にも止められないザウルス!」

大天使モララエル& /ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉『デュエル!!』

(;・∀・)「何だこの変な名前――あ、よく見たらこれゴンさんのAAか。とりあえず挨拶してっと」

 モララーは「よろしくお願いしす」と挨拶を下の枠のメッセージ送信欄で入力する。相手からも「This way.」と挨拶が返ってくる。こっちはどうやら後攻になったようだ。
 デュエル画面にはデッキ枚数、墓地枚数などが記されている。
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「俺のターン!ドロー!」

(スタンバイフェイズ→メインフェイズ1)
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「現れろ、ガーディアン・エアトス」 /ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「現れろ、ガーディアン・エアトス」

(;・∀・)「は? 何このガーディアン・エアトスって。2500がいきなり二体特殊召喚されたんだけど。デメリットモンスター?」

 モララーはガーディアン・エアトスの効果を、クリックして確認する。

ガーディアン・エアトス ★★★★★★★★ 風

【天使族・効果】
自分の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。このカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事で、相手の墓地に存在するモンスターを3体まで選択し、ゲームから除外する。この効果でゲームから除外したモンスター1体につき、エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は500ポイントアップする。

ATK/2500 DEF/2000

( ・∀・)「墓地にモンスターがいない時に特殊召喚出来るのかー。初手に二枚あるなんてついてるなあ。でも使いにくくないか?」
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「永続魔法『次元の裂け目』!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BC%A1%B8%B...

( ・∀・)「あぁ、裂け目でデメリット回避するのか。このエアトスって今の主要カードなのかな?」
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「カードをセット!」

 相手はさらにカードを三枚セットした。いきなり全ての手札を使い切った形になる。

(;・∀・)「うわ、残り全伏せか。怖いなあ」

---エンドフェイズ-------
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「ターンエンド!」

大天使モララエル「我がターン…」

( ・∀・)「だけど負けないぞ。場に置かれてるってことは除去しやすいってことだ」

 モララーは「ドロー」と書かれたところをクリックする。

大天使モララエル「ドロー…
(クリッターか…)」

(スタンバイフェイズ→メインフェイズ1)

( ・∀・) 手札:月の書、ジャンク・シンクロン、ダーク・アームド・ドラゴン、簡易融合、キラー・トマト、クリッター

(;・∀・)「裂け目ェ……だが、今の手札でどうにかする! ここはアレを呼び出すしかないな」

大天使モララエル「魔法カード『簡易融合』!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%B4%CA%B0%D...

ライフを1000ポイント払い…

大天使モララエル「現れよ…カオス・ウィザード」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%AB%A5%A...

大天使モララエル「現れよ…ジャンク・シンクロン」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%B8%A5%E...

( ・∀・)「これが通れば勝てる!」

大天使モララエル「レベル4、カオス・ウィザードに
レベル3、ジャンク・シンクロンをチューニング!」
アキ「冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の華よ、開け!
シンクロ召喚!現れよ、ブラック・ローズ・ドラゴン!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%D6%A5%E...

 少し相手にチェーンの間があって、

ブラック・ローズ・ドラゴンの効果を使用する?

する  やめる

 と表示された。

( ・∀・)「する!」

大天使モララエル「誘発効果(フィールド) 『ブラック・ローズ・ドラゴン』!」

ライフを1000ポイント払い…
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「永続罠『スキルドレイン』!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%B9%A5%A...

( ・∀・)「スキルドレイン……! そいつなら!」

大天使モララエル「速攻魔法『月の書』!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%B7%EE%A4%C...

 モララーはブラック・ローズ・ドラゴンに対して月の書を発動するが、

ライフを半分払い…

/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「カウンター罠『神の宣告』!」

 無惨にも伏せはカウンター。

(;・∀・)「ですよねー」

---エンドフェイズ------- 大天使モララエル「我はターンを終了する…。」
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「俺のターン! ドロー!」

(スタンバイフェイズ→メインフェイズ1)
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「現れろ、神獣王バルバロス!」

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%BF%C0%BD%C...

(;・∀・)「スキドレバルバ……」

(メインフェイズ1→バトルフェイズ)
-----バトル!--------- 「ガーディアン・エアトスで攻撃!」
ブラックローズ・ドラゴンを撃破!!

「ガーディアン・エアトスのダイレクト・アタック!」
大天使モララエルに2500の戦闘ダメージ!

「神獣王バルバロスのダイレクト・アタック!」
大天使モララエルに3000の戦闘ダメージ!

---エンドフェイズ-------
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「ターンエンド!」

大天使モララエル「ドロー…
(ライトロード・ハンター ライコウか…)」

(スタンバイフェイズ→メインフェイズ1)

(;・∀・)「終わった」

---エンドフェイズ------- 大天使モララエル「我はターンを終了する…。」
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「俺のターン! ドロー!」

(スタンバイフェイズ→メインフェイズ1)
-----バトル!--------- 「ガーディアン・エアトスのダイレクト・アタック!」
大天使モララエルに2500の戦闘ダメージ!

礒野「デュエル終了!勝者、/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉!」

大天使モララエル「たとえ我を倒そうと、我は真実の闇でこの世界に再び蘇る…!」
/ヘヾ f'て::)`::::::r''て:カ /ヘ 〉「俺と恐竜さんの進化は青天井!誰にも止められないザウルス!」

(;・∀・)「うぅ……ボロ負けだ。やはりそうそう上手くいかないか。でも、デッキを完成させるまでやってやるぞ!」

 モララーは「ありがとうございます」のメッセージを送信して、デュエル場を後にした
 相手の最後の挨拶も「This way.」だった。もしかしたら外国人なのかもしれない。



川 ゚ -゚) 「モララー君、これで昨日のリベンジは果たしたぞ」

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